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2009.08.31

【日記】 アートTにご用心

ユ○クロのアートTシャツを時々なんとなくチェックしてしまうんだけど、春頃だったかな、バスキアの絵で、シリアルのパッケージのパロディと思しきコック(cook)の帽子と、下の2つの目玉焼きが、「これ明らかにcockだろう(ごめん下品で)」と思われる…レディスの…Tシャツを見かけたことがある。

ネットの画像で見ただけだけど、それがユ○クロの悪意なのか、気づいてないのか、全然OKなのか、はたまた単なる私の考え過ぎなのかは分からない。なんでこんな話をしてるかというと、今日たまたま着てる人を見かけたので…

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【ラグビー】 Top14第3節(手抜き)

ブリーヴ×クレルモン 9-9
「中央山塊ダービー」なわけなんですね。壮大ですね。実に184キロを隔てたスケールの大きなダービーです。
しかし結局このダービー(なのか)に勝者はいなかったんですが、あたしとてメラの半ケツをおがむために起きてたわけじゃあない。

9-9などという3の倍数的低スコアは、通常フランスのプレスにはぼろっくそに書かれるものなんですが、意欲もあったし(特に前節の雪辱を果たしたいブリーヴには)、私は結構楽しく見ました。パリソンは「ミスが多すぎた」と残念がっていたけど、双方ディフェンスがよかったと思う。ブリーヴのハートはやっぱり3列かしらね。

両チームとも新加入選手のオートマティスムはもう少し。


スタッド・フランセ×モンペリエ 43-26
前半の途中まで見て寝落ち。ホームでの今季初試合になるスタッド・フランセは、あっさりインターセプトされて大ピンチとか、もしくはトライに持っていかれるとか、正確さを欠き、何がしたいのかよく分からなかった昨季の課題が解決されてない感じです。
私が見ていた時点ではスコア的にはずっと拮抗していたので、翌日結果を見たら結構な大差になってて驚いた。大丈夫かなあ…。ガスニエのトライは見事だった。


ブルゴワン×ビアリッツ 22-17
財政危機にあるクラブを助けるため、選手とコーチが減給を受け入れたという涙ぐましい話も伝わるブルゴワンですが、ホームでビアリッツを相手に今季初勝利を挙げております。SOボイエがとても良かったみたいね。
早くも2敗目のビアリッツはちょっと心配な感じ。


ペルピニャン×トゥールーズ 17-15
トゥールーズはUSAPのホームAimé-Giralではここ20年勝ってないらしい。念のためリザルトをさかのぼってみると、しかもここ数シーズンは32-8とか、50-6といったスコアでペルピニャンにチンチンにされていることが分かった。
「我々は勝利に値しない。最終的に、チャンピオンのホームから持ち帰ったこのボーナスポイントはむしろポジティブだ」、とはギ・ノヴェスコーチ。

両チームとも野戦病院状態で迎えたこのビッグマッチでしたが、トゥールーズは今度はポワトルノーが右手(中手骨の第3、第4)を骨折して手術、6週間のアウト。つまりトゥールーザンは、あとはメダールが帰ってくるまでエマンスがFBをやるしかなさそうな状況なのですが、そのエマンスも内転筋に痛みを抱えているらしいんだ…

過去あそこのスタジアムで一番びっくりしたのは、盛り上がって普通にオッパイ出しちゃってるUSAPサポのおばちゃんがいたことです。しかも乳首にエンブレムをペイントしてたので、おばちゃんは確信犯。(誤用)

Boyet09
(photo: panoramic)

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2009.08.29

グリップの話になってる。
グリップというと、今度はカストルで最終的に7選手+フィジカルトレーナーが感染して土曜のモントーバン戦、その次のアルビ戦が延期だそーだ。ブルゴワンでも1人出たらしい。またスケジュールの重複が…

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ブリーヴ対クレルモン
メラのパンツのゴムがゆるすぎ

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2009.08.28

【ラグビー】 坊主の決意

そのように先週末のTop14は若手の活躍が目をひいた節だったのですが、今季ブルゴワンからトゥールーズに加入したセンター、ヤン・ダヴィド君21歳が開幕以来好調で、すでにトゥールーザンのスリークォーターの欠かせない切り札になった等評価されてます。ギ・ノヴェスもベタ誉め。またリエヴルモンが揺れちゃうゾ。

しかし昨年シックスネイションズでは尋常でない初々しさだったダヴィド君が、何がどうしてこんな状態に

Yannd
(photo: L'equipe)

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2009.08.27

【ラグビー】 リーグの心配

【新型インフル広がる】
スタッド・フランセが公式サイトで、「3選手が新型インフルエンザ感染の疑い濃厚」と発表したのが月曜。感染はその後、火曜の検査で確認された。クラブは感染した選手の名前を明らかにしてはいませんが、まあパリジャン紙は、月曜のトレーニングを休んだバスタローとアリアスとヴォグルーじゃないの、なんて書いてるらしい。

3選手のうち2人は先週末サン・セバスチャンに遠征した選手とあって、スタッド・フランセはただちにLNRの会長と対戦相手のバイヨンヌの会長に連絡。しかしどうもバイヨンヌの側にも月曜から疑わしい症状の選手が1人いるらしい。
LNRはこの水曜に会議を開いて対策を検討。次節の延期の知らせはなし。
火曜にマックス・グアジニが答えたところによれば、スタッド・フランセの3選手は熱も下がり大事なく、新たに症状を示す選手も出ていない。


【クラブ再建振り出しに】
(これちゃんと読めてるか自信ない)
依然、深刻な財政状態にあるブルゴワンですが、ここ数週間、リヨンの企業GL eventsグループが主要株主になるのではないかと見られてました。
しかし監査の結果、ブルゴワンの財政状態は予想以上にやばいということが明らかになってしまい、GL eventsは最終的にクラブの買収を断念した模様。

ProD2のLOU(リヨン・オランピック・ユニヴェルシテール)の大株主でもあるGL eventsは、ブルゴワンに約130万ユーロを投入してクラブを救済するはずだった。
GL eventsは、もし春にブルゴワンの幹部が09-10シーズンに向けたLOUとの合併計画に積極的だったら、この事態は解決されていたかもしれないのに、と悔やんでいます。

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2009.08.26

【ラグビー】 シャバルマニア再始動

第2節トゥーロン×ラシン=メトロ(27-13)は、トゥーロンの元セール勢とシャバルの再会の試合でもあったのだけど、シャバルは開幕以来ベンチスタートです。

シャバルといえば、彼のTop14復帰に合わせ、ワールドカップの時各地に増殖した"シャバルマニア"が再び動き出してしているらしい。この試合の後、スタッド・マイヨールのロッカールームの出口には、レキップによれば少なく見積もっても500人のシャバルマニア。そりゃ壮観でしょう。しかしシャバルはこっそりと姿を消した。

