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2008.03.31

 リーグカップとったどー

なんかリーグカップ引っさげ颯爽と2部参戦っていうのもカッコイイような気がしてきた

Cdl08a

元PSGのガビー・エインセがベルナベウで元ランスのケイタに競り勝って今季初ゴールを決めた前の日、パリのスタッド・ドゥ・フランスではPSGがランスに2-1で勝ち3度目のフランスリーグカップを獲得していました。まあ疑惑のロスタイムPKというかなりどさくさな内容だったらしいんですけども…

この試合をめぐってはあのブローニュのウルトラがまたやらかしたらしい、つまり差別的な横断幕(訳しませんけどPedophiles, chomeurs, consanguins : bienvenue chez les Ch’tisと書きよった)をスタンドに掲げたという後味の悪い出来事もあって、ランス監督のパパンが怒りをあらわに批判したりしました。結構揉めそうです。まあ問題外に酷い横断幕ではあるけれど、パパンも元OMならマルセイエがPSGにどういった野次を飛ばしているか知らないわけではなかろうに…

「僕達はリーグで難しい状況にある。このカップが僕達に多くをもたらしてくれるかもしれない」。スタッド・ドゥ・フランスにアゾレスの鷲が舞う。なんであれ選手は頑張った。パウ様おめ。
ちなみにPSGは、
17位 ランス
───────降格圏ライン
18位 トゥールーズ
19位 PSG  ←今ここ
20位 メス

Cdl08b

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2008.03.26

 Top14第15節 スタッド・フランセ対トゥールーズ

Dgirlsスタッド・フランセ・パリ 29-0 スタッド・トゥールーザン
(08年3月22日、スタッド・ドゥ・フランス)

ビアリッツ、ペルピニャン、クレルモンに3連敗中(きっついスケジュールだの)のスタッド・フランセが、首位トゥールーズをスタッド・ドゥ・フランスに迎えたフランス注目の一戦。この試合を中継するカナルプリュスはこれがラグビーのリーグ戦放送500試合目になるとかで、当然力が入ります。しかし。

週の初めに話を戻すと、ハイネケンカップの準々決勝を間近にひかえたトゥールーズのギ・ノヴェスコーチは、このフランスラグビーの一大イベントに13人もの主力を休ませ、いわゆるBチームで臨むことを発表しました。もちろんマックス・グアジニは大いに不満で、「トゥールーズにお祭りを台無しにすることはできない。トゥールーズの問題は自分達がラグビーの中心地だと思っていることだ」と批判します。それを聞いたギ・ノヴェスが反論、さらにトゥールーズの会長が「マックスは大人げがなく自己中心的でマニピュレイター」と応酬するなど、試合前から両陣営トップによる舌戦が紙面をにぎわせていたのです。
このトゥールーズの決断はリーグの過密日程の問題や放送局の思惑などもからめて、先週のラグビー界とマスコミに格好の論争のネタを提供したわけなんですが、周囲の喧騒をよそにガルティエは落ち着いて一言。「私がギ・ノヴェスの立場なら同じことをしただろう」

そんなこんなで試合当日、土曜のパリはあいにくの雨模様。それでもリーグ予選の観客動員記録をまたも更新する79,793人を集め、スタッド・ドゥ・フランスは満員御礼です。メンツを落としたとは言われても、トゥールーズはプクス、セルヴァ、ニヤンガ、ランボレイといった代表FWや今季リーグ最多トライを挙げているメダールが顔をそろえる大変ゴージャスな「Bチーム」です。
対するスタッド・フランセは肩を痛めているスザルゼウスキや、試合前日にももを負傷したスクレラ(8週間アウトだそうです…)ら何人かの怪我人が欠場しましたが、現状ではほぼベストといえる顔ぶれ。

スタッド・フランセのガルティエ、ランドロー両コーチは、当日の天候とグラウンドの状態に合わせて少々戦術を変更してきました。つまりSOのエルナンデスにキックをより多用するよう指示したわけなんですが、そのエルナンデスは開始早々の3分にいきなりDGを決め、ワールドカップでフランスを幻惑したハイパントでトゥールーザンにプレッシャーをかけます。スタッド・フランセは12分にはブランのトライで試合の主導権をつかみ、さらに前半終了の直前にアリアスが2トライ目を挙げて、ハーフタイムまでに22点をリード。さらに後半にもバスタローが持ち前のパワーで3トライ目を追加します。トゥールーズのプクスは「我々はミスが多すぎた」、と。ラグビーのお祭りはスタッド・フランセが完封勝利を収めてリーグ3位に再浮上しています。15節終了時点での順位は1位トゥールーズ(58Pts)、2位クレルモン(57)、3位スタッド・フランセ(44)、4位ビアリッツ(41)

