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2010.06.30

【ラグビー】 泣き虫コーチとクラブのゴタゴタ

アルゼンチン代表のコンサルタントを務めていたガルティエが、テストマッチのフランス戦を最後にプーマたちに別れを告げた。
この試合、プーマス側ベンチにはガルティエ、フランス側ベンチにはケサダさんと奇妙な倒錯があったりしたのですが、試合後のロッカールームで、マリオ・レデスマのお別れの言葉にガルティエはまたも、泣いたらしい。

思い起こせば03年ワールドカップ。敗退の会見でのガルティエの涙に、あたくし感動したついでに思わず惚れたものなんですが…思いのほか涙もろい人だということは分かった。

今後はモンペリエのコーチ…なんだけど、そのモンペリエが現在もめていて、ガルティエを引っ張った会長のペレズが先日辞任した。
これ、ちょっと読んだだけじゃ背景がよく分からないなぁ。単純に財政の問題じゃなくて、都市圏・地域圏と県の間の政争にかかわっているのかもしれない。
モンペリエ都市圏とラングドック=ルシヨン地域圏のプレジダン、George Frêcheとペレズはもう何ヶ月も戦闘状態で、Frêcheは都市圏と地域圏からの補助金打ち切りをちらつかせて、ペレズに圧力をかけたらしい。どうもペレズの奥さんの父がFrêcheの政敵とか…なんとか。

上層部の動揺にもかかわらず、ガルティエは予定通り来季モンペリエを指揮するだろう、とペレズは言っている。

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【ラグビー、自転車、サッカー】 09-10画像いろいろ

こう暑いとガイコク語を読むのもめんどくさいのでして、こんな時にはルプリーズでトレーニングに励む半裸の皆さんの画像でも探しにいこうではないかと思いたち、まずブリーヴ方面を見てみたんだけれど、半裸なのはプロップだけでした。私はOKだけど。


レキップ・マガジンの、今季の面白画像みたいな特集。でも毛ガニの選手が落車でお尻がすりむけてるのなんか面白がってちゃダメよレキップ。
…で、コレ。毎度パリジャンの奉仕精神には頭が下がるね。

Sfclermont0910

洒落の分かる男。

Cancellara0910

なんのスポーツ?

Manteygattuso


"ついに!フランスはペナルティエリアのキツネを見つけた"だって。ゴール嗅覚に優れた抜け目ない点取り屋のことですね。
「キツネじゃないもん!ママどこー」

Chat0910_2


こちらはワールドカップのサポーター特集。
なかなかいいセンスだと思うけどゲイ3人組にしか見えない。

Sup1

これは美人サポーター特集。いずれあやめかかきつばた、なのでURLを。

http://www.lequipemag.fr/EquipeMag/En_Images/PORTFOLIO_folles-de-foot.html

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【フランス闘牛】 アルヘシラスとブルゴス

「最も重要なのは、トレロであることは何よりもまず生きることに相対する姿勢の問題なのだということを、トレロに理解させることだ。トレロは彼らが生きるように闘牛をする」

マシアスのアポデラート、アントニオ・コルバチョの言葉。


セバスティアンは復帰後好調で、26日アルヘシラス(南端なんだなあ…)で耳を2枚、27日にブルゴスで耳を3枚取ってグランド・ポルトした。
アルヘシラスではフリ、ペレラと3人そろって肩車で退場。こういう日はよかったなあと思う。ペレラはこの日ヌニェス・デル・クビジョの牛をインドゥルトしたそうだけれど、昨日はブルゴスでひどくコルナーダされたみたいだ…

2010626algeciras

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マチュイくん…

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2010.06.28

【ラグビー、サッカー】 丸・楕円代表、悪夢の夏

(暑さと寝不足でボーッとしております。誤訳後申告…)


【罰ゲームツアー終了】

大猫×ニワトリ 41-13

(;´Д`) オツカレサマデシタ・・・
なんだってこんな時にフランスのパンツは白なんだ、というのはさておくとしても、リーグの決勝フェイズ出場チームが南半球罰ゲーム3連戦とか不条理すぐる。太郎は勝ち組。
唯一スタッド・フランセにとっては、フランスではほぼ無名な新加入のグルチャガ君のパフォーマンスがめざましかったようで、まもなくチームメイトとなる師匠が絶賛してました。


【Pour l’amour du maillot Bleu】

サッカーフランス代表のことはよく分からないけれど、これでやっと体制が変わるだろうということで、むしろせいせいした気分の人も多いんじゃないのかな。大将がアレなのは今に始まったことじゃないとしても、見たところ、チームを束ねられそうな選手もいなかった。

まあ予選プレーオフでああいう勝ち方をして、もしワールドカップでモチベーション全開だったら、それもまた微妙な感じだったろうと思う。頭では分かっていても、ハートの方が。
あのアンリのハンドはフランス国内でもけっこう批判されたんだけど、あれは誰も幸せにしない、不幸な誤審だったな…

                        Laceg_2

シャバルが自分のサイトで、今回のサッカー代表のワールドカップにからめて"マイヨ愛"の話をした。l'amour du maillot、わりとよく使われる言葉で、"忠誠"ではなく"愛"。
スポーツには犯すべからざる価値があり、マイヨを愛することは最も大事なことだ、とシャバルは言う。以下おおざっぱにまとめると、

マイヨは単なる色以上のもの、ヒストリーだと。同時にマイヨは一切見返りを期待せず陰で働いている人たちや、多くの犠牲をはらってチームを応援するサポーターでもある。そして、アイドルたちのプレーを目を輝かせて追う子供たちでもある。自分は週末ごとに袖を通すマイヨを誇りに思っている。

そしてクラブへの献身、犠牲と努力は代表からの電話で報われる。シャバルにとっては、初招集も55キャップ目の最新の招集も、喜びとモチベーションは変わらない。
代表の青いマイヨには、他とは違う重みや象徴性がある。母国の色を代表するために、そのスポーツのエリートの中から選ばれた者なんだと。

クラブとは違う代表のシステムになかなか対応できないこともあるかもしれないけれど、それは決して、あのマイヨのために全力を尽くして戦わない理由にはならないだろう。
「子供の頃には、スポーツは遊びでしかない。大人になっても守らなければいけないのは、この子供のメンタリティだ。南アフリカで、もう一方のレ・ブルーはそれを忘れていたんじゃないのかな…」
遊技の精神ですかナ。フランスのスポーツでしばしば聞くこと…


シャバルはこの記事の最初に、昨年のシックスネイションズ、ウェールズ戦の国歌斉唱の画像を使った(足の骨折以来久々に代表復帰したマルコネが大泣きした時)。そして最後に、07年ワールドカップ、オールブラックス戦の"歴史的"動画を載せた。
あのハカに近づいてメンチをきったやつね。テストマッチの結果の後では、ちょっと微妙な感じになっちゃったけど。

個人的にはこの動画の場面を見られただけでも、あのワールドカップはよかった。私にとってはスポーツは単なる勝敗の結果じゃなくて、ある精神性の達成。

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【フランス闘牛】 ブルゴス

DOS OREJAS para Castella. Faena ganas y temple a un toro noble.

