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2010.01.24

【ラグビー】 報道写真のミステリー

これは概して、という話だけれど、報道写真史は現実にはフェイクの歴史でもあります。切り取る瞬間、切り取るアングルによって、事実はいかようにも歪曲できる。さらには嘘のキャプションや、加工や、やらせ。
映像や写真を証拠として採用するには、当然それなりの検証が必要なはず…なんだけど。

Ulsf1それはそれとして、これは問題の、アトゥブ(黒袖)の目つぶしの瞬間とされる写真。(前のエントリをご参照ください)
イングランドでは「ディピュイの目つぶし」なんて報じられてた写真ですが、スタッド・フランセが加工を疑ったのも分かるような、何がどうしてこうなったんだかよく分からない写真です。

もちろんこれだけでは前後の状況は分からない。しかしこの中指か人差し指を伸ばしたように見える手の形、どうも不鮮明で不自然。
もしデュピュイ(上)のマイヨを引っ張っているのがアトゥブの手だとするなら、指先でマイヨをはさんで引き下げ、なおかつその指でフェリスの目を突くという状況もややこしい。そもそもこの位置では、デュピュイの右肘が邪魔になりそうだけども…

もっぱら報道されていたのは上のクローズアップ画像ですが、もうちょっと引いてみると↓こうなっている。この位置関係で、乱闘から脱出しようとしていたアトゥブにはフェリスの顔がちゃんと見えていたのかどうか。

いったいどのような状況でこの写真はできあがった?ひととき、謎解きはいかがでしょう。

Ulsf33

Ulsf2_2

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