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2009.06.30

シャークスの漁夫の利

1つ前のエントリをアップして、細かいところを直そうと思ったところでココログが落ちたww
今度ばかりは本当にデータが吹っ飛んだかと思いました。やっと復旧したんですが、その間にrugbyramaがエルナンデス移籍のスクープを載せている。
南アフリカにMidolの特派員がいるので仕事が早かったみたいですね。飛ばしかもしれないけど一応。

rugbyramaによれば、(おーざっぱにまとめてます)

移籍市場が閉まるこの30日、エルナンデス獲得に向け最後のアタックを繰り広げるトゥーロン、バイヨンヌ、ペルピニャンの目の前で、あぶらげをかっさらっていたのはなんとナタル・シャークスだったらしい。

DNACGから課せられたサラリー総額の制限に脅かされ、スタッド・フランセは、特にレスターにデュピュイの移籍金約20万ユーロを支払うために、早急に現金を見つけなければならない。
スタッド・フランセがエルナンデスの移籍を受け入れた背景には、このような財政事情がある。彼はもはやアンタッチャブルではない、とはレキップ。

トゥーロンとバイヨンヌが真っ先に交渉のテーブルにつくも、スタッド・フランセが要求する移籍金は約50万ユーロ。(他記事によれば、しかもエルナンデスの年俸は60~70万ユーロと言われる)

バイヨンヌだけがこの金額のオファーを提示することができたが、バイヨンヌは来季のヨーロッパカップには出場しない。エルナンデスがチームにとけ込むのを助けるアルゼンチン人選手もいないため*、エルナンデスはあまり乗り気になれなかった、とrugbyramaは見てます。
(*確認したら今のところ1人いるんだけど)

トゥーロン、バイヨンヌ、ペルピニャンによる三つどもえの戦いが続く中、ひょっこり現れた南半球の伏兵、ナタル・シャークス。シャークスは1年の契約につき、エルナンデスと口頭で合意したらしい。
ほんとかどうか知らないよ。第一クラブと合意しなきゃどうにもならない。移籍市場のクローズは0時。

お高いあぶらげ…

Jmhtransfert

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ニュース落ち穂拾い

・過酷なシーズンを終えた代表選手、ボロボロです。
ワラビーズ戦で負傷交代したフリッツは、肋骨を骨折していて来季Top14の開幕には間に合わないかもしれない。トゥールーズでSOコンバートの噂もあったフリッツですが、スクレラも先日膝を手術して年内復帰は難しそうなことから、ギ・ノヴェスコーチには悩ましい日々が続きそう。

また同じ試合で右手に強い痛みがあったメダールは、シドニーで受けた検査では異常はなかったものの、トゥールーズに戻ってから再び検査を受けることになりそうです。


・代表テストマッチによる各クラブ側の損害は、負傷者だけではありません。スタッド・フランセのパリセは、オールブラックス戦での目つぶし行為で8週間のサスペンションです。IRBの規律委員会はパリセに12週間の出場停止を科す可能性もありましたが、目つぶしは故意ではない、という寛大な判断をした模様。


・そのスタッド・フランセですが、テストマッチの最中にデュピュイの来季加入がようやく決まった模様。レスター側とデュピュイ本人が認めてます。
また、国外への移籍をめぐって協会との間でいろいろあったイングランド代表のハスケルも、18日、スタッド・フランセとの3年契約に正式にサインしました。


・スタッド・フランセ退団直前と見られるファン・マルティン・エルナンデス。しかし移籍先は今に至ってもはっきりしません。先日はペルピニャンが「違約金が高すぎる」という理由で彼の獲得を諦めたばかり。
マックス・グアジニには彼を手放す用意がある。バイヨンヌ、ラシン、トゥーロンなどなど噂はいろいろあるようだけど、ラシンの場合はグアジニがパリのライバルクラブへの「プレゼント」を望まず、またバイヨンヌの多額のオファーはエルナンデスを惹きつけないのではないか、と。
そして、このテの話題に顔を出さないわけがないトゥーロンですが、すでにウィルキンソン獲得のために貯金箱をたたき壊したばかりです。(というかそんなにSO取ってどうすんの)

世界最高の選手の1人の移籍はかように簡単ではないのですが、もし決まらなかった場合にはスタッド・フランセ残留もありうる。少なくともあと1季は。しかしマックスは彼に高額のサラリーを払うために再び解決策を考えなければなりません。


・ロムー、Fédérale 1(3部相当)のマルセイユで現役復帰間近
エエェェ(´д`)ェェエエ

Lomu09

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バスタローが入院しちゃったよ

バスタローの事件は非常にデリケートな事件です。私はこれでもかなり神経を使って記事を書いてきたつもりなんだけど、実際フランスとNZの報道は少なからず事実関係や論調に食い違いがあるし、何より憶測の段階であまりにいろんなことが言われていることに私はちょっと怒ってもいたんです。

その渦中のバスタローですが、マックス・グアジニによれば、"graves troubles psychologiques"でパリ地域圏の専門の施設(場所は秘密)に入院した模様。少なくとも2週間は医師の観察のもとに置かれるだろう、とグアジニは話しています。

グアジニはバスタローに対するマスコミの行き過ぎた報道を非難してもいます。
「20歳の少年に対するプレスの過熱。ジャーナリスト達は彼の自宅や両親の家にまで押しかけた。彼は完全にまいってしまっている。彼をそっとしておく必要がある」

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2009.06.29

お前頭いいな

「つまりピカモールがバスタローにテーブル投げたんじゃね?」
(レキップのフォーラムより)

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2009.06.28

苦境のフランスラグビー

まあ、「よかった、病気の子供はいないんだ」じゃすみませんわナ。「バスタロー事件」について、この週の間に伝えられたフランス側の反応も書いておきましょう。

IRBのラパセ会長は、FFRの会長時代、レインボー・ウォリアー事件の後80年代の終わりに創設されたフランスとニュージーランド間の友好のためのアソシエーションの職にも就いていました。ラパセは今回の事件を、「非常に残念。弁解の余地のない行動」と厳しく批判しています。
この出来事が両国間の関係に重大な結果をもたらすだろうか、という質問に対しては、
「両国間では何もない。しかしそれはフランスラグビーのイメージを大きく揺さぶっている。ニュージーランド、ラグビー界、そしてフランス国内でも。フランスラグビーにとっては非常に厳しい時だ。マチューは代表であることの意味を自覚し、責任を引き受ける勇気を持たなければならない。我々はすでにこの世代で、あまりに多くのトラブルを経験した。注意しなければ…」

いずれにせよ、レインボー・ウォリアーの話までが持ち出されてしまうようでは、ニホンジンの私がとやかく言うべきことではないけれど、スポーツが政治的な文脈で語られるような状況は不幸なことですね。


FFR会長やフランス代表団長、マネージャーのジョー・マゾらは皆、バスタローが嘘をついていたことに一様にショックを受け、ニュージーランドの協会と国民に謝罪の意を表明しています。
バスタローには今後それなりの処分が下ることになるでしょうが、マルク・リエヴルモンは、謝罪の意を示しつつも、20歳の若者を気遣ってもいます。

「彼から最初に話を聞き、我々はショックだった。我々は彼を守った。そしてこの2つめの声明の後で再びショックを受けている。何日かよく考え、良心の呵責に苛まれた後で、彼は真実を話すことにした。過ちは償わなければならないし、NZの協会に謝罪しなければならない。首相から公式な謝罪もあったんだ。
我々は誰をも非難したり、罪を負わせたりはしなかった。しかしこのような残念な思い違いをしたことについて、我々は詫びることしかできない。
私はマチューと電話で話したが、彼はパニックだったと言った。自分で怪我をし、襲われたと出まかせを言ったのだと。彼はひどく困惑して、悲しんでいた。しかし私は日曜に彼に同情したのと同じように、今もやはり彼を気の毒に思っている。彼に対してどのような決定が下るにしても、彼を理解しなければならないし、考慮に入れるべきことはある。彼は20歳の少年だ。私はまず何より彼のことを思う。彼は慌てふためいていたんだ」