よかった寝よう。

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考えてみればあそこはロマン主義の国だった

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ローエングリン

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【サッカー】 W杯独英戦チラ見中

ワグナーのCDでもかけようか…

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2010.06.25

【音楽】 雨雲の切れ間に

Indigo Girls - Closer to Fine (YouTube)

温度と湿度が上がってくるにつれ、アメリカ南部の音が聴きたくなってきますね。このインディゴ・ガールズもブラック・クロウズと同じアトランタの女性デュオだけれど、これは梅雨の晴れ間のこんな日に。

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【フランス闘牛、メキシコ闘牛】 イストルとアリカンテ

Itwcastellaイストルのフェリアの前、ホテルのスィートで。
衣装を着る直前なのでこんな格好。


それが優れた批評であるなら、読むことは闘牛を観ることの可能性を広げてくれるけれど、私はニワカなりに、自分が感じたことを自分で考えたいと思ってる。スペイン人とは感覚も違い、視点も周縁的だ。
セバスティアンの闘牛について、スペインの闘牛ジャーナリストの評価がよく分からないという話だけれど、賛否両論の評価は、彼らしいといえば彼らしいのかな。でも1つ分かった気がするのは、ジャーナリストが彼の闘牛を誉めないとき、彼らがフィグラに求めているのは"牛を支配すること"だ、ということ。
ああ、そういうことなら…。私が闘牛で見たいのは、必ずしもそういうものじゃないかもしれない。

あるジャーナリストは最近の闘牛で、セバスティアンが牛との距離を近づけようとして、必要なスペースを牛に与えなかったことに批判的だった(私のプアな読解力ではそう読めた)。でもその批評では、どうして彼が牛との距離をつめたのかは分からなかった。
私が知りたいのはむしろ闘牛の息づかい、トレロが一瞬一瞬でなぜその選択をしたか。怪我の影響なのか、状況上やむをえなかったのか、それとも、あえてそうしたのか…だとしたら何故?いずれにせよセバスティアンは、すべてを語るのは闘牛場でだと考えている。


セバスティアンは2週間の休養からイストルのフェリアで復帰して、18日に耳2枚、19日にエスパルタコとのマノ・ア・マノで耳を4枚。イストルの町には彼のペーニャがあって、彼は闘牛ファンから敬愛されている。そのイストルで、これは昇級10周年を祝うフェリア。
地方のごく小さい闘牛場で、牛もラス・ベンタスに来るような牛とは違うけれど、セバスティアンはまず自分が楽しみ、アフィシオナードを楽しませるために闘牛をしているようだった。普段大きい闘牛場ではやらないような派手めのカポーテの技…ちょっとフェスティバルの闘牛みたいな。
それでもマノ・ア・マノの6頭目、アルバレアルの牛は荒々しい牛で、イストルの観客は彼の持てるタレントのすべてを観ることができたみたいだ。

それから22日はアリカンテで耳を1枚と1枚(牛ハンディージャ)、昨日はバダホスで耳を2枚(牛サルドゥエンド)。復帰後はすべての闘牛場で大門を開けている。

                        Laceg_2

アリカンテのフェリアでアルトゥロ・マシアスが、たぶん彼が欧州に来てから最高の闘牛をして、バルデフレスノの牛の耳を1枚切ったらしい。
彼はサン・イシドロの時にアポデラードのアントニオ・コルバチョに牛を捧げたけれど、最近のインタビューでコルバチョとの関係について答えてる。

コルバチョとは10年前、彼が18歳の時に出会って、キャリアにおいても人生においても大きな支えとなる存在だという。コルバチョはマシアスの最初のマスターの1人で、彼に闘牛のコンセプトを教え込み、それによって彼は自分がかくありたいという闘牛士像を描くことができた。
それからコルバチョはホセ・トマスのアポデラードを始め、何年かが過ぎて運命はまた彼らを結びつけた。マシアスにとってはオリジンに回帰するようなもの。自分とコルバチョはアミーゴで、それが一番大事。一度もコンタクトを欠かしたことはなかったよ…

メキシコのアフィシオナードについても。彼らはパッションとアモール。とにかく情熱的で、トレロにたくさんのものを求め、トレロが要求を満たすとまた恋に落ちる…メキシコではトレロは自分自身を捧げなければならない、というような話。

Maciasnimes

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【ラグビー】 一番重かった人

まあ確かに、どことなく幸薄そうな感じの人ではあるんだけど…

月曜の夜以来ガストロの症状で、やつれきったスクレラが結局土曜のプーマス戦を棄権です。どこまでツキのない人なのだろう。(ウンのツキなんてくだらないことは言いませんよ私は)
スクレラに代わるのはメルモズ。もらいゲロ体質の私には、むしろ中継がなくてよかった、と思うような一戦になるかもしれない。もしスクラムが押せなかったなどと批判するジャーナリストがいたら、人でなしと思っていい。ごめんねプーマス。

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2010.06.24

【ラグビー】 モウマンタイ

思い起こせば昨年のちょうど今頃、バーバリアンズのアルゼンチン遠征でフランスの何人かが新型インフルをもらってきて、大騒ぎになったのでした。
うち1人は、週末のプーマス戦のベンチに入っているランボレイ。今年はガストロは大丈夫だったんでしょうかね。

そのガストロの話をすれば、オートリバース状態の7選手は次の日にはさくっとトレーニングに復帰したようなんだけど、日本人の衛生観念からすれば、それで感染の方は大丈夫なの、という気はしていた。
日曜には名物アサードを楽しみ(…牛のような別腹)、そして水曜。プーマス戦でスタメン予定のボネールが発熱し、ガストロの症状を示したのでした。
しかしボネールはそんなキビシイ腹具合にもかかわらず筋トレをこなし、試合出場は問題なさそうだという。なんなのあんたたち。


同じ水曜、ベンチ予定のルージュリーが急遽帰国した。といってももう下腹に力が入らないとか、ロッカールームでもめて追放になった、なんて話じゃあない、もちろん。奥様が出産するのだそうです。それは帰らないとね。
ルージュリーにはポワトルノーが代わります。

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2010.06.23

【ラグビー】 プーマス戦スタメン

Porical ; Clerc, Mazars, Fritz, Malzieu ; (o) Trinh-Duc, (m) Parra ; Bonnaire, Picamoles, Dusautoir (cap) ; Nallet, Papé ; Mas, Szarzewski, Barcella.

Remplaçants : Guirado, Poux, Pierre, Lamboley, Yachvili, Skrela, Rougerie.


