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2010.04.30

まあどうでもいい話ですけど

グー○ルでウェブ検索すると画像検索結果の上位いくつかが一緒に表示されるけど、うっかりえぐい言葉で検索すると本当にひどい目にあいますね。今ちょっと立ち直れないです。
ちなみに私がこれまで画像検索した中で、最もダメージが大きかったワードはピパ

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2010.04.28

【ラグビー】 プロ化の功罪

Les précédentes rétrogradations administratives(処分の前例)
2000: Nîmes et Toulon, 2004 Bordeaux-Bègles (Refus d'engagement), Colomiers (Dépôt de bilan, 2005: Grenoble (Refus d'engagement), Périgueux, 2007: Gaillac (Dépôt de bilan), 2008: Albi, Blagnac (Dépôt de bilan)


フランスのプロラグビーの歴史はまだ浅く、いまだ試行錯誤の中にある。チームの躍進は一時スポンサーたちをひきつけるでしょうが、どちらか(あるいは両方)が不振に陥れば、基盤の弱いクラブには致命傷になりかねません。
ここまで財政状況などを理由に処分を受けたクラブはいくつもあるけれど、ヨーロッパカップを戦った次のシーズンに破産申し立て・降格というモントーバンのケースは、中でもとりわけ劇的かもしれない。

さてバイヨンヌ戦が終った時点では、モントーバンのヴィアンコ会長は"銀行の出資の合意を取り付けた"と残留に楽観的な発言をしてましたが、結局救済について市から好意的な反応を得られなかったらしく、万策尽きた。
月曜の重役会で破産申し立てが決まった後、会長はAFPの取材に答え、"クラブは火曜に商事裁判所によって会社更生法の適用下におかれた。それによってクラブは活動を続け、ProD2で戦うことができるだろう"、というようなことを語ったらしい。

もっとも同じ日付のスュッド・ウエスト紙は、裁判所が会社更生法の適用か、清算かを決めるのは金曜だと伝えていて、そのあたりははっきりしないのだけれど、会長のコメントのとおりなら、クラブはさしあたって必要な資金調達をする観察期間の間、活動を続けることができる。

もし裁判所による清算の場合には、プロクラブとしての存続の道は断たれる。すなわちアマチュアレベルのFederale3(5部相当)への降格を意味するのであります。
「我々はタルネガロンヌ県におけるプロラグビーを救うためになんでもするつもりだ」、と会長はコミュニケで声明している。

一方モントーバンの選手たちは、「クラブはシーズンの間中僕たちに嘘をついた」、と憤りを隠せない。彼らはこれから新しいクラブを見つけなければならないかもしれない。


ところでD2に目を向けてみると、モントーバンに代って昇格の可能性があるチームの中にリヨンOUがいる(2位)。しかしリヨンの不安定な財政状況はつとに知られたところで、今季の途中にDNACGから呼び出されたりもしているらしい。
もし仮に現状のまま昇格が決まるなら、D2の予算を組むのも苦しいクラブにとってはさらなるカタストロフを招きそうな気がしなくもないのであった…

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【フランス闘牛】 ダックスのカルテル

Dax10フランス南西部はランド県、ダックスのフェリア。8月13~17日、9月10~12日開催。
ラグビーの方は1部再昇格は遠そうだなあ。


La feria

Jeudi 12 août, 21 h 30 : Concours landais avec des coursières d’Armagnacaise, Dal, Dargelos et Deyris.

Vendredi 13 août, 18 heures, corrida de Daniel Ruiz pour Enrique Ponce, Morante de la Puebla et Daniel Luque.

Samedi 14 août : 18 heures, corrida de Victorino Martin pour José Luis Moreno, Diego Urdiales et Alberto Aguilar.
À 11 heures, novillada de El Pilar pour Juan del Alamo et Tomasito.
À 22 heures, corrida portugaise de Montalvo pour Rui Fernandes, Manuel Lupi, Joao Telles fils et les forcados de Chamusca.

Dimanche 15 août : 18 heures, corrida du Conde de Mayalde pour Rafaelillo, Sergio Aguilar et Mehdi Savalli.
À 11 heures, corrida de rejon de Fermin Bohorquez pour Fermin Bohorquez, Pablo Hermoso de Mendoza et Manolo Manzanares.

Lundi 16 août : 18 heures, corrida d’El Pilar pour El Cid, Sébastien Castella et Luis Bolivar.
À 11 heures, novillada sans picador du Conde de Mayalde.

Mardi 17 août : 18 heures, corrida d’Ana Romero pour Curro Diaz, El Juli et Miguel Angel Perera.
À 11 heures, novillada sans picador de Victoriano del Rio.

Toros y Salsa

Vendredi 10 septembre, 20 h 30 : Nuit du toro.

Samedi 11 septembre : 17 h 30, corrida de Garcigrande pour Enrique Ponce, Sébastien Castella et un troisième matador.
À 11 heures, novillada sans picador de Camino de Santiago.

Dimanche 12 septembre, 18 heures : corrida de Victoriano del Rio pour Morante de la Puebla, El Juli et Miguel Angel Perera.

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2010.04.27

【ラグビー】 破産でござる

会長さんの再建プランにもかかわらず、月曜のモントーバンの重役会が出した結論は、全員一致で「破産申し立て」。
市による救済策が失敗した後、モントーバンは結局、170万ユーロの赤字を埋める解決策を見つけることができなかったのでした。会社更生法の適用のため、商事裁判所に破産を申し立てることを決めたらしいス。

なのでもちろんモントーバンは降格、バイヨンヌが残留。しかしいくつかのソースは、実は赤字は300万ユーロ近いのではないかとも伝えているようで、クラブは今後Federale3降格を回避することに専心せねばならない。

3年前、スタッド・サピアックの観客席増設のツケが高くついてるみたいだ。この工事はメインスポンサーのMatMutが推し進めたものらしいけれど、MatMutはすでに段階的な撤退を決めている。

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2010.04.26

【ラグビー、フランス闘牛】 セバスティアンのブログジャック

Sebastien_2気が乗らないらしい中の人に代って、今日は僕、セバスティアン・カステラが、全26節が終了したTop14の話題を伝えます。


僕の出身地はベジエ。ラグビーに熱い土地柄だけど、僕自身は残念ながらラグビーのことはあまり詳しくない。闘牛一筋だったし、15歳の時にはスペインに行ってしまったから。
セバスティアン・シャバルのことは知ってるよ。彼は去年、ベジエのフェリアのポスターに、牛の頭をかぶって密かに登場していた。ポスターのデザイナーが彼の画像を無断借用してしまったんだね。そのことで反闘牛派から攻撃されて、市はポスターを破棄しなければならなかった。

ちょっとベジエのフェリアのことについて言えば、今年は僕のアルテルナティブ(正闘牛士への昇進式)10周年で、僕は実を言うと、友達のシルヴァン・フレイスにフェリアのポスターを製作してほしかったんだ。
彼はこの町出身の若くて才能豊かなアーティストで、今は僕と同じくセビージャに住んでいる。闘牛ファンで、僕のハイチ支援闘牛のもう1枚のポスターをデザインしてくれたのも彼だよ。

ポスターのデザイナーを選んだ人はミスをしたと思う。僕はそれが残念。彼らは最終的に、ミュージシャンで画家でもあるアンドレ・マヌキャンにポスター製作を依頼することにした。
市の担当者はもっと地元の若いアーティストたちに目を向けるべきだよ。彼らは「へぼ絵描きたちのコンクールをするつもりはない」とまで言ったそうなんだ…


話がそれてしまったね。ベジエのラグビークラブ、ASベジエは何年か前に2部に降格して、今季は3部リーグを戦っている。今はマルセイユをおさえてJean-Prat杯のプールの首位で、来季は2部に昇格できるといいんだけどね。
さて1部リーグのTop14では、最終節はモントーバンとバイヨンヌが残留をかけて戦った。試合は22-8でモントーバンが勝ったそうだ。
最終順位はバイヨンヌが13位、モントーバンが12位だった。モントーバンはそうして、"スポーツの面では"自分達がTop14を戦うにふさわしいことを証明したわけだけど…