チームの快勝にご機嫌のグアジニは、いろいろあった1週間について、「私は情熱家なので時々つい言葉が過ぎてしまうんだな」なんて記者達にポロッと言い訳したそうです。
「素晴しい夜、素晴しいお祭り、素晴しい勝利だった。観客も満足でしょう。試合の前にギ・ノヴェと言い合ったこと?はて何のことでしたかな(笑)。まあ四方山話をしたんだな…」

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 兼任コーチその後・また就活編

09年までの契約でバイヨンヌのマネージャーを務めていたジャン=ピエール・エリサルド氏ですが、どうやらこの6月末をもって解雇となる模様。

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2008.03.22

 地獄へまっしぐら

DboyDanny Boy - Cait O'Riordan
http://www.youtube.com/watch?v=e96nVYdYQPA

先日のエントリ(タイトル、ほんのちょっとクラッシュのアルバムにひっかけてみたんですが)の中で書ききれなかったことを少し。上の動画はそのアレックス・コックスの大娯楽カルトムービー『ストレート・トゥ・ヘル(Straight To Hell)』(87年)の中で、ケイト・オリオーダンがアイルランドのトラディショナル・フォーク『ダニー・ボーイ』 を歌う場面です。

今は亡きジョー・ストラマーですよ…。カメラがずーっと引くと、『最後の晩餐』の典型的構図になっていますね。テーブルについているのも13人…かな?(レオナルド・ダ・ヴィンチの名画にも背景に3つの窓が描かれているけど、あれは聖三位一体の象徴という意味合いがある)
そしてこの「晩餐」のシーンはまさにラストの「地獄へまっしぐら」な大銃撃戦を暗示しているのよね。

銀行で大金を強奪して逃走中の殺し屋3人組にサイ・リチャードソン、ジョー・ストラマー、ディック・ルード。サイの女房にコートニー・ラブ、町を牛耳るマクマホン一家のチンピラにザ・ポーグス、一家の執事にエルヴィス・コステロ。さらにデニス・ホッパー、ジム・ジャームッシュ等々キャストは豪華といっていいのか異色といっていいのか言葉に迷う。
コックスはポーグスやストラマーといった非俳優の演技に懸念を抱いていたそうだけど、ほぼ地で行く配役なので特別問題ないです。(むしろポーグスのシケたチンピラぶりなどは圧倒的ホンモノ)

マカロニ・ウェスタンとフィルム・ノワールへのパンキッシュなオマージュともいうべき本作は、内輪の悪ノリと取られても仕方ない面もありますが、コックス自身は「人生で最も楽しんで最も純粋に作った作品であり一番愛しい映画だ」と語っていて、それはそのとおりだと思う。


『ストレート・トゥ・ヘル』のストーリーは、結局すべてはいきなり躁状態で現れ風のように去ったアメリカの石油王(デニス・ホッパー)の手のひらの上、という皮肉な結末なのですが、パンク・スピリットを貫くイギリス人であるコックスはその次作として、1850年代にニカラグアに遠征して自ら大統領に就任し独裁者となったアメリカの黒歴史、ウィリアム・ウォーカーの半生を描いた『ウォーカー』(87年)を撮ります。
この映画の中に時代考証を無視して現れる現代アメリカの風俗やラストで飛来するヘリコプター部隊は、アメリカの軍事干渉が決して過去の出来事ではないことを暗示しています。

つまりコックスは『ウォーカー』でレーガン政権のニカラグアへの干渉を痛烈に批判してハリウッドに喧嘩を売り見事に玉砕するわけなんだけど、彼の映画は私にとってはタランティーノのそれよりも「愛おしい」。

