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2009.05.29

夢の終り

チャレンジカップ決勝で、ハイパー・アグレッシブなノーサンプトンに対してなすすべなく敗れたブルゴワン。
現地フォーラムのラグビーファンの多くは、ノーサンプトンの勝利は当然だと認めながらも、またしてもイングランド側のファウルとアグレッションを見逃したレフェリー(クランシー氏)と、何人かの相手選手の悪しきメンタリティに対して怒ってもいました。
「もうフランスのクラブは欧州カップをボイコットするべき」、そんな声まで。

もしブルゴワンが優勝していたら、来季ハイネケンカップの出場権を失っていたはずのブリーヴのパリソンが、この決勝の結果に安堵のコメントをしたのは、彼の立場としては当然です。
しかし彼の、「(ブリーヴの出場権獲得については)そんなに心配してなかった。アイルランドのレフェリーだったからね。フランスのクラブとイングランドのクラブは、密集では同じように裁かれない。僕達はそれを分かってる」、というコメントは、結果的に欧州カップのレフェリングに対するアイロニーになっています。


ブルゴワンの2人のコーチのうちEric Catinotは、取材に対し「我々は選手達の安全を保障しなかったレフェリーを腹立たしく思っている」とコメント。
しかしもう1人のコーチ Xavier Péméja は、「あなたはERCにだまし取られたと感じているか?」「決勝の会場がイングランドでなかったら判定は違ったと思う?」という質問に対しては、きっぱりと否定しました。ブルゴワンが負けたのは、ノーサンプトンが自分達より良かったからだと。
それでもPéméjaはこの決勝がフランスで行われなかったこと、そして何より、フランス人であるERCの会長がこの決勝に来なかったことをとても残念に思っています。

「フランスのクラブが出場するというのに、ムッシュ・リュクスが決勝を欠席したのは奇妙なことだ。それはショックだがブルゴワンは小さなクラブだ。敵に裏切られるのはかまわない。しかし友人が助けてくれなかったら…。私はムッシュ・リュクスにそばにいてほしかった。彼がブルゴワンの会長の横に座っているのを見るのは嬉しかっただろう。そして彼が欧州カップの決勝でフランスのクラブを見るのを誇らしく思ってくれたなら…」


火曜、ERCの規律委員会はブルゴワンの主将Frierを召喚し、ノーサンプトンの選手を殴った件で事情を聞くことを伝えました。しかし予想されていたノーサンプトンのLawes(パラが負傷したタックルの件で)に関しては今のところERCからは何も伝えられておらず、レキップは「議論を巻き起こすに違いない決定」、と。


http://www.youtube.com/watch?v=JhB31tI-qlg
(確認してないけどたぶんパラが怪我したところの動画)
地面に倒れて立ち上がれない間、優勝カップが運び込まれ、数分後にはほぼ間違いなく自分達が手にするだろうカップにイングランドの観客が満面の笑顔で拍手する…なんてコントラスト。
パラは最終的に手術をしないで怪我を治すことに決めたようです。

Parrace

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Comments

Thank you! I would now go on this blog every day! Have a nice day

Posted by: Nadine | 2009.05.30 at 20:16

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