« 最後のciel et grenat | Main | アレクサンドラのブログジャック »

2009.05.24

7年前の出来事

Rou1_2オドリスコル様おめ!

チャレンジカップ決勝、ブルゴワンの骨はまた後日改めて拾おうと思う。パラの怪我は肩鎖関節の…脱臼でしょうか、今日精密検査を受けたはず。ブルゴワンはパラにレイトタックルをかけたノーサンプトンのLawesの召喚を決めたようだけど、こういう展開になるとブルゴワンは不屈だわヨー。

昨日更新した時には、私はちょっとエモーショナルだったかもしれないけど、それはもちろんパラの涙と、それから直前にレキップ・マガジンのサイトでルージュリーの写真を見ていたせいもあるんじゃないかと思います。以前表紙になった写真ですが、あたりまえなんだけど傷だらけですね。「神の肉体」などではない、生身の人間の体です。
パラがタックルを受けて倒れるゾッとするようなリプレイを見ながら、その写真のせいで、一瞬ルージュリーの7年前の大怪我のことを思い出したのです。

ルージュリーの首筋から鎖骨のあたりまで走る大きな傷跡は、02年の8月、クレルモンとワスプスの親善試合の時、対戦相手のフィル・グリーニングのラフプレーで喉に重傷を負った時の手術痕。私はその頃はまだラグビーを見ていなかったから詳しいことは知らないけれど、ルージュリーは12週間の入院を強いられて、3度気管の手術を受けた。グラウンドに復帰したのは4ヶ月後。
今季の初めに彼が頸部のヘルニアで手術を受けることになった時、まず心配だったのは、その時の後遺症じゃないかということでした。

その後ルージュリーは損害賠償訴訟を起こし、グリーニング側はフェアなチャージだったと主張した。クレルモン=フェランの大審裁判所は07年11月、グリーニングとワスプスに、ルージュリーに対して40,500ユーロを支払うよう命じる判決を下しました。
グリーニング側は控訴を取り下げたけれど、損害賠償の支払いは拒否したので、ルージュリーの弁護士はまた長い司法上の手続きを始めることになりました。その後の続報は目にしていないけれど、だから、彼にとって7年前の事件はおそらくまだ終わっていません。

|

« 最後のciel et grenat | Main | アレクサンドラのブログジャック »

Comments

パラは泣きじゃくっていましたね。試合開始から、いつになく「攻撃的」でちょっと心配でした。
ブルゴワンで最後の試合ということもあり、決勝という大事な試合でもあり、それなのに内容的に負けていたこともありで、悲しかったのでしょうね。お大事に。(あの19番、危なすぎ!)

ルジュリーはこの怪我で少しだけ声が低くなったそうですよ。見た目の割りに声は高いほうだと思ってたんですけど(笑)。
ラグビーの世界は古臭いこともあって、なかなか問題を外に持ち出すことがないだけに、この裁判は異例。ずいぶんこじれてしまったようですねぇ。早めに謝っておけばよかったのに。

Posted by: machvili | 2009.05.24 at 21:43

パラもまだ21ですもんね…。私もちょっと泣けてしまいました。結局パラの代わりにヤシュヴィリの招集が決まりましたね。

ノーサンプトンがブルゴワンを上回っていたのは確かだけれど、現地のファンも、レフェリングやノーサンプトンの特に6番19番2番に対しては怒ってましたね。「もう欧州カップなんか撤退でいいよ」みたいな極端な声もあって。

>ルジュリーはこの怪我で少しだけ声が低くなったそうですよ

えー。今でもそんなに低い声じゃないのに?しかしそれほどの重傷だったんですね。
イングランド側では、「コンタクトスポーツでこんな訴訟はラグビーの危機」みたいな声もあったみたいですよね。7年たってその種の危機は訪れていないようだけれど。
グリーニングは夏にシンガポールで行われる大会を主催しているそうだけど、フランスのクラブの招待がなかなか決まらなかったのは、ルージュリーとのことも影響していそうな気がします。

Posted by: つき | 2009.05.25 at 16:30

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/45106134

Listed below are links to weblogs that reference 7年前の出来事:

« 最後のciel et grenat | Main | アレクサンドラのブログジャック »