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2007.10.09

 Choc! (1)

試合の前にイバネスは、「ニュージーランドの精密機械のような組織も小さな砂粒で狂ってしまう。我々にはそれができる」といったようなことを話していたのですが、その砂粒とは…。開幕戦で大コケしながらも立て直してきたフランスと、優勝候補大本命として順当に勝ち上がったニュージーランドによる2007年ラグビーワールドカップ準々決勝@カーディフは20-18でフランスの勝利です。

この一戦にかけるフランスの並々ならぬ決意のほどは試合開始前から表れました。試合当日まで引っぱったマイヨ事件の後、フランス代表は全員がジャケットを着こんでの入場で、「何かあるナ」と思ったら中の人は青・白・赤のTシャツ姿。そしておなじみのハカ…というところで、トリコロールの列は肩を組みハーフウェイラインぎりぎりまで前進。超至近距離でメンチの切りあいです!

Hak_2

「フランス国旗を作るためにチームを3つに分けた。僕達はブラックスから1メートルのところまで行った。彼らに挑もうとする気持ちを見せるためにね」(トライユ談)。あんまりすごくてクレールはブルブルしてちょっと涙出ちゃったらしいですが、もちろんビビタという意味ではありません。ハイパー・エモーショナルだったってことです。いつにも増してシャバルの目の色が違います。他人のにらみ合いにまでぐいぐい割って入ります。でも彼にはひとまずベンチで落ち着いてもらう。
イバネス主将によれば、これは2、3日前に選手みんなで決めたことで、「挑発の意図は全くなかった」とのこと。「我々はニュージーランドの文化であるハカをとてもリスペクトしている。我々の存在と、母国のカラーを身にまとう誇りを示したかったんだ」
最終的に両チームのマイヨは、フランスがブルーのシャツに白のパンツ、ニュージーランドがグレーというIRBの決定どおりのものでした。

「ウ~」

Chabalhaka

「もし安定したキックがなかったら、我々は絶え間なく自陣でプレッシャーにさらされるだろう」(ラポルト談)。ボクシス、トライユというラポルト自慢のキッカーをSOとFBに配したフランス。試合が始まってみれば大方の予想通りのキッキング・ゲームでしたが、しかし正直フランスはいいとこなし。キックもセットプレーも劣勢、2度のPGのチャンスもボクシスとエリサルドがはずす※などキビシィ~展開が続き、マカリスターのトライとカーターの2PGでニュージーランドに0-13とリードを許します。
が、前半終了5分前くらいから突如フランスが回し出し、ハーフタイム直前にボクシスが今度はキッチリPGを決めて3-13で折り返した時には、「アレッこの内容で10点差?コレひょっとしたら結構いけるんじゃネ?」みたいな奇妙な楽観が一瞬私の頭をよぎったのはホント。ベンチにはまだあいつらがいる。そしてフランスは決してあきらめなかったのだ。(つづく)

(※ この試合のプレイスキッカーはボクシスでしたが、35分にエリサルドが蹴ったのは、最初のPGを外したボクシスが「蹴ってくれ」と合図したらしい。やっぱりまだちょっと若いかな)

【ニヤンガ二態】
抱っこしてるのは一目瞭然ディミトリのとこの長男。男の子なんです。

Nyan3

鳥頭

Nyan2

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Comments

>抱っこしてるのは一目瞭然ディミトリのとこの長男。男の子なんです。
なんてかわいらしい・・・。将来が楽しみです。

Posted by: かけるん | 2007.10.09 at 20:07

よく似てますワ~。もうパパとボールをキャッチして遊んだりしてます。きっといい選手(ムチムチの)になるんじゃないかなあ(期待)。
しかしラグビーはポジションが前に行けば行くほど早婚で子沢山になるような気がする…

Posted by: つき | 2007.10.09 at 23:00

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