« October 2006 | Main | December 2006 »

2006.11.30

連想のNYシーン (The Golden Palominos, REM, New Order, They Might Be Giants)

Gp_1サイトの方のURLは、元フィーリーズ、ラウンジ・リザーズのドラマー、アントン・フィアの音楽ユニットの名前から取った。ゴールデン・パロミノス…palominoというのは月毛の馬のこと。
そのパロミノスの、ずいぶん前に見た"Boy (Go)"のビデオクリップをもう一度見たいとずっと思っていたんだけれど、イヤー何でもあるのねYou Tube。

円環、螺旋、回転のイメージ。誰が撮ったのかは知らない。U2の“The Unforgettable Fire”のクリップに似ている気もする。ゴダールの“映画史”を思い出すところもあるけど、たしか“映画史”の方が少し後なのよね。
追記:まさにロバート・ロンゴですた→NY連想の旅、再び
http://www.youtube.com/watch?v=JHkxBiiL-9Y

映像の中で、REMのマイケル・スタイプ(このアルバム“Visions of Excess”に参加していた)が一瞬振り返る印象的なカットが、本当にあったのか、記憶違いなのかを確認したかった。
この曲でスタイプはそれまでになくハッキリした歌い方をしてるけれど、それはアントン・フィアが彼のモゴモゴした歌い方にダメ出ししたからだそうだ。それはREMのひとつの転機でもあったようで、その翌年にリリースされたアルバム“Lifes Rich Pageant ”は、吹っ切れたようなサウンドと…「おい歌詞が聞き取れるよ」という…オドロキをもって迎えられた。

No_1当時からREMの活動は神出鬼没で、様々なミュージシャンの作品に参加したりして、思わぬところで彼らの名前を目にすることもあった。92年頃だったか、深夜のフジテレビ(だと思う)で海外の実験的な映像作品を紹介する番組をやっていたんだけど、チャンネルを合わせていて、突然マイケル・スタイプのアップが映し出されてびっくり。
ニューヨークのモダン・アーティスト、ロバート・ロンゴのビデオ作品“Arena Brains”の一場面だった。ヘアスタイルを見ると、“Lifes Rich...”と“Document”の間くらいの撮影かな。
http://www.youtube.com/watch?v=lL-9968-Fk4

ロバート・ロンゴはREMの“The One I Love”のミュージック・ビデオも撮っているけど(たしか)、一番ロンゴらしさが出てるのはニュー・オーダーの“Bizarre Love Triangle”じゃないかと思う。
青空に舞うスーツの男は、ロンゴの代表作“Men In The Cities”の、踊っているのか撃たれて倒れるところなのか判然としない宙吊りの人物像そのまま。80年代アートシーンの象徴的なイメージ。
http://www.youtube.com/watch?v=33l986syn5o

Tmbg_1「宙を舞う人物」のイメージは思わぬところに影響を与えてるんでないか、というのがコレ(多分考えすぎ)。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの"Ana Ng"。どっちかというとパロディかな。
ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはニューヨーク・ブルックリンのヘンテコなポップ・デュオで、場所柄か、彼らの作品にはさりげな~くコンテンポラリー・アートなフンイキがある。彼らのビデオ作品はとっても楽しい。これも好き。以上、とりとめもないニューヨーク方面連想の旅。
http://www.youtube.com/watch?v=7dQLkxz6c2E

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.28

ラグビーテストマッチ フランス対アルゼンチン

Domipumas4何よりまず、ドミニシがこのアルゼンチン戦の2トライで、フランス代表最多トライをマーク(21トライ)したそうで、オメ!
オールブラックスとの不本意な1戦目の後で「僕は恥ずかしい」と言い、2戦目はベンチに下げられたドミニシですが、アルゼンチン戦でスタメンに戻るというニュースを、レキップは「ドミニシは永遠」というタイトルの特集記事で伝えました。彼はほんとに愛されてる選手なんですなあ。
ドミニシの話を聞くと、2戦目でラポルトが彼をベンチに下げたのは単なる“ターンオーバー”などではなかったみたいだけど、彼自身は「出来が悪ければ処罰を受けるのは当然だ」と、それを受け入れたらしい。ベンチにいるのは決していい気分じゃないけど、ラーラグやデュソトワールみたいに、自分よりもっと気の毒な選手(クラブに帰されてしまった)もいる。競争に耐え何かをもたらさなければならない、高いレベルにいるというのはそういうことなんだよ、と彼は言っています。
代表の青いマイヨを来て多くの経験をして、苦しい時もあったけれど、それでもドミニシはいつも“そこ”にいる。


Domipumasさて、27-26というぎりぎりなスコアで終わった試合の方は、いい時間帯も悪い時間帯もある、いつもの「2つの顔」を持つフランスだったようです。
プレッシャーなのか何なのか、試合の入り方はかんばしくなかったフランス。いきなりアルゼンチンFWに押されてピンチ。9分にはラックでのファウルでペナルティを取られ、アルゼンチンが先制します(0-3)。最初の15分間苦しんだフランスは、ドミニシのトライで息を吹き返します。こういう現金なとこはさすがフランス。16分、トライユからパスを受けたドミニシはアルゼンチンのディフェンスをきれいに抜きさってトライ。コンバージョンも成功。(7-3)
20分にアルゼンチンのPG、23分にはフランスのPG(10-6)。流れはフランス優勢で、25分にはエロルガが一気に突破してゴールラインに迫り、ライン手前2メートルのラックから、ヤシュヴィリが出したトリッキーなパスをうまく受けたフリッツがコーナーにトライ(17-6)。内に外に、フェイントもアリのヤシュヴィリのパス出しは見ててオモシロイ。37分には怪我のトデスキーニに代わったアルゼンチンのコンテポミがPGを成功させ、3ポイントを返して、17-9で折り返します。

