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2009.08.24

楕円の中心で

闘牛の話は、もう1つブログを作ってパスワードでもかけてやった方がいいのかもしれないけれど、当面はここに同居させていこうかと思います。これは私の自習ノート。
南西部の闘牛とラグビーとの接点を探してみたいし(あのスタジアムの雰囲気はやはり…)、公開しているという緊張感を持つのは、それは"あくまでも生きものの命と引き替えなのだ"という自覚を保つのにはいいかもしれない。

この円形の闘牛場の中には、何かが(あるいはすべてが)あるような気がした。おそらく現代人にある種の畏れを抱かせるような何かが。
生と死、聖と俗、洗練と野蛮。金糸で飾られたきらびやかな衣装には、赤黒い血が染みている。熱狂の中心で、牛と闘牛士の境界さえ、時にとても曖昧に見える。


私の頭にまず浮かぶ闘牛のイメージは長いこと、有名なゴヤの版画でした。牛の角にかかった闘牛士や観客の死の場面。
闘牛の言葉の中で、"cogida"というのは牛の角で突かれることだというのが分かり、つまりタイトルに"cogida"という言葉が入っている動画に関しては、避けるかそれなりの覚悟をもって見たほうがいい、ということが分かった。

下の動画にはCastellaのまさにその"cogida"、角に引っかけられる瞬間があるんだけれど、幸い大事に至らず闘牛は続行される。その後のCastellaの気迫。過去の映像だと分かっていても心臓が縮む。
彼は牛の角の前で無防備に静止するような危険な技(それは闘牛場の時間を止める)を頻繁にやるけれど、彼の才能を見出した1人であるRobert Margéはこのように言う。
「彼の足元を見てごらん。靴の中で震えている指は1本もない」

Pontevedra, 1 de Agosto
http://www.dailymotion.com/video/xa1cfy_pontevedra-1-de-agosto_creation

Castella0830cordoba
(photo: Getty Images)

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