« 【スペイン闘牛、フランス闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 8、9日目 | Main | 【フランス闘牛】 新しいカポーテ »

2010.04.20

【ラグビー、闘牛】 パスがつなぐ文化

Ponce2ラグビーと闘牛の共通点は?勇気、連帯、献身、それから…

モン=ドゥ=マルサン市は14日、マズロルのレストラン Table de Margot で、マドレーヌのフェリアの"最も美しいパセ"の授賞式を行いました。
パス(パセ)はラグビーの根本的なエレメントであると同時に、闘牛の芸術のベースでもあるとして、闘牛ファンの現・元ラグビー選手たちが選んだ賞です。
全員一致で初の栄冠に輝いたのは、エンリケ・ポンセ。彼は審査委員長のセドリック・エマンスから、ジャン=ピエール・リーヴが特別に製作したトロフィーと、グランドスラムの勝者たちのサインが入ったフランス代表のマイヨを贈られた。

モン=ドゥ=マルサン市長ジュヌヴィエーヴ・ダリューセックは、フランス南(西)部を象徴するこの2つの文化の公認の"アフィシオナーダ"であるらしい。
彼女は、「ラグビーもコリーダも等しくモントワの2つの情熱。同じパスの哲学があります。つまりエモーションを喚起すること」、と言います。

もちろんスペインでは本当にラグビーに対するアフィシオンがなく、ポンセ自身もラグビーを観に行ったことはないそうだけど、彼はこの賞の意義をよく理解し、このような賞を受け取るのは大変な名誉だと語った。

ポンセは昨年のこのフェリアで、彼が考案した新技"ポンシーナ"を披露した。(地面に片膝をつくようにして、もう片方の膝に体重を乗せるパセ)。彼はカンポで雌牛を相手にこの技をイメージしたという。
「トレロはいつでも完璧と革新を模索しなければならない。まして僕みたいに、アルテルナティブ20周年になるのならね!」


こちらも優れたパスの使い手であるエマンスは、フェリアの季節はアレーヌのカジェホンで闘牛を観たりしている。彼はトレロたちの勇気に感嘆しきりです。
「彼らが命をかけるのを見て、毎回ただびっくりしてるよ。僕たちラグビー選手はよくアレーヌのグラディエイターの子孫にたとえられるけど、真のグラディエイターは彼らさ!」
そして、約束はできないけど、と前置きした上で、
「トレーニングで"ポンシーナ"を練習して、うまくいったら試合でやってみるよ!」、とウインクして笑ったそうな。

ポンセは個人的に、エマンスを自分が出場する7月17日の闘牛に招待すると約束した。しかしエマンスはすでにオーガナイザーのマリー・サラから、20日、彼の32歳の誕生日に、ホセ・トマスとセバスティアンが出るコリーダに招待されているそうで、彼のオフシーズンは忙しい往復になるのかもしれない。


ところで下の画像はポンセ熱唱ではなく、驚く出席者の前でマイク片手に"ポンシーナ"を実演するポンセであります。
しかしその後の展開はなぜか、高級スーツでビシッときめたポンセがアンダルシア・ギターをバックに甘い声で歌い上げ、出席者をウットリさせるという、まさにエンリケ・ポンセ・ディナーショーになったらしい (;´Д`
シーズン終盤で忙しく、途中で受賞会場を後にしたエマンスは、惜しくもこのめったに見られない場面を見逃した。つまり、彼は最後の"パス"を受け損なったのでした。

"ポンシーナ"(最後のほう)を含む、09年プリュマソン闘牛場でのマエストロ・ポンセのファエナはこちら↓
http://www.feria.tv/video-1157_magistral-ponce.html

Ponce_2

|

« 【スペイン闘牛、フランス闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 8、9日目 | Main | 【フランス闘牛】 新しいカポーテ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/48136877

Listed below are links to weblogs that reference 【ラグビー、闘牛】 パスがつなぐ文化 :

« 【スペイン闘牛、フランス闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 8、9日目 | Main | 【フランス闘牛】 新しいカポーテ »