FWの立場
昨年のアイルランドとの対戦を振り返ってみれば、それは前半のクレールのハットトリックと、後半の…スクラム大崩壊であります。
FWにとってペナルティトライがいかに屈辱的なものなのか、という話なのですが、この苦い思い出についてスザルゼウスキ(彼自身は後半は交代で下がっていた)は、「余計にモチベーションが上がる」と主張。
あれから代表FW陣はスクラムのトレーニングに励んで、秋のテストマッチではこの点ではむしろポジティブであったと。「今度はスクラムでペナルティトライは取られないと思うよ(笑)」
スザルゼウスキといえば、この間のスタッド・フランセとペルピニャンの試合の時に、スクラムでいったん当たったペルピニャンのHOがクラクラしてしばらくスクラムを組み直せなかった(?)…というような場面があったんですが、あれは…
さてアイルランドのフロントファイブがそのまんまマンスターであることから、ハイネケンカップでマンスターと対戦したばかりのシャバルにその話が振られています。シャバルはアイルランドのオートマティズムを警戒してます。
「スクラムではアイルランドは俺達ほど強くないかもしれないが、連中はとても狡猾だ。スクラムはもちろん力の対決だが、とても技術的で戦術的なものでもある」
シャバルは昨年の秋以来、セール・シャークスでたびたびフォールの後ろで2列を務めていますが、それはとてもうまくいっているし、今回の大きなアドバンテージでもあるとのこと。
そもそも彼が2列に入ったのはレギュラーのLOが2人負傷したからだそうで、シャバルの代表でのパフォーマンスを見たサンタンドレが彼をコンバートしたということらしい。
「今、怪我人は復帰してくるところだし、俺がこのポジションでプレーを続けるかどうかは分からない。今後俺が行くクラブにとっては1つのオプションだ」
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