後半に入っても流れはフランス。45分、アルゼンチンボールのスクラムをフランスが仕掛けてマイボールにし、ヴェルムランからドミニシにつないで独走、2つ目のトライ。50分にはヤシュヴィリがPGを決めて一時は27-9と引き離します。しかしアルゼンチンは諦めなかった。
56分には、この日絶好調かと思われたヤシュヴィリが2つ目のPG失敗。代表戦でのキックの精度に関しては、なんとなくいつも「ビアリッツでとは違って(あまり正確でない)」と書かれているような気がするヤシュヴィリですが、この日は最終的に3つ外して、ある意味、いい波と悪い波が交互に来るこの試合のフランス代表の一貫性のないイメージを象徴していたようです。

このあたりからアルゼンチンは集中を取り戻し、61分にアルゼンチンFWがスクラムを押し込んで、抜け出したロンゴがフランスの2人がかりのタックルをものともせずトライ。選手に疲れが見えたと踏んだであろうラポルトは、満を持して62分にマルコネとスザルゼヴスキを投入します。が、5分もたたないうちに、スザルゼヴスキがハイタックルで膝をひねって担架で退場。(検査の結果、膝の骨を損傷して重傷らしく、1ヶ月以上の離脱になるかもしれない。ああ~…。前半に同じく負傷でベッツェンと交代したレミー・マルタンも、親指を脱臼して5週間のアウト。こんなとこまで仲よくてどうするのヨ…)

Jmartinスザルゼヴスキの負傷で、やむをえずイバネスがグラウンドに戻ります。その直後にアルゼンチンのPG。さらに73分にエルナンデスのトライで1点差にまで詰められます。が、フランスは最後7分間のアルゼンチンの猛攻をどうにかこうにか防ぎきり、かろうじて27-26でノーサイド。最近の連敗を4でストップしました。(ブエノスアイレスで3敗、その後マルセイユのベロドロームで1敗)
何があろうと絶対諦めないのがアルゼンチン、逆に言えばここで諦めたらアルゼンチンじゃない。ふと思い出すのは、今年のシックスネイションズのフランス対アイルランド@スタッド・ドゥ・フランスのことです。ホームで大量リードして「ヨッシャーこのままいける」と思っちゃったであろうフランス代表が、終盤に不屈のアイリッシュ魂の猛反撃をくらうという一戦でしたが、あの時も今回も、まがりなりにもとりあえず勝つあたりは、まあ、評価する…。ラポルトは、“mi-figue-mi-raisin”(いいんだか悪いんだかワカンネ)だって。

最近まで協会の特別手当未払いに抗議してストライキを起こしたりしていたLos Pumasですが、この秋のテストマッチは彼らにとって単なる試合ではなく、世界に自分達の存在を認めさせるためにとても重要な試合だったと思われます。彼らは「自分達がアルゼンチンラグビーの歴史を作る」という意識でプレーしている。これは強い。
国家的アイデンティティの求心力という点では、フランス代表はアルゼンチン代表ほどではないかもしれませんが、弟さんを亡くしたドゥヴィリエのために戦った夏のテストマッチ・スプリングボクス戦はむっちゃくちゃ強かった。まあ愛国心も出方によっては良かれ悪しかれで、個人的にはフランス代表のメランジュ(混合)で気まぐれなところもまた魅力だと思う。フランスフット代表のリリアン・テュラム(彼はグアドループの出身でバンリュー育ち)が誰よりも大きい声で歌う、あの調子っぱずれのラ・マルセイエーズを聞いていると、笑いながらもいろんなことを考えさせられてしまいますね。


フランス代表主将・イバネス選手
「ちょっと変な気分だね。アルゼンチンは最後の20分間我々を猛攻撃したが、全体としてはフランスが試合を支配した」

フランス代表No.8・ヴェルムラン選手(秋のテストマッチで大活躍)
「本当のところ試合の終盤はあせってたわけじゃない。何よりちょっと疲れていたんだ。幸いラインアウトでうまくボールを奪うことができて、セルジュ(ベッツェン)がDGをブロックした。フランス代表はソリッドなところを見せたし、今後に希望が持てるよ。あと9ヶ月、まだやるべきことはたくさんある」

アルゼンチン代表主将・ピチョット選手
「もうくたくただよ。すごく激しい試合だった。当然みんな、負けたことにはちょっとがっかりしてる。僕達はミスを犯しすぎたけれど、最後の20分間は試合をひっくり返した。ロッカールームで言ったように、僕は自分のチームが本当に誇らしい。シックスネイションズかトライネイションズかって?今議論するには及ばない。でもラグビー界は今後、アルゼンチン代表の境遇について検討すべきだと思う」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.26

フランス対アルゼンチンが終わりました

27-26でフランス。ドミ様の2トライはマ・ニ・フィーク。でも後半にイバネスと交代したスザルゼヴスキが、入ってほんの数分で怪我をして担架で搬出されてしまいました。膝をひねって…嫌な音がしたって…
フランスは動揺したのか直後にパタパタッと1PG1トライを許して1点差に詰められましたが、そのままスコアは動かず。レミーとジョジオンも怪我です。心配です…

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2006.11.25

ラテン系ラグビーというくくりはありなのだろうか

Agustin←レデスマに余裕でもてあそばれるピチョット
アルゼンチンのフロントロー(セルソ、レデスマ、アサン)は総重量340キロ、フランス(ドゥヴィリエ、イバネス、ミルー)は305キロらしいヨ。イングランド戦でセルソが出てきた時にはウハァ~と思ったなあ。押せるのかフランス。

前のエントリは、フランスとアルゼンチンのラグビーにおける繋がりの話だけれど、広く両国間の関係についてはよく知らない。個人的に頭に浮かぶのは、たとえばパリを中心としたタンゴブームがアルゼンチン本国に影響を与えたことか(日本における浮世絵みたいに)、小説家のコルタサルや映画作家のフェルナンド・E・ソラナスみたいな、軍事政権時代にフランスに亡命・帰化した文化人のこととか。
スタッド・フランセのフォーラムを見ててもアルゼンチンの選手は人気があるし、PSG時代のガブリエル・エインセは、パルク・デ・プランスのアイドルだった。パリの観客にはいつでも、南米の選手が華やかなテクニックや熱い闘志をもたらすのを待ちこがれているようなところがある気がする。