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2008.03.19

 La vie parisienne

Final Scene - French Cancan (1954)
http://jp.youtube.com/watch?v=rXtxyQFXZ3w

スザルゼウスキの左肩ですが、検査の結果脱臼はしてなかったそうです。ヨカッタ…。
さてスタッド・フランセのお祭りといえばフレンチ・カンカン。ムーラン・ルージュのカンカンガールが、町で一番の男達のためにはりきっちゃう日です。私おりしも先日ジャン・ルノワールの映画『フレンチ・カンカン』を見直したばかりなんですけど、ラストのほとばしるシャンパンの泡みたいな群舞はまさに映画の至福です。
モンマルトル出身のルノワールがフランスに帰って撮影した1954年の映画。主演のフランソワーズ・アルヌールは若き日の石ノ森章太郎をメロメロにした女優さんだよ。

こちらパリセの彼女、アレクサンドラ・ローゼンフェルド嬢によるカンカンでございます。この人はほんとに女神だと思う。
http://cache1.asset-cache.net/xc/74673802.jpg?v=1&c=NewsMaker&k=2&d=17A4AD9FDB9CF193B232F6F017054383DE3769FBDFC0B04E591E7EC1A351FC8B

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 「お祭り」を前に

新生ウェールズで1つだけ残念な点を挙げるとするなら、アダム&ダンカン・ジョーンズがお揃いでなくなっちゃったことでしょうか。あとヘンソンの髪型はものすごく微妙だと思う。

さてワールドカップからハイネケンカップ、シックスネイションズと息つく暇もなかったけれど、私もここらで一区切りできるかな。今日はつい更新のタイミングを逃していたスクレラのトゥールーズ行きの話などを。これは正確には移籍でなくスタッド・フランセとの契約の満了で、来季から3年間スタッド・トゥールーザンで父ジャン=クロードと同じカラーを着ることを本人が公式に認めたそうです。
トゥールーズがスクレラにアプローチしているというニュースが最初に出たのは昨年のオフシーズンのことですが、彼はそれ以降トゥールーズ幹部の熱心な誘いに心動かされたようです。決断の理由はまずトゥールーズが高い目標を掲げる名門クラブであるというスポーツ上の選択。そして彼と奥さんの家族が故郷のトゥールーズにいるというプライベートな事情のためだとのことです。金銭面の選択についても彼は包み隠さず語ったようですが、そこはプロスポーツだから…。「キャリアの終わりには生まれ故郷に帰るつもりだったし、今がその時だと思った」(スクレラ談)

プロスポーツにはつきものとはいえ、こういった別れはいつでもファンには寂しいものです。トゥールーズはスタッド・フランセの最大のライバルクラブでもありますが、フランスのスポーツをしばしば複雑にするのが首都と南部の対立です。もちろんラグビーの世界でPSGとマルセイユのようなことは起きないだろうけれど、難しい選択であることにかわりはないんじゃないかな。さらにことを複雑にしているのは、シャークスでプレーしているミシャラクが、南半球での冒険の後でトゥールーズに戻りたがっていることなんですが…


Rafaそのスタッド・フランセとトゥールーズのラグビーのお祭りが土曜にスタッド・ドゥ・フランスで開催されます。とはいえ両チームとも代表選手の多くを休ませることになりそう。恒例のマックス・グアジニ・プロデュースのアトラクションは、ラファエル(画像)のミニコンサートなどが予定されてます。
そういえば今月の初めに、フットボールのリールOSCとオランピック・リヨネーのリーグ戦が初めてスタッド・ドゥ・フランスで開催され、77850人のリーグアン動員記録を作ったそうですが、やはりポンポンガールのショーやコンサートといった演出で盛り上げたこの試合について、リールの会長は「マックス・グアジニのラグビーの冒険にインスパイアされた」と語ってました。

リールはインターナショナルなスター選手が顔をそろえるビッグクラブではないのですが、近年は欧州でも結果を残すなど実力のあるクラブ。ホームスタジアムの老朽化のためあちこちのスタジアムを借りて試合を行っていますが、05年のCLベンフィカ・リスボン戦ではやはりスタッド・ドゥ・フランスで国内の欧州カップ動員記録を打ち立てているそうです(76184人)。
それで思い出したんだけど、昨季CLのリール対マンチェスターUの中継で、プレミアリーグのファンであるらしい解説者が、(気の効いたジャーナリストならフランス北部のフット事情みたいな話になるだろうところを)、「(スタジアムいっぱいの観客は)マンチェスターのファンが大勢いるんじゃないですか?」なんて嘲笑まじりにしゃべっていて呆れ果てたことがある。もうね。

