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2009.09.28

【ラグビー】 さて落ち穂でも拾うか

【イル=ド=フランスとスタジアム・その1】

FFRのカムー会長は先頃レキップの取材に答え、協会は2013年以降、スタッド・ドゥ・フランスとの契約を延長しないつもりであること、そして、イル=ド=フランス地域圏内でラグビースタジアム建設を考えていることを伝えた模様。脅しかもしれないけど。

「我々はスタッド・ドゥ・フランス側に、11月14日にフランス対南アフリカを開催する許可を求めた。彼らはまず受け入れ、それからサッカー代表のプレーオフの可能性があることが分かり、結局スタジアムは空いていないと言ってきた。我々はJohnny Hallydayのコンサートのために、5月30日のリーグ決勝も開催できない」


【イル=ド=フランスとスタジアム・その2】

この圏内ではすでに、延々ともめ続けているラグビースタジアム建設計画がある。つまりスタッド・フランセの新ジャン=ブアン建設です。
現状これはすでに政争の具と言ってよく、新スタジアムをめぐり、パリの右派と左派はもう長いことけなし合いを続けている。現時点ではパリ市議会の緑の党の議員が、建設予算1.8~2億ユーロは他に回すべきだということで反対してるらしい。

それに対してドラノエ市長は先週、強い調子で計画を擁護。Top14で立派なラグビースタジアムがないのはパリ市くらい(ん?クレルモン=フェランも?)であると。
たぶん「スタッド・シャルレティを使えばいいじゃないか」と意見されたのでしょうが、シャルレティは陸上競技用に建てられていて、まったくラグビースタジアムではないと、繰り返し述べたようです。

マックス・グアジニはドラノエ市長と親しく、かつてはドラノエの法律カウンセラーを務めていたこともあるのですが、スポーツ好きの市長(PSGの幹部だったこともある)は、マックスと自分の友情はこの件には関係ない、と当初から念を押してる。
いずれにしても、若い頃に女性歌手ダリダに気に入られ、彼女のディナーで多くの政治家達と知り合ってきたマックス・グアジニは、この件で大いに政治に失望しているらしい。


【トライネイションズとアルゼンチン代表】

アルゼンチン代表の2010年トライネイションズ招待は、ラグビー界にとってはよろこばしいニュースですが、欧州でプレーするアルゼンチン人選手にとって、やはり話はそれほど単純ではない。
USAPでプレーするリマ・アルバレス・カイレリスは、「それは素晴らしいことだ」としながらも、プーマスにとってはシックスネイションズに組み入れられる方が簡単だっただろうに、とコメントしています。

「今、アルゼンチン代表の多くはヨーロッパでプレーしてるんだ。これからどうなる?ヨーロッパのリーグが始まる時に4ネイションズを戦っているだろう選手達を、クラブはまだ採用するだろうか?それに、戻ってきてもあと1ヶ月は休養がいる」

現実的に考えて欧州リーグの日程は十分過密で、シックスネイションズの参加国を増やすのはまず無理っぽい。実際IRBのラパセ会長は、「何人かの選手は人生の選択をしなければならないだろう」、と話しています。

私はこの8年ほどアルゼンチンのサッカーを追ってきましたが、あそこは一筋縄ではいかない国であります。トライネイションズは心して、誇り高き異文化、南米の混沌を迎えられるがよろしい。

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