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2009.11.02

【フランス闘牛】 ミノタウロス

Puerta grande de Sebastian Castella en Las Ventas Parte 1
http://www.youtube.com/watch?v=W_ZwtUUYNL0

Puerta grande Sebastian Castella Las Ventas Parte 2
http://www.youtube.com/watch?v=eM433ESJqCI

(いろいろと包み隠さぬ動画なので、苦手な方はご注意ください)


欧州の闘牛界はそろそろ09テンポラーダのまとめに入っているようだけれど、セバスティアン・カステラは今季はとてもいいシーズンだったようで(私は8月以降しか知らない)、先日はBurladero.comのユーザーの投票で、今季の最高の勝者に選ばれた。
セバスティアンは全投票の32.6%。モランテさんが23.3%、ホセ・トマスが12.4%で続いてる。フランス人闘牛士が本場スペインでこれだけの評価を受けるのは大変なことだろう。


セバスティアンは常々、「頂点に立つのがすべてじゃない、一番難しいのはそこにとどまること」、と言っている。№1の闘牛士でいるためには、朝から晩までずっと牛のことを考えていなければならない、とも。
変な話をするようだけど、闘牛をしている時のセバスティアンは、牛の顔をしてる。そしていい闘牛の時には、牛は彼と意識を共有しているかのように、彼の導くところに走る。
はたして闘牛士はテセウスなのだろうか、それとも彼自身がミノタウロスなのだろうか。


2年前の07年は、彼にとっては停滞のシーズン。前年末の大怪我からなかなか復調せず、調子がベストでないのに続けるよりはと、シーズンを短縮することにした。

「あの頃、僕はもう何も聞きたくなかったし、何も見たくなかった。いろんなことを変えた、特にアポデラードを。シーズンを切り上げた時、自分はごく小さい頃からずっと、闘牛にすべてを捧げてきたことに気づいた。だから何週間か、自分のための時間を取った。僕は生きることを楽しみたかった」
ひととき"人間らしい"生活を楽しんだ後、彼は闘牛場に戻って、再び頂点に立っています。


上の動画は、先月のラス・ベンタスのフェリア・デ・オトーニョでグランド・ポルトした時のもの。セバスティアンが「それまでの人生で一番重要なファエナ」と言っている闘牛です。
カナルプリュスの映像は、サッカーやラグビーと同様、クローズアップが多い。全体が見えないという問題はあるけど、牛の角を前に極限まで集中した表情、牛を倒した後心配そうに主催者席のハンカチを見つめる表情…ディティールが見える。
ムレタに入る前、彼の投げた帽子は上を向いて砂の上に落ちる。アレーヌに不安の影。でも…

「闘牛のスターであるということは、困難に立ち向かって乗り越えることができるということでもあるんだ」

(インタビュー部分は08年のMidi Libreから)

2008zaragoza
(photo: sebastiancastella.net)

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