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2008.10.10

“誰でも15分間は有名になれる“

The Velvet Underground - Venus in Furs - Live (騒音です)
http://jp.youtube.com/watch?v=vgcuU_JWuQU


ハイネケンカップでも試合後の交換希望続出らしい、スタッド・フランセの名物マイヨのお話をもう少し。一般にラグビーのマイヨが何枚くらい売れれば「売れた」というのかは知りませんが、昨季はドーバーを隔てたイングランドでカーキのマイヨが1万枚、ピンクのが6,000枚売れたらしい。今季のブランシュ・ド・カスティーユのサードも出足好調の模様です。まあイギリス人の壁紙の趣味を考えれば。

この「大胆かつ革新的」「モードの偉大なクラシックの再評価」(www)であるブランシュ・ド・カスティーユのマイヨですが、当然ながら各種大反響です。まあマックスは確信犯(誤用)なんだからセンスがどうこう言うのもかえって陥穽にはまるような話で、議論すべきことがあるとすればそれは、このサードが「ラグビーのマイヨを逸脱しているか否か」といったことでしょうかね。

ラグビーの既成概念に揺さぶりをかけるための武器として、マックス・グアジニは一貫して調子っぱずれなユーモアを採用しています。マイヨのフラワー・ムーブメントたるピンクや花柄は、スポーツのマッチョイズムに対する諧謔といったところでしょうか。
つまりそれはしばしば60年代のカウンター・カルチャーを想起させるわけなんだけど、今回のマイヨはもう直球。ネタ元になっているのは、キャンベルスープや著名人(マリリン・モンローといった)をモチーフにした、アンディ・ウォーホルの有名なシルクスクリーンのシリーズ。ポップアートのアイコンです。

これらのウォーホルの作品が時に濃厚に死の匂いを漂わせていることなどを思えば(ウォーホルは死のイメージが持つ広告的効果を知っていたから)、健全なるスポーツのマイヨとしてはかなりすれすれなチョイスだと思うけど、アディダス仕事はそんな意味合いなんぞは一切取っ払って、王妃のマイヨは明快そのもの。遠目にはブルー基調のきれいなカラーパターンに見えます。現地では、「最初写真で見た時はまじですかと思ったけど、TVやスタジアムで見たら結構いける」と、そんな感じの評価かな。
まあ毎度スタッド・フランセの壮大なネタの奉仕に対しては、同じく「大真面目に」冗談で乗ってさしあげればよろしいんじゃないでしょうか。私はもちろんこういうのは好き。

(myfreesportは、「コレクション」の模様を伝える記事にさりげなーく「最もヒドいマイヨTop5」の記事をリンクさせてて可笑しい。クマかわいいんですけど!!)
http://www.myfreesport.fr/sports/tennis/0/om-ol-chazal-santoro-stade-francais-top-5-maillots-plus-moch-53139.html

3rdm

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