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2009.09.08

【日記、フランス闘牛】 思い出したことなど

Castellaの発言は濃い。来る日も来る日も体を張った仕事をしている人の頭の中はこうなっているらしいのだった。
私は彼の闘牛を見ながら、「闘牛士と牛の境界が曖昧に見える」、と感じたのだけど、Castellaはそれを「交わる」という言葉で表現していて、ああなるほど…と、正直ちょっと引いたス。

個人的な話になるけれど、私が子供時代をすごしたディープ田舎町は、生活は貧しく気候風土は厳しく、人は因業でした。生きものの命も軽かったけど、人間の命も軽かった。
以前のエントリで書いたことだけれど、そこでは「がき」である私達子供と、「畜生」である生きものは、「着かず離れず、しかしおそらくとても近いところで、何か生々しいものを共有していた」ような気がします。
そんな暮らしだったからかもしれないけれど、子供の頃の私には空想癖があって、美しいものにすごくあこがれた。

Castellaの親は、ベジエの海岸地帯でカマルグ馬を飼育して、観光客相手にプロムナードさせる仕事をしているそうなのだけど、それは過酷な仕事で、家庭環境も難しく、子供の頃の彼はまるでジャングル・ブックの主人公のようだった、と当時を知る人は言っている。
少年時代の彼には、南仏の日差しに輝く闘牛士の"光の衣装"がどういうものだったのかが、ほんの少しだけ分かるような気がするのです。多分彼にとって、「美しい」ということと「自由である」ということはほぼ同義なのだろうということも。


フィガロ掲載の彼のバイオ的な記事を一本いちおう訳したので、後日アップしようかと思う。その後のことはそれから考える…
別ブログはもう消して、闘牛用のプライベートなブログを作ろうかとも思ったけれど、読み返してみればそれなりに真剣に書いたものだし、難しいね…

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