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2009.06.01

Top14準決勝 トゥールーズ×クレルモン

予定見たけどJスポの放映はなさそうかな…。そのまま結果書いちゃうよ。


今季Top14の決勝を戦うのはクレルモンとペルピニャン。ここしばらくフランス王者のタイトルを分け合ってきたトゥールーズ、スタッド・フランセ、ビアリッツが決勝に進出しないのは、実にカストルが優勝した1993年以来。

ペルピニャンの最後のタイトルは1955年。その後3度決勝に進出するも、べジエ(77年)とスタッド・フランセ(98、2004)の前に涙をのんだ。
クレルモンは10度目の決勝を戦うことになりますが、いまだブクリエを掲げたことはない。ここまで3季連続の決勝進出、クレルモントワは三度目の正直を信じています。フランスラグビーのヘゲモニーも変わりつつあるのね、というシーズンです。


【トゥールーズ×クレルモン 9-19】
très beau match。クレルモンの文句なしの勝利です。
クレルモンはキックオフからエンジン全開。激しいFW戦の中で、クレルモンはチャンスを確実にポイントに繋げるリアリズムを発揮しながら、たちまちBジェームスの1PG1トライで10-0とリードする。Bジェームスは今季もリーグ最多得点が確実。

序盤はこのように、「黄色い方が勝つわ」な展開でした。トゥールーズはクレルモンのプレッシャーを受け、なかなかゲームを組み立てることができない。しかし前半20分あたりからクレルモンはやや失速、ディシプリンを欠き、そしてトゥールーズが徐々に巻き返してきます。
クレルモンのファウルで、トゥールーズはSOエリサルドが3PGを通し、ハーフタイムまでに4ポイント差で折り返し。(9-13)

後半に入り、トゥールーズは彼ら自身のスタイルで活路を開こうとします。パスをつないでクレルモンのディフェンスを揺さぶる…しかしゴールラインに届かない。レキップは、トゥールーズの攻撃は今季しばしばそうであったようにクレールやメダールのひらめきに依存しすぎているようだ、と指摘しますが、両者はクレルモンのディフェンスに完璧に封じられている。
一方クレルモンは52分、カドモアのおバカなシンビンで大ピンチに陥りながらも、トゥールーズの猛攻をしのぎきります。FW陣のヒロイックなパフォーマンス。

クレルモンは後半の苦しい時間帯にも、回ってきたチャンスでさらに2PGを追加することができた。この試合のバビーの2本のPGは特に見事(28分に約60メートル、45分に約50メートルのキック)。
トゥールーズはエリサルドの3本のキック失敗、クナヴォレのDG失敗が結果的に高くついた。1つ1つのミスが致命傷になる、ハイレベルの試合の怖さ。

「努力が実って満足だよ。でも謙虚なままでいなければね。僕達はまだ何も勝ち取ってはいないんだから。何よりウチのFW陣に頭を下げなきゃいけない。彼らはとても素晴らしいプレーをした。トゥールーザンは何分間か優位に立ったけど、FWは適応して優位を取り戻すことができた。それがすごく大きかったよ」(ルージュリー談)

「今日、僕達はちっぽけだった。クレルモンはよりハードで、よりリアリスティックだった。僕達は後半ずっとボールを持っていたのに、得点できなかった。1ヶ月間準備した僕達の努力は、まったく何の役にも立たなかったんだ」(メダール談)。ジェームスのトライを止められなかった彼には悔いがあるはず。
クレルモンは19-9でトゥールーズを破り、昨季決勝の雪辱を果たしました。


試合の終わりを彩った美しいシーン。現役を引退するプルースには、シャバン=デルマスの33,000人の観客から感動的なオマージュが。「なんとしてもプルースをスタッド・ドゥ・フランスに連れて行きたかった」、とギ・ノヴェスは言ったけど、プルースはこの試合を最後にスパイクを脱ぎます。

「これが僕の最後の試合、そんなものさ。このボルドーでキャリアが終ることは、試合中すぐに分かった。僕達はあまり存在感を示せなかったから。当然フラストレーションはかすかにある。もう1試合プレーしたかったよ。自分のキャリアを振り返れば、このケーキにサクランボが載っていたなら、さぞ様になっただろうとは思う。だが、それでもかなりのケーキだよ。来季が始まれば、僕はきっと少し難しい時を送ることになる。キャリアを続けることもできたのに、と思うだろう。それでも自分の戦績を思えば、僕は恵まれていたんだ。だから、フラストレーションはすぐにどこかに行ってしまうさ」(プルース談)

Pelousrougerie

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Comments

最後はちと心残りではありましたでしょうけど、お疲れ様でした、プルース。
それにしても、フランスのプレーヤーはしゃれたコメントを残しますね。
どんなスポーツでも、大相撲のインタビューとさして変わらないコメントしか聞けない我が国とは、いつもながら次元が違います。国民性、ってやつなんでしょうか…

Posted by: neuron | 2009.06.01 at 20:35

プルース、マルディーニ…偉大な選手達がお別れをした週末でしたね。タイトルももちろん重要だけど、満場のオマージュに送られて引退するなんて、どんなに幸せなことだろうと思います…

「ケーキに載ったサクランボ」はわりと慣用的な言い方だけど、プルースはそれを洒落た表現にしてますね。
フランスの選手は若手でもなかなか「聞かせる」受け答えをするので、常々感心してます。個人主義のお国柄だし、たぶん育成の頃から、スポーツだけでなく人間的な教育やマスコミ対応を教えたりするんでしょうね。ただ、物凄く訳しづらいです…

Posted by: つき | 2009.06.02 at 19:08

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