ボクス戦から変更は7つ。ポワトルノー、マルティ、メルモズ、ルージュリー、ミロ=シュルスキ、ドミンゴがスタメンを外れた。3列ローレは肩の負傷で棄権。リエヴルモンはローレのプレーをとても気に入って、発表のぎりぎりまで彼を使いたかったらしい。
怪我人を除けば、全員がリーグのセミファイナリストです。リエヴルモンは彼らを外した理由にシーズンの疲労を挙げ、よりフレッシュな選手を優先しました。

彼らに代わって、金曜のアルゼンチンA戦(37-14でフランスが勝った)でスタッフを納得させた選手たちがスタメン入り。
FBにはポリカル。アルゼンチンAとの試合は結局アミカル扱いでキャップとはみなされないらしく、これが代表初キャップになります。ヌタマックは彼のディフェンスやハイボールの処理の正確さ、キック力を評価してます。

センターはフリッツとマザールのコンビ。バスタローの棄権で追加招集されたマザールですが、金曜の試合のパフォーマンスがよかったらしい。いくつかの決定的なパスと、鮮やかな突破。

ウィングにはマルジュー。3列はローレの棄権でピカモールが№8、ボネールがフランカーの位置に戻ります。2列にはパペ、1列にはバルセラ。

一方で、スタッフはいくつかのチームの基盤を保つことにしました。特にパラ-トラン=デュックのハーフ団。


【あー、出すもの出したらハラへったなー】

アルゼンチンといえば肉。焼き肉を囲んだ交流は、かの国の社会の根幹といっていいでしょう。日曜の休養日、フランス代表はケサダさんの古巣インドゥ・クラブでアサードに参加した。牛1頭分だろうね。
アルゼンチンに来たらこれでしょう。でもあの、ガストロの方はもうよろしかったんで…

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2010.06.21

【ラグビー】 What's The Plaqueur-Plaqué, Lawrence ?

テストマッチ1戦目
南アフリカ 42-17 フランス

(ノ∀`) アチャー

開始直後にカウンターからトライをくらって(よくある負けパターンだ…)、15分間ですでに17-0。あまりにもミス多すぎ、ボールを失いすぎ。

今季のシックスネイションズでフランスのグランドスラムを支えたのは、何といってもles grosことFWたち。が、この試合で、彼らはついにボクスに勝てなかったのでした。
フランスのラインアウトは11投げて通ったのは5。ジャンパーのアリノルドキの不在を挙げるジャーナリストもいるけれど、ボネールもその道ではスペシャリストのはずなんだがなぁ。しかしラインアウトに関しては、師匠のファンタジーなんてのはまあ、想定範囲内です。

それでも最も対抗できていたセクターは、スクラムだったかもしれない。FWたちは前半終了直前に、ボクスのゴールライン手前でスクラム勝負を挑みさえしました。この時、TVの前で試合を見守っていたシャバルは、Twitterにこうツィートしていた。
「ノン、スクラムを続けなきゃいけなかったんだ。このスクラムで連中をボコボコにしなきゃいけない。そうすれば試合の続きはまったく違ったかもしれないのに」

しかし試合後のフランス代表のコメントは、それほど悲観的じゃない。がっかりはしているけれど、落ち込んではいない、と。パラはポジティブな点として、フランスはシックスネイションズの時よりプレーをした、と言っている。
「我々にはいいチームがあり、まだトレーニングの必要がある」(デュソトワール談)

                        Laceg_2

いかに秋に世界王者ボクスに快勝し、シックスネイションズでグランドスラムを勝ち取ったといっても、南アフリカに出発する前のリエヴルモンのコメントは余裕とはほど遠かった。むしろ不安を隠せない様子といってよかった。選手の疲労、コンバット、そしてルール…
「惨敗を予告するつもりはないが、我々はシーズンのこの時期が非常に難しいことはよく知っている。シーズン中のパーレン(丸カッコ)だ。誰もこのテストマッチでは判断されないだろう」

そして試合後。

「試合は15分でかたがついた。すべてがネガティブだったわけではない。興味深いこともあったが、南アフリカがその堅固さで知られているとき、彼らには我々を封じ、我々のミスをことごとく利用するなどたやすいことだった。本音を言えば、観客席から見ていて、私はラックでのレフェリーの解釈もまだ理解できない。ダブルスタンダードだったような気がする」
(リエヴルモン談)

「40ポイント取られたのはすごいフランストレーションだ。僕達は新ルールに適応しようと努力したけど、うまくいかなかった」
(パラ談)

「ラックのレフェリングがまったく分からん。俺たちに厳しいな、このレフェリーは」
(シャバル、Twitterで)

「もうラグビーが分からない。時々、北半球のルールで裁かれていたような気がする」
(デュソトワール談)


このルールの新解釈というのは、plaqueur-plaqué…タックラーとボールキャリアー、15条に関するルールの解釈を指しているんだと思います。私ルールはよく分からないので、以下誤認があったらスミマセン。
上に挙げたように、フランス代表の何人かがローレンス主審の玉虫色のレフェリングに言及する一方、フランスの元インターナショナルレフェリーで、代表にアドバイスもしているジョエル・ジュッジ氏の意見はまた違います。

ジュッジ氏によれば、ルールの新解釈はフランスの直接の敗因ではない。南アフリカがボールを奪取して当たり前なターンオーバーがあった。全体的には、ローレンス主審のレフェリングはショックではない。
しかし個別には、ジュッジ氏は試合の終盤に、明らかにボクス側に新解釈が適用されなかった場面をいくつか例を挙げて説明しています。たとえば67分、ボクスの16番ラレペレは罰せられなければならないはずだった。59分、79分にもぎりぎりの状況があった。
しかし、フランスが大量失点した最初の30分間にかぎって見るならば、ラックのレフェリングに関して言うべきことは何もない。

ローレンス主審が2、3回繰り返してレフェリングに一貫性を欠いたのは、旧ルールについてだった…とジュッジ氏は指摘します。
たとえば75分、ヤシュヴィリのカードの直前にルージュリーが受けたペナルティ。これ自体は当然。しかしその後、南アフリカ側にも同じシチュエーションがあったけれど、レフェリーは笛を吹かなかった。


ジュッジ氏はむしろ、ローレンス氏はスクラムでフランスに厳しかったと見ている。特に後半入ったプクスに対して。
47分にスクラムでペナルティを受けたプクスが不満そうだったのは、もっともなことだった。映像がそれを証明している。崩したのはプクスではなく、苦しんでいたのは明らかにボクスの対面…。試合中何度もそういう場面があった、とジュッジ氏。

スクラムはフランスが強いセクターであることはよく知られています。そして、フランスがスクラムで調子のいいときには、ラックもいい。反対に、スクラムが押せないときはラックでもなかなか存在感を示せない。
それは心理面の問題だ、とジュッジ氏は言います。フランスにとってスクラムはとても重要なベース。でも10連勝するのにスクラムは十分ではないことをフランスは自覚している。フランスは"文化的に"連勝ができない…