モントーバンは先月30日に、財政状態の悪化を理由にリーグのDNACGから2部降格処分を言い渡された。それから条件である170万ユーロの赤字を埋めるべく奔走して、クラブは先週の木曜、異議申し立てのぎりぎり期限の日にFFRに書類を提出した。
なんでも、名前は明らかにされてないらしいけれど、2行の銀行が彼らを支援してくれそうなんだって。

だから彼らはあと少しの間、FFRの判断を待たなければならない。
「それは選手たちの勝利であって、私の勝利ではない。私の試合は月曜に始まる。2つの銀行に支援される重役会によって、示されたプロジェクトはきっと月曜の朝に認められるだろう」
モントーバンの会長はそんなふうに言っているらしいよ。

モントーバンの残留はすなわち、バイヨンヌの降格を意味することになる。有力なスポンサーを得た08-09シーズン、彼らは冬の王者だった。オーナーやスポンサーの資金力に依存することの怖さはここなのかもしれないね。
バイヨンヌの闘牛場には何度も来ているけど、人々は情熱的でフレンドリーだ。ラグビースタジアムもそんな雰囲気なんだろう。ビアリッツとのバスクダービーは熱いので有名だけれど、双方のファンの子供同士が肩を組むような敬意があるらしいんだ。
どこかが落ちなければならないのが現実、でもいずれにしても残念なことだね…


僕は今メキシコのアグアスカリエンテスにいて、週末もここで闘牛をする。
昨日はここで、尊敬するホセ・トマスがひどい怪我を負った。ショックな出来事だけれど、僕達は子供の頃からずっと、命をかける覚悟をしているんだ。
ラグビーと闘牛、南西部の2つの文化は同じ情熱で結ばれている。機会があったらぜひ、闘牛を見てください。

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【スペイン闘牛】 ホセ・トマスの重傷

ホセ・トマスがメキシコのアグアスカリエンテスで、コルナーダされて大変な重傷を負った。ニュース動画はまだ恐ろしくて見ることができないけれど、ひどい出血だったらしくて、カジェホンには彼を抱えて運んだ跡が一筋の血の線になって残っていたそうだ。

血液の半分を失ったとか、総血液量をはるかに上回る輸血を受けたとか、情報は錯綜してる。足の付け根の並行して走っている動脈と静脈を損傷したらしい。

彼のキャリアでもっとも深刻な怪我だという。集中治療を受け、今は72時間の厳重監察のもとに置かれている、と伝えられていた。メディコは「100%回復する」、と保証している。
あれほどの闘牛士であっても、こんなことはいつでも起こりうる世界。Animo maestro, そしてすべてのトレロに神の加護がありますように。

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Qué mala suerte

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2010.04.23

【スペイン闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 13日目

Cid134月21日 トロ: プエルト・デ・サン・ロレンソ、ラ・ベンタナ・デル・プエルト(5)、トロス・デ・ラ・プラタ(1bis)


マエストロポンセ
シドさん
ラモやんのアミーゴ


19日はフリオ・アパリシオ、モランテさん、カジェタノ(牛はハンディージャ、ベガエルモサ、ハビエル・モリーナ)。耳は出ず。
20日はフリ、マンサナレス、ルケ(牛はトレアルタ)。フリが2頭目で耳2、マンサナレスが耳1+1でポルト・デュ・プランス。フリ無双である。

この2日間はノビジャーダかというような小さめの牛が続いて、セビージャどうなの?みたいな話も出てたけど、21日の牛は約522~597キロ。出だしは良くて次第にやる気を失うような牛が多かった気がした。


さて10日目にこっぴどく口笛を吹かれたエル・シドにとっては、この13日目の午後は彼の名誉をかけた闘牛でした。気合入りまくり。1頭目は機敏な牛で、パセをつないで"どうだ!"と見得を切るシドさんの目はイッていた。
しかし最初についつい飛ばしすぎたのか、牛は最後の方で動きが鈍くなり、ちょっとドキドキするシドさん。気迫のあまり牛が怪しんでいるのではないかとさえ思われた。

1頭目の剣の失敗の後、迎えた2頭目。シドさんは観に来ていた父親にこの闘牛を捧げた。牛は悪くない。むしろこの日で一番いいかもしれない。シドさんは頑張った。そして演奏が始まる。
剣を成功させ、耳の要求は主催者には受け入れられなかったけれど、シドさんは最後にマエストランサの観客から温かいオベイションを送られた。満場の拍手と"トレロ!"コールの中、涙のブエルタです。


ディナーショーの一件の後、私はひそかにポンセをネタフォルダに移した。この日は2頭とも交換になるアクシデント。(2日前のモランテさんみたいに)
2頭目の交換の時には雨雲の切れ間にきれいな虹がかかったけれど、これは決して吉兆ではなかった。牛は大変マンソ。ポンシーナどころではない。

実際、ポンセがこの日相手にした2頭の代わりの牛は、いずれもトレロにほとんど選択肢を与えなかった。
剣は外れて皮下に入ってしまい、タラバンテがカジェホンであちゃーという顔をしている。これあと大変よ…。剣を取り戻してまたピンチャソ2回。いつも礼儀正しい印象のポンセが、こんなにイライラするのはめずらしいみたいだ。
もう一刻も早く終わらせたい様子のポンセは、強引に剣に行き、牛が倒れるのも待たずせかせかと自分からデスカベジョを取りに行った。忘れるべき午後。
カジェホンに戻ってデコの血管をぶりぶりさせているマエストロを、遠巻きにうかがうタラバンテである…


かようにこの日はベテラン2人が濃すぎて、正直タラバンテの闘牛の印象が割を食っている(彼のせいじゃない)。若いうちは辛抱だと思う。彼は難しい牛をよくコントロールする実力があったけれど、ちょっと剣で損をしている感じだ。


そのほか
・マシアスが来ていた。元気そうだ。
・モランテさんたら女連れだし。

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2010.04.21

【スペイン闘牛、フランス闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 10日目

2010sevilla10e2_2頼むぜエル・ピラール、と祈るような気持ちでおりました。

4月18日 トロ: エル・ピラール(2、4、5、6)、モイセス・フライレ(1、3)

エル・シド
セバスティアン・カステラ   耳1
ホセ・マリア・マンサナレス  耳1


セビージャのフェリアの10日目。5頭目でセバスティアン、6頭目でマンサナレスがそれぞれ耳1枚を切った。

セバスティアンの1頭目は臆病でしたが、2頭目は堂々たる、勇敢な牛だった。なんといってもピカドール2人を落馬させた…。馬を立ち上がらせる間、セバスティアンはチクエリナで牛をひきつけ、拍手を受けた。
そしてバンデリジェロのクーロ・モリーナの見事な銛打ちに音楽がスタートし、ムレタの始まりを盛り上げる。そんなクアドリージャの団結もかいま見られた闘牛だったんじゃないかな。
(モリーナは7年来引きずっている外転筋の怪我を、来月手術することになったらしい。1日も早いご回復を)

耳1枚にはちょっとがっかり気味な表情だったけれど、私もまだベストな彼じゃないと思った。セバスティアンは「もっと向上しなくちゃ」、と謙虚に。


エル・シドは1頭目でとてもマンソな逃げ牛に当たった。ファエナは終始タブラの脇で行われた。3日前に難しい牛を相手にしたばかりの彼は、ややナーバスな様子に見えました。
でも2頭目に関しては、最初の期待感は次第にしぼんでしまった。マエストランサの観客は、この牛ならもっといい闘牛ができたはずだと考えたのだと思う。剣の後2度立ち上がってから息絶えた牛に拍手を送り、シドにしたたか口笛を吹いた。

シドは、「2頭目は観客が思ったほどよくなかった」、とコメントをした。ファンはこの発言を潔くないと思ったようだし、それは無理もないかもしれないけれど、彼は一流の闘牛士、実際に角の前に立たなければ分からないことはあるよね…


とてもいい闘牛をしたマンサナレスは、2頭とも惜しくも最後に剣を失敗した。2頭目は剣さえ良ければ皇子の門はすぐそこだった。

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2010.04.20

【フランス闘牛】 新しいカポーテ

http://www.mundotoro.com/auxiliar/galerias2010/sevilla180410/fs_aux.html

セバスティアンが見慣れないカポーテを着てた。背中にマリアさまのいる、すごく美しくて豪華な(着にくそうともいう)カポーテ。アルテルナティブ10周年のカポーテかと思われる。三色スミレ?

