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2007.08.31

 文体模写ニュース スザルゼヴスキの言わなければよかったのに日記

solaさんからバトンなるものをいただいて、どうやら私は「スザルゼヴスキの口調」でエントリを一発書かねばならないらしい。もちろん彼の口調は知らないので、ルールはあっさり無視することに決めた。ディミトリといえばポーランド、ポーランドといえば…ポルカ??というわけで、今日は短編連作『○○風ポルカ』の深沢七郎が憑依したスザルゼヴスキ(なぜ)に負傷者情報を伝えてもらいます。ちなみにディミトリ本人の仏語にはやっぱり南の訛りがあるそうだ。バトン?回す先なんてない。


─ボクのスローイングは下手だ下手だと云われていて、新聞の評にもよく書かれるほどなのだ。(いつも失敗ばかしているんじゃァないのに)と、頭にキて、ためしにイバネス先輩にきいてみたら、
「俺も昔は苦労したサー」
と云うので、(シメタ)と思った。(これほどの御仁も、昔は)と嬉しくなってしまったのだが、今日もトレーニングが終わってプルース先輩が、
「いつまでふんな不器じゃァー、お前(まん)は開幕戦は無理だナ」
と、云うので困っちゃった。そうしているとチオン先輩が寄って来て、
「開幕戦はマルティが駄目だぞ」
と云い出すものだからみんなびっくりしてしまった。
「センターはジョジオンと怪我あがりのトライユとSOのスクレラか。ポリバレントといってもどうするずらか」
と、先輩達(だち)がむずかしい顔をしているので、ボクはついさっきネットで仕入れたばかりのコトを話してみたのだ。
「あの、アルゼンチンのピオセクとロンゴも開幕戦はダメだそうですよ、怪我で」
と云ってから、(知ったかぶりをして出すぎたことを云っちゃって、まずかったなあ)と心細くなっていると、横からシャバルさんが、
「アルゼンチンは厄だナ。もっとも俺とぶちゃァたらんで済んだんだからツイてるな」
と云うのである。頭が下がるほどその道では神様だと思った。


【解説】
皆さん深沢七郎を読みましょう、というお話でした。さて、ふくらはぎに肉離れを起こしたマルティは7日のワールドカップ開幕戦の欠場が危ぶまれていましたが、木曜の検査の結果どうやら心配はなさそう。今のところ、開幕戦ではトライユがジョジオンと組む見込み。
一方のアルゼンチンのウィング、ピオセクと3列のロンゴは、それぞれ内転筋の負傷と左ももの肉離れでやはりフランス戦を欠場すると見られていましたが、その後ピオセクはワールドカップ棄権を表明、ペルピニャンのアランブルが追加招集されてます。ピオセクは昨年秋のテストマッチの時に十字靭帯を損傷して、たぶん復帰したばかりだと思います。大畑選手のこともありますが、大変気の毒なことになってしまいました。

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Comments

つきさん

おー、受け取って下さってありがとうございました。
厄介なものを回してしまってスイマセン・・・。
深沢七郎と言えば「楢山節考」を読んだことがあるぐらいで「言わなければよかったのに日記」は未読でした。
勉強して出直します。

大会直前になって怪我で棄権・・・例え誰であってもこういうニュースを見ると辛いですね。

あ、職場のラグビー好きの女性を1人、シャバルさんワールドに引きずり込んでみました。

Posted by: sola | 2007.09.01 at 05:01

こちらこそ完全マイペースでやっちゃってすみませんでした。ヒキコブログなもんですからやり方よく分からなくて。しかし文体模写というのは結構やってて楽しいということに気づきました。読んでる人は何だかわかんないでしょうが、書いてるほうは楽しいという。ロレンスとかどうかな…ラグビーニュースでw

>職場のラグビー好きの女性を1人、シャバルさんワールドに引きずり込んでみました

いいですね~!本国にはシャバルマニアなるものも存在するようですよ。

Posted by: つき | 2007.09.02 at 00:32

ポーランドから帰ってきました。そしてディミトリさんがポーランド系だということを今知りました(笑)。順番が逆だったらつきさんへのネタ用にあんな人やこんな人を激写してきたのに。相変わらずカタカナですらスザ…(打てない)ディミトリさんの名前をタイピングできない私ですが、子音ばかりの文字が目に入ると未だに頭痛を覚えます。読めないって脳ミソにはツライことなのネ。

ポーランド系ムチムチのDNAは大量のキャベツ!ジャガイモ!煮込んだ肉!によるものです!これが今回の旅で学んだことと、ここにご報告いたします。

Posted by: miki | 2007.09.06 at 15:37

mikiさんおかえりなさい、おーポルスカ萌えです!!スペインじゃなかったんですね…
ディミトリはポーランド移民2世なんですが、去年のサッカーワールドカップでポーランド代表を見て、出来不出来の差はあれおおむねあの顔だなあと思いました。やっぱそんな感じでしょうか。子音ばかりの文字というと、旧東欧系の切手の字が読めず(国名すら)、とても難儀しています。キー。

>ポーランド系ムチムチのDNAは大量のキャベツ!ジャガイモ!煮込んだ肉!によるものです!

ご報告ありがとうございます!また萌えです!(何故) 食べ物はイマイチですか。若い時はあのテの顔で(たぶん)、年をとるとむちむちしてくるなんてこの世の天国かと思います。mikiさんいいとこ選びますよね。またブログで旅のお話などお願いします。

Posted by: つき | 2007.09.07 at 18:30

遅ればせながら愉しませていただきました。>深沢七郎文体模写。
実は自分に回って来た時もいっそシバリョーで行こうかとも思ったんですが、それもめんどくさいのでやめましたw また今度何かでお願いします。
しかしこうやってバトンが本当に回ってゆくもんなんだーと感心しきりです。

さていよいよ始まりましたね。毎日お疲れ様です!
忙しくてブエルタも見損ねてますが、W杯は観るつもりです。我が家のAB至上主義者兼シャバルマニアは決勝がフランス対ABだといいなーと申してます(ABの主将はショーン・ビーンみたいでカッコイイすよ)。男前が各国に分散しているので、私には特に贔屓する国はないけれど。やはりシャバルさんはインテリジェント・モンスターと呼びたいです。
しかし開催国なのに厳しい組み分けですね・・・。

Posted by: minaco. | 2007.09.09 at 00:20

蓮實重彦とか…いやいや、もうやりません。

私もブエルタまではさすがに見られないですー。開幕戦に関しては、私はアルゼンチンが巷で言うように格下だなんて微塵も思ってなかったので緊張してたらやっぱりヤラレタ。BKの連中(デリケート)が落ち込んじゃうと勝ち抜けかなりヤバイです。こういう大会は、特にどこかに肩入れしないで観るのが一番楽しめるのかもしれませんよね。でもやっぱり一番好きなのはシックスネイションズかな。

後半にシャバルたんとディミトリが一緒に出てきた場面は萌えました、いや燃えました。もっと観たいなー…。シャバルの言語感覚って独特な気がします。

Posted by: つき | 2007.09.10 at 01:48

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