                        Laceg_2

「彼らは罰を恐れている。というのは、求められていることが正確に分からないから」、とジュッジ氏は言う。
私はどうも、フランスは試合の前から、南半球のルールの解釈の違いに少しナーバスになりすぎていたんじゃないかという気がします。出発前のリエヴルモンの会見はまさにそんな感じだった。そしてレフェリングによる混乱から立ち直ることができない。
前半にも、ボクスのオフサイドっぽい場面が見逃されている。しかし1年後のワールドカップは、その種の試合ばかり。思い起こせば07年のワールドカップの初戦で、フランスはオフサイドを取らないレフェリングに完全に調子を失った…

「問題がリズムの違いから生じたとは思わない。それはよりメンタルの問題だ」、とデュソトワール。
それはフランスラグビーの特徴的な側面かもしれません。感情…セバスティアンの言い方を借りれば、ロマン主義なのです。そして、そこはフランスラグビーのほとんど致命的な欠点であると同時に、最も魅力的な部分でもあるように思う。マシンや超人ではなく、確かに人間がプレーしていると感じる。

「フランスの選手たちはとてもフィジカルで情熱的だ。彼らは試合の前には、本当に夢中になる。俺たちは彼らがやる気満々でロッカールームから出てくると分かってる。ほとんど気がふれたみたいに…」
(ボクスLOマットフィールド談)

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2010.06.20

【ラグビー】 ポリカル200%

濃い!カタランは濃いよ!

Porical

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【音楽】 ロックと兄弟 (The Black Crowes)

The Black Crowes- Remedy (YouTube)


そうそう、セバスティアンの顔のパターンはどこかで見たことあると思ったら、ここの弟と同じ系統なんだね。

スポーツの世界では仲の良い兄弟選手のエピソードを耳にすることも多いですが、音楽の方ではそういう例はあまり聞かない。むしろ殴り合いとか。
それでもたとえばオアシスのギャラガー兄弟などには、(主にまゆげのへんに)それなりに血の濃ゆさを感じたりもするんだけど、ロビンソン家のクリス兄(vo)とリッチ弟(g)は顔も似てない。しかも全然似てないのにどっちもハイレベルの美男、というオドロキの兄弟でございました。

92年のアルバム"The Southern Harmony and Musical Companion"からの曲。クラシック・ロックの二番煎じみたいな評価だったと思うし、まあそうなんだけど、聴けばちゃんと時代を通過している音だった。
私は"My Morning Song"あたりが気に入ってたかな、当時。

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2010.06.18

【ラグビー】 新人くん

スタッド・フランセの新加入プーマス。左ゴンサロ・ティエシ君25歳、センター。右マルティン・ロドリゲス・グルチャガ君24歳。彼はFB、センターでプレーでき、キッカーもこなせるポリバレントなBKとある。かわいいですね。早速一仕事あるけど(w)よろしくたのむよ。

Gonzalo


ところでスタッド・フランセの来季のサードはこれらしい。だはははは。スタッド・フランセを愛する皆さんへのオマージュだそうっス。

Maillotthird

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【フランス闘牛】 金の耳

スペイン国営ラジオRNEの"金の耳"授賞式。セバスティアンは隣のフランス大使の半分くらいだなぁ。
彼はこのほっそりした体で600キロ近くある牛とわたりあうのだけれど、手だけが不釣り合いにごつごつしている。あの手を見るたびに、ムレタの重みを思う。

今日はイストルのフェリアで2週間ぶりの復帰だ。

Orejaoro

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【ラグビー】 Top14移籍市場まとめ (このエントリめんどくさい´;ω;`)

http://www.rugbyrama.fr/rugby/top-14/2009-2010/teamtransfert.shtml

http://www.lequipe.fr/Rugby/breves2010/20100524_180755_le-journal-des-transferts.html
(↑フランス人のやることなだけに、食い違いがあるんだけれど…)

虚々実々の情報が入り乱れた移籍市場も火曜の深夜にクローズ。
LNRの方針といくつかのクラブの経営危機(モントーバンは再降格の異議申し立てをあきらめたらしい)は、ここ数シーズンのマーケットの膨張傾向を見直すきっかけにはなったかもしれません。このオフ、Top14の大部分のクラブの動きはそろって静かなものでした。がしかしその中で拡大路線まっしぐらなのは、やはりというかトゥーロンとラシンです。


Doya_2ギャラクティコなスターコレクションを続けるトゥーロン会長ブジェラルですが、現実路線のサンタンドレの意見も聞き入れる等、ただのオタではなく漫画ビジネスで財をなしただけのことはあるのかもしれない。本人は「ワシはプロラグビーに新しい会長像を作ったのだ」、と鼻の穴をふくらましている。まあ画像のどや顔を見てやってほしい。

このオフのお買い物の目玉はシダ2枚(ハイマン、ルディ・ウルフ)、ワラビー1頭(ジョージ・スミス)、薔薇1輪(サッキー)。ブジェラルのインターナショナル・スター志向は、実際Top14の他の強豪クラブとの摩擦を避けるという意味ではクレバーな選択ともいえる…のかな。
じゃあJIFF*1はどうすんだ、って話については、降格するアルビからFBラペール、財政難のブルゴワンからHOのJPジュヌボワといったフランスの若手を獲得している。サンタンドレがついてるだけのことはあるぜ。
*1 契約選手の何%がフランスの育成出身でなきゃイカン…というアレ)

一方で次のワールドカップを戦いたいSBWが帰国するそうで、彼の穴を埋めるのは難しいだろう、と見るプレスもございます。
また一部にトゥールーザンのエマンス獲得の噂も流れた件については、ブジェラル自ら一切のコンタクトを否定した。真相は知らないけど、飛ばしたいメディア、攪乱で選手の値をつり上げたい代理人にとっては、トゥーロンは名前を持ち出すのにかっこうのクラブと言えましょうか。


Racing2011bかたや野心メトロ。←お休みの間にだいぶん丸くなられて、どこのアルゼンチンサポかと思ったファン・マルティン・エルナンデスです。
彼がシャークスに移籍したとき、フランス人は彼はおそらく1年でまたフランスに帰ってくるんじゃないかと思っていた…トゥーロンあたりに。しかし彼の行き先はパリ。古巣のお隣だった、というオチでした。
まあアルヘンティーナはなんだかんだで大事なのは代表のマイヨなのよ、っていうのは、同じパリのPSGファンは身にしみて分かっているはずだ。

ちょっと待った、あそこには昨季新発見のSOがいるし、たしかやっぱり10番やりたい南半球スターがいなかったっけ…という話だけれど、エルナンデスはポジションについてはまだベルビジェと話していないらしい。「もちろんSOがいいけどチームの要請に従います」、と殊勝なことをゆっている。
これは現地フォーラムでも話題になっていて、ワールドカップの前だし、10番やりたがってまた一悶着あるんでないの、なんて言ってるラグビーファンもいる。いわく、「残念だよ。その前までは世界最高のFBだったのに」