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事件は続くらしい

ワラビーズ戦の中継の中で、バスタローの怪我について「顎の骨折の疑いがあった」というシンロクローさんの話を聞いて、「そんな報道もあったの?」と思ったんだけど、先週日曜に代表のチームドクターが説明したのは、"il souffre d'un traumatisme facial assez important. Il passera un nouvelle radio demain matin (lundi) pour vérifier qu'il ne souffre pas d'une lésion osseuse plus importante."ということ。
昨日のレキップTVでその後のドクターのコメントが紹介されていましたが、ドクターは「私の見たところバスタローはショック状態だった。私は騙されたのかもしれない、しかし彼は本当に重大な心的外傷を負っているような気がした」、と話したそうです。スタッフが彼を帰国させたのは、いずれにしても第3戦を戦える心理状態ではないと判断したこともあるのでしょう。


さてワラビーズに対していいところなく敗れたフランス代表ですが、この1週間というもの、帰国後奥さんや彼女(強い)から、「バスタローと女と一緒に帰った2人っていうのは誰なのよ!」とシメられるのではないかという、その心労たるや想像するに余りある。

事件についてウェリントンの警察は、「これ以上時間を浪費するつもりはない」ということで、事実上の捜査終了宣言をしたのですが、20歳の若造の過ちとはいえ、フランスラグビーのイメージを大きく傷つけたこの事件。
フランス代表も内部で調査を行ったようだけど、21日の早朝にバスタローと一緒にホテルに帰ってきたのは、どうやらウドラオゴとピカモールだった模様。ウドラオゴとピカモールは2人の女性と一緒にタクシーでホテルに戻り、バスタローは別のタクシーで同時に着いた…ということらしい。

ウェリントンの警察によれば、バスタローがホテルに戻ったのは午前5時22分。それから彼が自分の部屋に戻ったのは早くともその25分後と見られる。Cowan警察署長は、この空白の25分間についての説明はしていません。
「私があなたがたに言えるのは、バスタローはホテルの前で4、5人のチンピラに襲われたのではない、ということだけだ。今では事件は終ったのだから」

確かにNZでは事件は終ったかもしれない、しかしフランスでは?…というわけです。このへんにしといてあげたら、と思うけど。それにしても「この事件、不明な点多すぎ!」と鼻息荒かったrugbyrama(Eurosportとミディ・オランピックのサイトね)が、今のところ若干トーンダウンしてるような気がしなくもないんだけど、そういえばピカモールは来季からトゥールーザンなのよね。


マジ通報レベル↓
こんなのを襲おうという気になるのはどんな連中かと思ってたら…

Bastadunedin

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2009.06.27

テストマッチ終了

(ノ∀`) アチャー

ワラビーズ×フランス22-6。レフェリーがイングランド人という時点である程度覚悟はしてました。これから録画見まっス。

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2009.06.26

また世界ピザ投げ選手権の時がやってまいりました

No8_2ワラビーズ戦のスタメンHOは、絶好のチャンスが急転直下大ピンチになるドラマティックなラインアウトが売りのディミトリ師匠です。

アリノルドキとボネールははなから棄権、男気1つでキャッチするシャバルも欠場ということで、若頭ウドラオゴと師匠のクラブの同僚パペが責任もってキャッチするしかなさそうな状況ですが、代表初スタメンのピュリセリにもさっそく洗礼です。これをクリアしたらどこへ出ても大丈夫だゾ。


↓左からマルコネたん、両津勘吉、バルセラ。丸いなー。
それにしても左右にバルセラとドミンゴ(ガットゥーゾっぽいよね)をしたがえたザルゼウスキは、まさに猛獣使いでありました。

1ligne

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雪辱のトライ

Heymansabsオールブラックス戦に関して印象に残ってることの1つに、第1戦の時、カナルプリュスの中継のスタジオにケラハーが招かれていて、彼が試合の展開に一喜一憂する表情が和やかにリプレイされてたことがあります。フランス的というか。
試合のことはちゃんと書いてる時間がなさそうなので、とりとめもない話になりますが。

オールブラックスとのテストマッチ2連戦は、2戦目は惜しくも敗れはしたものの、プレスも「名誉は保たれた」とポジティブな評価。実際フランスのプレスは1戦目の勝利をまったく予想していなかったのです。

一方このテストマッチが始まる前、NZのプレスは「ここ数年で最強のフランス代表×ここ数年で最弱のオールブラックス」なんて書いたそうで、それほどオールブラックスは負傷欠場者だらけだったようですが、リエヴルモンはあくまで慎重でした。
「たしかに可能な範囲で最高のフランス代表だ。しかし我々は本命ではないし、フランスはここで3回しか勝っていない。それはニュージーランドラグビーへの敬意を欠いている。たとえ彼らが多くの棄権で混乱しているとしても、スターティングの選手達は明日のNZのスターかもしれない」


長く厳しいシーズンの最後にもかかわらず、フランス代表のモチベーションは高かった。まずトラン=デュックの気迫のトライに度肝を抜かれ、メダールの疾走に痺れ、そしてエマンスの、フランスラグビーの誇りに魅せられた。ゴールラインに到達してしまうのが惜しい、と思わせるような。

2戦目の前々日、自由時間にゴルフに出かけたトゥールーザンの中に、大のゴルフ好きのエマンスの顔が見えなかった時点で、彼が相当試合に集中しているらしきことは想像できました。
今季はエマンスにとっては難しいシーズンだった。リーグ準決勝のクレルモン戦では、彼がメンバーを外れたことが驚きをもって伝えられたりもしました。でもリエヴルモンは彼を信じてこのテストマッチに招集。エマンスはなんとしても、不振のシーズンを美しく締めくくりたかった。

「あのトライは雪辱のトライだ」(エマンス談)
前半にくらった頭突き(ありゃ故意だわw)も、この日のエマンスにとっては闘志にさらなる火がつけられたのかも。


さてもう1人のトゥールーザン、ここまで代表では比較的いい子にしていたメダールが、徐々に本性を表わしてきてるのには思わずニヤニヤしてしまう。こちらのエントリに載せきれなかった、レキップ・マガジンのインタビューを追記しときますね。

「フランス代表に初招集された時、僕はきちんとプレーしたかった。最初の何試合かの後で、ある番組を見たんだけど、誰かが"どうしてメダールはトゥールーズでできているのと同じように代表でやってみないのか"、といぶかしんでいた。僕は思った。その通り。結局僕に失うものは何もない。代表でも楽しもう。子供の頃、代表の試合を見ていて、もしBKが仕掛けなかったら僕はTVを消していた。だってつまらないからさ。3試合プレーした後で、僕はこう思ったんだ。"ちぇっ、大勢の子供達がTVを消しただろうな"」

Medardabs

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Top14インフルエンザ拡大

アルゼンチン帰りのバーバリアンズのH1N1感染は拡大しています。検査の結果、新たにスタッド・フランセのメッシーナのグリップA陽性反応が確認されました。
ここまでにトゥールーズのランボレイ、ビアリッツのゴブレットらの感染が伝えられていますが、依然多くの選手が検査の結果待ちであり、またニヤンガやソバドのようにまだ国外にいる選手もいるので、今後も何人かがリストに加わる可能性がありそうです。

バーバリアンズのドクターIzard氏はモンドーバンのチームドクターなのですが、感染の疑いがあった氏は帰国してからクラブの選手達と接触してしまっていたらしく(ああなんたる危機管理意識のユルさよ…)、モントーバンの選手達は病院で診察を受けて(幸いみんな健康)自宅待機、週末までチーム練習は中止です。

気になって見てみましたが、アルゼンチンの方はConfirman dos nuevas muertes y ya son 23 las víctimas fatales por Gripe A…グリップAで新たに2人の死亡が確認され、すでに犠牲者は23人にのぼっている、ということですよね。つい10日ほど前に同国内初の死亡者が出たというニュースがあったはずだから、急速に広がっている感じです。
新型インフルに関して日本では「騒ぎすぎ」という声もありましたが、その慎重さが過去どれだけこの国を救ってきたことか。「注意してし過ぎることはない」というのがウチの母の教えであります。

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ことの次第

つД`)バカス

南北半球にまたがってお騒がせのバスタロー襲撃事件ですが、結論から言えば襲われたというのはウソでした。まあ、「前からおかしいと思ってました!」などと○藤藍子のようなことは言いません。
バスタローは「酔って転んで怪我をし、気が動転してしまった」(←ツッコミどころは多々ございましょうが)といい、関係者の皆さんに深く謝罪しています。