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2008.03.18

 Encore en construction ─シックスネイションズ最終節 ウェールズ×フランス

086nw08年シックスネイションズは29-12でホームでフランスに勝利したウェールズのグランドスラムで幕を閉じました。「ウェールズの勝利とグランドスラムにお祝いを言う。試合の60分間フランスはとても勇敢だったが、ウェールズの素晴しいディフェンスを前にして解決策を見出せなかった。それからシェーン・ウィリアムスのカウンターが試合の転機になった」(リエヴルモン談)

優勝するには20ポイント差をつけてウェールズに勝たなければならなかったことが、フランスのゲームプランを少しばかり複雑にしていただろうことは想像できます。フランスはよく組織されたウェールズのソリッドな守備に対して攻め手がなく、ならばキックでテリトリーを、というところなんでしょうが、肝心のスクレラがワールドカップの開幕戦を思い起こす不調。ここ最近の移籍騒動で疲れていそうな彼がスタメンで大丈夫なのかな、とは思っていたんだけれど…

それでもフランスのスタッフや選手が、3位の結果に失望はしても悲観はしないというなら、それはこの代表がまだ“en construction”だからということでしょう。レキップのコンサルタントのベネゼク氏が「selection (フランス) とequipe (ウェールズ)の対戦」と言ったのは的確な表現だと思います。開幕以来新人を投入しながらメンバーを入れ替えてきたフランスと、大部分オスプリーズの選手で構成されたウェールズ。ワールドカップ以降目覚しくディフェンスを強化したウェールズにとって、最悪でも最終節までの20ポイントのリードを守ればよいという状況は試合のカードを手にしているようなものだったのではないかな。
フランスはスピーディーな展開で対抗したかったところでしょうが、「フランスはラックの球出しを遅らせればゲームが作れない」というのは既に周知の事実なのよね。

フランスは確かに成長途中のチームかもしれないけれど、難しいのは若いコーチ陣も共に成長途中だということですね。正直この大会はもっぱら個々の選手のクオリティとクラブでの積み上げでここまで来たようなものじゃないかナと思う。ともかく夏のテストマッチ・ツアーに向けて、スタッフにはディフェンスとキックのスペシャリストとフィジカルトレーナーが補強される模様です。もうちょっとのリアリズムを、ということかな。

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 心配なニュースです

今日はウェールズ戦の更新をしようかと思っていたけど、ちょっとそんな気分になれないニュースが。後半が始まってすぐ負傷で交代したスザルゼウスキですが、痛めたのは肩で、脱臼の恐れがあるとのこと。昨年のシックスネイションズも初戦のイタリア戦で左肩を脱臼して手術したので、今回もとにかくそれを心配していたんですが…
ゲームを切ったところで倒れていたけど、カメラが遠くてどちらの肩を痛めたのかはよく分からない。反対側かな…、重傷でなければいいけど。週末はスタッド・ドゥ・フランスでスタッド・フランセ対トゥールーズですが、それどころではないな…

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2008.03.15

 フィエスタ! (The Pogues)

FiestaThe Pogues - Fiesta
http://jp.youtube.com/watch?v=Vu_B5BCDJxs


ロンドンのアイルランド系酔っ払いバンド、ザ・ポーグスのご機嫌なナンバー、“Fiesta”(88年)。
このブログに引っ越す前の日記に、もう10シーズン近く前の話になるけどリーガ・エスパニョーラのマジョルカ対バルセロナ(だったかな)でスタンドの楽団がこの曲を演奏してた、という話を書いたことがあります。ビッグクラブ相手に押せ押せのマジョルカ、島のスタジアムの情熱的なサポーターの応援を、楽団がこの曲でにぎやかに景気づけてるところを想像してミテ。

当時マジョルカの監督で※元英語のセンセーの、メガネで小柄なフェルナンド・バスケスが、チームのゴールのたびに狂喜して走り回りガッツポーズを決める姿はとりあえずとってもパンクだったんだけど、そういえば“Fiesta”の歌詞には“I am Francesco Vasquez Garcia, I am welcome to Almeria”という部分もある。(フェルナンド・バスケスはVazquezだけどネ)
考えてみればフェルナンド・バスケスはケルト由来とされるガリシア地方のラコルーニャ出身だそうだから、その点でいうとアイルランドとまんざら無関係ってわけでもない…のかな?
(※ 今まで数学教師だと思い込んでいたら、wikiには profesor de ingles とあった。どっちが正しい?)

