連想のNYシーン
当サイトのURLは、元フィーリーズ、ラウンジ・リザーズのドラマー、アントン・フィアの音楽ユニットの名前から取っている。ゴールデン・パロミノス…palominoというのは月毛の馬のこと。そのパロミノスのずいぶん前に見たビデオクリップをもう一度見たいとずっと思っていたんだけれど、イヤー何でもあるのねYou Tube。
円環、螺旋、回転のイメージ。誰が撮ったのかは知らない。U2の“The Unforgettable Fire”のクリップに似ている気もする。ゴダールの“映画史”を思い出すところもあるけど、たしか“映画史”の方が少し後なのよね。
http://www.youtube.com/watch?v=JHkxBiiL-9Y
映像の中で、REMのマイケル・スタイプ(このアルバム“Visions of Excess”に参加していた)が一瞬振り返る印象的なカットが、本当にあったのか、記憶違いなのかを確認したかった。この曲でスタイプはそれまでになくハッキリした歌い方をしてるけれど、それはアントン・フィアが彼のモゴモゴした歌い方にダメ出ししたからだそうだ。それはREMのひとつの転機でもあったようで、その翌年にリリースされたアルバム“Lifes Rich Pageant ”は、吹っ切れたようなサウンドと…「おい歌詞が聞き取れるよ」という…オドロキをもって迎えられた。
当時からREMの活動は神出鬼没で、様々なミュージシャンの作品に参加したりして、思わぬところで彼らの名前を目にすることもあった。92年頃だったか、深夜のフジテレビ(だと思う)で海外の実験的な映像作品を紹介する番組をやっていたんだけど、チャンネルを合わせていて、突然マイケル・スタイプのアップが映し出されてびっくり。ニューヨークのモダン・アーティスト、ロバート・ロンゴのビデオ作品“Arena Brains”の一場面だった。ヘアスタイルを見ると、“Lifes Rich...”と“Document”の間くらいの撮影かな。
http://www.youtube.com/watch?v=lL-9968-Fk4
ロバート・ロンゴはREMの“The One I Love”のミュージック・ビデオも撮っているけど(たしか)、一番ロンゴらしさが出てるのはニュー・オーダーの“Bizarre Love Triangle”じゃないかと思う。青空に舞うスーツの男は、ロンゴの代表作“Men In The Cities”の、踊っているのか撃たれて倒れるところなのか判然としない宙吊りの人物像そのまま。80年代アートシーンの象徴的なイメージ。
http://www.youtube.com/watch?v=33l986syn5o
「宙を舞う人物」のイメージは思わぬところに影響を与えてるんでないか、というのがコレ(多分考えすぎ)。どっちかというとパロディかな。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツはニューヨーク・ブルックリンのヘンテコなポップ・デュオで、場所柄か、彼らの作品にはさりげな~くコンテンポラリー・アートなフンイキがある。彼らのビデオ作品はとっても楽しい。これも好き。以上、とりとめもないニューヨーク方面連想の旅。
http://www.youtube.com/watch?v=7dQLkxz6c2E
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