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2009.02.25

郊外育ち

「2つの大きな夢がかなったよ。1つめは僕のアイドル(タナ・ウマガ)と対戦したこと。2つめはフランス代表入りしたこと。でもまた月並みな言い方になるけど、肝心なのは代表に残ることだ」
とはマチュー・バスタロー君。フランス期待のムチムチ系若手センターです。金曜はウェールズに"Basta!(もうたくさん)"と言わせることができるかどうか?

バスタローはパリ南東の都市クレテイユの下町生まれ。小さい頃に両親が離婚して、彼はカンシー=スー=セナール(クレテイユのさらに南)のシテVieilletsに住む母親のもとで暮らし、週末は父親に会いに帰る生活を送っていたそうです。彼はパリジャン紙の取材に、
「僕が住んでいた頃、あそこには何もなかった。団地の前で友達とサッカーをして遊んでた。女の子をナンパしにショッピングセンターに繰り出すと、警官がパトロールに来て僕達を調べたものさ。彼らは何もないと分かるとがっかりしているようだった」

バスタローはバンリューのいわゆる野生児達の生活とは離れたところにいたらしい。
「Vieilletsでは(近郊の)エピネ=スー=セナールのシテと決まって喧嘩が起きる。僕の頃はそれは水曜の放課後。僕自身はラグビーのトレーニングに行ってた。決してあの中には加わりたくなかった。なんで喧嘩するのかって?その裏にはヤクのディーラー達の争いがあるんだ」

子供の頃から体格の良かったバスタローは、ラグビーを始めてたちまち頭角を表わしますが、彼のここまでの道のりには10歳年上のいとこ、アーセナルのウィリアム・ギャラスの存在も影響しているかもしれません。バスタローとギャラスはよく電話で話し、ギャラスは彼にアドバイスもしているらしいけど、実際に会えるのはグアドループでのバカンスの時ぐらいだそう。
昨年11月、ギャラスはラジオでこんな話を。

「いとこがラグビーを始めてから、僕はこのスポーツに興味を持った。本当のところ、それまでこんなディシプリンは全然知らなかった。でもラグビーは好きなスポーツだ。僕はコンバットが好きだからね。残念ながら、いとこに会う機会はあまりない。2人ともスケジュールがぎっしりなんだ。でも彼が名を上げて夢をかなえたのを見て、とても嬉しいよ」
(ギャラス)

「いつかウィリアムがPSGでキャリアを終えに来れば、それはもっと簡単だろうね(笑)」
(バスタロー)


バスタローがトライを挙げたトゥーロン戦の動画。3つ前のエントリに書いたシーンもちゃんと入ってますヨ。
http://videos.stade.fr/video/iLyROoafJdRv.html

Bastaumaga

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