「セバスティアンはすごくいいヤツだし謙虚な男だ。キスをせがむ子供達をはねつけるのなんか見たことがない。彼はアイコンになったけれど、それは時々ぎりぎりだ」、とはラシンのチームメイト。

ラシンのアボネは昨季は220人だったのが、今季は一気に3,000人に増えたらしい。会長のLorenzettiによれば、「半分は昇格のおかげ、半分はシャバル効果」。いやもっとじゃないの?という話なんだけど、静かな生活を好むシャバルにとって、フランスの熱狂ぶりは彼が予想していた以上だったようなのね…

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2009.08.25

【ラグビー】 Top14第2節

【トゥールーズ×ブリーヴ 38-0】
前節快勝の首位ブリーヴが、トゥールーズに乗り込んで尻の毛までむしられた一戦。容赦ないなー。どうもSOオルケラが不安定だったみたい。
一方、恥骨だか内転筋だかの手術で離脱中のグード先生が、ものすごい勢いで精力的に回復中というウワサもあります。予定より復帰が早まるかも。

圧勝にもかかわらず、トゥールーズにはさらなる打撃。メダールが肩を痛めて復帰まで1ヶ月かかるかもしれない。肩鎖関節脱臼、この間パラがやったやつですね。メダールもシーズン前から新型インフルにかかったり、ツキがないというか…


【モンペリエ×ペルピニャン 18-12】
前節そのブリーヴに敗れたモンペリエですが、ホームに戻って今度はフランス王者ペルピニャンを下したりしています。
モンペリエの得点は、すべて21歳のSOブノワ・パイヨーグのキックから(5PG1DG)。おお。この試合、トラン=デュックはセンターに入りました。

パイヨーグはスタッド・フランセのエスポワールにいた選手で、いつ上がってくるのか楽しみにしていましたが、知らない間にオーシュに行って、それからモンペリエに行っていた。172㎝70㎏の小柄な体で、昨年スタッド・フランセと対戦した時に見て、あまりの線の細さに驚いた記憶があります。(ホントのとこもっと軽いんじゃないか…)
体格についてはやはり何かにつけていろいろ言われるようで、ちょっとムカつく時もあるそうだけど、
「エリサルドみたいな選手は、90kgなくたってプレーできることを証明してる」(パイヨーグ談)

このモンペリエ×ペルピニャンの試合終了後、モンペリエのSHトマが熱中症を起こし、病院で点滴を受けたらしい。土曜の午後、気温は35℃以上。
今季Top14は開幕が早まったこともあり、1節が終了した時点で、リーグのスケジュールにはギ・ノヴェスをはじめ選手コーチから批判続出でした。イングランド帰りのスタッド・フランセのデュピュイは、
「僕が理解できないのは、夏のさなかの土曜の午後に35℃の中でプレーして、冬は夜の7時半からくそ寒い中でプレーすることなんだよ!」


その他の話題としては、スタッド・フランセ戦でバイヨンヌの4トライのうち2つを挙げたのは、先日U20世界ラグビー選手権で来日したばかりのフォールだった、とか。
また、バイヨンヌのお祭りに発奮したのか、初戦でコケたビアリッツがアギレラできっちりアルビに勝利を収めた、とか。(39-6)

Mrc09

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2009.08.24

フェルナンド・ガゴの小心者克服講座

   /二二ヽ
   ||・ω・||
  ノ/5 />
  ノ ̄ゝ

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楕円の中心で

闘牛の話は、もう1つブログを作ってパスワードでもかけてやった方がいいのかもしれないけれど、当面はここに同居させていこうかと思います。これは私の自習ノート。
南西部の闘牛とラグビーとの接点を探してみたいし(あのスタジアムの雰囲気はやはり…)、公開しているという緊張感を持つのは、それは"あくまでも生きものの命と引き替えなのだ"という自覚を保つのにはいいかもしれない。

この円形の闘牛場の中には、何かが(あるいはすべてが)あるような気がした。おそらく現代人にある種の畏れを抱かせるような何かが。
生と死、聖と俗、洗練と野蛮。金糸で飾られたきらびやかな衣装には、赤黒い血が染みている。熱狂の中心で、牛と闘牛士の境界さえ、時にとても曖昧に見える。


私の頭にまず浮かぶ闘牛のイメージは長いこと、有名なゴヤの版画でした。牛の角にかかった闘牛士や観客の死の場面。
闘牛の言葉の中で、"cogida"というのは牛の角で突かれることだというのが分かり、つまりタイトルに"cogida"という言葉が入っている動画に関しては、避けるかそれなりの覚悟をもって見たほうがいい、ということが分かった。

下の動画にはCastellaのまさにその"cogida"、角に引っかけられる瞬間があるんだけれど、幸い大事に至らず闘牛は続行される。その後のCastellaの気迫。過去の映像だと分かっていても心臓が縮む。
彼は牛の角の前で無防備に静止するような危険な技(それは闘牛場の時間を止める)を頻繁にやるけれど、彼の才能を見出した1人であるRobert Margéはこのように言う。
「彼の足元を見てごらん。靴の中で震えている指は1本もない」

Pontevedra, 1 de Agosto
http://www.dailymotion.com/video/xa1cfy_pontevedra-1-de-agosto_creation

Castella0830cordoba
(photo: Getty Images)

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2009.08.22

バスクの誇り

オフシーズンの間にすっかり真人間の体に。
ナイトマッチについていけない(´;ω;`)

そんなわけでバイヨンヌとスタッド・フランセの試合はまだマッチレポートさえ読めていませんが(私の週末は家族のためにあるのでござる)、バイヨンヌのモチベーションはやはり高かったようなのですね(38-24)。最終的に3万人入ったんだね。
バイヨンヌのサポーターは"Top14で一番いいサポーター"に選ばれたりもする、庶民的で真心のこもった応援をする人達だと聞いてます。マスコットのポトッカもフレンドリーなヤツ。きっといいお祭りだったんじゃないかな。


この対戦の前に、私は04年のサッカー、フランスカップ(文字通りフランスの国内カップ戦)のことを思い出してました。

たしか準々決勝くらいだったと思うけれど、PSGはサッカーの方のバイヨンヌと対戦しました。当時CFAのチーム、つまりアマチュアでしたが、あのジロンダン・ボルドーを下して勝ち上がってきたチーム。

バイヨンヌのスタジアムがこのレベルの試合に求められる基準に達していないことから、バイヨンヌ側は、やはりこのアノエタで試合を開催することを要求した。でもその時は、大会の委員会はこのバスクのチームの要請を却下。試合は規定どおりPSGのホーム、パルク・デ・プランスで行われた…そんなことがありました。

