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2009.09.14

【ラグビー】 ケラハーと事件の顛末

Kel0909デペシュ・デュ・ミディ(ただし取材源が不明)とAFPによればですが、

先週金曜の未明2時45分頃、ケラハーは愛車プジョー 3008に友人2人を乗せ、トゥールーズのバーを出た。しかしまもなく交差点で、彼のプジョーはポルシェとごく軽い衝突をした。

ぶつけたのはケラハーの方らしい。ポルシェのドライバーは事故証明をほしがったけれど、ケラハーの車は中心街に向けて走り去った。
追いかけた"被害者"は、市街に入ったところでケラハーに追いつき、両者の間で口論はヒートアップした。ポルシェのドライバーの証言によるなら、ケラハーは散々ののしってから彼を地面にタックルした。

そこに別の2人が通りかかった。他ソース(Rugby365 *1)によれば、若者達。すげーケラハーじゃん!何かあったの?みたいな感じだったらしい。
ともかくケンカを収めに入った若者2人は、ケラハーと彼の友人にどなりつけられ、トラブルに。若者の1人は逃げた。そしてケラハー達は、地面に倒れたもう1人に数発蹴りを入れた。しかし。

この屈強な若者は立ち上がり、ケラハーのパンチをかわして彼にストレートを見舞った。ケラハーはKO、おそらくこの時に眼窩底骨折と肩に怪我を負った。さらに若者はケラハーの友人の1人に頭突きをくらわし、彼の鼻を折ったところで警察が到着。

トゥールーズの検事によれば、警察が介入しようとした時、ケラハーは見たところ明らかに酔っていた。血中アルコール濃度は検査できなかったが、それは彼が拒否したからでなく、つまり、泥酔していて検知器に息を吹き込めなかったかららしい。しかし「明らかに酔った状態で運転してたんだから違反も刑も同じ」、と検事は言っている。
その場の全員がトゥールーズ中央警察署に連行され、ケラハーは酔いが覚めるまで監視下に置かれた。彼はその日の午後、警察から大学病院に運ばれた。

この怪我で何週間もの離脱が予想されるケラハー。、もともとノヴェスコーチは、開幕以来ほぼ全試合でプレーしている彼を土曜のアルビ戦のメンバーから外して休養させることにしていた。ターンオーバーは不運にして裏目に出てしまったのです。
ノヴェスコーチとしては、事実関係が明らかになるまではコメントを避けたい。「おそらくケラハーでなかったら、これほどの話題にはならなかっただろう」

と、トラだったのか…(;´д`)

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余談になりますが、この件で"もしや"と思ってNZヘラルドのサイトを見てみたら、「フランスはバスタローの嘘で恥をかいたから、形勢逆転と知って大げさに報じている」みたいなことが書いてあって、本当に予想通りの反応だと思った。
もちろん報道は、今のところバスタローの時に比べればずうっと穏やかなものです。私がテストマッチの時に最も呆れたNZヘラルドの*2みたいな記事にも、むろん、まだお目にかかっていません。
ただ捜査は始まっているので、今後またいろんな話は出てきそうです。

事件の一報を報じたデペシュ(トゥールーズ本拠の地方紙でミディ・オランピックと同じグループ。つまり親トゥールーズで…アンチ・パリ)は当初(11日付)、ケラハーはケンカに「巻き込まれた」という表現をしてたくらい慎重だった。

上に挙げたデペシュの記事(12日付)は、「愚かな事故、飲み過ぎ、あげくにケンカ…」という厳しい文で始まっています。
しかし、ヘラルドは故意にかどうか読み飛ばしているけれど、実はこのデペシュの記事の下には、日頃のケラハーがトゥールーズの人々にいかに愛されているか、握手や写真を拒んだことのない気さくな人柄か、どれほど熱心にチャリティに取り組んでいるか、という文章が続くのです。

まあデペシュにせよMidolにせよ、バスタローにもその4分の1くらいでいいから配慮すればいいじゃん、という気がちょっとだけしなくもないけど、身内感覚ならなおさら厳しいこと書かなきゃならない時はあるよね…

*1 http://www.rugby365.fr/infos-clubs/toulouse/article_346930_exclu-365-affaire-kelleher-Un-temoin-raconte.shtml
(ポルシェに同乗していて一部始終を目撃したという人物の独占証言。あくまで一方の側の言い分である、という但し書き付き。ヘラルドは、「ソースはデペシュ」としながらこの記事から引用している部分が多いように思われる)

*2 http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10580898

(photo: La Dépêche)

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