その他50万ユーロの男ファル、ペルピニャンの9番デュラン、スタッド・フランセで出場機会の減っていたミルコ・ベルガマスコら、ゴージャスな補強を敢行してます。

                        Laceg_2

その他のクラブの移籍市場は、おおむね堅実でした。クレルモンはBKコーチにペルピニャンからアゼマを迎え、スーパー14からチーフスのラウアキ、クルセイダーズのティイ・パウロを補強。

トゥールーズは何よりまず、エリサルドの引退とBKコーチ就任。また、前途有望なブルゴワンの3列、シルヴァン・ニコラらを獲得した。ホラ、昨季ミディ・オランピックが試合の採点を単純に合計したらサプライズな年間1位になってしまった、という彼です。
ミディ・オランピックはボクシス獲得かなんて書き立ててたようだけど、意外とあっさりしたオフシーズンでした。

USAPはパリに去ったデュランの代わりとして、昨季アルビで活躍したSHブローニュを補強。

昨季のカタストロフの後で新スタートを切るために、バイヨンヌはファルの移籍金をフルに活用しました。クリスティアン・ガジャンがスポーツ・ディレクターになり、ダックスからトマ・リエヴルモンがFWコーチに就任します。
選手の方ではブルゴワンのボイエ、ラシンのバイオッコの両フランス代表が来季バスクのクラブでプレーする。同様に三菱重工相模原ダイナボアーズのフラベル、ストーマーズのピーターセンといった南半球勢。

カストルは昨季ほどの動きはありませんが、それでも代表HOケイゼル、またフィジアンのバイらと契約。

新たにスポーツ・ディレクターにマイケル・チェイカを迎えたスタッド・フランセは、しかし明らかな倹約路線。ケイゼル、メッシーナ、マルコネ、ガスニエらが去り、補強にも特筆すべきビッグネームはいない。
アルゼンチン代表のティエシは、カレンダー的にもいい戦力になりそうでござる。なんかいつか来そうな気がしてた。

ここ2シーズンの移籍市場で積極的に動いていたブリーヴも路線変更。フルーティ、トンプソン、グードらを帰国させ、アグージャもレスターへ。クラブはサラリーの総額を見直した。
補強はつつましくも的を絞り、モントーバンのSH・SOのBelieらと契約。

ビアリッツもまた静かなオフシーズン。クーランがアジャンに去り、ブリュスクが引退し、2選手だけを補強した。マルコネはワールドカップの前の最後の冒険です。

モンペリエの来季の話題はなんといっても新スタッフ。ペレズ会長はついにガルティエを口説き落とすことに成功しましたが、選手補強の方はむしろひかえめ。トデスチーニの引退を埋めるのは、アルゼンチン人SOサンティアゴ・フェルナンデス。しかしクラブは前途有望なブラナ(トゥーロンへ)らを失った。

ブルゴワンの最高の補強は、USAPに行くものと見られていたプロップTchougongの残留かもしれない。

昇格したアジャンに、噂されたような何人かのビッグネームは来ませんでしたが、それでもTop14でおなじみの選手たちとD2の最高のエレメント。移籍市場は閉まりましたが、アジャンとラ・ロシェルはあと1ヶ月延長して来季の準備をすることができる。

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2010.06.17

【自転車】 カヴ走っとるのか…

セバスティアンのコヒーダ強さと同質のものを感じる(;´д`)
サーヴェロの抗議は、去年のツールのフースホフトのこともあるからだろうか。私もカヴにはいつも"ゴール前であんまり無茶すんなよ"、と思ってるけど、昨日のは…

去年のツールでフランス人選手から"アンチフランス発言"を批判されたときも、次の日ああやってフランス人と話しながら走ってた。プロトンの社会にはなじみづらい個性なのかもしれないけれど、私はああいう気性のスプリンターは好きだな…

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2010.06.16

Secret Fauna

いくつか前のエントリの、まるで頭から角が生えているように見えるセバスティアンの写真は、まさにこれ!というイメージ。色合いとか、ちょっとジョアン・フォンクーベルタの撮る怪物的な"新種の動物"みたいでもあるのね。

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【ラグビー】 DNACGのギロチンの刃

リーグ決勝とテストマッチの話題の陰で、破産によりProD2降格が決まったばかりのモントーバンにさらなるピンチ、というニュース。つまり先週、モントーバンはDNACGから来季のD2へのエントリーを認められなかったのです。
このままいくと、クラブは"良くて"Fédérale1(3部相当)に再降格。異議申し立てには10日の期限がありますが、メインスポンサーが契約を打ち切ったこともあり、モントーバンの状況は非常に厳しいと思われる。

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そのFédérale1に目を移してみれば、D2昇格を目標に掲げ、ロムーと契約するなど注目を集めたマルセイユ・ヴィトロル。しかしジャン=プラット杯のプールも3位に終わり、昇格の夢は早い時点ではかなく消えました。
決勝はこの週末、カルカソンヌとサンテティエンヌの間で戦われます。

このマルセイユ・ヴィトロル、あのへんのクラブで拡大路線ってバックはどんなんなのォ?と実は内心ひそかに思っていたんですが、そういうものでもなかったようで、このたびDNACGからFédérale2降格の決定が言い渡されたらしい。
クラブ側は「財政はきわめて健全」として、異議申し立てを行う意向。同時に会長以下経営陣を一新し、ロムーはプロモーションとクラブのイメージのため、役員会入りするみたいです。

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【音楽】 梅雨の景気づけ (The Plimsouls)

The Plimsouls - A Million Miles Away(YouTube)

ぁみーりおん、まーいるざうぇいっ!プリムソウルズとかdB'sとか、あのへんのパワーポップって、メンバーのその後のソロ活動も含めてわたし結構好きなんですけど、やっぱマイナーなんですかどうですか。この曲そこそこ売れたと思うんだけど。

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【ラグビー】 総取っ替え

Porical (Perpignan) - Malzieu (Clermont), Fritz (Stade Toulousain), Mazars (Bayonne), Andreu (Castres) - (o) Skrela (Stade Toulousain), (m) Yachvili (Biarritz, cap.) - Lauret (Biarritz), Picamoles (Stade Toulousain), Lamboley (Stade Toulousain) - Papé (Stade Français), Pierre (Clermont) - Ducalcon (Castres), Guirado (Perpignan), Barcella (Biarritz)

Remplaçants: Szarzewski (Stade Français), Poux (Stade Toulousain), Millo-Chluski (Stade Toulousain), Bonnaire (Clermont), Parra (Clermont), Trinh-Duc (Montpellier), Rougerie (Clermont)