このサッカーの方のバイヨンヌ、アマチュアながらよく走って勇敢に戦い、後半半ばまでPSGにまったく仕事をさせなかった。(結果は2-0でPSGが勝利)
キックオフの前、バスクベレーをかぶってピッチに姿を現したバイヨンヌの選手達は、彼らのベレーをPSGのペナントと交換した。誇り高いチームでした。
ちなみにディディエ・デシャンがサッカーを始めたのはここ。


私がフランスのスポーツから学んだことの1つは、小さなチームを尊敬すること。いったんグラウンドに出たら格上も格下もない。だからラグビーを見始めた頃、アップセットという言葉がいささかイージーに使われるのが不思議だった。

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本日は皆さまにお願いです

拙ブログに遊びに来てくださる方が、この秋フランスはパリ、トゥールーズ、クレルモン等を回るラグビー旅行をなさるご予定なのですが、現地の情報にお詳しい方、最近旅行なさった方がいらっしゃいましたら、アドバイス願えませんでしょうか。

特にスタッド・フランセのオフィシャルショップの開店状況などなど。
なにとぞよろしくお願いいたします。

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Top14、スペインへ

言われてみれば本日のバイヨンヌ×スタッド・フランセは、Top14のリーグ戦(ヨーロッパカップでなく)では初の、国境を越えた試合開催になるんですね。

同じバスク圏、サン・セバスチャンのアノエタ・スタジアム。収容人数は32,000人ほどですが、月曜の時点で既に22,000席のチケットが売れた、というニュースもありました。バイヨンヌ、賭けに勝ちそうです。


より大きなスタジアムに場所を移し、ラグビーのお祭りを開催することでは先駆的な立場であるスタッド・フランセ会長マックス・グアジニも、シュド・ウエスト紙のインタビューで、それは喜ばしいことであるとバイヨンヌのチャレンジをたたえてます。

スタッド・フランセの側は12月にバイヨンヌを、1月にビアリッツをSDFに迎えるのですが、バスクの両ライバルチームをそろってお祭りに迎えるのは、どちらかが焼きもちを焼かないようにね、なんて冗談めかした話をしてます。


マックスはこのインタビューで、スタッド・フランセのブリュッセルでのハイネケンカップ開催の件についても尋ねられている。今後ブリュッセルより遠くへ行く可能性はあるかとの質問に、「応援に来るサポーターのことを考えなければならないから、それはない」、と。
そもそもこの話はかなり前からブリュッセル市長からの誘いがあったそうで、ブリュッセル市とはパリサポーターのTGV乗車賃を無料にすることで合意している。しかしリーグ戦に関しては、国外開催はもっと先になるだろう、とのことでした。

Avpottoka

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2009.08.20

おめでとう10周年・ありがとう10周年

Dds10eスタッド・フランセの"DIEVX DV STADE"10周年記念カレンダー、公式ブティックで予約開始らしいっス。
http://www.stade.fr/
(←表紙ハスケル。下半分自粛)

・トニー・デュランの撮影で47photo。スタッド・フランセからはお馴染みのザルゼウスキ、ボクシス、アリアス、バスタロー、サイモン・テイラー(骨折で離脱中。お大事に…)、レギサモン、新加入のパーマー、サウスウェルetc。
ドミニシには、「コーチだって脱いだっていいじゃないか」を貫いてほしいところなんですけども…そういえば昨年、公式のフォーラムで「マッケンジーはカレンダーに登場すべきか」というアンケートをやってたのを思い出した。

・さすが10周年ゲストが豪華。フランス代表からメダール、パリソン、パラ、ウドラオゴetc…。なんということでしょう。個人的にストライクゾーンすぎる。
シックスネイションズの最中、パラがジャン=ブアン周辺に出没してたと聞いて、これはカレンダー関係に違いないと信じていました。メダールは2回目でしょうかね。前の時はまだボクシングで7キロ落とす前だと思うけど、完全にその気になってて笑ったものです(メイキング映像で)。さすが写真好き。今年はさらに期待している。

・さらにサイモン・ショー、エヴァンス兄弟、オリー・バークレーらブリタニックの代表選手達。その他ではレスリングのスティーヴ・ゲノetc。

・9月の第2週発売。記念特大ポスター付きで28ユーロ、今から公式サイトで予約注文すると特別価格26.60ユーロ也。


こんにちはパリソンです。今年も頑張りました

Brive09101

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2009.08.19

シャバルと闘牛

Novelaffiche先週、南仏ベジエでは夏恒例の"フェリア・ドゥ・ベジエ"が開催されていました。バイヨンヌやニームと並んでフランス最大の闘牛のお祭りらしいです。

ASベジエ・エローは低迷してるけど、ラグビーももちろん盛んなこの地方。市はフェリアの告知のため建築家のジャン・ヌーヴェル(アグバルの人ね)に依頼して、↑(photo: Midi Libre)のようなポスターを製作しました。しかしこれが思わぬ波紋を呼んだ。

話を先月末に戻すと、
このポスターにコラージュされている牛の頭をしたラグビー選手、実はこれはシャバルの写真を無断で加工したもの。当然ながらシャバル側はこれにクレームを入れ(まあ許可以前に失礼よね)、ベジエ市は結局このポスターと関連グッズ、公式プログラム5万部を破棄しました。

しかし話はそれほど単純ではない、というのは、このトラブルの背後には動物愛護団体の闘牛廃止運動があるから。「闘牛とラグビーの耐え難い寄せ集め」だとして、シャバルに呼びかけたのはこうした反闘牛の同盟。
同盟はポスターのラグビー選手がシャバルかどうかを確かめるために写真を探し、それがイングランドのあるジャーナリストが撮った彼の写真だということを突き止めた。同盟はそれからネット上で、著名人脈を駆使したキャンペーンを張った…ということのようです。

シャバルが問題にしているのはあくまで写真の無断使用と加工らしく、ベジエ市長によれば、シャバル自身は「自分は闘牛と反闘牛の争いには巻き込まれたくない」、と言っているそうです。それは賢明。何度も言うようだけれど、それがどのようなものであれ、私はスポーツがプロパガンダに利用されるのは好きじゃないのです。


故郷ベジエのフェリアで、肩車されて闘牛場を出るCastella。右は友人のフランス人闘牛士Juan Bautista。アルルの出身らしい。名前をフランス語表記にするかスペイン語表記にするかは考え中。
当日のお二方の闘牛の動画はこちら↓
http://www.dailymotion.com/video/xa622u_beziers-14-de-agosto_creation