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【ラグビー、闘牛】 パスがつなぐ文化

Ponce2ラグビーと闘牛の共通点は?勇気、連帯、献身、それから…

モン=ドゥ=マルサン市は14日、マズロルのレストラン Table de Margot で、マドレーヌのフェリアの"最も美しいパセ"の授賞式を行いました。
パス(パセ)はラグビーの根本的なエレメントであると同時に、闘牛の芸術のベースでもあるとして、闘牛ファンの現・元ラグビー選手たちが選んだ賞です。
全員一致で初の栄冠に輝いたのは、エンリケ・ポンセ。彼は審査委員長のセドリック・エマンスから、ジャン=ピエール・リーヴが特別に製作したトロフィーと、グランドスラムの勝者たちのサインが入ったフランス代表のマイヨを贈られた。

モン=ドゥ=マルサン市長ジュヌヴィエーヴ・ダリューセックは、フランス南(西)部を象徴するこの2つの文化の公認の"アフィシオナーダ"であるらしい。
彼女は、「ラグビーもコリーダも等しくモントワの2つの情熱。同じパスの哲学があります。つまりエモーションを喚起すること」、と言います。

もちろんスペインでは本当にラグビーに対するアフィシオンがなく、ポンセ自身もラグビーを観に行ったことはないそうだけど、彼はこの賞の意義をよく理解し、このような賞を受け取るのは大変な名誉だと語った。

ポンセは昨年のこのフェリアで、彼が考案した新技"ポンシーナ"を披露した。(地面に片膝をつくようにして、もう片方の膝に体重を乗せるパセ)。彼はカンポで雌牛を相手にこの技をイメージしたという。
「トレロはいつでも完璧と革新を模索しなければならない。まして僕みたいに、アルテルナティブ20周年になるのならね!」


こちらも優れたパスの使い手であるエマンスは、フェリアの季節はアレーヌのカジェホンで闘牛を観たりしている。彼はトレロたちの勇気に感嘆しきりです。
「彼らが命をかけるのを見て、毎回ただびっくりしてるよ。僕たちラグビー選手はよくアレーヌのグラディエイターの子孫にたとえられるけど、真のグラディエイターは彼らさ!」
そして、約束はできないけど、と前置きした上で、
「トレーニングで"ポンシーナ"を練習して、うまくいったら試合でやってみるよ!」、とウインクして笑ったそうな。

ポンセは個人的に、エマンスを自分が出場する7月17日の闘牛に招待すると約束した。しかしエマンスはすでにオーガナイザーのマリー・サラから、20日、彼の32歳の誕生日に、ホセ・トマスとセバスティアンが出るコリーダに招待されているそうで、彼のオフシーズンは忙しい往復になるのかもしれない。


ところで下の画像はポンセ熱唱ではなく、驚く出席者の前でマイク片手に"ポンシーナ"を実演するポンセであります。
しかしその後の展開はなぜか、高級スーツでビシッときめたポンセがアンダルシア・ギターをバックに甘い声で歌い上げ、出席者をウットリさせるという、まさにエンリケ・ポンセ・ディナーショーになったらしい (;´Д`
シーズン終盤で忙しく、途中で受賞会場を後にしたエマンスは、惜しくもこのめったに見られない場面を見逃した。つまり、彼は最後の"パス"を受け損なったのでした。

"ポンシーナ"(最後のほう)を含む、09年プリュマソン闘牛場でのマエストロ・ポンセのファエナはこちら↓
http://www.feria.tv/video-1157_magistral-ponce.html

Ponce_2

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2010.04.18

【スペイン闘牛、フランス闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 8、9日目

4月17日 トロ: ガビラ

モランテ・デ・ラ・プエブラ
アレハンドロ・タラバンテ
ダニエル・ルケ


コリーダの進行中、ブルラデロ・コムの中の人は、「セビージャではいつになったら牛はトレロに向かっていくのだろう」とツィートしていたものだった。
前日フリが皇子の門から名誉の退場を果たした時には、久々にちゃんと動いてる牛を見たような気がしたのですが、この午後のガビラ牧場の牛はまたもディシプリンなき牛たちだったのであり、しばしばムレタを通過して走り去る牛をトレロたちは懸命に追いかけるはめになったのでした。

実際、モランテさんは1頭目のファエナを早々に切り上げた。(えっもう剣?)
気の毒だったのは最近ちょっとツキのないルケで、3頭目の牛が交換になった後、出てきた牛は2度ほど馬から逃げた。6頭目の前には、逆さまに落ちた帽子を即座に直し、砂を一握り載せて重しまでしたルケでしたが、この牛もまたいけなかった。

そんな中で、もっとも観客の拍手が大きかったのはタラバンテ(と、ルケのカポーテ)。2頭目の牛は比較的扱いやすく、5頭目の牛は難しかったけれど、頑張ってよくパセをつなぎ、最後は牛をコントロールしてマエストランサを沸かせた。
耳も取れたかもしれないけれど、残念ながら剣がよくなかった。2頭目については、ちょっと時間も短かったのかもしれない。

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16日の8日目はどしゃぶりの雨。セバスティアンとペレラは牛にも恵まれなかったけど、実際今のフリ(耳3枚でポルト・デュ・プランス)は勢いが違った。彼の後では何をやってもキビシかろう。

それにしてもセビージャ、天気が不安定。砂場の雨よけマットを大の男たちが数十人がかりで片付けるのに、何度か開始がちょっと遅れている。
この季節はそんな感じなのかどうか、2年ほど前のフェリア・デ・アブリルの映像を見たことがあるけれど、やはりムレタを支え持つのがせいいっぱいな感じの強風と、断続的な豪雨の中でした。(そして見るからに重馬場に強そうなマンサナレスがグランド・ポルトしたのである)


カポーテをくわえててるてる坊主と化す。「まあ人生も闘牛も照る日曇る日ですよ」

201004sevilla4

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2010.04.16

【フランス闘牛、スペイン闘牛】 セビージャのフェリアと、バイヨンヌのカルテル

Cid「はははは、やっとられんな、もう」

シドさんしっかり。
フェリア・デ・アブリルの7日目、マエストランサにはこの午後も失望感が漂った。ビクトリノ・マルティンの牛は去年も良くなかったということなのかな。1枚の耳もなく、アントニオ・フェレラ、エル・シド、セサル・ヒメネスの皆さんは口々に「この牛でとか無理」みたいなことを言ってます。
ヒメネスは6頭目では医務室行きを覚悟したらしい。

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8月1日から9月5日まで、フランスバスクの夏の週末を彩るバイヨンヌのフェリア。闘牛のカルテルが発表されてます。

8月1日の初日は騎馬闘牛。
コリーダの開幕は5日。エル・フリ、セバスティアン・カステラ、ルイス・ボリバル。(牛はヌニェス・デル・クビジョ)

6日は午前がノン・ピケのノビジャーダ。午後はマティアス・テヘラ、アレハンドロ・タラバンテ、ダニエル・ルケ。(牛はアルクルセン)

7日の午前もノン・ピケのノビジャーダ。午後はジュリアン・レスカレ、セルヒオ・アギラル、ミゲル・テンデロ、ロマン・ペレスがフエンテ・インブロの8頭のトロを相手にする。

8日午前ノン・ピケのノビジャーダ。午後はラファエリジョ、ハビエル・バルベルデ、アルベルト・アギラルのミウラーダ。

9日はパトリック・オリベル、トマシト、トマ・デュフォーの3人のエスポワールたちに、ロベール・マルジェ牧場の若牛。100%フランスのノビジャーダ。


9月に入って4日はエル・ファンディ、エル・フリ、ファン・バウティスタ。(牛はアナ・ロメロ)

そして5日、フェリアを締めくくるのは、今年アルテルナティブ20周年のエンリケ・ポンセと、10周年のセバスティアンによるマノ・ア・マノです。(牛、トレアルタ)


きょうびポンセっていうより、カステラとペレラのマノ・ア・マノでしょー…というような闘牛ファンの声もあるけど、ペレラはこのフェリアの主な不在の1人。ホセ・トマスは、今年はバイヨンヌのオファーを断ってモン=ドゥ=マルサンを選択した。その他、モランテさんやマンサナレスといった有名どころの名前も入りませんでした。

フェリアの闘牛委員会は、最初に牧場側が選んだ5、6頭の牛を変更させたという。この冬の悪天候のためやせすぎているとみなしたため。


フェリアの公式サイトにはまだ掲載されてないので、とりあえずブルラデロ・コムの記事から、カルテル。

- Domingo 1 de agosto.
Reses de Felipe Bartolomé para Hermoso de Mendoza, Andy Cartagena y Sergio Domínguez.

