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2007.09.11

 ラグビーは変わる

Francedeception

ウチの家族が最近ラグビー好きの友達と話した時に、ラグビーは変わった、昔はガッツポーズをして喜ぶ選手もいなかった、というような(伝聞につき詳細不明)話になったらしい。私はファン歴1年半の真性ニワカなのでそのへんの話はよく分からないけど、このワールドカップで苦しんでいるシックスネイションズの国々は、もしかしたらラグビー界の動きに直面して戸惑っているんじゃないのだろうか、という気がフトした(ニワカなりに)。
シックスネイションズには欧州各国の歴史の中で独自に磨かれた哲学と「ゲームの規則」があるように思うけれども、世界の国々の文化の中でラグビーはそれぞれに変容しているのかもしれない。開幕戦でのアルゼンチン代表の、ラックでの球出しの遅らせ方などはあれはマリーシア、南米の文化じゃなかろうか。そういったものに慣れていかないといけないのだ、きっと…

開幕戦の後のロッカールームで、みんながションボリ座りこんでいる中で、1人スザルゼヴスキが苛立っていたのが印象的でした。彼の所属するスタッド・フランセのグアジニ会長は、契約時にまず選手に「君はチャンピオンになるために来たのかね?」と聞くような勝利へのこだわりを重視する人だそうけど、昨季の優勝の時に喜びのあまり完全にイッてしまっているスザルゼヴスキを見て、グアジニは「私はこういう選手が好きだ」と言っていた。
ガルティエに言わせるととてもフランクでまっすぐな性格らしい彼の、以下は「素直に混乱している」開幕戦敗戦の弁。いやキミタチに謙虚さが足りなかったわけじゃないと思うよ、少なくとも「自信過剰だったかもしれない」と反省できる程度には。むしろリーグで実力をよく知っているアルゼンチンがいわゆる「格下」の相手だなんて思ってなかった、だから彼らが60本ものパントを蹴ってくるなんて思いもしなかった…違う?

「試合の後で、僕は腹立たしくてならなかった。がっかりだ。本当にがっかりだよ。すごく怒ってもいる。この試合のためにあんなに準備したのに。僕達はたぶん自信過剰だったんだ、知らず知らずのうちに。ボール争奪に関しては、何ら自分達をとがめるべきことはない。アルゼンチンは僕達より飢えていたんだと思う。彼らがやったことはただパントキックとディフェンス、でも彼らはうまくやった。僕達にはいくつか後悔があるかもしれない。いくつかチャンスがあったんだから。でもそのチャンスをポイントに結びつけることができなかった…きっと自信過剰だったんだよ。チームは調子が良くない気がした。うん、確かにイベントの重圧は感じていた。彼らは僕達に解決できない問題を生じさせた。パニックに陥ったようなものだよね…取り乱す理由なんて何もなかったのに。何よりもまず、この敗戦を消化しなければ。ポジティブに考えるようにしよう、それが難しくても。僕達はボーナスポイント1を取ったんだ。無いよりましだし、状況はそこまで悪くない」

なお、おそらく彼よりはずっと冷静なジョジオンは、「あなたのチームメイトの何人かは自信過剰に言及していますが?」と質問されて、
「僕はそうは思わない。僕達は難しい試合になるだろうことは十分よく分かっていた。恐れだって持っていたんだ。それは彼らの見方…落胆のあまりそう言ってしまったのかもしれない。おそらく全員がそう感じているわけではないだろう」

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