Castellajuanbautista

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2009.08.18

Top14第1節

Brive0910【ブリーヴ×モンペリエ 30-9】
勝利チームの中でブリーヴだけがボーナスポイントを獲得し、単独首位。グードが手術して5週間アウトなんですが、あたしの純次←がきっちり仕事をしたので問題なしです。

内容は、ナイトマッチであまりにも眠かったのと、意識がはっきりしてる時間帯はパリソン&ヴォスルーウォッチモードに入っていたため、よく覚えていません。


【ビアリッツ×カストル 12-24】
あービアリッツ、やっぱり今季もアレか。"最終スコア上では"、第1節で唯一の波乱かもしれません。
2トライを挙げマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのが、トゥーロンの人員整理で今季カストルに行ったMarc Andreuだったことはちょっと話題になってた。


【モントーバン×トゥールーズ 16-17】
一応ガロンヌ川ダービーということになるらしい。しかしトゥールーズ側の多くの欠場に加えて、37℃の酷暑。前半は3-3のしょっぱいスコアで折り返し。
トゥールーズは怪我人続出で寸前まで誰がSOをやるのかも分からない状態でしたが、ハーフ団のスタメンは結局ケラハーとミシャラクでした。しかしそのミシャラクは、開始後わずか20分で問題の左ももに再び痛みを覚え、エリサルドと交代。

後半トゥールーズは16-10とリードされ、このままモントーバンが今季初の快挙かと思われましたが、トゥールーズもだてに「過去20年間で最も偉大なフランスのクラブ」をやっているわけではなかった。
土壇場の80分、最後のアクションでアルバセテがトライを挙げ、わずか1点差で辛くも勝利。

さてこの試合の前、モントーバンはDNACGによって6選手の選手登録が停止されていた(ということだと思う)。どうやら予算の収支を合わせられなかったらしく、最終的に予算が有効と認められるのを待たなければならない。しかしこの措置をくらったのはモントーバンだけではなかった…


【ブルゴワン×クレルモン 28-37】
それはブルゴワンです。収支を合わせるのに150万ユーロほど足りなかったらしい。(すみませんこのテの話よくワカンネ…)
14選手の選手登録が停止され、ブルゴワンはこのクレルモン戦に、新加入選手と契約を延長した選手不在で臨まなければなりませんでした。
にもかかわらず、ブルゴワンは昨季のリーグファイナリストに対して誇り高いレジスタンスを開始。ハーフタイムまではわずか3ポイント差と(13-16)、クレルモンを大いに苦しめた。昨季終盤の踏ん張りといい、ほんと尊敬するわ。

ブルゴワンは会長も辞任。リヨンとの合併話がより現実味を帯びてきているとな…


【アルビ×ラシン・メトロ 13-19】
今季予算800万ユーロのアルビと、1600万ユーロのラシンによる昇格チーム同士の一戦。予算の差ほどのポイント差はありません。51分にシャバルが交代で出場。

【ペルピニャン×バイヨンヌ 28-20】
フランスチャンピオンが順当に勝利。バイヨンヌは次節はアノエタでスタッド・フランセ戦。

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2009.08.16

Top14開幕戦 トゥーロン対スタッド・フランセ

Top14の09-10シーズンの幕開けとなるトゥーロン対スタッド・フランセ@スタッド・マイヨールは、22-22のドロー。
前半に両チームの3列が1トライずつを挙げ、あとはトゥーロン10番ウィルキンソンと、スタッド・フランセ9番オールシッグの蹴り合いです。

しかしこの再開の試合で、スタッド・フランセは代表選手の欠場+怪我人その他で計16選手が棄権。ユースの選手が何人か呼ばれ、また、慎重に復帰させたかったバスタローをベンチに入れざるを得ないという苦しい台所事情。ロンセロ大先生が主将だったのよ。

スタッド・フランセ会長マックス・グアジニは、この状況で、しかもあの熱狂的なスタッド・マイヨールでドローなら、結果には満足といった反応でした。(たとえば昨季トゥールーザンはここで、欧州カップのために主力温存して負けたんだよ…)
特にザルゼウスキやマルコネを欠きながらも、スクラムの優勢はポジな要素。

さてジョニー・ウィルキンソン氏のTop14デビュウですが、「PGを蹴った直後には、スタジアムで何が起きたかと思ったくらいすごい歓声だった」、とスタッド・マイヨールのincroyable(信じられない、驚くべき)なふいんきを評価している模様。イングランドから来たらさぞびっくりでしょう。

残念なのはバスタローが交代でグラウンドに入る時、マイヨールの観客が彼にブーイングを浴びせたという事実で、君達はラグビーファンなんか止めてベロドロームに行くべき。


試合の内容は、レキップの評をざっと(雑っと…)まとめときますね。開幕戦はとかくそういうものだけど、ファウルやハンドリングエラーは多かった。

"トゥーロンは個々の選手には経験があっても、チームとしてのそれが欠けていた。必然的に、トゥーロンはウィルキンソンのタレントを当てにした。ウィルキンソンは22ポイント中17ポイントを挙げ、彼の照準が狂っていないことを示した。
しかし全盛期のようなプレーをするには、彼はフレッシュさを取り戻す必要があるだろう。ハイパントとロングキックの乱用。終盤スタッド・フランセは、トゥーロンの3倍パスを回した。

スタッド・フランセは、多くの主力を奪われながらも、端役を演じに来たのではなかった。特にスクラムで。トゥーロンのハイパントのプレッシャーのもとで、パリジャンはその最初のチャンスで1トライを挙げた。美しいチームのアクションの最後を、レギサモンがしめくくった。
デュピュイとパリの控え選手の交代出場は、パリジャンのプレーに活気を与え、またオールシッグがウィルキンソンに応戦するのに理想的な状況に身を置くことを可能にした。そして彼はドローゲームと同義の2本のDGを決めることができた。"

Bastatoulon

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2009.08.15

命がけの美

どうやらセバスティアン・カステラの闘牛に魅了されてしまったようで…

勉強がてら、ネットでいくつか記事を拾って読んでます。専門用語やスペイン語ちゃんぽんが多くてムズカシイ。ざっと読みだけれど(いずれちゃんと訳そう…)、セバスティアン・カステラは、そのルックスでもスタイルでも、闘牛士としてはかなり型破りらしい。

現在、最も偉大な3人の闘牛士の1人と言われる。彼の優雅な闘牛スタイルは、あえて牛の角の前に身をさらして危険を冒しすぎる点が批評家の間でも賛否両論のようで、そのためか、デビュー以来15回も怪我をしている。
角の一撃で睾丸を裂かれ22針縫ったとか(ヒー…)、にもかかわらず医務室に行く前にその牛を倒したとか、なかなか壮絶な話があります。