記事をまとめるのも面倒なので、とりあえず今読んだレキップの記事を2本続けて載せます。非常にザツな読みですスミマセン。以下レキップ。


NZのTVによれば、日曜の未明にウェリントンで襲撃の犠牲になったバスタローは、彼が主張したように路上で襲われたのではなさそうだ。NZでは正真正銘の一大事、バスタロー襲撃事件はNZのメディアで論争を提供して止まない。
最新の情報によれば、「警察は2人の選手と2人の女性と一緒にホテルに戻ってくる無傷のバスタローを示す監視カメラの映像を入手した。(TV Oneによる)」

水曜、NZの警察は、日曜の朝5時から5時15分(現地時間)の間に、ウェリントンの彼らのホテルにフランス代表の3選手を送っていく2人の女性を特定したと伝えた。ただしバスタローがこのグループの1人だったかどうかは明言しなかった。

日曜、バスタローの話を伝えたフランス代表の幹部は、バスタローはNZ戦の後、日曜の夜にウェリントンで4、5人のグループに襲われたと語った。この見解によれば、試合後チームメイトと外出したバスタローは、ウェリントンの中心街にあるフランス代表のホテルに彼を送り届けるタクシーを降りた時、早朝の3時頃、4、5人のグループからさんざんに殴られた。

木曜の会見の時、フランス代表団の団長Jean Dunyachは、「マチューから伝えられた時刻について情報に誤りがあった。チームドクターは朝5時半に彼を手当てしている」、と語った。
「警察はホテルに帰ってきた選手達の映ったテープを持っているという。その中にはバスタローもいる、と」。フランス代表のマネージャーは語る。「我々は誤解がないことを確かめるために、警察のPVとテープを見るのを待っている。もしそれが本当なら、マチューが我々に嘘をついたということだ。しかし我々は、彼が真実を言ったと思っている。彼が嘘をついたのなら、私は本当にがっかりだし、腹立たしい」


レキップはスタッド・フランセの会長マックス・グアジニとコンタクトに入った。バスタローは嘘をついていた。
「若気の過ちだ」。グアジニは弁護する。「アンティルにバカンスに出発する直前のマチューをキャッチしたばかりだ。彼は酩酊状態で夜遅くホテルに戻り、よろけて転んでしまった。次の日彼はフランス代表の幹部や家族と顔を合わせて、大ごとになるのを恐れた。すでに公に伝えたように、彼はこれほどの騒ぎになるとは思っていなかった。インタビューに答えるのを拒んだのもそのためだ」

彼の会長、マックス・グアジニのコメントの後まもなく、バスタローは公式声明で弁解したがった。

「NZで起きたことを訂正したかった。みんなに本当のことを言わなければならない。土曜の夜、僕は飲み過ぎてホテルに戻った。部屋で転んで、ナイトテーブルにぶつけて頬を切ったんだ。恥ずかしかった。うろたえてしまって、代表から返されるんじゃないかと思った。僕はそれが通ると思って出まかせを言った。でも騒ぎの大きさから見て、僕は本当のことを言った方がいいと思ってる。家族にショックを与えたくなかった。動転して、追い込まれてしまったんだ。NZRU、ウェリントン市、フランス代表の選手達、スタッフ、僕のクラブ、友達、この作り話で傷ついた人達全員に対して謝りたい」

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2009.06.25

事件は急展開

私は落ち着いてオールブラックス戦その他のことを書きたいんですけど、さいきん予想外のことが起こりすぎス( ´;ω;`)

ウェリントンでバスタローが殴られて負傷し帰国した件ですが、NZのプレスによれば(rugbyrama経由で読んでるけど)、バスタローは路上で襲われたんじゃないんじゃないかと。監視カメラの映像に、バスタローが他の2人の選手と2人の女性と一緒に、何事もなくホテルに戻ってくるところが映ってるらしいんですね。
この件では明日警察から発表があるみたいだけど、なんかとっても下世話な展開が待っていそうな気がします…

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2009.06.24

大トリ物

Hiyochan1

Hiyochan2

Hiyochan3


Hiyochan4


たとえば伊勢エビは断固安楽死さすべしとか、あの近辺の国の動物愛護感情にはニホンジンとしては若干とまどいを覚えることもありますが、これはまたギリギリな…
そういえば私が子供の頃、縁日の色つきヒヨコのなれの果てが近所を闊歩していたものだけど、あまりに凶暴で手がつけられませんでした。

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バスタロー帰国

ウェリントンでバスタローが襲撃された事件は、報道の様子を見ると、フランスよりNZの方で衝撃は大きかったような印象ですね。
フランスでは荒っぽい人達はもっぱらサッカースタジアムに行くから、ラグビーではあまりこういった暴力のニュースは聞かない気がするけど、パリのスタッド・ジャン=ブアン(スタッド・フランセのホーム)を一歩出れば、すぐ近くではPSGのサポーターが警官に撃たれて亡くなったこともある。

残念な出来事だが、このようなバイオレンスは世界のどの町でも起こりうる。それがフランス側の一致した見方です。FFRのカムー会長は、「私はNZを非難したくない」、と。ラグビーは敬意と友愛のスポーツ。戦争じゃないのです。


帰国した当のバスタローはむしろ、騒ぎが大きくなってることの方に面食らってる模様。
「今朝空港に着いたら、ジャーナリストがいっぱいいて驚いたよ。僕に起きたのは、どこでも誰にでも起こりうること。運悪く僕にそれがふりかかったんだ。告訴はしたくなかった。さっさと他のことに移りたいからね」

バンリュー育ちのバスタローには、殴った殴られたの話は慣れっこなのかもしれないですね。検査の結果は大事なく、頬を3針縫っただけ。さあバカンスだ!というわけです。大物だナー。

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ワラビーズ戦スタメン

なんかラポルトが内閣改造でスポーツ閣外相をクビになるっぽいんですが、まあそれはそれとして、テストマッチ3戦目、ワラビーズ戦のスタメン発表です。

Traille - Médard, Fritz, Mermoz, Heymans - (o) Beauxis, (m) Yachvili - Ouedraogo, Puricelli, Dusautoir (cap) - Millo-Chluski, Papé - Marconnet, Szarzewski, Barcella

ターンオーバーですね。ヤシュヴィリとボクシスのハーフ団。ピカモールとシャバルの棄権でピュリセリが№8。1列2列にスザルゼウスキとパペのパリジャン達。クレールが外れてメダールがウィングに、トライユがFBに。ベンチのメンバーはまだ決まっていません。


さてこのワラビーズ戦を前に、FFRはオーストラリアでのgrippe porcine(豚インフルですナ)の流行の状況を見守っていたのですが、オーストラリアに注意しているうちに、アルゼンチンから帰ってきたバーバリアンズのメンバーのgrippe A(H1N1)感染報告が届いてしまった模様。
現在トゥールーザンのランボレイが自宅療養中ですが、幸いもうかなり良くなってるようです。すでに試合の前から悪寒や熱はあったんけど、ドクターが薬をくれたので出場できちゃった(それダメじゃん…(;´Д` 。それで帰りの機内で本格的に発症、ということみたいです。
同様にニヤンガ、プクス、メッシーナとDonguyがインフルエンザに感染していると見られる。くれぐれもお大事に…

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2009.06.23

5人棄権、1人補強

Dgウェリントンでのテストマッチ2戦目、風雨の中フランスは10-14でオールブラックスに惜敗しましたが、2試合のゴールアベレージで上回ってデイヴ・ギャラハー杯を獲得。
しかしこの試合の後、深夜にバスタローが路上で4、5人のグループに襲われて顔に怪我を負うという事件が起きました。バスタローは精密検査を受けるため帰国。ワラビーズ戦は欠場です。

フランスのメディアの伝えるところによれば、フランス代表の選手達はテ・パパ・ミュージアムでのアフターマッチ・ファンクションの後、スタッフから外出許可をもらって街に繰り出した。午前3時頃、バスタローがホテルに戻るタクシーから降りたところ、4、5人のグループに絡まれてボコボコにされた…ということらしい。
「我々は彼に告訴したいか尋ねたが、彼は告訴を望まなかった。我々は彼の決断を尊重する」(ジョー・マゾ談)