今夜はスタッド・ドゥ・フランスで、ラグビーのフランス対アルゼンチン戦がある。クラブでは大勢のアルゼンチン代表のチームメイトがいるスザルゼヴスキは、「彼らはとても謙虚でインテリジェントな尊敬すべき選手達。僕個人は彼らとはすごく仲がいい」と言い、ヴェルムランは、「彼らの国は経済面で苦境にあるけれど、誇り高い彼らはスポーツで国民の助けになろうと努めるんじゃないかな」と言い、ドゥヴィリエは、「我々も彼らもチームのためにベストを尽くすハイレベルなプレイヤーだ。その後で、我々の友情は何も変わらない」と言う。
ほんとのことを言うと最初から、オールブラックス戦よりこっちの方が見たかった。どっちが勝っても負けてもいい試合になるといいな、私としては。来年のワールドカップのこととか抜きにして。


ここからは余談になるけど(読み飛ばして)、実のところ、ラグビーにしてもフットにしても、代表のスケジュールがワールドカップを中心に動いていくのはどんなものだろうと思うことがある…つまり、ワールドカップは本当に最高の栄誉を持つ大会なのかということです。ワールドカップという巨大なイベントが、スポーツに(近代)国家を持ち込むのがいいことなのかどうかは分からない。

最近、決定的に「こりゃアカン」と思ったのは、ドイツワールドカップ決勝でのジダンの例のアレをめぐる一連の騒ぎでした。結局フランスとイタリア両国の「代理戦争の代理戦争」になって、最後は論点すら分からなかった。この一件は文化の衝突でもあったけど、それがたとえばジダンの育ったアルジェリア・コミュニティにおいて家族への“侮辱”がどういう意味を持つのか、という方向にはいかなかった。それぞれが「国益」に基づいて、それぞれの属する共同体の価値観をふりかざすだけだった…気がする。
ドイツで行われたのはフットボールの祭典なんだと思っていたけど、やっぱり『民族の祭典』だったのかもしれない。大会の熱狂が高まるにつれて、なにか焦燥してくるあの感じはなんだったんだろう。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2006.11.24

アルゼンチンラグビーの“フレンチコネクション”

Sftouフランスラグビーとアルゼンチンラグビーの関係についてのAFPの記事があったので。

─ラグビーに関して、長いこと他の大国から見下されてきたアルゼンチンにとって、フランスは兄のようなものだ。そして土曜、スタッド・ドゥ・フランスで行われるフランス代表との試合では、スタメン15人のうちトップ14の選手が11人を数えることになる。

水曜に監督のマルセロ・ロフレダが伝えたチームには、スタッド・フランセの3選手(エルナンデス、コルレト、ピチョット)、クレルモンの3選手(ロンゴ、レデスマ、セルソ)、モンペリエの2選手(トデスキーニ、デュランド)、トゥールーズの2選手(アルバセテ、アサン)、バイヨンヌの1選手(ピオセク)が名を連ねている。
「フランス、アルゼンチンの間には、深いつながりと交流がある。トップ14で大勢のアルゼンチン人選手がプレーしているのには理由があるんだ」と、スタッド・トゥールーザンのプロップ、オマール・アサンは指摘する。

両国間の38テストマッチ(フランス29勝、アルゼンチン8勝、1分け)の始まりは1949年だった。それに反して、南半球のビッグスリーやブリタニークのネイションと対戦するのに、Pumasは30年、さらに40年待たなければならなかった。だから1979年に彼らが初めてオーストラリアと試合をするまで、高いレベルで戦うのに、アルゼンチンはフランスとの対戦で我慢しなければならなかった。

1995年、プロ化の到来で、両国の関係はさらに密接になる。アルゼンチンリーグはアマチュアのままで、大勢の選手が海外に活躍の場を移すことを選んだ。多くのPumasが彼らに合った環境を見つけたのは、フランス。
「何もかもがすっかり変わる。まったくのアマチュアリーグから来るんだからね」と、クレルモンの3列、ゴンサロ・ロンゴは強調する。「ここフランスでは、トレーニングする時間も休む時間もある。そのことすべてが、テクニック、フィジカル、メンタルの面でずいぶん僕達の助けになっている。個人のレベルも上がってるし、それが次にチームに反映されるんだ」

結果、1999年に、アルゼンチンは初めてワールドカップの準々決勝に勝ち進み、そこで…フランスに敗れた(26-47)。もっとも、それがBleusの対Pumas最後の勝利だ。Pumasはその後02年から04年までに4連勝した。
「僕達は選手全員をよく知ってるし、彼らのプレースタイルも分かってる。だからフランスに対しては、いつもそんなにコンプレックスはないんだよ」。アルゼンチンの主将でスクラムハーフのアグスティン・ピチョットはそう考えている。
そしてアルゼンチンの4連勝は、この2シーズンでアイルランドを除くシックスネイションズの全チームを破ったPumasの最近の好調にも意味を持っている。
「フランスみたいな強豪に勝ったことが、僕達の自信になっている」と、ロンゴは認めている。

今後、IRBにより世界6位にランクされ、Pumasは彼らの歴史上2度目のワールドカップ・クォーターファイナルを狙うだろう。1年のうちに…フランスで。そのために、彼らはおそらく9月7日の開幕戦で、新たにBleusを破らなければならない。
「アルゼンチンがワールドカップの初戦で、大いに助けてもらったチームと戦わなければならないなんて、フェアじゃないよ」。ピチョットは残念がる。「彼らとは当たりたくない。それがゲームの規則というものだけど、いい気分ではないね」─

| | Comments (0) | TrackBack (0)

戦う猫たち

Gyaaaしゃべる猫に続いて、猫は思った以上に戦っているという映像をYou Tubeから拾ってみました。
こちら↓は猫のオモシロ映像集ですが、とりわけ犬と戦う猫、子供に飛び蹴りをくらわす猫、さらに熊を追いかける猫(!)といった荒々しい猫たちの映像は見ものです。
http://www.youtube.com/watch?v=CWej4ZbrbbM

