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2010.02.10

【ラグビー】シックスネイションズ スコットランド×フランス "MERCI LES GROS!"

Ecossefrance3今季はシックスネイションズ加入100周年ということで、グランドスラムを狙う(らしい)フランス。特にバスタローの2トライで、初戦スコットランド戦に18-9で勝利です。

マレーフィールドの雰囲気はいつもながら素晴らしい。シックスネイションズはその精神性と文化の成熟、洗練(しかし、それこそが)において最高のコンペティションでありましょう。洗練とは小洒落たことを言うのではありません。幾多の戦争を経た欧州諸国の歴史の上に、築かれ磨き抜かれたスポーツの奇跡のことを言うのであります。
私が初めてシックスネイションズを観た06年には、やはり初戦にここでチンチンにされスクラムトライまで奪われた記憶があるため、それなりに緊張して観戦に臨んだ次第です。


勇敢なスコットランドは序盤よくボールをポゼッションし、マックス・エヴァンス、ショーン・ラモントらが突破を試みるも、フランスのディフェンスを越えることができない。
スコットランドは10分にパターソンのPGで先制しますが、ただちにフランスがバスタローのトライで逆転(15分)、34分に2トライ目を追加します。(前半15-6)

バルセラ、ミロ=シュルスキ、シャバル、ピカモールの不在でパワー不足が懸念されたフランスFWでしたが、コンバットで優位に立ち、そして何よりスクラムを支配した。
しかし実際、フランスFWはムッシュ・オーウェンのスクラムのレフェリングにフラストレーションを感じていたらしい。
たとえばスコットランド1番が地面に手をついていたことや、8人が計画的に早く前に出たことについて。
この試合で説得力のあるパフォーマンスを見せたドミンゴは、激しく当たってきたスコットランドに対し、フランスは純粋に力を集中して対抗したのだと言います。

判定については、リエヴルモンもいつにないナーバスなトーンで言及しているのだけど、まあ牽制かな。
リエヴルモンによれば、「レフェリングは我々には疑わしく思える。ムッシュ・オーウェンは何より我々のファウルを2つでっち上げ、それはスコットランドに6ポイントを与えた」。そのほかトラン=デュックに対するカテドラル(いわゆるスピアータックル)の見逃し、モール、etc.
カテドラルはねー、フランスもぎりぎりのがあったような気がするよ?


余談。

・試合中一瞬、あれここSDFだっけ、と思ったラ・マルセイエーズの大合唱。フランス人自重。

・トラン=デュックとジョジオンがポジションを流動的に交換しながらプレーしていたようだった。

・ドミンゴってどことなくガットゥーゾっぽいよね。

・あたしのピエール兄貴が最後までピュリセリと間違われていた件について。

・パラはプレイスキック5本中3本を通す。「このPGはパラには難しそう…」とか書くでない、テキストライブの中の人。

・そして忍びのごとく暗躍するキックコーチ、ケサダである。

・ショーン・ラモントにつっかかるなど気の強いところも見せたパラですが、今季はクラブの偉大な前任ミニョーニのようにやろうとして調子を落とした。最近は自分のプレーを取り戻しつつある。マルジューいわく、「あいつはミニョーニよりもっと狂犬だよ」

・それにしても、このグラウンドにいる実に4分の1はすでにスタッド・フランセによって生まれたままの姿にされているのだな、と思うと、言いようのない征服感を覚えた。

楽しそーだな…

Ecossefrance2

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Comments

つきさん
2日連ちゃんで行きましたよ!パブ。さすがに疲れます!
それにしてもルージュリーの頸椎捻挫が軽いものであることを祈ります。おもいっきり相手の肩に頭からぶつかっていましたもの・・・・ 大画面に映った首の手術あとにはびっくりでした。


私もマレーフィールドの雰囲気は大好きです。特に鳥肌ものなのは、マレーフィールドでの「Flower of Scotland」のアカペラ大合唱ですね。(今回はそれに負けないくらいのラ・マルセイエーズもありましたけど)決して好調とは言えない昨今でもスタンドを超満員にしてくれるファンはすごいなあと思います。個人的には、スタンドから通過する列車が見えて、ビール工場からのにおいが漂ってくる!(らしい)改築前のマレーフィールドに行ってみたかったなあ・・・(その頃のScotlandは強かったから私の中では完全アウェイでしたけど)

いよいよ今週はIreland戦ですね。私はこの試合に勝ったほうがグランドスラムいけると思っています。
大晦日の夜中(初一早朝)、おそらく農暦はあんまり関係ないであろう欧州人に混じってパブで観戦致します。
第1節はどの試合も比較的キック合戦にせずにトライ狙いで行ってくれていたように思いますので、今週もそれで頑張ってほしいです。

Ireland vs Italy戦でもレフェリー(フランスの方)はItalyのオフサイドをほとんどとってませんでした。パブでも何度も「オフサイド!」って叫ばれてました。確かに素人目にも「なんで?」って思うことがありました。

Englandのジャージは、100周年記念ですかね。原点回帰とでもいいますか・・・・ベルトまで入れてるあたり芸が細かくていらっしゃる! 個人的にはあのデザインは長そでがいいと思います。あれは今回だけかなあ・・・今シーズンはずっとですかね・・・ずっとだといいなあ・・
だけどフランスはあの白パーカーじゃなかった!なんで!?


Posted by: ナメ | 2010.02.10 at 19:38

つきさん
ああ早とちり!(^-^;
100周年はフランスでしたね。
フランスのジャージももっと青かった90年代のジャージに戻してほしいなあ・・・
たびたび失礼いたしました。

Posted by: ナメ | 2010.02.10 at 23:37

ナメさん
おー2連ちゃん!いいではないですか、お祭りですよ!
フランス×アイルランド、お気をつけて楽しんでらしてくださいね。お客さんはアイルランド応援一色かなあ。

マレーフィールド、Flower of Scotland・・・独特の、身の引き締まるような感覚がありますね。民族の誇りなんでしょうね。
改築前のお話、いいですねえ。いかにもノーザン・ブリテンという感じで。私はムードに弱いのですよ。

ルージュリーのは、本人もあんなにまともに入るとは思ってなかったんじゃ…
彼は首、彼は肩、彼は十字靱帯とか、前に手術したところを覚えているから、再発が怖いですね。
前に好きなサッカー選手が十字靱帯を切って、半年リハビリを追ったことがありますが、それからもう、観戦はいつも怪我の心配と一緒。

>レフェリー(フランスの方)はItalyのオフサイドをほとんどとってませんでした
ポワットさんかな、わりと、日頃から論争の多い笛を吹かれる方らしいス…

>Englandのジャージ
クラシックなやつですよね。私がラグビー見始めた頃にはもうすでにぴっちぴちジャージだったので、ああいうの、新鮮です。
フランス代表でも一度見ました↓
http://www.gettyimages.com/detail/72599532/AFP
やっぱりその試合かぎりの記念ジャージでしたが。

最近のフランスのナイキ・ミッドナイトブルーは、本国でもやっぱりあんまり評判がよくないみたい。
私自身は渋い紺は好きな色なんですが、やっぱりグラウンドだと華がほしいですよねぇ。

白パーカは見たとこスウェットっぽい素材だったから、冬場はウィンドブレーカーなんでは?

Posted by: つき | 2010.02.11 at 16:46

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