実際、トラブルは前の週にもありました。ダニーデンでの第1戦の時、フランス代表の選手達は試合終了後に、観客席の一部のNZサポーターから中身の入ったペットボトル*を投げつけられた。
「試合の後、彼らは俺達にボトルを投げつけた。俺達はフランスのファンに礼を言いたかっただけなのにな。まったくおかしな話さ。ふつう観客はリスペクトフルなものなんだが、試合の間中、彼らは俺達のキッカーが蹴る時にはブーイングを始めた」(シャバル談)

(*フランス側の報道では、"ガラスのビール瓶"と伝えたところもあるけど、NZ現地のソースには"be showered with plastic bottles "とあるからもちろんフランスのは誤報でしょう。まあ間違えるのも分かる…というのは、フランスの"サッカーの方の"スタジアム周辺では、ガラスのボトルはわりとカジュアルな投擲物だから)


今回の事件について、リエヴルモンをはじめとするフランス代表のスタッフは、フランスとNZの間であえて事を荒立てるのを望んでいません。
一方、フランス代表から事の次第を伝えられたNZRUは、暴力を強く非難しフランス側に謝罪の意を表明、同時に2011年ワールドカップのホスト国のイメージを傷つけたこの事件にひどく失望しています。ウェリントンの警察はこの件で捜査を開始した模様。

バスタローの雇用主、スタッド・フランセのグアジニ会長によれば、バスタローが告訴を望まなかったのは、「犯人は見つからないだろうし、それは何の役にも立たない」と考えたから。グアジニはまた、NZ国内の反仏感情を懸念してもいます。
「もちろん単独の行動を一般化してはいけない。しかし我々はそれでもNZでの反仏感情を心配するかもしれない。2011年にはNZでワールドカップが開催される。選手達がボディガードをつけなければならないとしたら、それは驚くべきことだ」


Basta0906_2ともかくバスタローは月曜、シドニーを発って帰国の途に着きました。同じ飛行機にはジョジオン、ピカモール、ドミンゴ。ジョジオンは第2戦の前にトレーニングで首を痛め、ピカモールとドミンゴは試合中の怪我でワラビーズ戦は棄権です。
また、同じく左足ふくらはぎを痛めたシャバルも最終的に3戦目を棄権。スタッフはドミンゴに代えて、A代表からカストルのプロップ Luc Ducalconただ1人を追加招集しました。

怪我人が相次ぐ中、フランス代表のチームドクター Jean-Philippe Hager氏は、会見で特にラックの危険性を指摘し、今後のルール変更に関して熟考を促しています。

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2009.06.19

みんなでGOLF

土居さんの実況を聞いてると、なんだかだんだんゴルフを見てるような錯覚を起こしたりするんだけど、以前PSGのGKアロンゾ(ハンディキャップ7)が、「ゴルフをやってると、サッカーでも気候の状態まで気にするようになる」と話していて、確かに土居さんの実況もそんな感じだなぁ、と思ったんでした。

トゥールーザンはエマンスやエルサルドを筆頭にゴルフ好きは多い。 フランス代表の選手達は木曜の午後にお休みをもらい、デュソトワール、ジョジオン、セルヴァ、フリッツのトゥールーザン&トラン=デュックはMiramar Golf Courseへ。トラン=デュックはトゥールーズにロックオンなのかしらね。

ところでフリッツ。彼が何打目でバンカーから脱出できたかは不明。

Ffritz0906

Servatjauzion

Trinhducfritz


一方こちらはテ・パパ・トンガレワ国立博物館を訪れたクレール、メダール、ウドゥラオゴ、アリアス、メルモスとピカモール。引率はゴンサロ・ケサダとエリスコーチでした。

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2009.06.16

ウェリントン到着

月曜、ウェリントン・シティ・センターで。サインを求める人はやはりというか女性が多め。

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泣く子はいねがー

090615b

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チャレンジカップ組分け

Poule 1: Bourgoin, Leeds Carnegie, Overmach Rugby Parma, Bucuresti Oaks
Poule 2: Worcester Warriors, Connacht Rugby, Montpellier, Olympus Rugby XV Madrid
Poule 3: Saracens, Castres, Toulon, Rugby Rovigo
Poule 4: London Wasps, Rugby Calvisano, Bayonne, Racing-Métro 92
Poule 5: Newcastle Falcons, Montauban, Petrarca Rugby, Albi

プール4 (;´Д`
ベッツェンVSシャバルですね。恐ろしいですね。プール3も見たとこなかなかキツい。
フランスからは8チーム、一番ツイてると見られているのはルーマニア、イタリアのチーム&プレミアシップの昇格チームと同組のブルゴワンです。

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2009.06.14

ダニーデンのホスピタリティ

Nurugby夏のテストマッチ、ニュージーランド×フランスのキックオフの数時間前、地元ダニーデンのオタゴ大学の学生によってパロディマッチが行われました。全裸で。
(極力、見えてない画像を選択しました)

NZの軽犯罪法は知りませんが、このヌードラグビーマッチ、みだりな露出ではなくダニーデンの伝統(どんな)らしい。この町でオールブラックスの試合が開催されるたびに行われる恒例行事だそうで。

画像は陽気な観客の見守る中、マッパブラックスのハカを受けて立つマッパフランス。ベレー帽に青赤のペインティング、les coqsのペイントを英語のスラングの方で描いてる人もいますが、何をか言わんやです。
伝統文化なら仕方ないけど(んなこたーない)、それにしても、わかってねーなニュージーランド人。靴下は履かなきゃ。笑いをとるのに安易にシモネタに走るのも感心しません。全裸芸は刺すか刺されるかです。君達は全員来日して江頭さんに弟子入りすること。
申し遅れましたが試合は2トライを挙げたブラックスの勝ち。


こちらは本物ブラックスと本物フランスの、プレマッチのアトラクション

Dunedin111

これはまた微妙な…

Dunedin112

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テストマッチ・ニュージーランド×フランス 22-27

フランス代表、オールブラックスのホームで15年ぶり4度目の歴史的勝利です。しかしこのテンションが2試合続かないのがフランス。テストマッチはあと2試合。試合については後ほど改めて。

Dunedin6

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ブリュネル入院

Brunelテストマッチの記事を探しに行ったら、心配なニュースです。ペルピニャンのヒゲのおじさん、ジャック・ブリュネルコーチが金曜の夜、トゥールーズの病院に緊急入院して心臓の手術を受けた模様。

ブリュネルコーチはダン・カーターの招きでクルセイダーズを視察するため、土曜ニュージーランドに向かう予定でした。優勝のかかったシーズン終盤はコーチの心臓にどれほどの負担をかけたのか、なんて大変な仕事…

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2009.06.13

ラグビーとファッション誌

SPORT & STYLE はレキップの季刊付録誌。内容はスポーツやファッション、セクシーなグラビア(いいのかい)など。今号は水泳のマナドゥとブスケをブルース・ウェーバーが撮ったのが目玉みたいです。

↓そしてこれはメダール、ポワトルノー、クレール、ウドゥラオゴが登場するグラビアページ。やっぱトゥールーザンって独特…(なんたって「ポワトルノーが自慢の顔に絆創膏貼ってる!」というのがニュースのネタになるんです)
http://sportetstyle.lequipe.fr/rugby/index.html

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U20世界ラグビー選手権2009 フランス×南アフリカ 

Jスポのコラムに間違いが多いのは常々気になっていて(代表のリストの中からチャレンジの決勝にはパラしか出てないです)、多分フランスがお嫌いなんだろうな、とは思うんですが、大勢の方が見るのでもう少しだけ気を遣っていただけたらと思う…


さてプチ決勝というわけなのですね。肩の痛みでフィジー戦を休んだ 主将のラパンドリがスタメンのリスト入り。クレルモンがTop14決勝のために引き留めたがっていた彼、こっちで頑張っていただきたいです。
残念なのはパリジャンのSO、アリスティド・バローの大会が膝の怪我で終了してしまったらしく…見たかったなァ。

FRANCE : Namy - Fall, Lamerat, Doumeyrou, Camara - (o) Bernard, (m) Cazenave - Lapandry (cap.), Goujon, Lauret - De Marco, Boukérou - Lebrequier, Colliat, Slimani.
Remplaçants : Orioli, Tichit, Mondoulet, Guyot, Radosavljevic, Tranier, Griffoul.
Entr. : D.Aucagne et P.Boher