以前のエントリで、犬にメンチを切るノラ猫の画像を載せましたが、後日見かけた時には、飼い主に連れられた別の犬の鼻面をバリバリ引っかいているところでした。
思い起こせばウチの実家猫も若い時分は、廊下の陰から不意に飛びかかって父の足にかぶりつくという極道を繰り返していたものです。実は私もやられたことがある。7キロの大猫が両手を指まで広げて宙を飛んでくる光景は悪夢のようでした。

確かに獰猛な猫はいる。今、私の手元には『ニュースになったネコ』(ちくま文庫)という本がございます。その中からいくつか、背筋がゾクゾクするような記述を引用してみましょう。


「ネコのスパイクが襲撃したのは、郵便配達夫である。彼はランカシアのベリーに住む飼い主の家に郵便を届けにきた配達夫のうち、四人までを襲った

「スモーキー(注:猫)は藪の中からいきなり飛び出し、シェーバ(注:ラブラドルとコリーの雑種犬)に襲いかかったんです。わたしが見つけたときには足の裏の肉が食いちぎられ、あたり一面血だらけでした

「とにかく狂暴で、下宿人が飼っている二匹のイヌが散歩に出るたびに待ち伏せてこれを襲い、一緒に飼われているラブラドル犬を年中いじめ…」

「マキシー(雄猫、10キロ)がここに来てからというもの、みんなビクビクしてるんです。うちにいるもう一匹のネコをつかまえようとして、ドアに体当たりまでしてましたからね…あのときはドアの外側の板がはがれてしまいました


…これ↓はそのようなバイオレンスよりはセコイ、畜生同士の食をめぐる抗争です。
http://www.youtube.com/watch?v=nO3jk72MgW0
これも
http://www.youtube.com/watch?v=orEQ4378EDI

これは怖い…
http://www.youtube.com/watch?v=jyPY9SmhvQU&NR

そして最後は、題して“猫が攻撃する時”…
http://www.youtube.com/watch?v=tcxhOGyrCtI&NR

| | Comments (11) | TrackBack (0)

2006.11.23

ラガーマンの観光名所

Pumas2←トリコロールだけどニワトリじゃないお

アルゼンチン戦に臨むフランス代表に変更点は2つ、ドミニシとヤシュヴィリのスタメン復帰。ドミニシはルージュリーの位置に入ります。ラポルトとジオ・マゾは、「この交代はルージュリーの低調なパフォーマンスに対する処罰なのか」という見方を否定、あくまでも最初から決まっていたターンオーバーの一環だと強調しています。
現在ラポルトがワールドカップに想定しているウィングはエマンス、ルージュリー、ドミニシ、クレールの4人。うち3人がワールドカップに行くことになりそう。ラポルトは4人全員にチャンスを与えるつもりで、今回リストを外れたクレールは、次のシックスネイションズに招集される模様。ドミニシに関しては、彼がこのアルゼンチン戦で2週間前よりいいパフォーマンスを見せることを期待している、とコメントしています。

Elhorga (Agen) - Dominici (Stade Francais), Fritz (Stade Toulousain), Jauzion (Stade Toulousain), Heymans (Stade Toulousain) - (o) Traille (Biarritz), (m) Yachvili (Biarritz) - Martin (Stade Francais), Vermeulen (Clermont), Bonnaire (Bourgoin) - Pape (Castres), Nallet (Castres) - De Villiers (Stade Francais), Ibanez (Wasps/ANG, cap.), Milloud (Bourgoin)

Remplacants: Szarzewski (Stade Francais), Marconnet (Stade Francais), Jacquet (Clermont), Betsen (Biarritz), Mignoni (Clermont), Marty (Perpignan), Rougerie (Clermont)

一方のLos Pumasは、15人中11人がフランスのクラブでプレーする選手、という布陣で来ました。スタッド・フランセ3人、クレルモン3人、モンペリエ2人、トゥールーズ2人、バイヨンヌ1人。フランスは99年のワールドカップ準々決勝でアルゼンチンに勝って以来4連敗中で、最近では04年11月、あのベロドロームで負けたんだなあ…(14-24)。アルゼンチンはフランスの選手をよく知ってるし、プレースタイルも分かってるから苦手意識がないそうで、地元感覚なのね。
ラグビーに関しては、フランスとアルゼンチンは兄弟みたいなものなんだそうで、アルゼンチンにとってその関係の歴史は他の強豪国より長く、深い。それにしてもワールドカップ開幕カードの放送がないなんてネー。

そんなLos Pumasはブラックス同様、トレーニングの合間に余裕でディズニーランド・パリを訪れています。家族におみやげでも買うのかなと思ったら、しっかり楽しんでました。

Puma3

Hernandez - Piossek, M. Contepomi, F. Contepomi, Corleto - (o) Todeschini, (m) Pichot (cap) - J.F. Lobbe, Longo, Durand - Albacete, I.F. Lobbe - Hasan, Ledesma, Scelzo

Remplacants: Basualdo, Ayerza, Lozada, Leguizamon, Miranda, Senillosa, Agulla

| | Comments (0) | TrackBack (0)

再び 話す猫たち

Cattalk以前ブログを始める前の雑文のページに、『話す猫たち』というタイトルで、ウチの実家の猫が母にキッパリ「お母さん」と言った(これはヤなもんですよ)、という話を載せたことがあります。
で実際、猫は思った以上によくしゃべっている、という映像がコチラです↓

http://www.youtube.com/watch?v=z9dbO6SV-Dg

1匹目は、かなり明確な意志をもって人間のマネをしてる。2匹目は、「オイシイのためならなんでもします」という、ありがちなシチュエーションです。実際、よくTVなどで見かけるしゃべる猫の言葉は、圧倒的に「ゴハン」が多い。猫の食に対する意地汚さをよく表してますね。
実家の猫は生前毎晩のように、ウチの父と「もう寝ろ!」「イヤー!」というやりとりを繰り返していましたが、年をとってきて粗相をするようになった頃、母が「お父さんに怒られるからちゃんとトイレでしようね」と切々と言って聞かせていたら、じっと母の顔を見て聞いていて、うなずいて「ウン」と言ったそうです。