金曜のテストマッチ2戦目…相手はアルゼンチンAとかアルゼンチンビスとかブエノスアイレス代表とかいろいろ書かれているけれど…に臨むフィフティーン。
南アフリカ戦から引き続いてスタメンに入ったのは、3列のローレだけでした。

この思い切ったターンオーバーはボクスに負けたからじゃない、とリエヴルモンは念を押している。1戦目でほとんど、あるいはまったくプレーできなかった選手に出場機会を与えるために決まってるだろうと。
主将は代表経験の最も豊富なヤシュヴィリで、キッカーもスクレラでなく彼が務めることになりそうです。


ところでそのリエヴルモンが同じ会見で打ち明けたところによれば、実は現在フランス代表ではガストロ(ノロウィルスみたいの)が猛威をふるっている。
リエヴルモンは名前を明かしたがらなかったみたいだけど、火曜のトレーニングを欠席したのはバルセラ、ナレ、ミロ=シュルスキ、パラ、フリッツ、ルージュリー。プクスも同じ理由でトレーニングを中断した。そりゃ押せませんですわね(;´д`)
チームドクターまで病人だ、とリエヴルモンは皮肉まじりにコメントした。弱り目にたたり目、夏の遠征は今年も結局罰ゲームらしいス…

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2010.06.15

【フランス闘牛】 モンストル

孤独な魂はその奥底に怪物を飼っている。彼はミノタウロス。

Bilbao
(photo: sebastiancastella.net)

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2010.06.14

ところで私はユニ○ロのポロのCMがロバート・ロンゴの"Men in the Cities"にアレすぎやしないかっていう見方を捨てたわけじゃないよ。

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【音楽】 NY連想の旅、再び (The Golden Palominos)

PalominosclipThe Golden Palominos - Boy (Go)

ありがたいことに、ゴールデン・パロミノスの"Boy (Go)"のビデオをYouTubeに上げ直してくれた人がいる。
この曲のプロモーションビデオについてはかなり前に、"連想のNYシーン"というエントリの中で触れたことがあるけれど、これを撮ったのが他ならぬロバート・ロンゴだってことを最近知った。稲妻、炎、波、回転するマシン…ああ、なんで気がつかなかったんだろうな、"Machines in Love"、"Tongue to the Heart"…ロンゴのモチーフのモザイクじゃない。

一時期髪をブリーチしてた頃の、若き日のマイケル・スタイプ。煙草をくわえたアントン・フィア。くるくる回るシド・ストロウ。機材の向こうからのぞくカーラ・ブレイの顔。クリス・ステイミーの横顔…
スタイプのボーカルとリチャード・トンプソンのギターの呼応が印象的な、好きな曲です。


ところでスフィアンの"BQE"の映像作品を見たとき、まず最初に思い出したのはこのパロミノスのビデオでした。そういえば、"BQE"の3分割された画面は、ロンゴのインスタレーションを想起させなくもない。
多少の影響があっても不思議はないかも、同じNYブルックリンのアートシーンにいるんだし。


マシンに重なる恋人たち。"Machines in Love"そのまんまだった…

Palominosclip2

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2010.06.13

【スペイン闘牛】 スペインの子供

夕べのラス・ベンタスで、フリの1頭目の闘牛に耳を求める観客のハンカチを見ながら、ちょっとセビージャの4月のフェリアを思い出した。フリとセバスティアン、ペレラが出た日。
パルコには王女。私はマエストランサはまさにフリこそが"皇子"であることを望んでいるような気がした。マドリードの人ではあるけど、彼はスペインの子供なんだと。

そういえばその日は、入場を待つセバスティアンがめずらしく他の2人のマタドールと話をしてた。たまたまかもしれないけど、フリがセバスティアンとペレラの通訳をしてるみたいに見えるのがおかしかったな。

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【ラグビー】 主力とはいうけれど

レフェリングに関しては、リエヴルモンも当初から新ルールをにらんで「南半球の解釈に合わせなければならない」と懸念してはいたんだけれど、それとは別に、私が1つ心配していたのは選手のコンディションのばらつきですよね。

今季はプレーオフで開幕が早まったために、テストマッチにはたしかにリーグのファイナリスト、セミファイナリストを頭数そろえることはできました。でもたとえば、プレーオフから決勝フェイズに入ったクレルモントワや、ハイネケンカップもあったトゥールーザンは疲れてる。
一方で、師匠やトラン=デュックは4月の終わりからプレーしていない。それなりに緻密なセクターだけに、調子は戻せるんだろうかと。

リーグ会長のルヴォルはプレーオフは大成功と思ってるようだけど、代表にとってはどうかな。そんなことをふまえつつ、試合観て批評を読もうと思う。

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我が家は家庭の事情によりワールドカップが選択されたため、テストマッチはあとで録画みます。よかった零封されなくて(;´Д`
ところでシャバルがレフェリングに怒ってたみたいだけど、やっぱりそんな展開だったの?

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2010.06.12

【ラグビー】 5分で更新してみよう (ざつでごめん)

今回は記事を読む暇がなかった。今日はもう更新する時間はなさそうだからテキトウに。
昨年秋のテストマッチの雪辱に燃える世界王者と、なんだかんだで欧州王者。南アフリカはボールを持ってつないでゲームが止まる時間なんてほとんどないから、フランスはアグレッシビティとコンバットで勝たなきゃならないと言ってる。3列のチョイスがそういう感じですかね。試合の重要な鍵はラックの新ルール。


木曜の午後の自由時間に、選手たちはめいめいゴルフに行ったり、タウンシップに行ったり、テーブルマウンテンに行ったり、ロベン・アイランドに行ったり。

↓またお兄さんたちとつるんでるパラ。
SHでデュプレアの不在について尋ねられ、そのことで彼らのシステムは変わらないだろうという。フランスにとって唯一ポジティブなのは、自分はジャヌアリーとはハイネケンカップで対戦してるけど、彼はデュプレアほどプレーしないこと・・・みたいな話かな。
「彼はちょっとピットブルみたいだ…太ってるからね」とまた、ヒヤヒヤするようなことを言っている。

以上見直しなんて何もしてません。

Capetown2

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2010.06.11

【ラグビー、サッカー】 楕円も頑張ってねbyアンリ

Henrywc

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【ラグビー】 丸の祭典、開幕直前

本日開幕するサッカーワールドカップのウルグアイ×フランスを前に、アメリカではチャーチルカップで、ラグビーA代表が一足お先にウルグアイに大勝している(43ー14)。
マネージャーのプルースは、内容にはあんまり満足してないみたいだけど、暑いんだもの。

さて、日頃丸いボールにはそれほど関心がなさそうな楕円の代表の皆さんだけれど、この時期同じケープタウンに居合わせて、世界的スポーツイベントの空気と一体化するのを大いに楽しんでいる様子です。
メディアのプレッシャーが軽くなっていいな~、なんて言ってるルージュリーみたいな人もいるけど、もちろんサッカーの大ファンもいる。


今日のウルグアイ戦にはスタッフと、南アフリカ戦に出ない7選手(デュカルコン、バルセラ、パペ、ランボレイ、フリッツ、マルジュー、ポリカル)が応援に行きますが、彼らがうらやましくってしょうがないのはピカモール。
実はパリ出身の彼は、少年の頃ルヴァロワでサッカーをしていて、熱狂的PSGファンらしい。…そうだったのかキミ!(そりゃモンペリエやトゥールーズじゃおおっぴらにはできませんわナ)
ごめんピエール瀧とか言って!

