«  イングランドの「黒いけもの」たち | Main |  ゴメス・ザ・ジョーカー »

2007.03.14

 二兎を追うもの

このところ個人的にちょっと更新どころではない状況だったんですが、ひとまず落ち着いたので何か書きます。その間にマー負けたのねフランス。ニュースサイトで試合の経過を見ましたが、予想通りのツマンナイ展開に思わずワラタ。スクレラの負傷と交代が痛かったとか、ヤシュヴィリのプレーがアレだったとか書かれてはいるけど、あまりヤシュヴィリを責めないであげてほしいね、彼はもう1ヶ月以上もプレーしてなかったのよ。

土曜のスコットランド戦のメンバー発表です。SHはミニョーニ。バーバリアンズ対アルゼンチンでプレーしたエリサルドとヴェルムランが、ヤシュヴィリとシャバルに代わってベンチに入ります。怪我のスクレラがプレーできるかは木曜の発表待ちですが、彼が出られない場合はトライユが呼び戻されることになります。が、その場合のスタメンはボクシスになるでしょうと。23人に入らなかったシャバル、カステニエード、フロッシュはそれぞれのクラブに帰りました。成績もテストも中途半端に終わらなければよいのですが。

(どうでもいい話だけど、将来的にフランス代表SHを目指す選手はひとまずラインアウトのスローイングでも練習してみたらどうだろう。いいオプションだと思うお)

La composition du XV de France :

Poitrenaud (Stade Toulousain) - Clerc (Stade Toulousain) Marty (Perpignan), Jauzion (Stade Toulousain), Heymans (Stade Toulousain) - (o) Skrela (Stade Français) ou Beauxis (Stade Français), (m) Mignoni (Clermont) - Bonnaire (Bourgoin), Harinordoquy (Biarritz), Betsen (Biarritz) - Thion (Biarritz), Nallet (Castres) - De Villiers (Stade Français), Ibanez (Wasps/ANG, cap.), Milloud (Bourgoin).

Remplaçants: Bruno (Sale/ANG), Mas (Perpignan), Papé (Castres), Vermeulen (Clermont), Elissalde (Stade Toulousain), Beauxis (Stade Français), Dominici (Stade Français).

|

«  イングランドの「黒いけもの」たち | Main |  ゴメス・ザ・ジョーカー »

Comments

シャバルが漏れたのが、謎です。。
監督の好みの問題なのでしょうかね・・。

前節では、交代させられるまで、活躍していたように思えたのですが・・。
前半シャバルが守って止めていたいた位置(10~12の間だったか、12~13の間)を、終了間際に別な選手が立って、ものの見事にタックルを外されてました。。


ところでシャバルは、プロレスラーの「ブルーザー・ブロディー」に似てますよね。。

Posted by: ひろどん | 2007.03.14 at 23:14

中継で解説の方が「シャバルはラポルトと関係がよくないらしい」とおっしゃってましたが、ほんとのところはどうなんでしょうね。ラポルトはスコットランド戦では、出場機会の少なかった選手にプレーさせたいと言ってるようです。まあシャバルは3試合プレーして、いいところも見せましたし、途中怪我もあったりしたし…。セールの監督をやってるサンタンドレから、無理はさせてくれるなという電話の一本もあったかも?


>ところでシャバルは、プロレスラーの「ブルーザー・ブロディー」に似てますよね

やっぱそう思われます??シャバルは単なる野獣系じゃなくて、フランス男独特のニュアンスもありますね。私はああいうウォリアータイプの選手は好きですねえ。

Posted by: つき | 2007.03.16 at 19:56

>将来的にフランス代表SHを目指す選手はひとまずラインアウトのスローイングでも練習してみたらどうだろう

わしが本格的にラグビーを見るようになった80年代後半、フランス代表のラインアウトはSHが投げていましたね。
要するに現在のアズーリ監督ですが、当時はHOがSHの位置にいて、タップしたボールをフッカーがキャッチして突進・・・・・というのが得意技でした。

それにしても、ようやく6ヶ国対抗を見ましたが、フランスのバックス、何であんなに大きいんでしょ?
今のジャパン監督がオールブラックスにデビューした当時、多くの日本人が「何でLOの選手がWTBやってるんだ?」と驚いたのが、父祖の代くらいの昔話に思えてきます。