この曲はポーグスがアレックス・コックスのバカ映画(でも好き)“Straight To Hell”に出演するため、アンダルシア地方のアルメリア(マカロニウェスタンの有名ロケ地)に滞在した経験にインスパイアされたらしき曲です。
途中に出てくる「キング・オブ・アメリカ(El rey del America)」は、もちろんエルヴィス・コステロとケイト・オリオーダン元夫妻への当てこすりね。

それにしてもラグビーフランス代表戦のスタジアムで楽団の演奏を聞くたび、フランスラグビーってやっぱり南西部の文化なんだなと思ったりします。スタジアムは人生、共に祭りを楽しもう…

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 シックスネイションズ第4節 フランス対イタリア

6nitalia25-13でフランスが勝ったイタリア戦についての、フランスメディアの評価はmitige(中途半端な、の意)というものです。まあセットプレーが不安定とかハンドリングエラー多すぎとかいろいろあるけれど、ほぼワールドカップのメンバーのイタリアに対し、急造チームでしっかり勝ってるんだからそこは評価してあげればいいのに。3つのトライはいずれも鮮やかでした。

ボネール不在時のラインアウトは予想通りのピザ投げ大会になりましたが、パリセと話したスザルゼウスキによれば、イタリアはかなりフランスのラインアウトを研究していたらしい。だいたい今日や昨日に代表に呼ばれたばかりのボク達にディミトリ師匠のスローイン(愛のムチともいう)が取れるわけないだろー、という話はさておいて、新人に関してはおおむね「期待できる」というポジティブな評価がされてます。ディアラの守備力とダヴィドの恵まれたフィジカルを生かした突破。バルセラはカストロジョバンニに相対して苦しみはしたけれど、いいメンタルを持っている。国歌斉唱時も初キャップとは思えないほど態度がでかかった。イイヨイイヨー。

試合のハイライトはココ(先日教えていただきました)
http://www.rbs6nations.com/en/match-centre_multimedia.php
マン・オブ・ザ・マッチはフランスの3トライ目を挙げたルージュリーです。「皇帝のものは皇帝に、ってね。あれはダミアン(トライユ)のトライだよ。ダミアンありがとー」(ルージュリー談)
キックオフ前のさまざまな人間模様も興味深かった中継。観客席でイタリア国歌を斉唱するマックス・グアジニ、目がウルウルのダヴィド君、励ましあうモンペリエの若手達の輪、自閉症の男の子に付き添って始球式をするフィリップ・セラ…などなど。


さて土曜にはウェールズとフランスが優勝をかけてカーディフで最終節を戦います。フランスにとってはあのワールドカップの準々決勝以来のミレニアム・スタジアム。ウェールズ協会はサポーターに、フランスのキッカーにブーイングしないよう求めたとのことです。フランスからは奥さんがウェールズ人のフランソワ・フィヨン首相が観にくるらしいです。
フランスチームには経験豊富なエマンス、エリサルド、デュソトワール、セルヴァ、ヴェルムラン、そしてスクレラが戻り、ルージュリー、トマ、ピカモレス、ギラドが外れました。ダヴィドとディアラは負傷で棄権。イタリア戦で首を絞められ負傷したナレは、心配されましたが大丈夫みたいです。

Le XV de depart :
Floch (Clermont) - Clerc (Stade Toulousain), Traille (Biarritz), Jauzion (Stade Toulousain), Malzieu (Clermont) - Skrela (Stade Francais), Elissalde (Stade Toulousain) - Ouedraogo (Montpellier), Bonnaire (Clermont), Dusautoir (Stade Toulousain) - Thion (Biarritz), Nallet (Castres, cap.) - Mas (Perpignan), Szarzewski (Stade Francais), Barcella (Auch).

Remplacants : Servat (Stade Toulousain), Poux (Stade Toulousain), Mela (Albi), Vermeulen (Clermont), Yachvili (Biarritz), Trinh-Duc (Montpellier), Heymans (Stade Toulousain).