そのピエー…いやピカモールは水曜のトレーニングでふくらはぎを痛めて、翌日のトレーニングをお休みしている。南アフリカ戦のベンチに座れるかどうかは微妙なようだけど、出られないなら早く代えてあげてほしい。


もう1人、グリーンポイント・スタジアムに行きたかった人。「こんな大会を間近で経験できるなんてすごいね。熱狂を感じるよ」、とデュソトワール主将。
コートジボワール出身のデュソトワールは、フランスを応援する一方、コートジボワール代表のエース・ドログバさんの怪我の状態をとても心配している(ウチの代表が本当に申し訳ありません)。彼はアフリカにとって大きなチャンスであるこのワールドカップの行方を見守っています。


スタッフの中には、全キャリアを"ガロンヌ以北"で過ごしたにもかかわらずサッカーにはてんで疎いFWコーチのルティエールのような人もいるけれど(まあキックはあんまし関係ないか…)、一方BKコーチのヌタマックは大のサッカー好き。
パリを除けば、24時間のうちにフランスの2試合を1つの町が迎えるのは初めてだろう、といい、その2つに参加できるとは素晴らしい、と喜んでます。
「金曜の夜にはレ・ブルーのゴールで声を枯らしたいものだね。翌日の指示のことは、まあ、しょうがない」

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【ラグビー】 さて

師匠のおっ(ryでも貼って寝るかな。FWみっちりラインアウトの練習してるらしいヨ。

Testmatch106

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2010.06.09

【フランス闘牛、リヒターbot】 メメント・モリのファエナ 

「私が描いたのは、そもそも描くことが不可能な写真でした。死者です。はじめはむしろ、その問題の全体、当時の生々しい現実を描くつもりでした。でも描いていくうちに、まったくちがっていきました。まさに死へむかっていったのです。
もちろん、死が描きえないなどということはまったくありません。死と苦悩といえば、いつだって芸術の主題でしたからね。いずれにせよ、死というテーマ、それを我々が忘れてしまったのは最近になってなのです。結構な生活のおかげでね。」
(ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論)

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闘牛の見方がまだよく分からない。いい牛にうまく合わせているけれど凡庸ではなかろうか、と思うような時に耳が出ることもある。とてもいい牛だけどモビリティがありすぎて、むしろ闘牛士に創造性を許す間を与えない牛がいるように思う。

5月18日のセバスティアンの闘牛は反対に、私はかなり復調してきたと思ったけれどメディアの評はさっぱりしなかった。彼が3日前のようにリスクを冒さなかったせいもあったかも。でも、彼の指先まではりつめた美意識、技術に支えられたイマジネーションの豊かさと比較すれば、若いピナールはまだまだ生硬に見えた。
セバスティアンは楽団の音楽を聴きながら、それに合わせてファエナをしているんじゃないか、と思う場面さえあった。まるで牛とダンスのステップを踏むように。


6月3日ラス・ベンタス、アニヴェルセールのフェリア。セバスティアンは彼の1頭目で耳を1枚切り、2頭目は誰もがグランド・ポルトを確信したものの剣を失敗した。でも、今季私が見ることができた中で、彼の最高のファエナ。
「剣でグランド・ポルトを失った」、とメディアは見出しをつけて伝えていた。たしかにセバスティアンには残念だっただろうけれど、そんなに悲観的にとらえる必要もないと思う。そつのないファエナで剣を決めて耳を1枚と1枚…セバスティアンの闘牛はその種のいわばリアリズムとは異質なものだと感じる。

牛はビクトリアーノ・デル・リオ。セバスティアンのお父さんの牧場の牛はここの血統だったそうで、彼にとっても特別な牛なのではないかと思う。
実際、1頭目のムレタが始まってまもなく、この牛は彼に何かを与えてくれるだろうと思った。彼の闘牛には、その数分後には牛を殺すにもかかわらず、牛との交感としか表現しようのないような不思議なフィーリングがある。牛までもが美しい。彼は牛と話しながら闘牛をする。
私は闘牛を知る前、それは"牛と戦う強い俺"をアピールするラテンのマッチョな趣味だと思っていたけれど、セバスティアンの闘牛はそういったものとはまったく違っていた。

最近のチャットの中で、彼が「牛を殺すのは好きじゃない」、と話しているのが気になっている。彼は狩猟も釣りも、動物を殺すこと全般が好きではない。でも自分の人生は闘牛で、ファエナを完成するためには牛を殺さなければならない。セバスティアンにとって牛はアルテのためのアミーゴであり仲間であり、もし牛が敵だったら芸術作品は作れないだろう、と彼はいう。
剣の失敗は技術か運か、それとも迷いだろうか。いずれにしても、彼が剣を失敗するとき、私は彼が1人の人間だったことを思い出す。

セバスティアンの発言は矛盾しているかもしれない。でも人間の存在も生きることも、本来ひどく複雑で矛盾に満ちていて、それを受け入れる人と認めない人がいる、というだけのことだ。
そして優れた芸術はアンビバレントな葛藤の中から生まれてきたし、私はいつも相反するものを内包したあやうさが好き。死のないところに生はなく、その強烈なコントラストこそが闘牛なのだと。
生と死、聖と俗…人と牛とのかかわりを、ある種の官能性にまで昇華してみせるような闘牛をするトレロは、私が目にした中でも、それほど多くない。

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セバスティアンの1頭目で、ペレラとセバスティアンのキテの応酬は楽しかった。ああいうライバル意識ならいいな。
ガオネラ、タファジェラ、技の名前はよく分からない。ホセ・トマスがインペリアルにやっているのをよく見るのと同じ技だと思う。ペレラは牛を体の前の方で通していたけれど、セバスティアンは脇の下を通しているようだった。

あと、セバスティアンのバンデリジェロ、クーロ・モリーナの代役(?)がいい銛打ちをして、拍手を送られていた。


マリンブルーの衣装がセバスティアン、アップルグリーンの衣装がペレラ。
2人のキテがアレーヌを沸かせる。

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【ラグビー】 南アフリカ戦スタメン

Poitrenaud (Stade Toulousain) - Clerc (Stade Toulousain), Marty (Perpignan), Mermoz (Perpignan), Rougerie (Clermont) - (o) Trinh-Duc (Montpellier), (m) Parra (Clermont) - Lauret (Biarritz), Bonnaire (Clermont), Dusautoir (Stade Toulousain, cap.) - Millo-Chluski (Stade Toulousain), Nallet (Racing-Métro) - Mas (Perpignan), Szarzewski (Stade Français), Domingo (Clermont)