↓これはしゃべるというかレロレロ言ってるだけだけどカワイイよー。

http://www.youtube.com/watch?v=7tRWRSfcDuQ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.22

ラグビーテストマッチ フランス対ニュージーランド2戦目

Heym「弱さ」を許容できるか否かは共同体の成熟度のひとつの分かれ目でしょうが、勝った時には謙虚な勝者であるために、あるいはおのれを振り返るために、負けることは時に重要な意味を持つものです。要はその負け方と負けた後ね。
先週オールブラックスとのテストマッチ第1戦で、雨のスタッド・ジェルランに沈んだフランス代表。出会いがしらに大型トラックに衝突した事故みたいな趣もなきにしもあらずだったけど、スタッド・ドゥ・フランスで行われた第2戦は、再び11-23で敗れはしたものの、少なくとも発進する前に左右を確認するだけの冷静さは持ち直した様子です。

ジェルランでは開始早々の6分にブラックスのトライを許したフランスでしたが、今回は前半8分、トライユのハイパントをブラックスのマクドナルドがキャッチミスしたところを、フランスがエマンスに繋いでトライ(5-3)。彼は抜け目ないネ。
フランスのディフェンスは明らかに第1戦よりソリッドで、効果的なプレッシャーがブラックスのミスを誘います。が、40分のブラックスのトライは痛かったモヨウで(5-16)、ラポルト監督も、「我々はフランスの選手達が見せたメンタリティを大変誇らしく思うが、ハーフタイム直前のブラックスのトライには失望している」、と。
ブラックスは50分にもトライを重ね(5-23)、一方フランスは負傷のエリサルド息子と交代した(前半26分)ヤシュヴィリが54分にPGを決める(8-23)。その後双方のPGの失敗などでスコアは動かず。終了2分前になってブラックスのペナルティで、この点差にもかかわらずフランスがヤシュヴィリのPGを選択した意図はナゾ(11-23)。おかんむりのラポルトがカメラに抜かれたらしいゾ。

「フランス代表は別の顔を見せた」というのがここ数日よく目にした表現で、概して世論は「雪辱は果たせなかったが士気は高かった、第1戦より内容はずっとよかった」という感じ。2連敗でも今後に向けてのポジな点は評価しているようです。プルースに代わって主将を務めたイバネスは、「チームにとってこの試合が希望の動機になればと思う」、と言ってる。
コンサルタントのベネゼク氏は、特にフランスがディフェンシブなプレッシングで、オールブラックスに思うようなプレーをさせなかった点など、興味深いこともいくつかあったと言います。その反面この2試合で、ニュージーランドのディフェンスを揺さぶりゲームを支配する能力を示せなかったことは問題点であろう、と。

フランスは強力な相手に一丸となってよく戦いましたが、個々の選手について言えば、ラポルトは特にボネール、ヴェルムラン、レミー・マルタン、ベッツェンといった3列の選手の働きに満足しているとのこと。また1列ではミルーは強力で、2列のパプは前の週とは違ってスクラムの向上に貢献した。フルバックのエルオルガはフランス代表での彼のベストパフォーマンスだった、と評価しています。
エリサルド、ヤシュヴィリ、トライユのハーフ陣が要所でキチッとキックを決めてくれてたらナ、というのもあるんだけど、ともあれ彼らは足でブラックスにプレッシャーをかけようと試みた。パントの多用については、フランスのファンの中にも「前半のトライユのパントにはちょっとイライラしちゃったよ」、なんて声が聞かれたけれど、結果それがエマンスのトライに繋がった。ベネゼク氏は、フランスの攻撃にも揺るがないブラックスの守備の前では、最終的にパントキックがトライをマークするのにベストな方法だった、と分析しています。

試合の前には、120人の元代表選手の列席のもとでフランスラグビー100周年のセレモニーが催され、ジャン・レノのナレーションで代表の歴史を振り返るフィルムなども上映されたようです。試合球を運んだのは、BeauxisらU-21のワールドチャンピオン達。この試合で選手が着用したマイヨは1906年の代表へのオマージュで、襟付きのエクリュ白のクラシックなデザインのものでした。

さて土曜にはスタッド・ドゥ・フランスで、秋のテストマッチの最終戦であるアルゼンチン戦がありますが、怪我のプルース主将は最終的に引き続き棄権を表明し、フィリップ・セラの国内記録に並ぶ111キャップはおあずけ。また、試合中にふくらはぎを痛めたエリサルドに代わり、クレルモンのミニョーニが招集されました。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

2006.11.17

オールブラックス・イン・パリ

Absparis3

こんなこととか

Absparis2

こんなこととか

Absparis

こんなことばっかしてるようでも試合となったら強いんだろうなあ…

一番下はオールブラックスが水曜にフットボール代表のフランス対ギリシア戦(1-0)を観戦した時のものですが、で、昨日一番まぎらわしかったニュースの見出しが、
“Henry rencontre Domenech”
ヘンリーさんの方すか。
この試合の前に、フランスフット代表とブラックス双方の監督と主将が会って会話を交わしたというニュースなんですが、「オールブラックスはいわばフットにおけるブラジル。彼らこそ世界の頂点に君臨する、まさに神秘的存在ですな」なんてドムネク絶賛。ちょっとうさんくさい。そのドムネクとグラハム・ヘンリーのやりとりには、フットとラグビー、フランス人とニュージーランド人(だよね?)の違いがそれとなく出ているのかもしれません。

G.H 「ラグビーでは、勝つのは最高のチームです。なのにフットボールでは、そうでないことがよくありますね」
R.D 「いや、フットボールでは、勝ったチームが最高のチームだということですよ」

| | Comments (6) | TrackBack (0)

2006.11.15

レキップの分析 et オールブラックスとデジュネ

フランス代表復旧までの間、スザルゼヴスキの癒しの乳寄せ画像をご覧ください。
(最低のエントリだ…)