おそらく婚外子なのだろうけど、本名はポーランド系の母方の姓のTurzack。しかし闘牛士になるために、スペイン系の父親の姓Castellaを名乗るようになった。(父親がそれを認めなかったにもかかわらず)
相当難しい家庭環境で育ったらしく、子供の頃はまるで野生児で、内向的だった。10歳くらいの頃、彼の最初の闘牛のインストラクターは、彼に「ボンジュール」と言うのを教えるのに半年かかった…というような話もありました。今でも彼は、「1人でいるのが好きだ」と言ってる。

美か残酷か。闘牛をめぐる尽きない論争に、セバスティアン・カステラは彼自身が初めて闘牛場に行った時の印象を語りながら、1つの回答を示してもいます。常に命の危険と隣り合わせの競技を生きている人達の目には、世界はどのように映っているのだろう。

「それはとても美しかったけれど、僕はとどめを刺すのは残酷だと思った。今では、死無くして芸術はない、ということが分かっている。雄牛はカンポではまるで王のように生きている。あれは猛獣で、闘牛場に死にに来るんだ」

Scastella

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2009.08.14

違う色を着て

もちろん、私は選手のプロとしてのごくごく限られた顔しか知らないし、彼らはスポーツの選択だけでなく、長い人生の現実的選択をしなければならない時もある。
きょうび、1つの色のマイヨだけを着てキャリアを終えるのは難しい。でも私はスポーツに忠誠などという息苦しい言葉を持ち込むのは好きではないし、「マイヨの愛」という表現の方が感覚的にしっくりきます。そして蜜月もあれば別れもある。望むと望まざると。

週末に迫った今季Top14の開幕戦で、スタッド・フランセはスタッド・マイヨールでトゥーロンと対戦するのだけど、ドミニシは、パリのチームはスタジアムの敵意の真ん中でプレーすることになるだろう、とコメントしてる。
フランス南東部のスポーツ熱には、南西部のそれとはまた違うファナティシズムがある気がします。「マイヨールがラグビー選手にとってとても特殊なスタジアムなのは本当だ」、とドミニシ。

4年間トゥーロンでプレーした後パリに行ったドミニシは、96-97シーズンにマイヨールに帰ってきた時にはブーイングもされた。それでも時がたち、彼は今では歓呼の声で迎えられているらしい。その事実は私を「ラグビー的に」ホッとさせます。


モルガン・パラの新しいクラブ、クレルモンは、同じく開幕節でいきなり古巣ブルゴワンと対戦。
「ブルゴワンに戻って、スタッド・ピエール=ラジョンや観客と再会するのは嬉しい。それからグラウンドで何が起こるかはその時分かる。でも、僕達の初戦をブルゴワンで戦うなんて、スケジュールの妙な偶然だよね」

昨季の最後の数試合、パラはブルゴワンのために自分ができることはすべてしていた。彼がピエール=ラジョンの観客に拍手で迎えられればと思う。

Paraclermont1

Chabalracing

Wilk

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あー、でもなんか分かる気がする。多分あのへんの人達にとってはラグビーは闘牛なのね。
マタドールたるBKが、屈強のFW達(牛。ごめん)のディフェンスを鮮やかにかわし、優雅に切り裂いて、とどめの一撃…イージーなたとえではあるけれど。
しかしあれだけ血なまぐさいショーに、それでも美的なものを持ち込もうとする。人間の業なんだなと思う。

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フランスの闘牛士

南西部の地方紙のスポーツ記事を見ていると、あの地方はやっぱり闘牛が人気あるんですよね。トゥールーズのエマンスが闘牛場に観に来たりしてます。
文化の違いというか、ニホンジンの私には残酷に思えて受けつけにくいところも少なからずあるけれど、闘牛に熱狂する人々がいて歴史があるのは分かる。実際、個人的に未知な文化であるフランスの闘牛に、ちょっと(アンビバレントな)興味をひかれてるのもホント。

このトレーロはベジエ出身のSébastien(Sebastián)Castella。名前からしてスペイン系だけど、ちょっとポーリッシュっぽい顔立ちだと思ったら、母親がポーランドの人らしい。ちょっとインタビュー読んできますわ。
闘牛の最良の瞬間は死の天使のように残酷で優雅。

↓血なまぐさいのが苦手な方はご覧にならない方がいいかもです…(これは闘牛自体の内容はあまりよくないのだけど)

Sebastian Castella en Zaragoza 11 de octubre de 2008
http://www.youtube.com/watch?v=I4Hxwb4WT08

Toros
(photo: La Dépêche)

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2009.08.11

ツール・ド・フランスを気まぐれに振り返るエントリ・4

ツール・ド・フランス第18ステージ。TTに臨む決意の表情のシュレク兄弟2ショットは、その細い体型もあって「まるでジャコメッティとかザッキンの彫刻みたい」、と思ったのだけど、もちろんザッキンにはゴッホ兄弟をテーマにした有名な作品がある。

しかしそういえば、「シュレク兄弟」で定着しているフランクとアンディに、他に兄弟がいる可能性というのを考えてみたことがなかった。

ドーフィネ・リベレ紙で読んだのだけど、32歳のシュレク長兄スティーヴは、弟の付き人(?)であるコンタドール兄とは違って、キャンピングカー応援部隊らしい。
弟達の顔写真の旗を手に、「3人の中で、僕が一番年上で一番でかくて(197cm)一番デブだ!」、なんてふざけて言ってたようだけど、やはりひょろっとした感じの人だそうで。

中継で言う「お兄ちゃん」のイメージの強いフランクが、実は兄弟の真ん中であるという事実には、ちょっと「アレッ?」と思ってしまった。しかしアンディのぽわんとした、でもどこか要領のよさそうな雰囲気は、末っ子と考えればより納得…というか、まだ下に弟、妹がいたりするんじゃなかろうね。

これはサルコ

Frank

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マックスまだまだ語る

そもそもこのマックス・グアジニのインタビューは、(なぜか)トゥールーズのファンフォーラムに投稿されたレキップの記事の書き写しらしく、どこまで正確なのかは分からない。(レキップのサイト上ではごく一部だけ公開された)
そんな事情をご了承の上お読みいただけるとありがたいんですが、ともかくマックスはそのインタビューで、シャークスに移籍したエルナンデスにも言及してる。

あのマックスがマスコミ向けに言ってることだから、内容はいろいろとさっ引いて考えるにしても…おおむねこんな話です。

・2年前、レスターへの移籍希望の後、エルナンデスは考えを変えて、スタッド・フランセとの契約を延長しサラリーをアップした。
お互いに気持ちは離れていたし、是が非でもエルナンデスを引き留めるべきどうかは確信がなかったけれど、多くの人の「エルナンデスを留めておくべき」という意見を聞き入れた。

