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2006.10.29

協会とJスポに捧げるマクス・グアジニ・インタビュー

どういう事情かは存じませんが、秋のテストマッチのフランス代表の試合はどうやら本格的に放送してもらえそうにないので、今日はさびしさのあまりターバン野口を折ってみました。よいこのみんなはお金をそまつにしてはいけないよ。
http://www.youtube.com/watch?v=DXLXR3PxACc

Noguchi4_1


ル・モンド: 「ワールドカップは来年の9月、10月にフランスで行われます。我々はポピュラーな成功を収めることができるでしょうか」

グアジニ: 「それはコマーシャル・メッセージの問題です。というのは現在フランスでは、国民の3人に2人はワールドカップがわが国で開催されることを知らないのです。ワールドカップは本来、特別なマジックを持つ世界的なイベント。人々に夢を見せなければならない。私個人としては、“Allez au contact”のテーマのもとに張られたキャンペーンが人に夢を見せるとは思いません。イベントのマジックが足りないのです。それはどちらかというと、ラグビースクールためのパトロナージュの宣伝に似ています」

「スタッド・フランセで、我々は“観客ゼロ”からスタートしましたが、今ではスタッド・ドゥ・フランスを一杯にしている。ここまで来るのに我々は大いに働きました。特に、クラブのイメージに関して。我々はもちろんスポーツ面の結果も出しましたし、それがベースです。しかし、それでは十分ではない。我々は子供や女性の観客に向けたキャンペーンで、こちらから人々に呼びかけにもいったのです。型にはまらぬユーモアでね」

「この種のイベント(スタッド・フランセ対ビアリッツのような)がいつか息切れするんじゃないかという不安はないか、ですって?あれはあくまでも例外的なイベント。年に2回の特別なイベントであって、それ以上ではありません。とはいえ、今から10年ほど前にラグビーのプロ化が決まった時から、アマチュアだった頃の観客層ではもう満足できない。この種のグラン・ランデブーは南半球のラグビーやアメリカンフットボールにもあります。この点で、フランスは相変わらずとても伝統主義です。少なくとも、何人かのラグビーの幹部は」

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2006.10.27

“ニッポン”でいいじゃん

エリサルさんの跡を引き継ぐジョン・カーワンさんの日本代表HC就任は、レキップのラグビーニュースのトップ記事にもなってましたが、ジョン・カーワンについて考えようとするとウォン・カーウァイで頭がいっぱいになってしまう。もうほんとに素人ですみません。で、いつも思うんだけど、なんで日本代表のことを“ジャパン”って言うのかな。


エントリのタイトルを考えるのは好きで、書名や曲名や映画のタイトルを、かな~り苦しいこじつけでエントリタイトルにすることもあるから、時々意味不明になってるかもしれない。ごめんなさい。もうね私のブログなんて99%自己満足ですよ。昨日の「裏切り者がいる」というのは、レザボア・ドッグスのMr.ピンクのセリフ(たしか)というだけのことで、特に深い意味はありませんでした。人数もちょうど6人だったし。
実際、たとえば「プラネット○ース」の大自然の驚異に感動した真面目な視聴者が、うっかり検索でスザルゼヴスキの大自然を引っかけてしまう可能性とかを考えると軽く死にたくなります。が、こればっかりは趣味なのでねー。

【今日の一枚】
さあスクラム組むどー、という場面だと思うスタッド・フランセのFW陣。私はなぜかフットではDF、ラグビーではFWが好きです。好きな選手がたまたまソコってこともあるかもしれないけど、個人的に、よりチームスポーツのスピリットを感じるからかもしれない。
ディミトリはまだスタンバイしてないけど、ロンセロの取り組みは早い。いつもなんとなくセクハラチックに見えてしまうのはなぜ。

Sffw

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2006.10.26

“この中に裏切り者がいる”

Maxlomu

マクス・グアジニと、スタッド・フランセのマイヨを着たロムーが握手…といってももちろん、ロムーがスタッド・フランセと契約?なんてニュースじゃありません。24日、アディダスがシャンゼリゼに開店したショップのオープニングレセプションでのひとコマ。ジダンやジブリル・シセら、スポーツ界の著名人が招待されたそうです。

この夜、スタッド・フランセの選手と共に招待されていたグアジニは、ロムーに花のマイヨを贈り、ロムーはお返しにオールブラックスのジャージにサイン。そのジャージには以下のように記されていたそうな。
“To Max, Mister Pink”

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2006.10.24

Jスポがフランスのテストマッチをやってくれそうにないので激しく落胆している

Rmなんてことだ。

ハイネケンカップは、スタッド・フランセがイタリアで6トライを挙げて危なげなく勝ち、ビアリッツ、ペルピニャン、アジャンも初戦で勝利を収めましたが、トゥールーズは大丈夫かな。
ビアリッツ戦に引き続き欠場のレミー・マルタンは、結局危険なプレーでサスペンション20日間が言い渡されてます。彼は見たところスタッド・フランセでファンに一番親しまれてる選手の1人のようで、私も好きな選手。以前チームで仲のいい選手を聞かれて、ディミトリ・スザルゼヴスキととてもいい付き合いをしてるよ、と答えていたけど、彼はスザルゼヴスキより4つも年上なのよね。ディミトリが落ち着いてるのかそれとも。

【レミー・マルタンに関するメモ】
・79年8月10日生 フランカー 196cm102kg
・ラグビーは10歳の時、出身地オブナで始めた
・キャリア最高の思い出は99年、オブナがfederale1リーグの決勝で優勝したこと
・地毛の色は明るい栗色
・コアラに似てるといわれる