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2009.06.12

カタルーニャは大騒ぎ

(画像はUSAP公式、レキップマガジンから)

ほとんど不法占拠状態

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ラグビーの光景じゃないw

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ダン・カーター最後のサービスショット

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ヒゲのおじさんおめでとう

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Top14決勝・ペルピニャン×クレルモン(2) 決勝の魔物

─ 終了の笛が鳴り、カタランが喜びを爆発させている時、オーレリアン・ルージュリーは一人きりでグラウンドに立っていた。チームメイトのある者は地面に倒れ、ある者は気力を取り戻そうとしている時も、ブロンドの巨人は一人きりだった。彼はうなだれていた。悲しみを隠そうとして。それから、ゆっくりと、疲れた足取りで、彼はクレルモンのサポーターの方に歩いていき、彼らに拍手を送った。何度も何度も、彼はその仕草を繰り返した。オーヴェルニュの人々の悲嘆も彼と同じくらい深いことが、彼には分かっている ─
(レキップ)


序盤は完璧だったのに、なぜ負けてしまったのか分からない。クレルモントワは口々にそう言います。「軽率なミス」が生んだ後半初めのマルティのトライは、試合の様相を大きく変えた。
クレルモンの悲劇の歴史についてはしばしば「呪われている」という表現がされ、選手達は当然それを否定してきましたが、「呪い」としか言いようのない不可解な敗戦は今季もまた繰り返されました。
「奇妙なファウルだ。僕はレフェリーに取られた全部のファウルが理解できなかった。こんなディシプリンの欠如、普段の僕達なら犯さないようなファウルだった」(フロッシュ談)

「何が起きたのか分からない。僕達は後半の初めの10分間で、つかんでいたものを手放してしまった。こんなふうに終るなんて…」。まだ混乱している様子のBジェームス。
リーグ最多得点の彼は、Top14のこの3シーズンで1002ポイントを記録しましたが、それもわずかななぐさめです。


主将のルージュリーにとっては4度目の決勝敗退。彼を不慣れなセンターにコンバートしたコッターの賭けは成功しませんでした。彼はそれでも敗戦を受け入れ、今後をポジティブにとらえようと努めています。
C'est le sport、スポーツとは実は、何よりも負け方を学ぶものなのかもしれません。

「僕はチームメイトに、彼らを誇りに思っていると言った。そして何より、今季僕達が共に送った素晴らしい時について、彼らに感謝している、と。もちろん残念だ。でも、僕達が素晴らしいシーズンを実現したことを忘れることはできない。喜びも悲しみもある、それがハイレベルのスポーツだ。決勝の敗戦を受け入れるのはいつだって難しいけれど、人生にはもっと大変なことがある。人生は続く、僕達のキャリアも。誰にでも希望は必要だ。僕達はよみがえる、本当だよ」

Top140809_2

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昨日の代表

バグパイプ隊がお出迎え。ダニーデンらしいスコティッシュな歓迎。

Dunedin

Dunedin3

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ケラハーとエコロジー

ラグビーと映画の話題を2つ。

・ケラハーが映画に協力、といっても俳優デビュウじゃありません。ケラハーは彼の財団"Kelleher for youth"を通じて、写真家ヤン・アルテュス=ベルトランの話題のドキュメンタリー映画『Home 空から見た地球』に出資している模様。
映画は5日の世界環境デーに合わせて、世界88ヶ国で同時公開されたばかり。エコ・プロジェクト的作品ですね。プロデュースはリュック・ベッソン。WOWOWでも無料放送があるようです。

公式
http://home.asmik-ace.co.jp/
Youtube版はここかな。1時間半の動画
http://www.youtube.com/watch?v=NNGDj9IeAuI


・トゥールーズのホーム・スタジアム、エルネスト=ワロンは15日から5日間、映画の撮影に使われます。1962年5ネイションズでのスコットランド代表の試合を描く映画のようですが、エルネスト=ワロンは今のマレーフィールドより当時のマレーフィールドにずっと近い、ってことらしい。

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2009.06.11

テストマッチ1戦目スターティングメンバー

なんかもうほんとに繁忙ッス。ちゃんと読めてないし、考えてる時間がない。誤訳誤読ご容赦。


Médard (Stade Toulousain) - Clerc (Stade Toulousain), Bastareaud (Stade Français), Traille (Biarritz), Heymans (Stade Toulousain) - (o) Trinh-Duc (Montpellier), (m) Dupuy (Leicester/ANG) - Ouedraogo (Montpellier), Picamoles (Montpellier), Dusautoir (Stade Toulousain, cap) - Millo-Chluski (Stade Toulousain), Papé (Stade Français) - Marconnet (Stade Français), Servat (Stade Toulousain), Barcella (Biarritz)

Remplaçants: Szarzewski (Stade Français), Mas (Perpignan), Domingo (Clermont), Chabal (Sale/ANG), Martin (Bayonne), Puricelli (Bayonne), Yachvili (Biarritz), Jauzion (Stade Toulousain), Palisson (Brive)


オールブラックスとのテストマッチ1戦目に、デュピュイが初招集・初スタメン、キッカーの重責を担います。フランスラグビー史上1000人目の代表。デュピュイとトラン=デュックのコンビはリエヴルモンの監督就任以来12組目のハーフ団(16試合でw)だそーです。

クレールとパペは共に膝の重傷からの代表復帰。また主力の2人、シャバルとジョジオンはベンチに回りました。
シャバルは4月末のプレミアシップのレギュラーシーズン終了以来プレーしていないため完調ではなく、ベンチスタートは予想されていましたが、ジョジオンに関しては、特にシックスネイションズでのパフォーマンスの代償を払ったのではないかと見られています。
センターは正確なキックを持つトライユと、パワーのバスタロー。

後のポジションには特にサプライズはなし。トゥールーザンのBKトリオ、経験の1列、機動力の3列。
ファイナリスト達はベンチスタート。シューリーは決勝でかかとを痛めて欠場です。


「わーケイブマンのおじちゃんだー!」

Cha0906

泣かない強い子。横にはなんだか子供好きそうなヤシュヴィリ。

Cha0906b

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09-10ハイネケンカップ組分け

箱の中にあったかいボールが混じってるらしいよ。(←嘘)

Poule 1 : Munster (IRL), Perpignan (FRA), Northampton (ANG), Trévise (ITA)
Poule 2 : Biarritz (FRA), Gloucester (ANG), Newport (PDG), Glasgow (ECO)
Poule 3 : Leicester (ANG), Ospreys (PDG), Clermont (FRA), Viadana (ITA)
Poule 4 : Bath (ANG), Stade Français (FRA), Ulster (IRL), Edimbourg (ECO)
Poule 5 : Toulouse (FRA), Cardiff (PDG), Sale (ANG), Harelquins (ANG)
Poule 6 : Leinster (IRL), London Irish (ANG), Scarlets (PDG), Brive (FRA)


トゥールーズこれは…
同プールには昨季準々決勝で敗退した時の対戦相手カーディフに、プレミアシップの2位、5位。あのカーディフ戦の後、ギ・ノヴェスのもとにはレフェリーに対する失礼な発言の件でERCから説明を求める手紙が届いたりしてたらしいんですが、ERCこれわざとだろ、と思わず邪推してしまうような顔ぶれでございますナ。

ここ数年"死のプール"に放り込まれ続けているクレルモンは今回もやはり厳しいプールですが、ヴィアダーナがいる分トゥールーザンよりは幾分ましなのかもしれない。(ヴィアダーナほんとにごめん)
マンスターと同居のペルピニャンにとって、より現実的な目標は上位2位通過になるかも。フランスの6クラブのうち、まだくじ運がいい方だと思われるのはプール2のビアリッツとプール4のスタッド・フランセです。

ブリーヴは10余年ぶりにハイネケンカップの檜舞台に戻っていきなり欧州王者と同組ですが、クラブはレンスターとのホーム戦をボルドーのスタッド・シャバン=デルマスで開催したいらしい。
スタジアムの話をすると、ビアリッツはおなじみのサン・セバスチャン、アノエタにグロスターを迎える予定。ペルピニャンにもマンスター戦をバルセロナのモンジュイックで行う計画がある。今年のツール・ド・フランス第6ステージのゴール地ですね。カヴ、またちぎれるのかな…