・しかし08-09シーズンに、エルナンデスは一度も本来の輝きを見せることはなかった。だから、彼の選択の自由に任せた。

・自分はエルナンデスがフランスのクラブ(トゥーロン?)に行く方がよかった。というのは、その方がもっと高額な移籍金(30万ユーロ)を受け取れただろうから。シャークスから受け取った移籍金は10万ユーロだった。しかし決めたのはエルナンデスだ。


エルナンデスとマックスの言い分は180度食い違う部分もあるけれど、概して移籍についてのコメントなんてこんなもので、双方とも利害があり外向けに100%本当のことを言うはずがないし、真相は当事者しか分からない。
いずれにせよ肝心なのは、あくまでもグラウンド上のパフォーマンスであって、ビジネスの舞台裏じゃない。今回の移籍はおそらく、エルナンデスにとってもスタッド・フランセにとってもよかったのだろうし、大きなトラブルもなく話がまとまってよかったと思う。


さてそのエルナンデス、最近「パリは5ヶ月間寒くて、気温が1、2度になる。これではボールをキャッチできないよ」、なんて話をしたそうだけど、パリサポから「でもイングランド行きたがってたよね?」、というツッコミが入ったのは言うまでもなかった。

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Top14財政危機なし

いくつか前のエントリで触れたレキップのインタビューの中で、マックス・グアジニは、スタッド・フランセの財政が苦しいという噂について、「どこから出た噂か分からない。今季の我々の予算は2100万ユーロ、6%増だ」、と話していたんだけど、それはホントらしい。

Top14の大部分のクラブは09-10シーズンの予算を増やしており、スタッド・フランセとブリーヴが300万ユーロ増で最もよく努力した。
14クラブ中、トップはスタッド・フランセ。しかし最もリッチなのはトゥールーズかもしれない。というのは、この1700万ユーロにはハイネケンカップの収入が含まれていない、ということらしい。

ラシンは昇格したばかりでこの位置。一方フランスチャンピオンのペルピニャンは8番目。


Stade Français : 21 M Eur (+ 3 M Eur)
Clermont : 18,9 M Eur (+ 1,9 M Eur)
Toulouse : 17 M Eur (=)
Toulon : 16,5 M Eur (+ 2,5 M Eur)
Brive : 16 M Eur (+ 3 M Eur)
Racing Métro 92 : 16 M Eur
Biarritz : 14 M Eur (+ 0,5 M Eur)
Perpignan : 13 M Eur (+ 1 M Eur)
Montpellier : 12,8 M Eur (+ 1,3 M Eur)
Bayonne : 12 M Eur (+ 0,5 M Eur)
Castres : 11 M Eur (=)
Montauban : 10,2 M Eur (+0,7 M Eur)
Bourgoin : 10 M Eur (+ 0,2 M Eur)
Albi : 8 M Eur

(レキップ)

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2009.08.10

デュソトワールと防犯カメラ

Dusautoirbleusしかしファミリーというもの(組織としてのね)は、ただそれを存続させることが主たる目的となった時に崩壊への一歩をたどりがちです。バスタロー事件の虚実入り交じった(というかあらかた虚か…)報道の中で、私が一番気がかりだったのはそこでした。

デュソトワールはあのウェリントンの未明、バスタローと一緒に代表のホテルに帰ってくるところが監視カメラの映像に映っていたと、一部で報道されました。彼はレキップのインタビューで、初めてこれをきっぱりと否定しています。

デュソトワールは、バスタローと一緒にいたのはウドラオゴではなく彼だったという報道を、「まったくの間違いだ」と否定。自分は他のある選手と一緒にもっと早くに戻っており、証人も何人もいる、と。
「誰が映像の中に僕を見つけたのかを知りたいし、そのビデオを見せてもらいたい。その人に会いたいね。というのはつまり、その人は思い違いをしてるか、"嘘をついている"んだから」

「起きたことを知っているのはマチューだけだ。30選手のグループの中で、2人の選手間の喧嘩のようなことを秘密にしておくなんて無理なことだよ。この事件は大きくなりすぎた。そのあたりで止めておくのがいいだろう」

ベネゼクさん、レキップのコンサルタント辞めたと思ったら、なんか…(;´Д`
http://www.oeildebenezech.fr/affaire-bastareaud-pendons-le-haut-et-court


【ケサダ、代表スタッフ入り】
フランス代表の試合中、ショーパン姿でウォーターボーイとして暗躍(?)していたゴンサロ・ケサダですが、このほど正式に代表のアシスタントコーチとしてFFRと契約を交わしました。

↓パリソンのキック指導のためブリーヴを訪れたケサダ

Quesadabrive

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異常気象 (ツール・ド・フランスを気まぐれに振り返るエントリ・3)

Tarbes7月14日の革命記念日、ボイコット中のプロトンから飛び出していく同国人達を、シャヴァネルがどんな気持ちで見送ったのかは知らない。
今季はクイックステップ所属。ともかくシャヴァネルはその3日後、当初14日に続く無線禁止レースが予定されていた第13ステージで、山岳大逃げの勝負に出た。

ハウッスラー、ペレスと共に、高速で追走するプロトンをなんとか振り切るも、前日とうって変わった冷たい雨が打ちつける中で体力を奪われ、残り50キロ、1級プラッツェルヴァセルでひどいハンガーノックを起こし後退。疲れ切って、それでも4位でゴールした。
遅れる時には誰しも極限状況なのだろうと思う。できることはすべてやった。シャヴァネルはゴール後バスの中でしばらく口もきけなかった。

「どのみち勝てなかったさ。ハウッスラーは僕よりずっとスプリント力がある」
自分の日じゃなかった。選手達はしばしばそうして負けを受け入れる。

その日、第9ステージのゴール地だったピレネーのタルブでは、暴風雨が一帯を襲いゴルフボール大のひょうが降って大きな被害を出していた。

Schavanel09
photo: sport24

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ブランお兄さん

Mblinマチュー・ブランについてちょっと追記すれば、彼はそのインテリジェンスでジャーナリストからも一目置かれている選手です。
1977年パリ生まれのベテランで、97年からスタッド・フランセでプレー。あやふやな記憶だけど政治的スタンスは反極右、たしかパリ15区の市議か何かをやってたと思う。

しかしアツい性格でもあり、試合中はよく乱闘でいなくなる。引退してクラブのフロント入りするのかとも思ったけれど、今季もプレーしてくれるみたいで何より。カッコいいお兄さんです。

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2009.08.07

ラグビーという家族

バスタロー事件を調査しているFFRの規律委員会長が、パリジャン紙の取材で彼の処罰に言及。バスタローは1~3年の間代表戦出場停止の処分を受けるかもしれない。
スタッド・フランセにとっての唯一のいい知らせは、このサスペンションがリーグ戦やハイネケンカップには及ばないだろうことです。

