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2007.06.04

 勇気と決意で

Studiohttp://grandirensemble.net/
こちら↑、両親の愛情や教育に恵まれない子供たちが家庭的な環境で成長するのを支援するLa Fondation Mouvement pour les Villages d'Enfantsが製作したPR用クリップです。“GRANDIR ENSEMBLE”(共に育つ)。リエブルモンのファミリーが活動を後援している関係で、およそ30人のフランスのラグビー選手が誘いに応えて参加してます。
撮影はパリ、ビアリッツ、トゥールーズで行われていて、スクレラ、レミー・マルタン、チオン、ドゥヴィリエ、ボクシス、エリサルド、ベッツェン、スザルゼヴスキ、トライユ、ドミニシ、オーギュスト、エマンス、ブリュスク、マルコネ、ヤシュヴィリ、ポワトルノー、ランボレー、ニヤンガ、デュソトワール、フリッツ...といった代表選手たちが歌ったり、子供たちとラグビーを楽しんでいる姿が見られます。途中に映る美女は、スタッド・フランセの始球式に登場したこともあるミス・ヨーロッパのアレクサンドラ・ローゼンフェルドさんです。
画像はスタジオのスクレラ、ブラン、レミー。ブランの足元の踏み台にもご注目。

ついついディミトリのオッパイ胸筋に手が伸びる。そーだよなまずそこに行くよな!
Dim6_2

さてそれはともかく週末のテストマッチ、オールブラックス戦です。トップ14の準決勝と重なったため、上記のクリップに映ってた面々はもちろんゴッソリ欠けています。妙な判定もあったとはいえオールブラックスに5トライを許し、フランスのトライは6人の初招集初スタメン組の1人、クーによる1トライのみでした。彼は遅刻で罰をくらったラーラグ(兄)に代わって出場したんだそうで。クーのトライにつなげたマーニュらベテラン復帰組は、このようなチーム状況の中で責任感を持ってプレーしていたように思います。
最終的にスコアは42-11でニュージーランドの圧勝。しかし見たところフランス国内の反応はおおむね、あの状況にしては結果以上によくやったんでないの、という感じでした。攻め手はなかったしスクラムもかなり苦しんだけど、特に序盤のディフェンスは頑張ったと。シャバル!!

個人的にSHのデュランドがどのくらいやるのかを見たかったのです。相手がいきなりオールブラックスじゃ気の毒でしたが、その「情熱的な性格」は垣間見られた、かな。ミシャラク、ポワトルノーらと同じくトゥールーズユースの黄金世代の1人で、どうもいろいろあってトゥールーズを放出されたらしいんだけれど、ベジエでプレーした後ペルピニャンに移って04-05シーズンにブレイク…という、そこはかとなく日陰道なキャリア。彼の招集は国内でもちょっとしたオドロキだった様子です。

この試合はイバネスが温存されたため、スタッド・フランセに移籍したばかりのパペが主将を務めました。お疲れです。そういえば、今回の招集で話題になった18歳のバスタロー君もパリと3季の契約を結びました。こんな子だったお
http://www.stade.fr/dbimages/Image/inside_actualite/inside/070530_bastareaud_b.jpg


Demifinale一方「代表の95%」がいるフランス本国では、ビアリッツを破ったスタッド・フランセ(18-6)と、トゥールーズを下したクレルモン(15-20)がリーグの決勝に駒を進めております。リーグタイトルはここへきて突如フッカツしたトゥールーズで決まりかと思いきや、分からないものです。
怪我人続出のスタッド・フランセはさらにセンターのメッシーナが離脱するなどボロボロで、試合前はどうなることかと思われました。ボルドーのホーム、スタッド・シャバン・デルマスで行われたこの試合は、ヤシュヴィリとスクレラが交互にPGを重ねる展開が続きましたが、後半55分と74分のサモ、リーベンベルクのトライのおかげでスタッド・フランセが勝利。よく連帯し、決勝のチケットにふさわしい良い試合をしたようです。しかしこの対戦でもまた大勢の怪我人を出してしまい、特にフッカーのブランが負傷してしまったため、決勝では負傷明けのスザルゼヴスキが戻ってくるなんて話になってるみたい。


かつての精神主義的育成の反動なのか、最近の日本のスポーツはメンタルの話題を避ける傾向がある気もするんですけど、海外のプロ選手や監督は一様にメンタルの重要性を口にします。疲労で足の止まった最後の最後に前に進ませるのは意志の力なんだ、というわけですネ。

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Comments

>海外のプロ選手や監督は一様にメンタルの重要性を口にします。

ちょうど、タイムリーな内容なので、コチラを・・。
http://www.wasedaclub.com/blog_detail/blog_id=9&id=344

いつのW杯だかは忘れましたが・・。
普段は協調性ゼロのフランス代表が、練習時やウォーミングアップでは、『軍隊調』で一番揃っていたらしく、その大会は前評判を覆し、好成績だったようですよ。。

体格・センスに劣る日本人だからこそ、いつまで経っても、精神主義でいかないと、差は開くばかりの気がしてます・・。

Posted by: ひろどん | 2007.06.05 at 02:13

Top14の決勝はスタッドが進むことになり、嬉しい限り。
準決勝でビアリッツを破って・・・。準決勝ではプーマスのエルナンデスも活躍していましたしね。

Posted by: yuna | 2007.06.05 at 08:40

ひろどんさん

いつも良いコラムを教えていただいてありがとうございます。昨年夏のテストマッチでフランスがスプリングボクスと対戦した時は、直前に弟さんを亡くしたドゥヴィリエのために全員一丸となって頑張って、強かったですねー。特にスクラムは。

日本人選手のよく言う「楽しんできます」というのが、いつもちょっとひっかかるんです。プレッシャーを避けたいのは分かるんですが、たとえばアルゼンチンの選手などはみんな、厳しい状況にある母国の国民に希望を与えたいって言いますね。背負うものがあってその重さに負けないチームはやっぱり強いです。
国内でやっていると、海外のようなプロ社会の厳しさは身につかないかもしれません。それが日本にとっていいことなのか、悪いことなのかは分からないけど…

Posted by: つき | 2007.06.07 at 23:33

yunaさん

記事にも書いたけれど、そのエルナンデスはレスター・タイガース移籍の噂があるそうですよ。

Posted by: つき | 2007.06.07 at 23:46

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