Szar_1


レキップ紙では毎回コンサルタントのローラン・ベネゼク氏が試合の分析をしています。オールブラックス戦のフランス代表の大敗について、ベネゼク氏は、両チームの差はとほうもなく大きいように見えるが、テクニカルな要素とフィジカルの要素は区別すべきだろうと言います。

まずテクニックの面では、この試合を取り巻く状況を考慮すべきではないか。つまり、ニュージーランドはトライネイションズのハイレベルな試合を戦いながら、フィジカルとテクニックをトレーニングして夏を共にすごしている。
一方、フランスは6月のテストマッチ以降長いこと一緒にプレーしておらず、コンビネーションを仕上げてオートマティスムを見出すのにたったの4日しかなかった。短時間でまとめられたフランス代表には、まだ確固たる背骨がない。トライユはSOとしてまだ2試合目、第3列は実験的だった。

またフィジカルの面では、ブラックスはすべてのポジションで強化され、どのチームにも勝っている。その溝は埋めがたく思える。
ベネゼク氏によれば、フランスにはおしなべてダイナミズムが欠けているのではないか、とのこと。フランスの選手達はいつも、必要な時にスピードアップできずに、同じリズムでプレーしている。それがこれほどの大差がついた理由ではないか、ということのようです。

極力ポジに考えればこれは“テスト”マッチで、問題点は今のうちに明らかになった方がいいだろうし、冒険もした方がヨロシイでしょう。だからオールブラックスのような強力なチームとの対戦はそれなりに意義深い…またトラウマにさえならなければ。すべては土曜の第2戦次第。
で、その第2戦のメンバーが発表されています。変更点は7つ。ラーラグが追加招集のエルオルガと交代、あとは先週控えだったエマンス、エリサルド、レミー・マルタン、ナレ、イバネス、ミルーがスタメンです。

Elhorga (Agen) - Rougerie (Clermont), Fritz (Stade Toulousain), Jauzion (Stade Toulousain), Heymans (Stade Toulousain) - (o) Traille (Biarritz), (m) Elissalde (Stade Toulousain) - Martin (Stade Francais), Vermeulen (Clermont), Bonnaire (Bourgoin) - Pape (Castres), Nallet (Castres) - De Villiers (Stade Francais), Ibanez (Wasps/ANG, cap.), Milloud (Bourgoin)

Remplacants : Szarzewski (Stade Francais), Marconnet (Stade Francais), Jacquet (Clermont), Betsen (Biarritz), Yachvili (Biarritz), Marty (Perpignan), Dominici (Stade Francais)


一方スタッド・ドゥ・フランスでの対戦をひかえたオールブラックスが何をしていたかというと、アディダスの企画で、スタッド・フランセの選手達と昼食会などを楽しんでいた模様。
アディダスは商魂たくましくも、15日からブラックスとスタッド・フランセのダブルネーム限定ポロシャツ(もちろんピンクと黒だ)を発売。画像の選手達が着てるのがそれで、アディダスショップとスタッド・フランセのブティックで45ユーロなり。

Abs

Abs3

Abs4

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.14

ラグビーテストマッチ フランス対ニュージーランド

Bleusabたとえば何人かのキープレイヤーの不在とか、選手のコンディションとか、トゥールーズの不調とか、やっぱSOは本職もお試しになってみては…とか、試合前からなんとなく「大丈夫かなあ」という気は多少していたし、しかも試合当日の天気はフランス代表のトラウマである、雨。
そんなこんなでスタッド・ジェルランで一敗地にまみれたフランス代表(3-47)、得点が前半22分のフリッツのDGだけではどうにもなりませんナ。

試合開始早々の6分にオールブラックスのトライを許し、11分にペナルティを取られ、22分にフリッツのDGで3ポイントを返すも(3-8)、その2分後になんとプルース主将がラインアウトでのチャージでシンビン。14人のフランスは30分にペナルティを得ますが、ヤシュヴィリはこのキックを外してしまう。後はブラックスの怒涛の6トライ…と、そのような経過だったらしい。トライユも困難な状況下でスプリングボクス戦のようなパフォーマンスができず、チームを救うことはできなかったようです。
プルース主将は「ボールをキープすることはできたし多くの時間を相手陣内でプレーしたが、カウンターにやられてしまった」と言い、イバネスは「我々が差をつけられているのは、ボールを持った時にスピードアップするブラックスの能力だ」と言い、ヤシュヴィリは「試合の間中フィジカルで圧倒されてしまった」と言い、ルージュリーは「僕達は自分達のミスのつけを払った」、と。

一方ラポルト監督の敗戦の弁はというと、
「04年と同じ無力感を覚えている。選手たちはよくやっていた。しかしオールブラックスはもっと強い。単に、ニュージーランドが我々や他のどのチームより強いというだけのことだ。彼らは100メートルを10秒で走り、我々は今のところ12秒で走っている。我々は(ミスによって)彼らの仕事を助けてしまったとも思う。1トライ目についてはルージュリーがタックルをミスし、それから2つのペナルティで11ポイント、さらにプルースのシンビンだ。ファビアン(プルース)のイエローカードは厳しいが、それも試合の一部だ。私はファビアンに対して怒っている、というのは我々は10分間14人でプレーせざるをえなくなり、へとへとになってしまったから。前半の終わりには、このエネルギーの消費の代償を払うことになってしまった。試合の入り方はよかった。しかし最初のトライとペナルティがすべてを変えた」
プルースのシンビンについては、試合の前にパリジャン紙かどこかで見かけた「オールブラックスは審判に有利な判定をされているのか」というような見出しを思い出したりするけど、そのへんの事情は私にはよく分からない。


大敗にもかかわらず、ラポルト監督は土曜にオールブラックスとの2戦目を戦うチームに多くの変更はしないようです。追加招集されたのはベッツェンとアジャンのフルバック、エルオルガの2選手。
「我々は他の変更も検討したが、怪我人の関係(アリノルドキ、チオン、ミシャラク、リエヴルモンら)で難しかった。デュソトワールやラーラグを罰したくはなかった。しかし、ベッツェンもエルオルガも同じくチームの一員だ」
さらに月曜になって、肋軟骨を痛めたプルース主将が棄権を表明し、クレルモンのジャケが追加招集され、スタッド・ドゥ・フランスでのオールブラックス戦はイバネスが主将を務めることになりそうです。