- Jueves 5 de agosto.
Toros de Núñez del Cuvillo para El Juli, Sebastián Castella y Luis Bolívar.

- Viernes 6 de agosto.
Por la mañana, novillada sin picadores.
Por la tarde, toros de Alcurrucén para Matías Tejela, Alejandro Talavante y Daniel Luque.

- Sábado 7 de agosto.
Novillada sin picadores matinal.
Por la tarde, ocho toros de Fuente Ymbro para Julien Lescarret, Sergio Aguilar, Miguel Tendero y Román Pérez.

- Domingo 8 de agosto.
Novillada sin picadores matinal.
Por la tarde, toros de Miura para Rafaelillo, Javier Valverde y Alberto Aguilar.

- Lunes 9 de agosto.
Novillos de Robert Margé para Patrick Oliver, Tomasito y Thomas Duffau.

- Sábado 4 de septiembre.
Toros de Ana Romero para El Fundi, El Juli y Juan Bautista.

- Domingo 5 de septiembre.
Toros de Torrealta para Enrique Ponce y Sebastián Castella, mano a mano.

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2010.04.15

【メキシコ闘牛】 早いご回復を

Macias314ムンドトロの縫合画像なんかもー慣れっこだぜ!、とサイトを見に行ったら、縫合動画だった_| ̄|○
マシアスさんはさすがにつらそうではあるけど、ちゃんとインタビューに答えていた。

さて上のとは別に、これ↓は3月14日、バレンシアのファジャスに出た時のハイライトと、入院中の病室でのインタビュー動画。剣とコヒーダの場面はあるけど、特にえぐくはないんじゃないかな。こんな状況下にもかかわらず、不覚にもちょっとドキドキしてしまったのだった。

http://www.youtube.com/watch?v=H9_JBgDPXFc

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【闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 6日目

Barrera4月14日 トロ: El Torreón , Conde de la Maza (4º bis)

アントニオ・バレラ
ルイス・ボリバル
サルバドール・コルテス


マエストランサの特別な午後。この日出場した地元出身のトレロ、アントニオ・バレラの父親は前日に急逝した。
コリーダは黙祷で始まり、黒い衣装のバレラは、1頭目の闘牛を天に捧げた。

セサル・リンコンの牧場の牛は、総じてあまりいい仕上がりではなかった。2頭目のボリバルの牛が一番よかった。(あと、3頭目)
なんだか巨大な牛もいたし(バレラが小柄だからそう見えたんだろうか…)、ノビージョかなと思うような牛もいた。

残念ながら、バレラは牛に恵まれなかった。4頭目の牛は出てきてブルラデロに衝突し、角を折って交換になった。この日は牧場主として闘牛場にいたリンコンも、暗い表情。代わりに出てきた牛もまた難しかった。
サルバドール・コルテスは、6頭目の牛をバレラに捧げたのだけれど、牛は弱く、ムレタに入るとすぐ膝をついてしまった。悔しそうな表情のコルテス。
コリーダも終わりに近づく頃、闘牛場には天の涙のような激しい雨が降った。


【もみあげアミーゴス】

この午後、マエストランサのカジェホンでひときわ強烈な存在感を放っていたのは、モランテさんとアミーゴのファン・ホセ・パディージャでありました。
なんといっても闘牛士は仕事服があれなので、私服の趣味も個性的な人がしばしばいますが、私服姿の方がさらに濃い、と思えるトレロは今のとこモランテさんくらいだ。

Padillamorante
(photo: burladero.com)

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2010.04.14

【闘牛】 フェリア・デ・アブリル@セビージャ 5日目

Amaciassevilla4月13日 トロ: Palha

セラフィン・マリン
アルトゥロ・マシアス
イバン・ファンディーニョ


アルトゥロ・マシアスは、欧州のフィグラたちがメキシコに行っている時に動画で見かけて、ちょっと気になっていたトレロ。髪を短くしてると時代劇の雷蔵のようだなあ、と思って見てました。
バレンシアではスペインの観客に鮮やかな印象を残し、マドリードでのパフォーマンスが期待されていましたが、13日、セビージャのフェリアでももをコルナーダされ20センチの重傷を負った。

バレンシアに続いてまたも負傷。最初の闘牛でマシアスが投げた帽子は逆さまに落ち、それはこのテリブルな午後を暗示するかのようでした。


Palhaの牛は最初から、近寄ってもこない牛。パセがつながりそうな牛たちではなかったけれど、3人の闘牛士はなんとか牛を動かそうと奮闘した。しかし努力も空しく、凡庸な内容にマエストランサの観客も浮かない顔…4頭目までは。

5頭目のマシアスの牛は、出てきた時からしつこい感じだった。開いた角が細く鋭い。マシアスはセラフィン・マリンの最初のカポーテの時、すでに角でズボンを裂かれ、白のハーフパンツのようなのを重ねてはいていた。
この牛は人を見てる危ない…と思った矢先、パセの瞬間急に向きを変えた牛が、マシアスの体を2度、宙にはね上げた。

クアドリージャに抱え上げられて医務室に運ばれるマシアスの顔は苦痛にゆがんでいたけれど、それはむしろ「意識があるんだ」という妙な安堵を生んだ。実際幸いにして、角の一撃は動脈と静脈をそれていた。その意味では、彼のカポーテ・デ・パセオに刺繍された聖母マリアの加護はたしかにあったのです。

マシアスに代って牛にとどめをさすために出てきたマリン(彼はカタランだ)も、前の牛に足を踏まれたのだと思うけれど、血がソックスの方までにじみ出していた。
(追記:自分の剣でかかとを傷つけたらしい)
6頭目のイバン・ファンディーニョの牛もまた、人を狙ってくる危ない牛。砂場を正視できない女性客。ピンチャソが2回、無理もないと思う…

トレロたちの闘いに時折ひかえめな拍手が贈られるものの、この午後は6度の沈黙と、悲鳴のうちに終わった。
マシアスはセビージャ市内の病院に数日入院しなければなりませんが、彼自身は怪我の重さは分かっているものの、マエストランサにデビューしたことについては満足しているらしい。大事なくサン・イシドロに間に合えばいいけど…

(photo: burladero.com)

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【闘牛】 なんてひどい午後

セビージャ。Palhaの牛には問題があったと思う。動かないかと思えば人を狙った。
ひどくコルナーダされて地面に叩きつけられたマシアスは、最後まで医務室から出てこなかった。かなりの重傷ではないかと思う…

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2010.04.13

【フランス闘牛】 モン=ドゥ=マルサンのカルテル

Affichemadelein7月16日から20日まで開催される、マドレーヌのフェリア@モン=ドゥ=マルサンのカルテルが発表です。
マリー・サラの用意したフルコースのメニューは、"ミウラーダ"のオードブルに始まり、メインディッシュはポンセ、フリ、ルケらフィグラたち。そしてデザートは、ホセ・トマスとセバスティアンの豪華なピエスモンテ、です。
ホセ・トマスの合意を取りつけて話題になったマリー・サラは、他のスター闘牛士たちをこのフランス南西部の町に惹きつけることに成功したのです。

トロのコリーダが4回。コリーダ・ミクスト、ピカドールあり・なしノビジャーダ、ポルトガル闘牛が各1回。


16日は、"スペシャリスト"ファン・ホセ・パディジャ、ラファエリジョとジュリアン・レスカレがミウラの牛と相対する。
パディジャとラファエリジョは先日アルルでミウラ牛を相手にした時、ちょっとブーイングされたりしたのだけど、モン=ドゥ=マルサンではどうでしょう。

17日はエンリケ・ポンセ、エル・フリ、マティアス・テヘラというスペインのスターたち。牛はガルシグランデ。

18日はスペインのセルヒオ・アギラル、コロンビアのルイス・ボリバル、メキシコのアルトゥロ・マシアスと、インターナショナルな顔ぶれ。牛はフエンテ・インブロ。
夜はポルトガル闘牛。