一方処罰はバスタロー1人だけにとどめられる模様で、代表団長やマネージャーのジォ・マゾらは「騙されただけ」、ということで責任は問われない見込み。見せしめという見方をするプレスもあります。

FFRの調査なんてこんなものだろうな、とは思ってましたが、あまりに多くの疑惑を残したこの出来事。バスタローの処罰は当然としても、彼1人に重い罰を科すなら、それなりの説明をしないと今後の代表の士気にもかかわりそうな気はします。
規律委員会は来月バスタローを聴取、正式に処罰が伝えられるのは9月末の予定。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥

「我々プロラグビー選手は、マチュー・バスタローと彼に近いすべての人々に対し友情と支援を表明する。我々のラグビーのファミリーに対し、彼に敬意を送ることを求める」

これはバスタローが入院したすぐ後に、選手組合Provaleが出した公式声明。"amitie"、"respect"。やっとラグビーの言葉が戻ってきた、という感じでした。
声明はこの後、メディアに対し品位と責任を望み、「疑念と妄想を供給する」過剰報道を即刻やめるように求める文が続きます。そしてバスタローが一刻も早くグラウンドに戻ってきてほしい、という一文で締めくくられる。


ここ何年かフランスラグビーを見ていて、個人がここまで厳しい批判に晒される例はあまり見たことがない気がしたし、今回のことでは少なからず驚きました。NZ側の激しいリアクションに引きずられた面は、少なからずあるんじゃないかな。
2年後にワールドカップを控えた主催国NZにとって、このような治安にかかわる事件は大問題だった。でも多分それだけじゃない。NZの文化においてはラグビーはまず「覇権」だという気がするし、それは国民のアイデンティティに深く結びついている。
ランドローコーチが「南半球ではこのスポーツは宗教のようなもので、すべてがラグビーの周りを回っている」と言ったのは、そうだろうと思うし、若いバスタローにはそのことが分かっていなかった。

事件をいっそう複雑にしたのは、これが途中からもっぱら政治の問題になってしまったことで、それはスポーツにとっては不幸なことでした。だからフィヨンの公式謝罪(ラポルトの進言らしい)によって、両国間の問題はNZの外交的な勝利で一応の決着がついた。
でもいつか、ラグビーはラグビーの文脈に取り戻されなきゃならない。

スタッド・フランセは幹部からエスポワールまで、ファミリーとしてバスタローを支えている様子です。ドミニシにもかつて精神を消耗して入院した経験がある。
フッカーのマチュー・ブランは、「俺はラグビーの大家族の一員だが、それは抑制がきかなくなっていると思う」、と言った。プロ化から15年、でも彼のようなベテランはまだラグビーのアマチュア的な気質を残してる。
彼はミディ・オランピックの編集長が書いたらしい"セックスと嘘とビデオテープ"というシャレにもならないタイトルの記事を指して、こんなものはもうラグビーじゃないんだ、と怒っていた。

私はサッカーの傲慢さや殊更に個々のミスをあげつらうような風潮が嫌いで、ラグビーの中にあるモラルに惹かれました。何のためにスポーツを見るんだろう?いつもそう自問する。

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2009.08.06

Master and Servant

公式サイトから、アルプスでキャンプ中のスタッド・フランセ。何のトレーニングなのかは知りませんが、なんとなく気に入ったので貼らせてください。
女王様師匠の胸筋は超級山岳。

Szarparisse

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レキップVSミディ・オランピック局地戦

順を追って話せばこういうことです。

3日、rugbyramaが、「ミシャラクが怪我でTop14の最初の2試合は欠場かも。ももの肉離れで3週間アウトの可能性。水曜にIRM検査」と報じる。しかし他紙の後追いがない。

翌日レキップが、「ミシャラク怪我の噂が流れてるけど、トゥールーズに電話取材したら、"メディカルスタッフからは誰の怪我の報告もない"って言ってるもんね!」、と鼻息荒く報じる。

これにむかついたであろうrugbyramaが即反応、「我々の電話取材で、トゥールーズのBKコーチは"ミシャラクは怪我で月曜からトレーニングに出てない"って言いましたよーだ!」、と報じる。

5日、見かねたトゥールーズが公式サイトで怪我を認める。

ギ・ノヴェスに突撃したレキップ、「軽い肉離れ」と答えられトーンダウン。

IRM検査の結果、ただの拘縮で大事なし。rugbyramaは、「肉離れを心配してたからほんとによかった」というミシャラク本人のコメントをイヤミたらしく掲載 ←今ここ


結果が出てみれば「何だったんだ」という話でした。レキップとミディ・オランピックは日頃から何かとちくちくやり合ってるわけで、まあミディ・オランピックもくそだけど、レキップもたいがいなところはある。
ミシャラクは金曜のビアリッツとのプレシーズンマッチは欠場の見込みですが、リーグの開幕には間に合うかも。

Michanoves

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スタッド・フランセ今季のビジネス

公式のフォーラムでマックス・グアジニのレキップ掲載のインタビューを拾ってきたので、いろいろ話してるけど少しずつ。

・今季のスタッド・フランセはより国外を意識したマーケティングということでしょうか、12月のハイネケンカップ、アルスター戦はブリュッセルのスタッド・ロワ・ボードゥアンで開催予定。

・クラブの元主将で現在ワイン醸造家のジェラール・ベルトランと提携し、ワインのラインを発表する。また、カレンダーDieux du Stadeの10周年を記念してシャンパンを発売する。

・そのカレンダーですが、今年はとってもブリティッシュ。表紙にハスケル、ゲストにはスコットランド代表のエヴァンス兄弟、らしい。キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
その他のゲストは、北京五輪のグレコローマンの金メダリスト、スティーヴ・ゲノ等。

Freres2e

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2009.08.05

今年も今さら日記ですか

まあツールの2周目(再放送)も始まったことだし、楽しいんだもの自転車。

なんといっても自転車に関しては、門外漢の無責任なスタンスで思ったことを思ったように書ける、というのが一番大きい。ラグビーについては何を言うにもまず前提のニュースを訳さなきゃならないということで、その時点で時間も気力も尽きる、というケースが存外多いんですナ。
私は何事もやってるうちにだんだんマジになって楽しめなくなることがあるから、いかに楽しみの範囲にとどめるかというのが課題かなと思う。と散らかっててごめんね。

