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2007.06.15

 大いなる不在

Castaリアリスティック?というのが30人の顔ぶれを見た感想でした。キックの巧いボクシスをあえて入れてきたあたり、なんとなくラポルトがやりそうなことは…。まあそれはいいとして、今回のワールドカップのメンバー30選手のリスト、代表スタッフの決断の鍵は「ポリバレンス」です。

ほんの数日前にはテストマッチで主将を務めていたパペがリストを外れることを予想した人は少なかったんじゃないでしょうか。あの2試合は結果的にはほとんど罰ゲームでしたなァ…。3列の候補が多すぎたため、結局2列が1枠犠牲になったようです。ラポルトとジオ・マゾは、パペを外すのはつらいが、彼は背中の手術以来なかなかトップフォームを取り戻せていないし、シャバルを入れるためにはしかたがなかったと説明しています。

「それがポリバレントだ。シャバルは木曜の朝、私に2列でプレーするのを受け入れたと認めた。彼はほぼこう言った。『自分がプレーすべきはそこだ』。それで3列のポジションが1つ空くし、彼のポテンシャルをより有効に使うことができる。3列では、シャバルはアリノルドキに比べて少しラグビー本来のテクニックが足りない。2列では自分の好きなことに専念できるだろう。つまり、ファイトやラックといったものにだね」


戦術の犠牲になったのはカステニエードも同様。当初は3人の予定だったウィングの枠に4人が入ったため、フルバックはポワトルノー1人に。ウィングのドミニシとエマンス、センターのトライユがそれぞれフルバックもこなせるという事情があります。つい先日まで代表のリーダーの1人とみなされていたカステニエードでしたが、オールブラックス戦のパフォーマンスはラポルトの厳しい批判を受けました。いろいろあってここまでワールドカップの舞台を踏む機会にあまり恵まれなかったそうだけれど、トロフィーを掲げて引退することを夢見ていた彼にとっては気の毒な知らせです。

「ドミニシ、エマンス、クレール、ルージュリーは4人ともハイレベルな選手達だ。それに、我々のチームにはウィングでプレーできるセンターやフルバックがいない。それがカステニエードの不在の説明にもなる。断腸の思いだが、彼は怪我が多すぎてクラブでほとんどプレーしていなかった。バックスが13人しかいない時に、ポリバレンスは最も重要だ」


一方で、コンディションの不調を理由に30人を外れた選手もいます。たとえばビアリッツで不本意なシーズンを送ったヤシュヴィリや、昨季は41試合出場という過酷なスケジュールで疲労が激しいというフリッツです。

「ヤシュヴィリはクラブでも代表でも難しいシーズンを経験した。我々は今はヤシュヴィリよりエリサルドがいいと考えている。より活発で機敏。よりコンスタントかもしれない。ヤシュヴィリは2年前には優位を占めていたが、現在のフォームがより重要だ。フリッツのパフォーマンスは、クラブでも代表でも我々が期待したレベルにない」

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Comments

つきさん、「漫画で見るような血しぶき」って大丈夫ですか?
もし大丈夫ならば、ラグビーW杯が始まる前に、
映画『300』見ておくと気持ちが更に高ぶると思います。
絵的にアソシエーション式ではなくラグビー式(またはアメリカ式)
フットボールでした。300人がムチムチです。
絶対におすすめ。ただ、荒っぽいシーンが徹底して苦手なら
絶対見ないでください(どっちだ)

Posted by: miki | 2007.06.19 at 00:35

速攻公式行ってきました。なにこれー!!!(喜)←タイトルがZOOに見えた
私も最近めっきり血に弱くなりましたが、ほんとに「漫画で見るような血しぶき」なんですね、いけるかもです!オールブラックスに立ち向かう前に見るには最高かもしれません(そこまで残れればだけど)。
ペルシャ王ってあの玉座に座ってた人かしら。うかつにも大河でGacktが出てきた瞬間を思い出しました。アリエネーw

監督はMTV出身の人ですよね。なんとなく匂いが。デュラン・デュランのプロモ録ってたラッセル・マルケイが「ハイランダー」録っちゃったリとか、そのへんのノリかなと。

Posted by: つき | 2007.06.19 at 19:07

一箇所だけ「思わず目を覆った」シーンがありましたが、あとは「これは漫画だ」というアンリアルな感じなので、っていうかですね!はっきり言って腹筋ばっかり見てて「吹っ飛ぶ足」どころか字幕も読んでません!私のリサーチによると『300』見た人はその足でビリーズ・ブートキャンプを購入し腹筋を鍛えるか、2度3度と映画館に足を運んで男臭さを堪能するリピーターになる傾向があるようです。私もそうなりそう。

プロモ出身者が監督&グラフィックノベルが原作ゆえ、「いかに戦闘シーンをかっこよくキメるか」そればっかり考えて撮ってます(笑)。あとペルシャ軍はつっこみどころ満載なので、もしお時間あったら楽しんできてください。きっと士気高揚になりますよ!サッカーであの肉弾戦ができないのが残念です!

Posted by: miki | 2007.06.20 at 00:14

うはやっぱり足吹っ飛ぶんすかー。しかし胸筋が揺れると聞いては黙っておれませんナ!個人的にはプロップ300人の映画も見てみたい。

>サッカーであの肉弾戦ができないのが残念です!
ラグビーでは先日、シャバルがオールブラックスLOの顎を砕いたそうですヨ。いつも思うんですが、インザーギあたりをラグビーのグラウンドに投げ込んだら、終了の笛の頃には形も残ってないだろうなと…

Posted by: つき | 2007.06.22 at 18:06

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