【続報2つ】
・ミシャラクの移籍の噂については、トゥールーズとペルピニャンの両会長が完全否定して終了の模様。スクープ記事を載せたミディ・オランピックに対する、レキップの当てこすりは面白かった。

・赤字による降格の危機にあったブルゴワン、どうやらDNACGから「来季もTop14でプレーしてよし」というお許しが出たらしい。残留おめでとう。

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2009.06.10

カーターの心残り

Dcarter11月の終わりにアキレス腱部分断裂の重傷を負ってから、フランスでリハビリを続けていたダン・カーターですが、週末スタッド・ドゥ・フランスでペルピニャンの優勝を見届けた後、昨日ニュージーランドへ帰国の途に着いたはずです。

負傷直後は痛みで長距離移動ができる状態ではなく、フランスで手術を受けることになりましたが、執刀したリヨンの外科医は彼のニュージーランドの主治医の友人。家族やフィアンセ、友達も来仏し、オールブラックスのキネもしばらく滞在するなど、カーターはフランスに残ることに不安はなかったそうです。

「5試合しかプレーしなかったけれど、驚いたことの1つは、フランスラグビーの中にある伝統と歴史の重みだ。毎週毎週、どの選手もマイヨのために命がけだ。この情熱、この勝利の渇望がコンペティションをとてつもなく厳しいものにしている。いずれにせよ、ここに来る前に考えていたよりずっと難しい。一番小さなチームが、彼らの観客の前で持てる以上の力を出すことができるんだ。僕はそこが好きだよ!」


決勝の前に掲載されたレキップのインタビューで、カーターの話に最も力が入っていたのは、実はフランスの食べ物についてかもしれない(この食いしんぼさんめ)。カーターのフランス滞在は、新しいラグビーの発見であると同時に新しい食の発見でもあったようです。
彼の最高の食事と最高の思い出、ペルピニャンの釣れたての新鮮な魚で作った料理やロックフォールチーズについてアツく語るカーター。「クライストチャーチに帰ったら、それが恋しくなるだろうな」

カーターは現在ランニングを再開したところ。4月の時点では、万事順調にいけば7月の終わりにはラグビーを再開できるかもしれないと話してました。私はカーターがフランスに来るまで彼のことはよく知りませんでしたが、彼はプロフェッショナルでしたね。
「またフランスに戻って来たいよ。今のところはニュージーランドの協会と2011年まで契約がある。間にはいろんなことがあるかもしれないし、現時点で決めるつもりはないけれど。今はリハビリに専念する時。2011年はまだずっと先だよ…」

Dcarter2

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Top14決勝・ペルピニャン×クレルモン(1) 信じる力

08-09シーズンのTop14決勝は、ペルピニャンが22-13でクレルモンを破り、実に54年ぶり7度目のリーグ優勝です。そしてそれは同時に、クレルモンにとっては3季連続10度目の決勝敗退でもありました。

準決勝トゥールーズ戦と同じように、クレルモンは完璧に試合に入りゲームを支配。10分にBジェームスのキックパスからナラガの見事なトライで先制します。彼の今季21トライ目、リーグ最多トライです。クレルモンはこういった試合での経験にものを言わせるだろう、そう思われましたが、このトライで奮起したのは逆にペルピニャンの方だったかもしれません。
前半20分を過ぎるあたりから、少しずつ失速するクレルモン。ハーフタイムに6-10のわずか4ポイント差で折り返し、失うもののないペルピニャンは後半勝ちに行く。45分にはマルティがトライを返す。クレルモンはファウルを繰り返し、ポリカルは"真珠に糸を通すように"4PGを成功させていく…
今季ブクリエは、欧州きってのサッカーマッド地帯、カタルーニャの地へ。フランスラグビーの新たな覇権。

優勝の立役者の1人、USAPの若きFBポリカル。
「試合の初めが難しかったのは本当。クレルモンはたちまちトライを挙げた。でも僕達は今季何も諦めたことはないし、何度もそれを示してきた。僕達はハーフタイムに、形勢を逆転させに行こうと言い合った。シーズンの間中僕達にそれができたようにね。僕は勝利を確信していた。なかなか実感が湧かないよ。できるだけ長くこの優勝を味わうために、できるだけ長い間グラウンドにいた。23歳でチャンピオン、信じられないよね。人生で一番美しい日だ」

Usapfinale2

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2009.06.09

さらなる棄権

Top14決勝の翌日、南半球でテストマッチを戦うフランス代表の第2陣が出発しました。もうオークランドに着いたようです。
4人のペルピニャネは前夜の祝勝で明らかに大変お疲れ気味。クレルモントワはドミンゴ1人。というのは決勝の後、予告されていたとおりルージュリーとボネールが棄権を表明したから。

厳しいシーズンの後で、彼らはかなりのフィジカルの問題を抱えています。ルージュリーは準決勝以来肩と首が痛み、足首や腕にもトラブルがある。ボネールは内転筋を痛めている。「この種のトゥールネは100%でなければならないことは分かっているけど、僕はそうじゃない」(ルージュリー談)
ルージュリーの代わりに、リザーブリストに入っていたフロッシュが呼ばれましたが、彼も恥骨と座骨のトラブルが再発したらしく代表を辞退。ドミンゴも決勝で足を痛めましたが、彼だけがテストマッチ参加を決めています。

最終的に追加招集されたのは、スタッド・フランセのウィング、ジュリアン・アリアスと、バイヨンヌの3列ジュリアン・ピュリセリ。


↓ルティエールに迎えられるドミンゴら一行。「棄権の先輩の分まで頑張ります!」
フランスFWも、たとえばマルコネとマスが入るとそこには愛の1列が形成されるのですが、最近は見るからに粗暴でがさつそうなバルセラとか、アドレナリン過剰分泌系の目をしたこのドミンゴ(いい目だ)とか、獰猛な感じになってきましたですね。

Domingo

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2009.06.08

カタランのシーズンでした。

Top14クライマックス、ラグビーテストマッチとサッカーワールドカップ予選、ドーフィネ・リベレ 、移籍市場が同時進行するという、サイト的には一大繁忙期です。こんな時にブジェラルに「今度はハバナ取っちゃおうかな~」などと寝ぼけたことをぬかされるとですね、「ウイイレにつきあってる暇はないんじゃあー!!」、と思わずマジギレです。

今季Top14はUSAPの優勝で幕を閉じましたが、今年のツール・ド・フランスはペルピニャンとバルセロナが第5、6ステージのゴール地点なんですね。そういえば昨年はやはりブクリエを勝ち取ったトゥールーズを通った。ジンクスの予感…って、まあ最終ゴールは毎年パリなんだけど。

U20世界ラグビー選手権、日本×イングランドについてはとりあえず言及自粛。さてリッチー・グレイでもチェックするかな、とイソイソとサモア×スコットランド拝見、ほんとにでかいwww

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観客席は社交界

http://www.lequipemag.fr/から、さながらパリの社交場、ローラン・ギャロスの観客席のVIPたち。

ひときわガタイのいいラグビーの皆さん(窮屈そう…)。ベナジ、ヴィルプルー、マルコネたんらの顔

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レイモン・ドムネクとエステル・ドニさん。オフでも怪しいww
ピレスの画像もありましたが、日がかぶってなきゃいいけど。

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プロバスケ選手のロニー・トゥリアフとトニー・パーカー。パーカーはPSGファンなのだ。

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俳優のディディエ・ブルドン(後列、ストライプのシャツの太めのオジサマ)の前に、スキンヘッドの元PSGのアロンゾ(好きー)、一番前にミクーとテュラム、その背後にスポーツ・ジャーナリストのジェラール・オルツ(France2の'Stade2'の司会をやってた人)

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フローラン・ダバディさんのお父様

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ジャン=ポール・ベルモンドと並んでPSGの有名サポ、歌う俳優パトリック・ブリュエル

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DJボブ・サンクラー。こりゃまた昼間から場違いに色男な。