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2008.03.07

 ダヴィド君追記

Yann2どこかで見たことある子だと思ってたら、前にスタッド・フランセのカレンダーに出てたんですワ。おいおい10代じゃん、いいのか?
(画像は下半分自粛)

それにしても、ダヴィドはダヴィドでも「ダヴィド・スクレラ、トゥールーズに移籍決定」のビッグニュースを差し置いて、ワタシは何を上げているのか。

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 ブルー・メランジェ

Jauziondavidダヴィド君ういういしいよ
http://video.lequipe.fr/video/iLyROoaftoxq.html
パパが円盤投げ(だと思う)の元代表、ママがウォリス・フツナ出身の槍投げの選手という室伏一家らしいぞ。イタリア戦ではセンターでジョジオンと組みます。ジョジオンは久しぶりにマルクシに帰ってきたらすっかりチームが若返ってて、浦島さん気分らしいです。

その他若手で形成する3列と、BKのクレルモンのトライアングルは見もの。SHはヤシュヴィリ。やっぱいくらなんでもキッカーいなきゃマズいでしょ。1列に関してはリエヴルモンはギラドとプクスを試したい気持ちもあったようですが、スザルゼウスキが1列のボスというか、ナレと共にFWのボスとして行動していることを、バランスの面で重視したそうです。
スザルゼウスキは先週末ビアリッツ戦で76分プレーしてクタクタになって交代したそうで、ホントのところ疲れてはいるんだろうけどネ。彼が日頃言っているのは、「自分にとってのリーダーとはグラウンドで模範を示し、チームに最大限をもたらすために必要なことをする選手なんだ」ということ。フランスのポーランド移民はかつては北部炭鉱地帯の労働力などとして産業の基盤を支えていたのだけれど、移民系の選手達が主にそのたゆまぬ闘志の面で、気まぐれなシャンパンを支えているのはちょっと示唆的な気もするのね。

オルツさんの番組に出た
http://sport.france2.fr/stade2/index-fr.php?date=2008/02/10&id_article=963

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2008.03.06

 YouTube(私的)名曲探訪・5 (Sufjan Stevens)

SstevensromulusRomulus  Sufjan Stevens
http://jp.youtube.com/watch?v=O7oTRJU2120

子供の頃には大人というものは大人なのだと思っていたけれど、実際大人になってみれば自分の内面にはさしたる成長も変わりもなく、大人というのは子供の想像の産物で、それぞれがそれぞれの役割を(せいいっぱいに)果たしているだけなのだということに気づく。ただ少しだけ年を取り、少しだけ死に近づいて、少しだけ涙もろくなっているのだ。

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2008.03.05

 定例落穂拾い

Glasses(マニアック)萌えの総合デパートや~
黒い三連星ぞろいの1列界における愛と希望とムチムチの星ディミトリ・スザルゼウスキですが、実はメガネ男子でもあるというお話です。たまにかけてますよね。

オカラハンにショッキングピンクを着せる会
マンスターの愛蘭代表、男オカラハンがどうやらアイルランドを出てイングランドかフランスで新たなキャリアをスタートしたいらしく、単身ヨーロッパツアーを開始した模様です。先週はパリでその濃い姿が容易に目撃されたそうですが、目的は謎のまま。ちなみにパリに本拠を置くスタッド・フランセが2列を探しているのは周知の事実。

ラーメン二郎はどうだい
トゥールーズ戦ではフランスのスリークォーターらしからぬ円筒形の体格(に見えた)でパワフルなトライを挙げていた新人ヤン・ダヴィド君19歳。お母さんがウォリス・フツナの出身と聞けばさもありなんという感じですが、初めての記者会見の席でジャーナリストがその身長体重を本人に尋ねたところ、「183センチ105キロ。マクドに行くと106キロになりまーす!」だそうです。そうフランスではマクドナルドをMcDoと略す。おふらんす、意外に関西。ジャンクフードで体作ってちゃだめだお。

Chaballyonシャバルと丸いボール
昨夜のUEFAチャンピオンズリーグ、マンチェスターU対オランピック・リヨネーを観戦するため、地元(というか近郊)セール・シャークスのサンタンドレコーチとシャバルがオールド・トラフォードに来るかも、なんて記事がありましたが、中継で映ったのかしらね。これはリヨンのご招待。サンタンドレとシャバルは試合の前日にもリヨンの面々を激励に訪れたそうです。
クペとジャージ交換してる動画あったよ。
Rencontre Coupet - Chabal a Manchester
http://jp.youtube.com/watch?v=mPsfKcCtD0E

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 イタリア戦スターティングメンバー

わりと普通じゃん、と思ってしまった自分の慣れが恐ろしい。

Anthony Floch (Clermont) - Aurélien Rougerie (Clermont), Yann David (Bourgoin), Yannick Jauzion (Stade Toulousain), Julien Malzieu (Clermont) - François Trinh-Duc (Montpellier), Dimitri Yachvili (Biarritz) - Ibrahim Diarra (Montauban), Louis Picamoles (Montpellier), Fulgence Ouedraogo (Montpellier) - Jérôme Thion (Biarritz), Lionel Nallet (Castres) - Nicolas Mas (Perpignan), Dimitri Szarzewski (Stade Français), Fabien Barcella (Auch)