さらに代表に衝撃が走ったのは、先週金曜のリーグ戦で怪我から復帰したばかりのミシャラクがその試合でまた負傷し、右膝の内側靭帯断裂と診断されたことでした。少なくとも3~4ヶ月の離脱が予想され、シックスネイションズでプレーするミシャラクの姿を見るのは難しいかもしれない。内側は彼がずっと痛めていたところだったと思うんだけど、代表戦でトゥールーズの主力が抜けるので復帰を急いでしまったのかどうか、むごいことです…

| | Comments (7) | TrackBack (0)

2006.11.13

ラグビーテストマッチ イングランド対アルゼンチン

Lospumasフランスとオールブラックスのリヨンの夜は、3-47でホームのフランスがノートライ完敗という(ノ∀`)アチャーな結果に終わっていますが、負ける時はこんな感じでしょうというヨカンもなくはなかった。それもまあ可愛げというか、私はフランス代表のこういう、もろさとうらはらなところも含めて好きなんですハイ。このへんは説明しにくいんだけど、自分がスポーツに求めてるのはあくまでもマッチョイズムじゃなくて、素晴らしくも哀しくもあるイミテイション・オブ・ライフじゃないかってことなのね。良くも悪しくも。
やられましたな
http://editorial.gettyimages.com/source/search/details_pop.aspx?iid=72509009&cdi=0
ジョジオンしっかりしてー
http://editorial.gettyimages.com/source/search/details_pop.aspx?iid=72509336&cdi=0


フランスのことはまた後日として、まずはアルゼンチンがイングランドに25-18で歴史的勝利です。1トライ6PG、うち前半24分に交代出場したトデスキーニが22ポイントを挙げ、ミスもあったけれど、これまでトゥイッケナムで勝ったことがなかったアルゼンチンが粘り勝ち。最後の3分間のアルゼンチンゴールライン際の攻防はシビレタ。試合が終わった時、主将ピチョットはチームメイトを集めて、「この瞬間を10秒間楽しむんだ、僕達は歴史を作っている」、と。
随所にやはりアルゼンチンのフットに通じる「らしさ」があったように思いました。キックの冴え、そしてフットのDFがしばしば見せるタフなメンタルと狡猾さ。ラテンのハート。いいチームだな。

経験豊かなピチョットは、55分にトデスキーニのトライを生んだインターセプトの瞬間に、「この試合に勝てる!」と確信したらしい。9-10で前半を折り返し、「ハーフタイムに、僕達が得点したらイングランドは崩れると踏んだんだ。彼らは崩れはしなかったけど、もう立ち直る力はなかった」。彼は前の週のペルピニャン戦で怪我の治療から復帰して、今季はたしかわずか30分間しかプレーしてないはずなんだけど、まったくそうは見えなかった。
初めてプレーを見たエルナンデスもテクニックのあるいい選手で、しかも若くてカッコイイ。パリで人気があるのも分かるなぁ。イングランドのファーストトライにつながった彼のタックルミスは、スタッド・フランセのファンによれば「レアなミス」なんだそうで。

PichotrobinsonしかしLos Pumasの主将は、このような勝利の後でも冷静なのでした。また、負けたイングランドを叩くべきではないと言って対戦相手を擁護してもいます。
「この勝利はアルゼンチンにとって大きな意味がある。でも月曜になれば、あなたがたジャーナリストはPumasのことは忘れて別の話題に移っているだろう。1日か2日大きくとり上げて、それからもう僕達にはかかわらない、そういうものだよ。僕達はビッグトーナメントを戦うに値する。でも、それは経済的な問題だ。今僕はハッピーだけど、今後ラグビーの責任者は僕達に対して何らかのことをしなければならない」
「イングランドの選手達が観客に野次られるのを聞いて、ちょっと悲しくなってしまったよ。負けた時っていうのはね、こんなふうにもう十分つらいものなんだ。彼らは全力を尽くしてこの試合を戦っていたよ」

選手にとって、敗戦の事実以上に厳しい批評はないんだってことですね。シックスネイションズでミシャラクがスタッド・ドゥ・フランスの観客にブーイングされたことについて、レミー・マルタンが言ってたことをちょっと思い出します。
「ラグビーの試合の最後に、ある選手に対するブーイングを聞いたなんて初めてだ。そういうのはむしろフットにおまかせするよ」

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.12

彼らのグリンタをあなどってはいけない

アルゼンチンがトゥイッケナムでイングランドに勝ったわァ~。

Sfarg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.10

変なモノ好きが勧める洋楽ビデオ

タイトルのとおり、琴線に触れる変なミュージックビデオをご紹介しつつ、ワタシの趣味を疑っていただこうというエントリです。秋の夜長にどうでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=5pK8tnPiDPc

↑元ペイヴメントのスティーヴ・マルクマスのソロ1作目から“Jo Jo's Jacket”のプロモビデオ。アルバムのビジュアルの不穏な男前ぶりはやっぱりジョークだったか、という映像です。で何でスキンヘッドなのよ、というのは、これはあくまでもDr.イーブルなどではなくユル・ブリンナー。そういう歌詞なんですナ※。2001年やレイジング・ブルなど、映画のパロディも織り込まれていますが、それより何より子猫がかわいい、子猫が。製作はシャイノーラだけど、「シャイノーラの映像作品」でなく、あくまで「スティーヴ・マルクマスのミュージックビデオ」に踏みとどまってるとこがいい。
(※ “僕は君が考えてるような人間じゃない、シャムの王様で映画スターのユル・ブリンナーなのさ。ウエストワールドは見ただろ?ロボットのカウボーイ役、あれはハマってたね実際”)


http://www.youtube.com/watch?v=hQGAEY9uXc8

↑曲も映像も変だがやってる本人が一番摩訶不思議な、ロビン・ヒッチコックの84年のビデオクリップ。タイトルは“電球頭の男(The man with the lightbulb head)”です。たははは。その他にも“風船男(Balloon Man)”という似たようなテイストのクリップがあります。ジョナサン・デミがライブビデオを撮ったりとか、その種のカルト的な人気がある人。これはソロ初期の作品で、アメリカの大学生に大ウケしました。低予算ならではの味わいがかえってブキミでユーモラス。意外と古くないね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Allez, Vamos