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2009.06.05

ニュース落ち穂拾いとそのほか

【アルビ昇格
クラブの財政危機を理由に2部に叩き落とされてから1年、アルビがTop14に戻ってきます。
ProD2の決勝(対Oyonnax)で、試合終了の時を告げるサイレンが鳴り響く中、Oyonnaxのキッカーが蹴った60メートルの逆転のPGはわずかに届かなかった。サスペンスの果てに14-12でアルビが勝利、1部昇格を決めました。アジャンは今季も駄目だったのね。

【使い物になるのでしょうか】
クレルモンはもし土曜の決勝で優勝した場合、ルージュリー、ドミンゴ、ボネールの3人の代表選手が翌日の祝勝のお祭りに参加できるよう、ニュージーランドへの出発を1日遅らせてもらえないかと代表スタッフにお願いしたようですが、当然ながら断られた模様。
代表スタッフはテストマッチの初戦に、ファイナリスト達(特に1列)を欠くのは大変キビシイと考えています。
日曜のオークランド行きの機内では、二日酔いの男達と失意のどん底の男達、そしてパスポートを更新し忘れた遅刻の男1名による気まずく淀んだ一角が形成される見込み。

↓先日の準決勝トゥールーズ×クレルモンのハイライト
http://www.stadetoulousain.tv/
Les temps forts de Stade Toulousain / Clermont


【フランス人は何故に脱ぐのか】
パウレタの引退試合の件でテニスプレイヤーのミカエル・ロドラにちょっと好感を抱き、画像を検索してみたところ、半裸の画像ばかりで呆れた。

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さらばバラ色の日々?

移籍の噂が報じられているミシャラク、来季はペルピニャンでプレーするかもしれないよ、というMidolのスクープです。カーターの後新たな10番を探しているペルピニャンがミシャラクと交渉しており、トゥールーズが移籍を認めるなら合意は間近ではないかと同紙は見ています。

スタッド・トゥールーザン復帰以来、SHでもSOでも厳しい競争に苦しんでいるミシャラク。テストマッチの招集からも外れ、今の彼には出場機会が必要です。
ウェスタン・フォース、レンスター、バイヨンヌといったいくつかのクラブとのコンタクトが伝えられ、実際バイヨンヌのマネージャー、リシャール・ドゥルトはミシャラクとのコンタクトを認めた、という報道もあります。

ペルピニャンはTop14の決勝ラウンドとヨーロッパカップの常連であり、また、現在ペルピニャンを指揮しているのは、ベルナール・ラポルト時代のフランス代表でアシスタントコーチを務めたブリュネルです。
トゥールーズとはまだ2年の契約が残っていますが、フリッツのSOコンバートを考えているとも伝えられるトゥールーズは、ミシャラクを自由契約にすることには反対しないのではないか、との見方。


…という情報が金曜に瞬く間に広まってからまもなく、今度はレキップが、「ミシャラクはUSAPには行かないだろう」という記事を掲載したから事はややこしい。
同紙がミシャラクの周囲の人々に取材したところ、その人物は噂を断固として否定した。ペルピニャンであれ他のクラブであれ、移籍を検討したことはないし、一度たりともコンタクトはなかった…

事実はどうあれ、ミシャラクには来季もまた難しいシーズンが待っている。彼の代理人は、彼はトゥールーズとの契約を全うするつもりでいる、と断言しています。

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futur grand

代表の若手FB(ウィング)2人、早くもスター選手の風格を漂わせるメダールと

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フツーのワカモノ

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南半球のメディアは、フランスあたりのことだといいかげんなことばっかり書くんだけど、確かに昨年の「トゥキリのパンツ事件」は捏造記事だったにせよ、パリソンが一言多いタイプであることには変わりない。
ともあれリスト発表の前には、「選ばれないと思う。自分の最近のパフォーマンスは代表にふさわしくない」と自己批判してもいたパリソン、昨年のテストマッチから成長したかな。

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丸いボールも好き

オークランド到着の翌日、木曜のフランス代表のトレーニングセッション。
なんか選手よりリエヴルモンの方が楽しそうな。

Bleusfoot1

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2009.06.04

Top14準決勝 ペルピニャン×スタッド・フランセ

即時性もくそもございませんね。

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ペルピニャン×スタッド・フランセ 25-21

レギュラーシーズンを首位で終え意気上がるペルピニャンと、シーズンの最後まで自分達のラグビーを探しあぐねたスタッド・フランセ。両者の対決の前半は、言うなればディシプリン不毛の荒野でした。

レフェリーのムッシュ・ガルセスの強硬な笛で、20分までに14のペナルティ。私の見てた映像もブツ切れでしたが、試合展開もブツ切れです。だからといって試合が動くかというと、ポリカル、ボクシスの両キッカーがよくPGを外したため、20分の時点でスコアはまだ3-3。
ハイテンションのコンバットが続き、案の定ディミトリ師匠がキレる(大事には至らず)。ワタクシこのあたりで試合内容と視聴環境に落胆していったんネット落ち。しかしボクシスの40メートルのDG(12分)は美しかった。

24分、ペルピニャンのスリークォーターの素晴らしい展開で、ポリカルが口火を切るトライを挙げます。ここぞと言う時に一気に加速するカタランの攻撃。しかしこの時ポリカルは真ん中に持っていこうとしてデッドボールラインを踏んだようでしたが、レフェリーはビデオレフを要求しなかった。
付け加えるならばスタッド・フランセの後半のボクシスのトライに関しても、実はボールを奪取したマルコネがオフサイドポジションだったりしたわけで、レキップが皮肉をこめて「ムッシュ・ガルセス、マン・オブ・ザ・マッチ」と書くのも無理からぬ。
前半はその後両チームともPGを1本ずつ成功させ、13-6で折り返し。


試合の様相は後半に変わります。まず48分、ペルピニャンのメルモスが、ハイパントの落下地点にいたベルガマスコ弟から一瞬早くボールを奪って鮮やかなトライ。メルモス好調です。
ここに至ってスタッド・フランセの名門の意地が息を吹き返し、直後の50分にボクシスがトライを返す。突き放すペルピニャン、詰めるスタッド・フランセ。スタッド・ジェルランの40,377人の観客が固唾をのむ展開が始まります。

62分にはペルピニャンが、69分にはスタッド・フランセがさらにトライを追加する。交代で入りトライを挙げたパリセは、何も諦めない勝者のメンタルの持ち主であることを改めて証明しました。
最後の10分間、両チームは4ポイント差。最後はこの日たびたびハンドリングエラーを犯したバスタローがラストチャンスでボールを失い、ここで終了の笛。血金の選手達とサポーターは歓喜にわき(あなたたち発煙筒たいたでしょ)、パリジャンに奇跡は起きませんでした。

観客席のダン・カーターの笑顔。グラウンドに泣き崩れるバスタロー(ピンクのスパイクが可愛かったのに)。スポーツの光と影、いつも繰り返される光景です。
ハイライト http://www.usap.tv/ カタランサポ、ノリがフランスじゃないww

↓ありがちなゲバラの旗かと思ったら、これはサルバドール・ダリかな。ペルピニャンのポンポンガール達、昨年のツールでピレネーのステージの時に沿道にいたような…

Usap0906

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2009.06.03

いざ出発

Xvfranceete南半球でテストマッチを戦うフランス代表30選手のうち、Top14のファイナリスト7人を除く22人は火曜、エアバスA380でニュージーランドに向け(シンガポール経由で)飛び立ちました。A380のパリ-シンガポール間の初就航便らしいです。
あれ1人足りない?というのはつまり、フリッツがパスポートの期限切れで税関で足止めをくらったんですナ。遠足か君は。なのでフリッツはペルピニャンとクレルモンの代表選手達と共に、日曜の第2陣で出発する予定。

(安否情報: 1陣は無事オークランドに着いたモヨウ)

準決勝での負傷状況を受けて、リストにはまた1点変更がありました。クレルモン戦で膝をひねり外半月板を痛めたスクレラが棄権、ボクシスが追加招集です。
誰かの不幸は誰かの幸福、というのがこの世界の厳しさ。ボクシスはペルピニャン戦後のロッカールームで、リエヴルモンから直にテストマッチに出発する用意をするよう伝えられたらしいです。敗戦のロッカールームのささやかな喜び。
同じく膝を痛めたセルヴァはまだ治療中ですが、それほど心配ないんじゃないかな、という見方。