19日午前は地元のノビジェロ、トマ・デュフォーとマチュー・ギヨンのマノ・ア・マノ。
牛はエル・トレオン(セサル・リンコン)の若牛。
午後はパブロ・エルモソ・デ・メンドーサ(騎馬闘牛)、フリオ・アパリシオ、ダニエル・ルケ。牛はフェルミン・ボオルケスとエル・ピラール。

20日午前はノヴィラダ・ノン・ピケ。、そして午後、フェリアを締めくくる「最後の花火」はマノロ・サンチェス、ホセ・トマス、セバスティアン・カステラ。牛はビクトリアーノ・デル・リオです。


↓19日に出場するフランス期待のノビジェロ2人。黒髪がトマ・デュフォー、小柄な子がマチュー・ギヨン。共にリシャール・ミリアンの教え子で、仲良し。

Montois


vendredi 16 juillet
Corrida, 18h 6 toros de Miura
Juan Jose Padilla - Rafaelillo - Julien Lescarret


samedi 17 juillet
Corrida, 18h 6 toros de Garcigrande
Enrique Ponce - El Juli - Matias Tejela


dimanche 18 juillet
Corrida, 18h 6 toros de Fuente Ymbro
Sergio Aguilar - Luis Bolivar - Arturo Macias

Corrida Portugaise, 22h 6 toros de Campo Amor
Alvaro Montes - Sergio Galan - Manolo Manzanares

lundi 19 juillet
Novillada piquée, 11h 4 novillos de El Torreon (Cesar Rincon)
Thomas Dufau - Mathieu Guillon

Corrida, 18h
2 toros de Fermin Bohorquez
Pablo H.de Mendoza

4 toros de El Pilar
Julio Aparicio - Daniel Luque


mardi 20 juillet
Novillada non piquée, 11h 4 novillos de Paul et Jérôme Bonnet

Corrida, 18h 6 toros de Victoriano del Rio
Manolo Sanchez - Jose Tomas - Sébastien Castella

(フェリアの公式サイト http://www.fetesmadeleine.fr/ でご確認ください)

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2010.04.10

【写真】 報道写真で思い出したこと

雑誌のごく小さな図版で見ただけなので勘違いの可能性が大きいけれど、キャパのスペイン内戦時の報道写真で、樹上で電話線を張っていて狙撃された兵士の写真に、奇妙な違和感を覚えたことがある。
キャパの写真をめぐる絶えないやらせ論争は、報道写真の持つある種の"饒舌さ"にもよるんじゃないだろうか。リー・ミラーの戦争写真は、そういったものとはちょっと違うところにあったような気がする。

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【ラグビー】 もうひとつの"フルシェット"

かなり前に、元共同通信のカメラマンが書いた『写真のワナ』という本を薦められて読んだことがあるのだけれど、報道写真の虚実という点で興味深い本だったです。

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ハイネケンカップでの"目つぶし"疑惑で、ERCから70週間のサスペンションを言い渡されたスタッド・フランセのアトゥブが、フランス協会とリーグに対し処罰の分離を求めていた件ですが、FFRとLNRの委員で構成される懲罰委員会は結局、ERCの決定をフランス国内にも適用することを決めました。
(でもこれね、LNRの委員は処罰の分離を支持してたらしいよという噂もある。つまり糸を引いたのはFFRだと)

この決定により、アトゥブは2011年4月22日まで全コンペティションに出場停止。アトゥブとクラブは今後はCNOSFに訴えていくかまえ。
とはいってもつい先日、デュピュイの異議申し立てがCNOSFから認められなかったこともあり、アトゥブはデュピュイ同様、CNOSFに却下された場合はパリの行政裁判所に訴えることも視野に入れてます。


「このクリエイションは特に、ペルピニャンのHOチンクの処罰の分離の後で、IRBからの批判の結果である」、とrugbyrama。
先日のラパセIRB会長による牽制発言(処罰のユニバーサリティの原則を守るべきだという)はそこそこ効いたと思われます。
しかしフランス国内には今、シックスネイションズのスコットランド×イングランドの時、スコットランドHOフォードに目つぶし(らしきこと)をしたイングランドHOハートリーが召喚されなかったことに対する不信もあるのです。

ハートリーの目つぶしはいわば悪癖、というのは、彼はすでに07年にワスプスの2選手に対する同じ行為で、26週間のサスペンションを科されたことがあるから。
しかし、この試合のウェールズ人の委員は、ハートリーを規律委員会に召喚しなかったという。

試合の映像では、相手のフォードがファウルをアピールしなかったこともあって、この場面はそれほど重大には見えませんでした。ハートリーも下を向いているので、どこまで故意の行為かは分からない。でも、写真になったら印象はどうでしょう。

Scoteng

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1秒の何千分の一でしかない瞬間をとらえた、たった1枚の不明瞭な写真で厳罰を科されたアトゥブ。
今回のニュースについてのフランスのラグビーファンの反応はというとね…
レキップ読者の皆さんが記事に寄せたコメントを、先着順に取り上げてみますか。


「驚くべきスキャンダラス!」

「もしアトゥブがイギリス人だったら、せいぜい2週間の処分ってとこだろう!」

「これはまぎれもないスキャンダル!ブリタニックのラグビー支配と戦うかわりに、FFRとLNRは彼らに忠誠を尽くした!アトゥブとスタッド・フランセは、ラグビーにおける処罰のユニバーサリティと戦わなければならない。こんな馬鹿げたルールがあるのはラグビーだけだ!」

「どんな処分が出るか見たくて、次の目つぶしが待ちきれないよ…」

「ああいった行為やファウルは受け入れられないにしても、1枚の写真を大いに疑わなければならない。それはほんの一瞬の出来事しか示していないんだ。それは本当に行き過ぎで、受け入れがたい。ブリタニックやケルト人に科される処分と比較すればね」

「ハイネケンカップとシックスネイションズをボイコットすべき。そうすればまじめに受け止められるかもしれない」

「重く、むしろ厳しい処分だが、悪人は罰されなければならないし、ハイレベルのプロは模範を示さなければならない」

「僕達は、より複雑で"トリッキー"で、でも病的なまでのルールで、ラグビーはイングランドのスポーツだということを知ったよ!裁判所に訴えなければならない。この選手は生活手段を奪われたんだから!」

「この忠誠心あふれる決定は、必ず判例を作ることになるだろう。ここまでフランスの規律上の決定機関は、1枚の写真を証拠として採用しなかった。先が思いやられるよ。偽造写真が氾濫する恐れがある。そしてLe Corvecの件*1。ビデオが示した同じ行為(目つぶし)に対して40日?僕達の規律委員会は役立たずだ…」

「僕がショックなのは処分の厳しさじゃなくて、むしろ同じファウルをしたイギリス人に対する決定機関の寛大さだね」

「僕は、スタッド・フランセの選手たちは、協会やリーグから狙われていやしないかと思い始めてるよ!なるほど目つぶしは処罰に値する、でも、どうしてアトゥブ(とデュピュイ)に国内レベルでの猶予が与えられないんだ!欧州規模の処分は十分彼らの教訓になったと思うよ!」

「フランスの決定機関は、ヨーロッパカップで戦うフランスのクラブに対する報復を恐れて、罰を短縮しないんじゃないかな。チンクの事件の後、フランスのクラブがヨーロッパカップの何試合かで16対15で負けたことを思い出してみてよ」

「最悪なのは、ERCとIRBの会長がフランス人だってことさ!!! 彼らは単にフランスの選手を見せしめにしたかっただけだ。ただ彼らの職を正当化するために。それから、こういった行為がラグビーグラウンドから追放されなければならないのは本当だ。それでも、70週間のサスペンションは途方もない」


*1 シックスネイションズの最中に、リーグで結構もめてた事件。クレルモン×ペルピニャンの時、USAPのLe Corvecがクレルモンのカドモアに目つぶし。LNRの規律委員会による処分は、最終的に40日間のサスペンション。40週間じゃないスよ)

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【フランス闘牛】 フェリアの動画・フランススターとフランス若手

http://www.feria.tv/video-1365_puerta-grande-pour-el-juli.html

フリがグランド・ポルトした2日のアルル。
「カメラきらーい」という感じのセバスティアンのアップで始まる動画。見どころはラグビー部マルコ・レアル君のガタイと面構え。ファンディ路線を目指すの?