Lancer2Laharrague - Rougerie, Fritz, Jauzion, Dominici - Traille, Yachvili - Bonnaire, Vermeulen, Dusautoir - Pape, Pelous - De Villiers, Szarzewski, Marconnet
ロンセロが、ウチのフロントローは欧州一だぜ~、と豪語したスタッド・フランセの1列で、スタッド・ジェルランでのオールブラックス戦に臨みます。若手フッカーの両脇に経験豊富なベテランプロップのこの並びは、やっぱりおさまりがよろしいね。

アルゼンチン代表も、土曜にトゥイッケナムでイングランドと対戦。
Juan Martin Hernandez (Stade Francais/FRA) - Jose Nunez Piossek (Bayonne/FRA), Miguel Avramovic (Worcester/ENG), Gonzalo Tiesi (London Irish/ENG), Pablo Gomez Cora (Lomas Athletic) - (o) Felipe Contepomi (Leinster/IRL), (m) Agustin Pichot (Stade Francais/FRA, cap) - Juan Manuel Leguizamon (London Irish/ENG), Gonzalo Longo (Montferrand/FRA), Juan Fernandez Lobbe (Sale/ENG) - Patricio Albacete (Pau/FRA), Ignacio Fernandez Lobbe (Sale/ENG) - Omar Hasan (Toulouse/FRA), Mario Ledesma (Montferrand/FRA), Marcos Ayerza (Leicester/ENG)

この試合は23:25からJスポPlusでライブがあります。なぜかイングランドのテストマッチだけは放送がある。テベスも代表を激励に来たらしいヨ。主将のピチョットとエルナンデスはいるけど、ロンセロとボルヘスはペルピニャン戦で怪我をして欠場。6週間のアウトということなので、フランス戦も無理でしょう。「戦士」ロンセロたんはスタッド・フランセのフロントローとの対決(ぐっときますナ)をとっても楽しみにしていたようなので、私も残念だなァ…

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2006.11.07

ラグビーニュース オールブラックス戦招集選手

土曜のペルピニャンとスタッド・フランセの試合は、ペルピニャンがスタッド・フランセを11-10の僅差でかわして勝ち。週末、パリのチームはフット、ラグビー共に“血と金”のチームに敗れてしまったわけなんだね。スタッドフランセにとっては結果以上に怪我人の続出が痛かったもようで、特にFWはもーバタバタ。ロンセロが怪我して初出場のレデスマが入って、そのレデスマも怪我して、フッカーのブランがプロップをやったり、最終的にはディミトリが左プロップをやってたってことかなコレ(ちょっと見たかった…)
その中で、負傷のBeauxisに代わって、後半ピチョットが久々に復帰したらしいのはポジな話題でしょう。

↓ドゥヴィリエ(渋)が左をやってる時間帯

Sffw_1

代表組は息つく間もなく11日のオールブラックス戦に備えて既に合流。スザルゼヴスキも最近は怪我人や退場者の関係でフル稼動気味で、疲れが心配ですけど、マルクシに集合した選手達は、直前に怪我が伝えられた選手達(イバネス、デュソトワール、フリッツ、ラーラグら)も含めてフィジカルにはおおむね問題ないそうです。みんな怪我するなヨ~。


オールブラックス戦に招集されたメンバーは、各選手のコンディションを考慮すれば、目新しい話題は好調クレルモンの3列ヴェルムランの3年ぶりの復帰くらいで特にサプライズはなし。若きスタンドオフBeauxisの招集が実現しなかったのは、ラポルトもここへきてリスクは犯さなかったということなのか、ちょっと残念だワ~(中継ないけど)
怪我のミシャラクに代わって、SOは夏のスプリングボクス戦でいい働きを見せたトライユが引き続き務める予定で、彼にもしものことがあった場合は、最近クラブでSOをやっているジョジオンが代わることになりそう。ラポルトは、チームのオートマティスムのためにできるだけトライユにプレーさせたい、と言ってる。

招集を外れた選手の中では、ベッツェンとマーニュはクラブでコンスタントでないことが理由らしい。ラポルト的には、3列の選手は、夏のテストマッチの途中で負傷したデュソトワールをもうちょっと見たいようです。
また、ルージュリーは戻ったけれど、スプリングボクス戦で2トライを挙げてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたクレールは選ばれず。発表の時点でメンバーを外れていたナレは、その後チオンが負傷したため追加招集されました。

一方、ふくらはぎを負傷して以来サラセンズでの出場機会に恵まれていないらしいカステニェードは、「決めるのは監督、でも自分はもう完調だと感じている」とコメントを出していたけれど、やはり今回のリストには入らなかった。が、ラポルトの現在のフルバックの優先は依然カステニェードとラーラグで、さらにドミニシもこのポジションでプレーできるから、ラーラグは今回のテストマッチでこのポジションのレギュラーにふさわしいことを証明しなければならないね、とのことでした。

Les 22 joueurs selectionnes : (発表時)
Avants (12) : Ibanez (Wasps/ANG), Szarzewski (Stade Francais), Marconnet (Stade Francais), De Villiers (Stade Francais), Milloud (Bourgoin), Pelous (Stade Toulousain, cap.), Thion (Biarritz), Pape (Castres), Martin (Stade Francais), Bonnaire (Bourgoin), Vermeulen (Clermont), Dusautoir (Stade Toulousain)

Arrieres (10) : Yachvili (Biarritz), Elissalde (Stade Toulousain), Traille (Biarritz), Fritz (Stade Toulousain), Jauzion (Stade Toulousain), Marty (Perpignan), Heymans (Stade Toulousain), Dominici (Stade Francais), Rougerie (Clermont), J. Laharrague (Perpignan)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« October 2006 | Main | December 2006 »