スコットランド、もう少ししっかりせんかい!
これじゃ本番もイタリアに踏み潰されて、こんどこそ本当に八強逃すぞ!(怒)
逆にイタリア、あれだけ崩されながら最後に一矢報いたのは本当に強くなったといえるし、あそこで取り返しのつかない失敗をするのが、ある意味アイルランドらしいといえるかも?
キャサリン・ジェンキンスがウェールズ国歌を鬼神の形相で唄う(しかも赤いジャージは半袖)姿に、どん底でも国中が一つになれるってうらやましいと思いました。

Posted by: フランコ将軍 | 2007.03.18 at 20:20

あ、ベルビジェ?投げてらしたんですか。SHが投げれば?というのは、要するに、今フランス代表HOは30代のベテランが3人と24歳の若手が1人いるんですが、この次代を担うべき若手の放るボールの行方が全く予測不能でして。ラインアウトで投げられるSHがいたらいいオプションになるんじゃないかナー、なんて。

>フランスのバックス、何であんなに大きいんでしょ?
今回は出なかったけど大きいウィングもいますよ。センターのジョジオンは以前、自分はフィジカルで他に差をつけたいんだと言ってました。オールブラックスやイングランドにフィジカルで対抗できるかは、フランス国内で延々続いている議論なんですが、ジョジオンは自分達も筋トレやるしかないだろ、って言ってましたね。フレアーかリアリズムか、そのあたりが今のフランスのジレンマなのでは…

スコットランドはチームに怪我人が多くて、若手を入れたんだそうですね。ジェイソン・ホワイトもいなかったし。昨年フランス相手にとてもいい試合をしたのに、ちょっと残念でしたね。イタリアはスタッド・フランセでレギュラー取ってる選手達、やっぱりよかった。アイルランドは正直優勝してもよかったチームでしたが、ちょっと選手層が薄いのかな。

Posted by: つき | 2007.03.19 at 02:35

>オールブラックスやイングランドにフィジカルで対抗できるかは、
>フランス国内で延々続いている議論なんですが、
>フレアーかリアリズムか、そのあたりが今のフランスのジレンマなのでは…

第一回W杯、デカくはないけど極限まで鍛えられたニュージーランドのFWの前に、フランスは沈黙。
当時の代表監督は、「だったら奴らよりデカイFWで圧倒してやる!」と決断し、LOが5人にPRが3人という超大型FWの力に賭け、あえなく大失敗。
第二回W杯前に監督になったデュブロカ(前記のラインアウトを投げなかったHOで、大会直前にベルビジェは彼と大喧嘩して代表辞退したらしい)は、直ちにシャンパンラグビーへの回帰を断行したものの、イングランドFWのゴリ押しと主審のミスジャッジに、我を忘れて自爆。
第三回W杯で監督になったベルビジェは、準決勝の南ア戦が豪雨だったため、あえて敵の得意なFW戦で勝負をかけるも、あと数十センチのというところでゴールラインを越えられず。
そして4年前は、イングランドをノートライに押さえながら、またしてもオッサンFWの前に後手後手に回り、ウィルキンソンという最終兵器に屈服。
こんな歴史を繰り返してきたフランスにとって、ある意味永遠の課題かもしれませんね。

Posted by: フランコ将軍 | 2007.03.20 at 00:50

なるほどこんなことを延々とやっているわけなのですね…

>LOが5人にPRが3人という超大型FWの力に賭け、あえなく大失敗
馬鹿すぎるww まあ、フランスのそういうとこが好きです。なんか人間くさくて。フィジカルの問題についてラポルトは以前、オールブラックスは100メートルを10秒で走り、我々は12秒で走っていると言っていたけど、個人的には最近のフランスはツマランといっても一概に否定できないところもあるのですよね。よく分かりませんが、ラグビーもモダンサッカーと似たような状況なのかな。筋力トレーニングと組織戦術の洗練。古典的な10番が生きづらいというような、お決まりの。

Posted by: つき | 2007.03.22 at 01:21

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/14263097

Listed below are links to weblogs that reference  二兎を追うもの:

«  イングランドの「黒いけもの」たち | Main |  ゴメス・ザ・ジョーカー »