http://www.feria.tv/video-1366_interessante-novillada-de-blohorn.html

うってかわってアルル3日のノビジャーダ。トマシトことトマ・ジュベール君、文化部。


http://www.feria.tv/video-1369_triomphe-de-roman-perez.html

アルル4日、この日耳3枚取ったロマン・ペレス君柔道部。出てきていきなり柵をぶっこわす牛。こんな牛ヤダ。


http://www.feria.tv/video-1373_arles--grande-faena-de-tejela--.html

アルル5日、ファン・バウティスタのグランド・ポルト。


http://www.feria.tv/video-1372_malaga--el-tato-jose-tomas-et-castella.html

これはマラガの2日目。エル・タト、ホセ・トマス殿堂、セバスティアン。

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【ラグビー】 オドリスコル様、将来を考える

私自身は結果知ってても結構フツーに試合を観られるほうなんですが、ハイネケンカップの結果については、Jスポの放映前には書きませんので大丈夫ス。


さて今日のクレルモン戦でスタメンのオドリスコル様。まあレンスター現コーチのチェイカがパリに行くなんてことになると、そんな話も書き立てられるのかなあ、と思っていたことがやっぱり記事になっていた。
つまり、アイルランド協会との契約が切れる2011年ワールドカップ後に、彼はチェイカを追ってスタッド・フランセに行くんじゃないかという話です。

実際、アイリッシュ・インディペンデントの取材に答えたオドリスコルは、その情報を否定はしなかったらしい。
まあノリでしゃべってるのかもしれないし、スタッド・フランセのクラブ状況や方針(スターより若手に投資するという)を考え合わせても、実現の可能性は低そうな話。(これだけでいくらでも飯食えるけどね)
でもいずれにしても、アイルランドの英雄的選手である彼が、キャリアの終盤に新しい冒険をしてみたいという気持ちがあるのは本当らしいのね。
(以下はフランスの翻訳記事を読んだので、元記事とはちょっとニュアンスが違うところがあるかも…)

「どんな可能性も除外しない。以前、僕は移籍に心が動いたことがある。レンスターにはちょっと幻滅していた。3年間で3人のコーチ。レンスターはどこに行くのだろうかと思っていた。でも、マイケル・チェイカは僕達に安定をもたらした。
それは全キャリアでただ1つのクラブにとどまらなければならないという意味じゃない。選択が生じればオープンに検討するよ。契約満了まであと18ヶ月ある。僕は彼(チェイカ)がパリに行くのを待って、そして32歳でヨボヨボの年寄りを彼がほしがるかどうか見るつもりだ。
現状には本当に満足してるし、自分のラグビーをエンジョイしてる。僕は橋を渡るだろう。でもそれはもっと先の話だ」

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2010.04.08

【ラグビー】 シックスネイションズをのんびり振り返る(3) 小さな王様

Parrabonnaire_2今季のシックスネイションズで、最も評価を上げたフランス代表はモルガン・パラかもしれない。時折、判断の上で若さをのぞかせることもあったにせよ、そのキッカーとしての成長とパトロンの気質は強い印象を残しました。
クレルモンのチームメイト、マルジューの、「パラはミニョーニよりずっと狂犬」という言葉の意味が分かった気がしたよ…(フランスのSHはそのくらいでないとね!)


ポルトガルのオリジン。パラの才能は、ラグビーの伝統的なメッカから遠く離れた北東部のロレーヌ地方で開花した。
鉄鋼の町メスで生まれ、ごく小さい頃から、SHである父親のアントニオに連れられて、RCメスのトレーニングや試合を見に行っていた。4歳半でラグビーを始め、6歳で初めて試合に出場。

パラのプーサン(ジュニアチーム)のコーチは、彼のリーダーの気質や早熟なテクニック、そして年に似合わぬ洞察力を指摘しています。
「子供たちはボールの周りに殺到するものだが、パラは一歩引いて状況を見ていた。コルマルでのトーナメント決勝の時、我々はパラの1本のキックのおかげで勝ったんだ。彼はディフェンスの上にパントを上げ、自分でキャッチしてトライを挙げた。あの年ではめったにお目にかからないプレーだよ!」

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日頃選手を誉めることには慎重なリエヴルモンも、パラについては(こっそりと)、「彼は特別だ」と賛辞を惜しまないらしい。
まず驚かされるのは、彼のチャレンジをものともしない能力。代表スタッフは彼に、クラブでは務めていないキッカーやSOの役割を求めますが、パラの答えはひとつ。
「問題ないよ、僕はチャレンジが好きで、負担に感じたことはない」

代表のキックコーチ、ゴンサロ・ケサダは、ブルゴワンでパラとトレーニングを始めてまもなく、彼の希有な気質を見抜いたようです。
「モルガンには体重以上の勇気がある。私はテクニックと同じくらい、スポーツのサイコロジーが好きだ。私は彼に、キッカーにふさわしい精神力を感じた。彼はストレスをポジティブなやり方で利用することができるんだ。簡単なPGを失敗することもあるかもしれないが、一番大事なPGについてはほぼ100%で決めている」

ケサダはさらに続けて、
「ヒエラルキーに関して、彼はこの秋はデュピュイの後ろだった。マルク(リエヴルモン)は彼をエリサルド、ミシャラク、ヤシュヴィリの前に置いた。すでに力を証明した偉大な選手ばかりだ。気の弱い選手なら、当然責任の重みに苦しんだだろう。モルガンはその反対だ」

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代表での経験はもちろん、クレルモン加入はパラをまた一回り成長させた。シーズン前半はしばしばベンチに置かれ、ブルゴワンでは子供の王様だった彼は、一から自分を見直さなければなりませんでした。そして、ついにコッターやFW陣の信頼を獲得した。
「FWたちは、彼らは僕が実力を証明するのを待っているんだ、ということを分からせた。僕は彼らのために痛い思いをして、そして今では、僕のために痛い思いをしてるのは彼らだよ」


しばしば、SHを選ぶのはFWだといわれる。そして、フランス代表のFWたちはパラをかわいがっているように見える。
「俺たちはデマンダーだ。操られるのが好きなのさ」、とはシャバル。

パラは、このFWたちとの距離の近さはブルゴワンの文化によるものだと言います。
「僕がデビューしたとき、ミルーやボネール、ピエール、フリエルは僕にこう言った。"俺たちはお前に仕事をやる。だが、お前は俺たちを操縦しなければならない"。 Mickaël Forestやエリサルドの影響で、9番のポジションはFWの側にあるということも学んだ。パスカル(パペ)やセバスティアン(シャバル)、リオネル(ナレ)のような、僕がブルゴワンではよく知らなかった選手たちでさえ、お兄さんみたいな存在だ。彼らとはすべてを分かち合おうと努めてるよ」

このパラのいい子発言に、FWたちは爆笑。というのは、パラは自分より20センチ30キロもでっかい連中をイライラさせるのが大好きだから。
「今のところ俺たちはあいつを守ってやってる。だが、試合(イングランド戦)が終ったら、あいつは罰金だ」、とナレ。パラも答える。
「僕たちがイングランドに勝つんなら、そんなのかまわないよ」

Parraem

Parraem2
(Photo: L'equipe Magazine)

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【フランス闘牛、スペイン闘牛】 カタルーニャの話題、フェリアの結果

先日Televisió de Catalunya が行ったアンケート調査で、実はカタルーニャ市民の60%強は、カタルーニャ州議会が闘牛を禁止するのに反対している、という結果が出たらしい。

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フェリア・ドゥ・パーク@アルル(3日以降)

4月3日 午前 ノビージョ(若牛):Blohorn
パトリック・オリベル
トマ・ジュベール(トマシト) 耳1枚
ファン・デル・アラモ     耳1枚

4月3日 午後 トロ:La Quinta – Prieto de la Cal – Samuel Flores –Maria Luisa Dominguez - Dolores Aguirre – Flor de Jara
ウセダ・レアル
ハビエル・バルベルデ
ルイス・ボリバル    耳1枚

