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2006.12.23

メリークリスマス

Plateクリスマス商戦恐るべし、ついつい余計な自分用まで衝動買いしてしまうのがこのシーズンなんだけど、ふと気がつくと手元にアラビアの27年前のイヤープレートが。アレ?
パッと見て、「あ、ブリューゲル」と思いました。ブリューゲルの“雪中の狩人”。プレートの図柄は氷の張ったフィヨルド(?)で魚を獲るひとたちで、ブリューゲルのみたいにスケートして遊んでいるわけではないんですが、俯瞰の構図や落葉した木々の感じ(針葉樹でないのが開けた感じでイイ)、冬の澄みわたった空気感がちょっとそれらしくて気に入った。

“雪中の狩人”の、タルコフスキーの映像みたいな抜け方が好き。「農民のブリューゲル」などと言われているわりには、農民への共感というよりは一歩引いて現世を見つめるようなアイロニックな視線を感じる画家だけれど、この作品はちょっと趣が違う。絵のところどころにいる鳥の、フラットな目で見た世界…みたいだ。

Hunter2ブリューゲルについては嘘かまことか、景色をさかさまに股のぞきしようとした時に心臓発作か何かで死んだ、なんて話が言い伝えられてる。
この話でなんとなくフットボールのことを考えてしまうのは、DFに思い入れながらフットを見るってことは、ある意味さかさまにフットボールの世界を見るようなものかもしれないな、なんて日頃思っているからです。

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Comments

あい変らず、深い観戦眼ですねぇーー。
あやかりたいです。。

ところで、ブリューゲルって、「バベルの塔」の方ですか??

PS.
そういえば、ブログの背景もクリスマス・バージョンですねぇ。。
和みました・・。

Posted by: ひろどん | 2006.12.23 at 21:42

とんでもないです、プレーのことが分かるかたがうらやましい…
私は知識もプレー経験もないし対象は海外だしで、時々ちょっと観念的になりすぎる時があって、よくないんですよね。
ハイ、ブリューゲルは「バベルの塔」の画家です。

>和みました・・
そう言っていただけると嬉しいです。せっかくココログのテンプレートがあるので使ってみました。たまに差し替えてみようかな。とんでもないテンプレートになってたら、それは軽い冗談です…

Posted by: つき | 2006.12.25 at 22:06

私もつき師匠のエントリには、次に何が出てくるのか毎回楽しみにしてるとこがありますね。いつぞやの白鵬=アングルの「トルコ風呂」には吹きました。

Posted by: erika | 2006.12.25 at 22:19

私なんかただのオタっすよ~

>白鵬=アングルの「トルコ風呂」
そこに反応していただけるとは嬉しいです!ブログをやってて、これ飛躍しすぎかなどうかな、って悩むことがよくあるんですよ。
白鵬は色白な方だからなおさらね。相撲は仕切りの間にお相撲さんの肌が紅潮してくるのがイイので、力士の皆さんには美肌を心がけてほしいですね。

前から「気になる名画」みたいなエントリがやりたかったんですが、始めてみようかな。

Posted by: つき | 2006.12.26 at 22:38

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