Remplaçants : Guirado (Perpignan), Poux (Stade Toulousain), Pierre (Clermont), Picamoles (Stade Toulousain), Yachvili (Biarritz), Skrela (Stade Toulousain), Andreu (Castres)


Lauret唯一のサプライズは、ビアリッツの若き3列、初招集ローレのスタメン入り。ハイネケンカップ決勝のパフォーマンスとマルクシでのトレーニングは、スタッフを満足させたらしい。経験不足を補うタックラーとしてのクオリティとダイナミズムが評価されてます。
デュソトワール、ボネールとローレで構成する3列は、スタッフに走力、タックル、守備力を期待されている。

一方リエヴルモンは、ピカモールをベンチに回したことについて、「ルイのシーズンには失望させられた。我々は彼からのリアクションに期待している」、と説明した。
リエヴルモンはピカモールに対してはちょっと厳しめな言葉が多いのはホントなのだけど、トゥールーズびいきのメディアの干渉がましい質問に反応してる面は少なからずあるんじゃないかという気はする。ありがちなことだ…。いずれにしてもピカモールは昨年秋のテストマッチ以来、代表でプレーしていない。

1列では、左プロップにシックスネイションズでいいパフォーマンスを見せたドミンゴが入った。2列にはミロ=シュルスキが復帰。機動性のピエールより、パワーの2列という選択らしい。
センターはコンビネーション重視でメルモズ、マルティのUSAPコンビ。ウィングにはシックスネイションズを負傷離脱したルージュリー、クレールが戻ってる。


さて太郎に代わって招集されたマザールですが、A代表にはA代表の事情があり、水曜にチャーチルカップのウルグアイ戦を戦った後、日曜にブエノスアイレスで合流ということになったらしい。まあ、センターはいざとなったらベンチのスクレラもできる。
マザールは07年の初招集がTop14のセミファイナリスト不在の状況下だったことがずっと心に引っかかっていたらしく、今回選ばれたことをとても喜んでます。

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現在代表№1SHであろうパラ。今回もトラン=デュックとコンビを組みます。その"くそガキ"キャラででっかいおじさんたちにウケのいい彼ですが、あのロムーも彼がお気に入りらしい。Top14で好きな選手を訊かれたロムーはこう即答した。

「モルガン・パラ。私は彼が大好きだ。あの年にしては驚くべき冷静さを見せつけている。クレルモンの真のボスという感じだね。おまけに彼はビッグマッチでイニシアティブを取るのをためらわない。大選手になるために必要なものをすべて持っているよ…」

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フリッツがUSAPへ…って、フロリアン・フリッツの弟ジュリアンの話です。ジュリアンはリヨンOUでプレーして、来季からペルピニャンの下部組織に入ることになった。
189センチ96キロのたくましくポリバレントなBKなんだそうで、U-20のワールドカップの後カタランのクラブに行きます。

は、20歳…
Jfritz

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円と楕円、旅は道連れ。南アフリカに向かう機内で、ラグビーフランス代表はビジネスクラスに席を取った。
彼らは約100人のサッカーメキシコ代表サポーターのお祭り騒ぎにも動じず、ワールドカップに向かうFIFAのお偉方(ファーストクラスにプラティニがいたらしい)の存在も気にかけず、つつがない空の旅を過ごしたらしい。

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2010.06.08

【フランス闘牛】 つかの間の中断

セバスティアンは週末のグラナダをキャンセルして、休養中。先月18日にラス・ベンタスでコヒーダされた時にまた肋軟骨を痛めたようで、炎症の痛みを薬で抑えながら闘牛をしていたらしい。医師のすすめもあって、2週間の休みを取ることにした。

18日のコヒーダはかなりヒヤッとするようなもので、剣の場面ではね上げられてまともに地面に落ちた。とっさに角をよけるのがうまいんだと思う、角で突かれることはなく、すぐに立ち上がって闘牛を続けた。
剣は失敗したけれど、この日は大ごとにならなかっただけよかった、と思ってた。

再発だというから、06年の年末にカリで痛めたのと同じところだと思う。カリでの大怪我の後もしばらく彼は剣が決まらず、07年のテンポラーダを切り上げることになった。
今月の18日にはイストルで昇級10周年を祝うフェリアがあるので、それには出るつもりらしい。

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2010.06.07

【ラグビー】 太郎故障

ジョジオン、アリノルドキに続き、夏のテストマッチに臨むフランス代表に3人目の棄権者。南アフリカに出発する前日、土曜の朝のトレーニングでバスタローのもものあたりに痛みが走り、検査の結果棄権を表明することになった。代表はこれで、シックスネイションズの2人のスタメンセンターを失ったことになります。

バスタローはマルクシで、ケサダの個人指導でキック練習をしていたなんて話もあって、"えっ、そっち方面に進化しちゃうの?"と内心(いろんな意味で)楽しみにしてたんだけどなー…もしや使い慣れないところを使ったせいで。

バスタローに代わるのはバイヨンヌのマザール。すでに07年の悪夢のNZツアーで1キャップがある(怪我で前半半ばに退いた)。彼はフランスAとともにチャーチルカップでアメリカにいて、今日ケープタウンで現地合流らしい。

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その土曜の午後、トラン=デュックらフランス代表の何人かは、ローラン・ギャロスを観戦に行ったらしい。
各界のVIPたちが集い、社交界さながらの観客席。南半球ツアーをお休みしたセルヴァが、FFTの会長からテニスの基礎を教わりながら観戦する姿もございました。

前列中央にベナジ。右ユベール・ファルコ、左は…クロード・ピュエルじゃないかと思う。後列にはグレース・ジョーンズ。

Rolandpeople1

ミシャラクはっけん

Rolandpeople2

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2010.06.03

【ラグビー】 無礼講

これもたたむね。

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2010.06.02

というか、ブクリエ・ドゥ・ブレニュスが何かに似てると思ってたら、バング&オルフセンにそっくりなのね。

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【ラグビー】 ブクリエ、愛の日々

大した話じゃないけど、Top14決勝の結果が分かっちゃうので一応たたんどきますね

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2010.06.01

【ラグビー、サッカー、音楽】 Top14決勝の話をしてもいいものなのだろうか

Jスポ録画放送があるらしいけど…。代表ではアリノルドキが怪我の回復が間に合わず2人目の棄権、トゥールーズのランボレイが招集、らしい。

ところで私も最近サッカーはJ2とセリエ(たまに)とネットでPSGくらいしか見なくなりましたが、NHKのワールドカップのテーマ(でいいの?)はなんかプライマル・スクリームのアレみたいだという気がした。

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