4月4日 午前 トロ:Ana Romero
アントニオ・フェレラ
ホセリート・アダメ
ロマン・ペレス   耳3枚

4月4日 午前 トロ: Miura
ファン・ホセ・パディジャ
ラファエリジョ
メディ・ サヴァリ

4月5日 午後 トロ: Puerto de San Lorenzo
エル・フリ
ファン・バウティスタ  耳2枚
マティアス・テヘラ   耳2枚


地元アルルのロマン・ペレス、ファン・バウティスタがグランド・ポルトを果たしていますが、全体的には少し期待はずれの内容だったかもしれない。特に4日の"ミウラーダ"は。
やはりアルル出身のトマシトは、先日去年のマドリードでのノビジャーダを見たのだけれど、とてもいいノビジェロだった。セバスティアンの名前が引き合いに出されるのも分かる気がしたのでした。

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Malaga4月3日@マラガ ""コリーダ・ピカシアナ"  トロ:Luis Algarra
ハビエル・コンデ
エル・シド
エル・ファンディ

マラガ出身のパブロ・ピカソにちなんだ闘牛。アレーヌの砂の上にはピカソの線描画。トレロたちの衣装もキュビズム風だったり、アルルカン風だったりと華やかでしたが、残念ながら耳はなし。

4月4日@マラガ トロ:Núñez del Cuvillo
エル・タト
ホセ・トマス
セバスティアン・カステラ  耳1枚と耳1枚

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2010.04.06

【フランス闘牛、スペイン闘牛】 トレロと6頭の牛

フェリア・ドゥ・パーク@アルル
4月2日 午後 トロ:ドミンゴ・エルナンデス(ガルシグランデ)

エル・フリ  耳3枚
セバスティアン・カステラ
マルコ・レアル(アルテルナティブ)


アルルの復活祭のフェリア、2日の午後はエル・フリがグランド・ポルト。牛はガルシグランデと発表されていたけれど、ドミンゴ・エルナンデス?…オーナーが同じということなのかな、ちょっと分からない。
ともかくコリーダは期待されたレベルからは遠く、フリだけが窮地を切り抜けたと、そんな午後だったらしいス。

セバスティアンはアルルでは2頭とも難しい牛を引いてしまい、ほとんど解決策がなかったらしい。しかしその2日後、マラガで耳を1枚ずつ2枚取ってグランド・ポルトした。
彼の場合、もしかしたら5月13日のチャリティ闘牛まで大怪我はできないというような意識が、心のどこかに作用しているのではないかと気がかりだ。そんなことを思ったのも、同じ週末、改めてソロ闘牛の責任の重さを考えさせられるような出来事があったから。

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Gallo4月4日の午後にカナルプリュスがライブ中継を決めたのは、ホセ・トマスとセバスティアンが出場したマラガの2日目でも、セビージャの初日でもなく、ラス・ベンタスで行われたダニエル・ルケのソロでした。
ここ2シーズンで最も有望なトレロの1人とされるルケは、ヌニェス・デル・クビジョとファン・ペドロ・ドメクの6頭の牛を1人で相手にした。彼のキャリアの重要な午後、でも彼は賭けに勝つことができなかった。

ルケはどこか気がせいているように見えた。2頭目の牛に2度のピンチャソと7回のデスカベジョ、明らかに普段の判断力を欠いていた。ラス・ベンタスの厳しい観客からは、6度の沈黙と、口笛。


また日曜には、サラマンカのトレロ、エドゥアルド・ガジョ(なかなかイケメンだ…)もギフエロでソロ闘牛を行った。セバスティアンと同じくハイチ救済のチャリティ闘牛で、開始前には黙祷が捧げられた。
しかし思わぬアクシデント。ガジョは2頭目のカポーテの際、カジェホンに飛び降りた拍子に足の親指を脱臼してしまったらしい。なんてことだろう。そこから先は代役の2人の闘牛士のマノ・ア・マノになり、1人はコヒーダされ重傷を負ったという…

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2人のフィグラに見守られてのアルテルナティブは、残念ながら成功とはいかなかったけど、マルコ・レアル君はこの進級で、史上53人目のフランス人マタドールになるそうだ。
闘牛一族の出身で、父はフレデリック・レアル。おじのパキート・レアルはアルルの闘牛学校でマルコを育成した。フリの財団の闘牛学校にいるファン・レアルは、たしか彼のいとこだったと思う。
しかし闘牛士のガタイじゃないだろ。

Marco1
(photo: burladero.com, Midi Libre)

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2010.04.04

【自転車】 フランドル終了

カンチェさんパネェっす

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【日記】 さぶい花見だったわけだが

Sakura2010

花見は年に一度、国民あげて満開の植物の生殖器を眺めて喜ぶ国家的ヘンタイ行事なのですから、私としても悔いなくやりたいものです。

寒かったし小雨降ったけど、八分~九分咲きというところだったせいか、ソメイヨシノの花はまだ桜色が勝っていてきれいなものでした。一方で、今年は枝垂れ種がちょっと遅れているみたいだ。
以前は凛としたヤマザクラが好きで、その後園芸種の人工性が好きになり(夜の八重桜って、なんて大正日本画)、今では節操なく何でもきれいだと思う。

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2010.04.02

【ラグビー】 エイプリルフールは終ったかしらね

フランスではpoisson d'avril (4月の魚)という。

【他は処分なし】

Top14とProD2の6クラブを財政状態について聴取したLNRのDNACGは、さしあたってモントーバン以外のクラブには降格処分はない、とコミュニケで発表した。
D2への降格が言い渡されたモントーバンは、異議申し立てをするそうだ。


【ご延長】

最近の代表選手たちの契約延長。

・ピュリセリはバイヨンヌと3シーズン+の契約延長。クラブが降格するかもしれない時点だというのに、おまえってやつは(´;ω;`)

・クレールもトゥールーズと3季+の延長。

・バスタローはスタッド・フランセと3季の延長。初のプロ契約どす。

以前「僕の夢?スタッド・フランセでキャリアを全うすること。僕は100%パリジャン、それが誇りさ」、と話していた太郎なんだけど、昨年の事件の時彼を支えたクラブには、感謝もしていることだろう。
そういうところがもとで、トゥールーズ系メディア(ミディ・オランピックとかデペシュとか)からは狙い撃ちにされているようなところもある。どうもトゥールーズ系メディアの脳内では、フランス地図は「ガロンヌ川の北と南」であり、北はもれなく格下のラグビー後進地域であると、そういう認識のようなんだよ…


【スタッド・フランセの仮住まい】
Sjb
さかのぼってみれば、パリのドラノエ市長が新ラグビースタジアム建設構想を発表したのは06年頃のことではないかと思うんだけど、この計画はその後、延々とパリ市会でもめ続けることになったのでした。

火曜、パリ市会は討議の末、"1億5700万ユーロと見積もられる総工費で、現ジャン=ブアンの敷地に2万席の新ラグビースタジアムを建設することは全体の利益である"として、計画を可決したようなんだけど…これで決まりってことでいいんスか?
新スタジアム完成後、スタッド・フランセは年間使用料30万~50万ユーロでここを使用することになるでしょう。


さてスタジアム建て替えにともない、工事の間エグザイルとなるスタッド・フランセがどこでホームゲームを行うかが話題になっている。
マックス自身は「まだ決まっていない」とコメントしているものの、パリ市のスポーツ担当によれば、それは13区のスタッド・シャルレティ(2万人収容)になるだろうと。

さしあたってリーグ最終節の26節、ラシンとのダービーは、ジャン=ブアンのグラウンドがこの冬の寒波でボロボロなため、このシャルレティに場所を移して行われる。
パリジャンが最後にシャルレティで試合をしたのは、05-06シーズンのハイネケンカップ、レスター戦。

「シーズン最後の試合(ラシン戦)は、シャルレティでプレーすると思う。他には解決策がない。PSGとは(パルク・デ・プランスの使用について)交渉しないつもりだ*1。あそこはまた我々に法外な金額をふっかけてくるだろう。
シャルレティは美しいスタジアムだが、ラグビー用に造られたスタジアムではない(トラックがあるからねえ…)。しかし、工事期間中は解決策を見つけなければならない」
(マックス談)

*1 直近では、ハイネケンカップの準決勝に進んだ時のためにパルクを借りようとして、PSGの試合開催日との近さを理由に、PSGから使用を断られたばかりである)

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【自転車】 痛車拝見

neuronさんありがとうございました (;´Д`
ランス、ああいうのに乗ればいいのに!(村○隆とかじゃなく)

