« Top14インフルエンザ拡大 | Main | また世界ピザ投げ選手権の時がやってまいりました »

2009.06.26

雪辱のトライ

Heymansabsオールブラックス戦に関して印象に残ってることの1つに、第1戦の時、カナルプリュスの中継のスタジオにケラハーが招かれていて、彼が試合の展開に一喜一憂する表情が和やかにリプレイされてたことがあります。フランス的というか。
試合のことはちゃんと書いてる時間がなさそうなので、とりとめもない話になりますが。

オールブラックスとのテストマッチ2連戦は、2戦目は惜しくも敗れはしたものの、プレスも「名誉は保たれた」とポジティブな評価。実際フランスのプレスは1戦目の勝利をまったく予想していなかったのです。

一方このテストマッチが始まる前、NZのプレスは「ここ数年で最強のフランス代表×ここ数年で最弱のオールブラックス」なんて書いたそうで、それほどオールブラックスは負傷欠場者だらけだったようですが、リエヴルモンはあくまで慎重でした。
「たしかに可能な範囲で最高のフランス代表だ。しかし我々は本命ではないし、フランスはここで3回しか勝っていない。それはニュージーランドラグビーへの敬意を欠いている。たとえ彼らが多くの棄権で混乱しているとしても、スターティングの選手達は明日のNZのスターかもしれない」


長く厳しいシーズンの最後にもかかわらず、フランス代表のモチベーションは高かった。まずトラン=デュックの気迫のトライに度肝を抜かれ、メダールの疾走に痺れ、そしてエマンスの、フランスラグビーの誇りに魅せられた。ゴールラインに到達してしまうのが惜しい、と思わせるような。

2戦目の前々日、自由時間にゴルフに出かけたトゥールーザンの中に、大のゴルフ好きのエマンスの顔が見えなかった時点で、彼が相当試合に集中しているらしきことは想像できました。
今季はエマンスにとっては難しいシーズンだった。リーグ準決勝のクレルモン戦では、彼がメンバーを外れたことが驚きをもって伝えられたりもしました。でもリエヴルモンは彼を信じてこのテストマッチに招集。エマンスはなんとしても、不振のシーズンを美しく締めくくりたかった。

「あのトライは雪辱のトライだ」(エマンス談)
前半にくらった頭突き(ありゃ故意だわw)も、この日のエマンスにとっては闘志にさらなる火がつけられたのかも。


さてもう1人のトゥールーザン、ここまで代表では比較的いい子にしていたメダールが、徐々に本性を表わしてきてるのには思わずニヤニヤしてしまう。こちらのエントリに載せきれなかった、レキップ・マガジンのインタビューを追記しときますね。

「フランス代表に初招集された時、僕はきちんとプレーしたかった。最初の何試合かの後で、ある番組を見たんだけど、誰かが"どうしてメダールはトゥールーズでできているのと同じように代表でやってみないのか"、といぶかしんでいた。僕は思った。その通り。結局僕に失うものは何もない。代表でも楽しもう。子供の頃、代表の試合を見ていて、もしBKが仕掛けなかったら僕はTVを消していた。だってつまらないからさ。3試合プレーした後で、僕はこう思ったんだ。"ちぇっ、大勢の子供達がTVを消しただろうな"」

Medardabs

|

« Top14インフルエンザ拡大 | Main | また世界ピザ投げ選手権の時がやってまいりました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/45449158

Listed below are links to weblogs that reference 雪辱のトライ:

« Top14インフルエンザ拡大 | Main | また世界ピザ投げ選手権の時がやってまいりました »