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2010.03.20

【ラグビー】 寛容と敬意

木曜の会見で、リエヴルモンは、いつにない調子で自らこう話し始めました。

「この場を借りて、私は不愉快な連中全員に個人的なメッセージを伝えたい。というのは、それほど大勢ではないが、マチュー・バスタローのことで私にメールを送りつけてきた皆さんは、メールに自分の名前をサインする勇気がないからだ」

リエヴルモンに送られてきた何通かの匿名の手紙は、バスタローの態度がフランス代表にふさわしくない、と非難する内容のものでした。つまり、バスタローはラ・マルセイエーズを歌わない。それに黒人だ。だからバスタローは自分をフランス人だと思っていないに違いない…

リエヴルモンはこの人種差別的な批判を、「"愚か"という言葉でもまだ足りない」、と強く非難。バスタローは完全にフランス代表の一員であり、代表のためにプレーすることを誇らしく思っている、と断言しました。
国歌斉唱の時には、自分がエモーショナルになりすぎるのを懸念する選手もいる。おのおのがしたいようにし、それを尊重するようつとめなければなければならない、と。

「ラグビーとスポーツ全般は、他者への寛容と敬意を学ぶ場でもある」
(リエヴルモン談)


嫌な話ではあるけど、個人的に、バスタロー事件の時"彼が移民2世でなく白人のフランス人だったら、ここまで叩かれただろうか"、と思ったのは本当。
リエヴルモンはまた、アリノルドキがラ・マルセイエーズを歌わなかったことで、既にこの種のメールを受け取ったことがあるとも明かしました。今はアリノルドキは個人的な理由で国歌を歌うことにしたという。彼がバスク人だということが、一部のフランス人を過敏にしたのかもしれません。


思い出されるのは、アルジェリア移民二世の元サッカーフランス代表、ジネディーヌ・ジダンが、やはりラ・マルセイエーズを歌わなかったことです。その傍らで、グアドループ出身のテュラムは、音程の外れた国歌を大声で歌っていた。
さまざまな民族のメランジュ。でも彼らにとって代表のマイヨがこの上ない名誉であることには変わりない。私はリエヴルモンと意見は同じ。スポーツから学ぶべきは、敬意と、寛容と、多様性への想像力だと思う。

ああ、もうちょっと考えをまとめて書きたいんだけどな…

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