« 戦う猫たち | Main | ラテン系ラグビーというくくりはありなのだろうか »

2006.11.24

アルゼンチンラグビーの“フレンチコネクション”

Sftouフランスラグビーとアルゼンチンラグビーの関係についてのAFPの記事があったので。

─ラグビーに関して、長いこと他の大国から見下されてきたアルゼンチンにとって、フランスは兄のようなものだ。そして土曜、スタッド・ドゥ・フランスで行われるフランス代表との試合では、スタメン15人のうちトップ14の選手が11人を数えることになる。

水曜に監督のマルセロ・ロフレダが伝えたチームには、スタッド・フランセの3選手(エルナンデス、コルレト、ピチョット)、クレルモンの3選手(ロンゴ、レデスマ、セルソ)、モンペリエの2選手(トデスキーニ、デュランド)、トゥールーズの2選手(アルバセテ、アサン)、バイヨンヌの1選手(ピオセク)が名を連ねている。
「フランス、アルゼンチンの間には、深いつながりと交流がある。トップ14で大勢のアルゼンチン人選手がプレーしているのには理由があるんだ」と、スタッド・トゥールーザンのプロップ、オマール・アサンは指摘する。

両国間の38テストマッチ(フランス29勝、アルゼンチン8勝、1分け)の始まりは1949年だった。それに反して、南半球のビッグスリーやブリタニークのネイションと対戦するのに、Pumasは30年、さらに40年待たなければならなかった。だから1979年に彼らが初めてオーストラリアと試合をするまで、高いレベルで戦うのに、アルゼンチンはフランスとの対戦で我慢しなければならなかった。

1995年、プロ化の到来で、両国の関係はさらに密接になる。アルゼンチンリーグはアマチュアのままで、大勢の選手が海外に活躍の場を移すことを選んだ。多くのPumasが彼らに合った環境を見つけたのは、フランス。
「何もかもがすっかり変わる。まったくのアマチュアリーグから来るんだからね」と、クレルモンの3列、ゴンサロ・ロンゴは強調する。「ここフランスでは、トレーニングする時間も休む時間もある。そのことすべてが、テクニック、フィジカル、メンタルの面でずいぶん僕達の助けになっている。個人のレベルも上がってるし、それが次にチームに反映されるんだ」

結果、1999年に、アルゼンチンは初めてワールドカップの準々決勝に勝ち進み、そこで…フランスに敗れた(26-47)。もっとも、それがBleusの対Pumas最後の勝利だ。Pumasはその後02年から04年までに4連勝した。
「僕達は選手全員をよく知ってるし、彼らのプレースタイルも分かってる。だからフランスに対しては、いつもそんなにコンプレックスはないんだよ」。アルゼンチンの主将でスクラムハーフのアグスティン・ピチョットはそう考えている。
そしてアルゼンチンの4連勝は、この2シーズンでアイルランドを除くシックスネイションズの全チームを破ったPumasの最近の好調にも意味を持っている。
「フランスみたいな強豪に勝ったことが、僕達の自信になっている」と、ロンゴは認めている。

今後、IRBにより世界6位にランクされ、Pumasは彼らの歴史上2度目のワールドカップ・クォーターファイナルを狙うだろう。1年のうちに…フランスで。そのために、彼らはおそらく9月7日の開幕戦で、新たにBleusを破らなければならない。
「アルゼンチンがワールドカップの初戦で、大いに助けてもらったチームと戦わなければならないなんて、フェアじゃないよ」。ピチョットは残念がる。「彼らとは当たりたくない。それがゲームの規則というものだけど、いい気分ではないね」─

|

« 戦う猫たち | Main | ラテン系ラグビーというくくりはありなのだろうか »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91018/12809659

Listed below are links to weblogs that reference アルゼンチンラグビーの“フレンチコネクション”:

« 戦う猫たち | Main | ラテン系ラグビーというくくりはありなのだろうか »