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2009.06.12

Top14決勝・ペルピニャン×クレルモン(2) 決勝の魔物

─ 終了の笛が鳴り、カタランが喜びを爆発させている時、オーレリアン・ルージュリーは一人きりでグラウンドに立っていた。チームメイトのある者は地面に倒れ、ある者は気力を取り戻そうとしている時も、ブロンドの巨人は一人きりだった。彼はうなだれていた。悲しみを隠そうとして。それから、ゆっくりと、疲れた足取りで、彼はクレルモンのサポーターの方に歩いていき、彼らに拍手を送った。何度も何度も、彼はその仕草を繰り返した。オーヴェルニュの人々の悲嘆も彼と同じくらい深いことが、彼には分かっている ─
(レキップ)


序盤は完璧だったのに、なぜ負けてしまったのか分からない。クレルモントワは口々にそう言います。「軽率なミス」が生んだ後半初めのマルティのトライは、試合の様相を大きく変えた。
クレルモンの悲劇の歴史についてはしばしば「呪われている」という表現がされ、選手達は当然それを否定してきましたが、「呪い」としか言いようのない不可解な敗戦は今季もまた繰り返されました。
「奇妙なファウルだ。僕はレフェリーに取られた全部のファウルが理解できなかった。こんなディシプリンの欠如、普段の僕達なら犯さないようなファウルだった」(フロッシュ談)

「何が起きたのか分からない。僕達は後半の初めの10分間で、つかんでいたものを手放してしまった。こんなふうに終るなんて…」。まだ混乱している様子のBジェームス。
リーグ最多得点の彼は、Top14のこの3シーズンで1002ポイントを記録しましたが、それもわずかななぐさめです。


主将のルージュリーにとっては4度目の決勝敗退。彼を不慣れなセンターにコンバートしたコッターの賭けは成功しませんでした。彼はそれでも敗戦を受け入れ、今後をポジティブにとらえようと努めています。
C'est le sport、スポーツとは実は、何よりも負け方を学ぶものなのかもしれません。

「僕はチームメイトに、彼らを誇りに思っていると言った。そして何より、今季僕達が共に送った素晴らしい時について、彼らに感謝している、と。もちろん残念だ。でも、僕達が素晴らしいシーズンを実現したことを忘れることはできない。喜びも悲しみもある、それがハイレベルのスポーツだ。決勝の敗戦を受け入れるのはいつだって難しいけれど、人生にはもっと大変なことがある。人生は続く、僕達のキャリアも。誰にでも希望は必要だ。僕達はよみがえる、本当だよ」

Top140809_2

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