Les remplaçants : Julien Bonnaire (Clermont), Vincent Clerc (Stade Toulousain), Guilhem Guirado (Perpignan), Arnaud Méla (Albi), Jean-Baptiste Poux (Stade Toulousain), Julien tomas (Montpellier), Damien Traille (Biarritz),

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2008.03.04

 週末のレ・ブルー続き+α

シャークスのミシャラクも2試合目、このチームに合ってるんだかどうなんだかという感じですが、ブルズ戦ではきっちりトライ挙げましたね。フランスでやってる時より彼の個性というか特異性がよく見える気がします。さて古巣トゥールーズの先週末ですが、

CSBJ - Toulouse
http://www.dailymotion.com/video/x4kduy_csbj-toulouse_sport

30-23でCSブルゴワン・ジャリューが首位スタッド・トゥールーザンを破った試合の模様が↑です。ダバディさんみたいなレポーターだね。
ブルゴワンは先日代表に呼ばれたばかりのダヴィド(インタビューもあるよ)やパラの3トライ。トゥールーズの2トライはメダール、現在7トライでクレールと並んでリーグ最多トライを挙げているそうです。
途中プルースが鼻血出してますけど鼻骨骨折らしいです。お大事に…

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2008.03.03

 週末のレ・ブルー

週末のTop14はその時点で1位と2位のトゥールーズ、スタッド・フランセがそろってホームのブルゴワンとビアリッツに敗れましたが、各クラブに戻っていた代表選手の何人かに負傷者が出てしまいました。パペが膝を痛めてイタリア戦を棄権し、メラが呼び戻されています。その他、疲労困憊のスザルゼウスキと軽傷のトライユ、クレールは今週のトレーニングの初日はお休みになりそうです。また、この試合の前にアリノルドキが負傷して棄権しましたが、代わったのは今回も「あの方」ではなくボネールでした。

うおお~、帰ってきましたばい

Mela2_3

対するイタリアは開幕以来いいところまで行きながら何かが足りない、というか足りないポイントはわりとクリアな気もしますが、相手は新人だらけのフランスですから正直「キミタチここは狙い目だよ」(ンなこと言っていいのか)と思っていたら、マウロ・ベルガマスコがウェールズ戦でなんと13週間のサスペンションだそうで…。もれなく代表のツケを回される予定のマックス・グアジニも困惑。兄貴熱すぎです_| ̄|○


イタリア戦に招集された新人についていくつか。ヌタマックとルティエールが指揮したU-21のワールドチャンピオン・ジェネレーションからはギラドとトマが抜擢されましたが、トマはモンペリエから4人目の招集で、イタリア戦では100%モンペリエのcharniereが実現かも?なんて注目されてます。ギラドにとってはペルピニャンでスクラムを組んでいるマスが心強い存在になるでしょう。
ディアラはセネガル系のソリッドな3列で、人呼んで「Sapiac(モントーバンのホームスタジアム)のベッツェン」。16歳の時パリのバンリュー(郊外)でラグビーを始めたそうです。モントーバンからは実に1967年以来の代表選出になるらしい。
目下ぶっちぎりリーグ最下位のオーシュに主力を貸し出す余裕があるかどうかはともかくとしても、バルセラはモダンなプロップとして注目されている選手。先々週のペルピニャン戦ですごいトライを挙げたと聞いて探してきました。これかな。赤い方の17番です。
http://jp.youtube.com/watch?v=ii1UUvKjYIk
ダヴィドはU-20の方のシックスネイションズに出ていましたが、フル代表に引き抜かれました。入れ替わりで彼のクラブのチームメイトでもあるパラがU-20に合流するようです。

バルセラ(ひー)
Barcella

ギラド
Guirado

ディアラ
Diarra

トマ
Tomas

ダヴィド
David

さて、ガルティエはスタッド・フランセ所属の選手が新代表であまり起用されてない件について、「代表スタッフはウチのことが好きじゃないような気がするね!いや私の思い違いかもしれないが…」てなことを言ってますが、あなたがた元チームメイトでしょうに。

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