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2010.04.01

【ラグビー】 金と人事とTop14

ざりざりの花見だったぽ

週末仕切り直すぽ。気を取り直してフランスラグビーの動向でも見てみようではないか…ってまた事件か。うちのブログはワイドショーじゃねーんだ。


【ベルジャリアンたち】

Grandchelem4「ブルゴワンは勝利にふさわしかっただろうに。なんという勇敢さだ。これがTop14の彼らの順位に高くつく負けでなければいいんだが」
(シャバル、Twitterで)

先週末のTop14で、トゥーロンに9-13で破れたブルゴワン。残り3試合で11位、いまだデンジャーゾーンを抜け出すことができません。

本来こんなところで残留レースをしているようなクラブではないはずですが、ここ数シーズン、財政状態の悪化はチームの成績に暗い影を落としています。それでもリーグで、欧州カップで、ブルゴワンの誇り高い戦いぶりについては常々掲載しているとおりです。

フランス代表がシックスネイションズでグランドスラムを達成したときの写真の中に、元ブルゴワンの選手たち勢揃いの1枚がありました。今も古巣を忘れていない選手達の存在は、苦しい状況を闘っているクラブとサポーターへの励ましにもなったはず。実際、シャバルは自分のブランドのCM契約を結ぶことで、ブルゴワンを金銭的に支援している。

そのブルゴワンの最近の財政状況にも関係するニュースが↓でございます。


【DNACG、仕事をする】

LNRのDNACGは火曜、Top14の3クラブ(ブルゴワン、モントーバン、スタッド・フランセ)とProD2の3クラブ(モンドゥマルサン、タルブ、リヨン)を、予備予算の赤字についての説明を求めるために呼び出したそうなんである。

29日付のレキップによれば、スタッド・フランセのグアジニ会長とリーグの代表は、スタッド・フランセの赤字について報道された数字を電話取材で否定した。それは実際、伝えられた250万ユーロより少ないと見られ、予備予算で8%後れを取っているだけであろうと。

LNRは同時に、パリジャンの降格処分の可能性はないと認めたようだけど、補強の停止とか罰金とか、リーグのポイント剥奪とか、そういうのはあるかもしれない。
しかしスタッド・フランセは200万ユーロのストックとスポンサーを持っていて、非常事態ということにはならないんじゃないかな、というのがレキップの見方でした。


より小規模なクラブにとっては状況はさらに深刻ですが、ブルゴワンに関しては、どうやら60万ユーロの赤字を埋めるための解決策を見つけたらしい。
最も心配なのはモントーバンです。モントーバンはまだ170万ユーロを探しており、さらにメインスポンサーが段階的な撤退を決めたらしく、降格処分の危険が増大しています。

火曜の聴取を受けたブルゴワン、モントーバンの会長とスタッド・フランセのGMは、おしなべて楽観的だったそうだ。ともかく、ガンバレみんな。


…と、ここまで書いてレキップのサイトを見たら、モントーバンに2部降格処分が言い渡されたそうだ。クラブは不足の200万ユーロを見つけるという条件で異議申し立てもできる。これで降格とか、ファンもせつなかろう。わーもう、ガンバレ!
(これエイプリルフールとかだったらドツく)


【50万ユーロの男】

スタッド・フランセに関して言えば、あそこはもともとマックス・グアジニがNRJラジオを辞めたときに持ち株を売った金を突っ込んでやってたようなクラブだから、それほどの財政的基盤はないと思う。
リッチなオーナー会長が参入したTop14で、その他が戦力的に対抗するのがいかに困難になりつつあるか、という1つの表れなのかもしれません。

少し前にサラリーキャップについての記事をちょこっと載せたけれど、実際大勢には影響のない数字で、ほとんど話題にもならなかったのでした。それでもサラリーキャップ導入については、ラグビーファンからはポジティブな反応が多かったように思う。


そんな中で、なかなか景気のいい数字が踊っているところもある。同じく降格危機にさらされているバイヨンヌから、代表若手ウィングのファルが来季ラシンに移籍するんじゃないかという話です。
ファルはバイヨンヌと2012年まで契約があり、ラシンが彼を獲得するには50万ユーロと見積もられる移籍金を支払わなければなりません。

しかし交渉を進めているらしいファルの代理人とバイヨンヌ、ラシンは、いずれもファルの移籍を現段階では否定した。ラシンにはバイヨンヌの要求する50万ユーロを支払う用意があるらしい。けれど、両クラブに近い筋によれば、まだバイヨンヌには具体的なオファーは何も届いていないという。


これもリエヴルモンの若手起用の功罪とも言えるのかもしれないけれど、こんな話が出るようでは、アラン・アフルルもバイヨンヌから手を引くつもりなのかな…


【スタッド・フランセ人事情報】

ここで3月19日まで時計の針を戻しますね。
シーズン末までの契約でお試し期間中だったスタッド・フランセのジャック・デルマスコーチは、シーズン終了後クラブを去ることになりました。
現在9位、彼の使命だったプレーオフ出場は無理っぽいということで、しかたのない決断だったのかもしれませんが、もともと前コーチのマッケンジーが解任されたときにデルマスを連れてきたのはクラブのマネージャーで、マックスの意志ではなかった。
一方で、BKコーチのフォジュロンはクラブに残ると見られる

来季から3年間スタッド・フランセのスポーツ・ディレクターを務めることになるのは、現レンスターのコーチ、マイケル・チェイカ。
名前の表記はこれでいいのかな、レバノン出身のオーストラリア人。89年から91年まで№8としてカストルでプレーし、その後91-92シーズンにパリCASGでプレー。フランス語も流暢らしい。

これはメディアにとってはちょっとしたサプライズだった、というのは、大方予想された名前はガルティエ、ピチョット、ドミニシのような、スタッド・フランセの元選手達だったから。
しばしば噂されたガルティエの復帰については、彼は今いろいろ手広くやっていて忙しいのだと。スタッド・フランセはフルタイムで働ける人物を望んだ。しかしガルティエへの扉はいつでも開かれている、というような話です。

チェイカは今後来季の補強にも携わるだろうとのことでしたが、まーこのクラブ状況だとどうでしょうね。
それとこれとは関係ない話ですが、2ヶ月ほど前に、同じパリのPSGの赤字はどうやら今季だけで1500万ユーロに上るらしいよ、というニュースを見て吹いた。さすがスケールが違う。


以上一気読みでした。すげー疲れた。

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【フランス闘牛】 敵は自分

さて他のことでもするかなと思ったら、セバスティアンがムンドトロのフェイスブックのアボネとチャットをやってしまった。うーんこれも読みたい。
彼の答えの中で注目されていたのは、他のトレロとのライバル関係についてのことでした。


「当面の敵はエル・フリ?」「ペレラとの間にライバル関係はあるの?」といった質問に対するセバスティアンの答えは、実に彼らしいものだった。

「破るべき敵なんて誰もいないよ。自分との闘いがあるだけ。周りに気を取られてちゃ駄目だ」
「対抗意識はない。メディアが言ってることじゃないかな。誰もにそれぞれの道があるってことさ。僕は自分の道を行くべきだし、ライバルも敵も求めない。僕の目的は牛と闘うこと、それだけだ。他のことはどうでもいい」


セバスティアンの優れた資質は、的確な自己批評ができることと、その上で自分により高いハードルを課すことができることじゃないかと思う。ロベール・マルジェは、セバスティアンが頂点にいるのは決して自分に満足しないからだ、と言っていた。
自己の問題点が把握できないひとは、おうおうにして外部に評価の基準を求めるものだけど、誰かに勝って得られるのは、しょせん相対的な評価でありましょう。真に自分に厳しい人にとっては、自分を納得させるのが一番難しい。

たぶん、フリに聞いてもペレラに聞いても、彼らは同じようなことを答えたんじゃないかと思うな。
メディアがそのテの話題をあおり立てるのは商売なんだから当たり前だけれど、闘牛に限らず、ファンはハイレベルのライバル関係というものを努めてポジティブにとらえなきゃいけないね、とは思う。いわゆる、「競争は健全」というやつです。
まあ、セバスティアンはカステジョンでペレラがコヒーダされた時、彼を助け起こして心配そうにしてたよ。

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