スクレラはスタッド・フランセにいた頃から怪我が多かったけれど、最近ますます怪我がちだなあ…。トゥールーザンも今季はスクレラとミシャラクでSO盤石じゃん、と思いきや、相変わらずエリサルドが10番やってるようなシーズンでしたが、トゥールーズの地元紙によれば、ブルゴワンの若手センター、ダヴィド君のトゥールーズ行きもありフリッツがSOにコンバートされるんじゃないかと、そんな話も。

テストマッチの成績を振り返れば、フランスはワラビーズのホームでは1990年以来、ニュージーランドでは94年以来勝ってない。ここ何年か、代表スタッフは南半球にいわゆるBチームを送らざるを得ない状況が続いていましたが、今季はそれなりのメンツが揃ったので、この対戦にかかる期待も大きいようです。いずれにしても半ば灰になっちゃってる人たちばっかなんだけど…
リエヴルモンはシックスネイションズの失望の後で、「選手達にはコンプレックスを払いのけ、雪辱と怒りを抱いてもらいたい」、と。

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Jubiléの顔、顔

PSG公式サイト http://www.psg.fr/ から。
画像にキャプションがついてないので、人名間違えてたらごめん

パウレタと子供たち

Jubile1

アゾレスの鷲とホンモノの鷲。「ウチのクラブ(ベンフィカ)と一緒だねー」とはヌーノ・ゴメス

Jubile2

ロドラといえば

Mllodr

ロテンの仏頂面には理由がある…

Jubile3

テュラム、ジョルカエフ、ロベール、アラン・ロシュ、マケレレ。ロシュは今結構渦中

Jubile4

いやロシュトーのボレーには驚いたし

Jubile9

アロンゾ来たのねー(中央)

Jubile5

オアロとロベール。たしか出身地が同じなのね。後ろはメンディとお嬢さんかな

Jubile6

レティジ、アレンジ中

Jubile8

エウデルとジェペス。ラテンなお二方

Jubile7

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2009.06.02

Merci Pedro

Pau0905日曜の午後、パリのパルク・デ・プランスでは、パウレタの引退試合が行われていました。08-09のPSGと、パウレタのお友達チームの対戦です。

ゲストにはNゴメス、コウトらポルトガル代表のチームメイトやPSGのチームメイト、クラブの過去の名選手達。昨年移籍寸前まで行きながら、健康上の理由で引退したテュラムもいる。
個人的には、監督解任されたこともあるフルニエや、メンディやロベール、そしていつもいたずら好きのパウレタの餌食になっていたレティジやジェペっさんの顔が見えるのは嬉しい。

なぜかテニス選手のミカエル・ロドラが入ってる(PSGのサポらしい)。彼はしっかりゴールまで決め、観客席から"Llodra à Paris !"コールがわき起こる。脱いじゃったってもちろんカードは出ない。お友達チームの監督が、パウレタのジロンダン時代の監督エリ・ボーだというのもまたいい。

パルクの芝の上でボールを操るパウレタは本当に楽しそう。ゴールネットを揺らす「アゾレスの鷲」を見るのもこれが最後。終了の5分前に13歳の息子アンドレ君と交代し、アンドレ君が2ゴールを挙げケジュマンのゴールをアシストするという、素敵な演出も。
いまだ衰えぬジョルカエフのテクニック。なんだかランドローがフィールドプレーヤーをやってたような気もする。最後はロシュトー(54歳)の度肝を抜くボレーシュートも見た。

Jubiléに水を差す出来事。前日にモナコとスコアレスドローで、結局6位でシーズンを終ったPSGの選手達に、失望したサポーターがブーイングしたのは残念なことだったけれど、その話はまあ、いいや。
これはパウレタのためのお祭り。彼は選手としても人間としても本当に素晴らしかった。チームの数だけ物語はある。

Pau0905c

Pau0905b

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2009.06.01

Top14準決勝 トゥールーズ×クレルモン

予定見たけどJスポの放映はなさそうかな…。そのまま結果書いちゃうよ。


今季Top14の決勝を戦うのはクレルモンとペルピニャン。ここしばらくフランス王者のタイトルを分け合ってきたトゥールーズ、スタッド・フランセ、ビアリッツが決勝に進出しないのは、実にカストルが優勝した1993年以来。

ペルピニャンの最後のタイトルは1955年。その後3度決勝に進出するも、べジエ(77年)とスタッド・フランセ(98、2004)の前に涙をのんだ。
クレルモンは10度目の決勝を戦うことになりますが、いまだブクリエを掲げたことはない。ここまで3季連続の決勝進出、クレルモントワは三度目の正直を信じています。フランスラグビーのヘゲモニーも変わりつつあるのね、というシーズンです。


【トゥールーズ×クレルモン 9-19】
très beau match。クレルモンの文句なしの勝利です。
クレルモンはキックオフからエンジン全開。激しいFW戦の中で、クレルモンはチャンスを確実にポイントに繋げるリアリズムを発揮しながら、たちまちBジェームスの1PG1トライで10-0とリードする。Bジェームスは今季もリーグ最多得点が確実。

序盤はこのように、「黄色い方が勝つわ」な展開でした。トゥールーズはクレルモンのプレッシャーを受け、なかなかゲームを組み立てることができない。しかし前半20分あたりからクレルモンはやや失速、ディシプリンを欠き、そしてトゥールーズが徐々に巻き返してきます。
クレルモンのファウルで、トゥールーズはSOエリサルドが3PGを通し、ハーフタイムまでに4ポイント差で折り返し。(9-13)

後半に入り、トゥールーズは彼ら自身のスタイルで活路を開こうとします。パスをつないでクレルモンのディフェンスを揺さぶる…しかしゴールラインに届かない。レキップは、トゥールーズの攻撃は今季しばしばそうであったようにクレールやメダールのひらめきに依存しすぎているようだ、と指摘しますが、両者はクレルモンのディフェンスに完璧に封じられている。
一方クレルモンは52分、カドモアのおバカなシンビンで大ピンチに陥りながらも、トゥールーズの猛攻をしのぎきります。FW陣のヒロイックなパフォーマンス。

クレルモンは後半の苦しい時間帯にも、回ってきたチャンスでさらに2PGを追加することができた。この試合のバビーの2本のPGは特に見事(28分に約60メートル、45分に約50メートルのキック)。
トゥールーズはエリサルドの3本のキック失敗、クナヴォレのDG失敗が結果的に高くついた。1つ1つのミスが致命傷になる、ハイレベルの試合の怖さ。

「努力が実って満足だよ。でも謙虚なままでいなければね。僕達はまだ何も勝ち取ってはいないんだから。何よりウチのFW陣に頭を下げなきゃいけない。彼らはとても素晴らしいプレーをした。トゥールーザンは何分間か優位に立ったけど、FWは適応して優位を取り戻すことができた。それがすごく大きかったよ」(ルージュリー談)

「今日、僕達はちっぽけだった。クレルモンはよりハードで、よりリアリスティックだった。僕達は後半ずっとボールを持っていたのに、得点できなかった。1ヶ月間準備した僕達の努力は、まったく何の役にも立たなかったんだ」(メダール談)。ジェームスのトライを止められなかった彼には悔いがあるはず。
クレルモンは19-9でトゥールーズを破り、昨季決勝の雪辱を果たしました。


試合の終わりを彩った美しいシーン。現役を引退するプルースには、シャバン=デルマスの33,000人の観客から感動的なオマージュが。「なんとしてもプルースをスタッド・ドゥ・フランスに連れて行きたかった」、とギ・ノヴェスは言ったけど、プルースはこの試合を最後にスパイクを脱ぎます。

「これが僕の最後の試合、そんなものさ。このボルドーでキャリアが終ることは、試合中すぐに分かった。僕達はあまり存在感を示せなかったから。当然フラストレーションはかすかにある。もう1試合プレーしたかったよ。自分のキャリアを振り返れば、このケーキにサクランボが載っていたなら、さぞ様になっただろうとは思う。だが、それでもかなりのケーキだよ。来季が始まれば、僕はきっと少し難しい時を送ることになる。キャリアを続けることもできたのに、と思うだろう。それでも自分の戦績を思えば、僕は恵まれていたんだ。だから、フラストレーションはすぐにどこかに行ってしまうさ」(プルース談)

Pelousrougerie

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