っていうか私そろそろ初々しいボアッソン・ハーゲンとロヴクヴィストにハアハアしたいんですけど


【沿道の人々】
・これは結構好きかも。
http://www.letour.fr/PHOTOS/TDF/2009/1600/fr/Course13.jpg

・天使がツールを祝福。お年を召してこういうご夫婦というのは、いいなあ。

Anges

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スフィアン、なに言ってんだかわかんないよ。

http://asthmatickitty.com/news.php?newsID=482

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2009.08.04

最近のフランスラグビー界を順を追って振り返ってみよう(2)

(もう読んじゃった方すみません。ミシャラク怪我のニュースは誤報らしいです)

【祝採用】
新たなクラブが決まらず選手組合の失業選手リストに載っていたブリュニョーは、マンスターと1季+オプションの契約を結んだ模様。頑張ってね。


【スタッド・フランセキャンプ中】
アルプスのスキーリゾート地、ティーニュでキャンプ中のスタッド・フランセ。前FWコーチのランドローがマネージャーに就任したグルノーブルと親善試合をしたりしています。

ランドローコーチは、先週からトレーニングに復帰しているバスタローに言及しています。彼は家族のもとでしっかりした教育を受けた高潔で敬意のある若者なんだよ、と。

「マチューには兄弟姉妹が大勢いて、彼らに対して主要な役割を演じている。私はジャン=ブアンでのある試合のことを覚えている。そこには彼の家族も来ていた。彼はイエローカードを受けて、本当に落ち込んでいた。彼はそれから長いこと家族と話していた。自分が大きなあやまちを犯したことをはっきり伝えるために」
(ランドローコーチ談、ドーフィネ・リベレ紙)

プレシーズンのトレーニングの写真を見ると、昨季メディカルジョーカーで(カーターのかわりに)ペルピニャンに行っていたミエレスが帰ってきてるのね。エルナンデスは出ちゃったけど、また育てるか、若手を。


自転車は楽しいけど、唯一、いい体が足りない。

Dim0910

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2009.08.03

最近のフランスラグビー界を順を追って振り返ってみよう(1)

さぼりすぎました。

【トゥールーザンのプレシーズン】
・モンペリエとの親善試合で、規則上5週間の休暇が与えられるべき代表選手8人を3日早く出場させたため、選手組合の怒りを買う。お仕置き必至。

・そんな親善試合でしたが、ミシャラクが突如確変した模様。スター復活か。
SOのスタメンで1トライ、1DG、3コンバージョン、4PG、らしい。ギ・ノヴェスいわく「ヌーボー・フレッド」。

・南アフリカの新聞のスクープで浮上した「ハバナ、トゥールーズ移籍」の噂は、ノヴェスコーチの返す刀で瞬殺。
「ハバナはとても良い選手だが、我々はまったく興味がない。我々には彼は必要ない。この選手の代理人の中には彼の父親もいるが、彼らは値を釣り上げるためにフランスのクラブを利用するすべをよく心得ているのだ」
(;´Д`


【いつもどおり】
22日に予定されているトゥーロン対ラシンは、そんなわけでベロドロームが事故調査のため2ヶ月ほど閉鎖になるので、結局ホームのスタッド・マイヨールで行われることになりそう。
一方、21日のバイヨンヌ対スタッド・フランセはアノエタで、9月11日のブルゴワン対ペルピニャンがグルノーブルのスタッド・デザルプで行われることが新たに決定しました。

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ツール・ド・フランスを気まぐれに振り返るエントリ・2

http://www.letour.fr/PHOTOS/TDF/2009/1100/Course16.jpg
11ステージの、これは好きな画像。
こんな口の減らない小僧でも、おじさんにとってはかわいい弟子なのね。


ツールの間に、プロトン内での「いまいましいフランス人」発言(伝えられるところによれば)などで、大いにフランス人選手達の顰蹙を買ったというカヴ。まあ彼が日常的にあまりにも品のない言葉を多用しすぎることに、まず第一の原因がありそうです。

シュド・ウエスト紙のツール・ド・フランス特集ブログ*1には、カヴが07年ツール初日のロンドン~カンタベリーのステージで、落車してゴールスプリントに加われなかった時、英国期待の若手スプリンターのコメントを取りに来たジャーナリスト達に散々f**kを連発した…なんて話が出てる。終始一貫軸がぶれてない…

*1 http://tourdefrance.blogsudouest.com/2009/07/15/du-racisme-dans-le-peloton/ ただ読みづらいんだこの記事)

まあ、まるで語調を整えるためのようにf**kをカジュアルに使うイギリス人というのはいる。p****n、m***eを連発するフランス人がいるのと同じように。私は洋楽好きなのでとりたてて驚くようなことでもないんですが、プロトン内ではどうなのかは知らない。
(ただし、この種のイギリス人独特の口の悪さが芸として機能するのは、それが自虐の感覚とセットになった場合に限定されると思われる。つまり"俺はア*ホールさ"、というような)


しかしこのブログの記事の本当の主旨は、私には分かりにくい話なのだけどプロトン内のナショナリズムの歴史や、アンチアラブ、アンチブラックといった"本当の"レイシズムの話らしい…たとえばアンティル出身の選手に対する差別のように。

フランスのジャーナリズムがとりわけレイシズムに敏感だというのはあるかもしれない。でもいずれにしても、そんな記事を読んだ後でチームスカイの話などを聞くと、ちょっと不思議な気持ちになるのね。イギリスらしいっちゃらしいんだけど。

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2009.08.02

バンジョーとオーケストラ (Sufjan Stevens)

Suf11音楽においては、私はスフィアン・スティーヴンスを愛しすぎているため(スティーヴン・マルクマスに関してはより腐れ縁的な感じだ)、今のシーンの動向とかそういうのはもーどうだっていいや、という気さえしている最近です。

そのわりに、私は音楽から垣間見える以上のスフィアンの人となりとか、音楽シーンにおける位置づけとかはほとんど知らないので、今はLa Blogotheque(http://www.blogotheque.net/)に載った、彼のなかなか長大なインタビューに取り組んでいるところです。
そんなものどこに需要があるのかという気はするけど、せっかく読んでるのでそのうちアップしようかと思う。

以前のエントリで、そのLa Blogothequeのスフィアンの映像に触れたことがあって、あれは07年にシンシナティ・メモリアル・ホールで行われたMusicNowフェスティバルの開演前の撮影だけど、そのフェスティバルのライブの映像がいくつかYou Tubeに上がっています。

Sufjan Stevens - The Avalanche
http://www.youtube.com/watch?v=Wi07ZLxhYzA

ステージにはスフィアンと、マイ・ブライテスト・ダイヤモンドのシャラ・ウォルデン、The Clogsに、ストリングス・カルテットのOSSO…かな。この曲はいつもライブではCDよりずっと激しい演奏で驚かされるんだけど、このバージョンもブリリアント。
動画の最初の2分30秒くらいはMCです。

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