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2006.10.20

メルシー、カイザック

Heinekenそうこうしているうちに、今週末からラグビーのヨーロッパカップが始まってしまう。絶対日本でも放映した方がいいってコレ。プロモ次第で「欧州フットも最近ちょっとアレね」っていう新規さんも引っぱれると思うゾ。昨季は決勝で涙を呑んだヤシュヴィリ←、今季もガンバロー。
フランスからは、カストル&ペルピニャン(Pool1)、アジャン(Pool2)、スタッド・フランセ(3)、ブルゴワン(4)、トゥールーズ(5)、ビアリッツ(6)の7チーム。スタッド・フランセの初戦はアウェイでイタリアのCalvisanoと。また12月10日には、イングランドのチャンピオン、セール・シャークスを「パルク・デ・プランスに」迎えるビッグマッチがあります。

「我々はイングランド王者と対戦します。セールは我々のアミ、フィリップ・サン=タンドレが指揮し、セバスティアン・シャバルのような何人かのフランス人選手がプレーしている。この一戦で、ラグビーはパルク・デ・プランスへ帰還するでしょう。昨年は皆さんご存知のように、我々はパルクで試合を行うことができなかった。今年はPSGの新幹部のおかげで、それがまた可能になりました。グレイトなお祭りにするよう努めますよ」
(グアジニ会長)

昨季はブラヨが「ピッチが傷む」っていって貸さなかったんですよね。まあ確かに、試合見ててもスクラムの跡とかボコボコ開いてるし、PSGの会長としては貸したくないのも分からなくもないけど。
スタッド・フランセは98-99シーズンから、ヨーロッパカップの試合をもっと大きなスタジアムを借りて開催しているそうですが(初めはリールで、それからパルクで)、最近は他のクラブもこれに追随する動きを見せていて、グアジニ会長はそれはラグビーにとって喜ばしい傾向だと考えているようです。以下はル・モンドのインタビューから。これ結構面白いインタビューだったのよね。

Q: 最近は他のクラブもあなたがたに倣っていますね。
「まったくおっしゃるとおり。プロラグビーのどのクラブのそばにも、大きなフットボール・スタジアムがある。だから、ブルゴワンやトゥールーズもそうしているように、あるいはアジャンがやりたがっているように、この種のイベントを企画して仕事に取りかかる考えを持てば十分なのです。毎回、一か八かですよ。スポーツの面でも、金銭面でもね。しかし、それは発展するための賭けの一部です」

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2006.10.19

追い求める男達

Pedro大勢のアルゼンチン人選手が在籍するスタッド・フランセにまた1人若手プロップが加入、というニュースです。アルゼンチンのクラブRegatas Bella Vistaから来たペドロ・レデスマ。クレルモンに所属するアルゼンチン代表HOマリオ・レデスマの弟さんだそうで、U-19、21でもプレーしている選手。
←こんな21歳
現在スタッド・フランセのアルゼンチン人選手は6人。所属する数多くの外国人選手の中でも最多で、ファンの人気も高いようです。フランスでも多い方じゃないかな。そんな彼らをFWコーチのファブリス・ランドローが紹介。

ロドリゴ・ロンセロ(29歳、プロップ)
「超モダンなプロップ。高いレベルでプレーするためのフィジカル、テクニックのあらゆるクオリティを備えている。それに、彼には勝者のメンタリティがあって決して諦めない」

ルカス・ボルヘス(26歳、ウィング、フルバック)
「彼はスピーディー・ゴンザレス。確実にチームのベスト・タックラー。それに、ほんの少ししかミスをしない」

アグスティン・ピチョット(32歳、スクラムハーフ)
「彼は経験と才能を併せ持っている。現在、世界最高のスクラムハーフの1人。チームのリーダーだ」

イグナシオ・コルレト(28歳、フルバック)
「純粋なアタッカータイプ。すべては攻撃に基づいている。ゲームにおけるアクセル」

ファン・マルティン・エルナンデス(24歳、ウィング、フルバック)
「抜きん出たテクニックの持ち主。ポリバレントでもあり、バックスのあらゆるポジションをこなせるしキックもできる」

Sfpumas

左からピチョット、ロンセロ、コルレト、ボルヘス、エルナンデス

Los Pumasの主将でもあるピチョットは現在、恥骨結合炎(…かな?pubialgia)の治療に専念するため、開幕以来戦線離脱中。治療はフランスとスペインで行っているそうだけど、元フット・アルゼンチン代表のマッサジスタがビジャレアルにいて、彼を診ているのだとか。そういえば、代表選手と協会(UAR)間のストライキ騒動は、その後8月半ばに和解した模様。集中して来年のワールドカップに臨めそうです。開幕戦はスタッド・ドゥ・フランスでフランス代表とだけど、スタッド・フランセにいる選手にとっては庭みたいなものなのね。

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2006.10.17

Top14第11節 スタッド・フランセ対ビアリッツ

Sfsk入場観客数8万人、またもスタッド・ドゥ・フランスを一杯にした14日夜のスタッド・フランセ対ビアリッツは、22-16でホームのスタッド・フランセが勝利。勝負を決めたのはSOスクレラの正確なキック。前半に6回のキック(1コンバージョン、3PG、2DG)をすべて成功させています。

前の週にモントーバンで敗戦を喫し、いい流れを取り戻したいスタッド・フランセは、試合開始早々にビアリッツのディフェンスを突破したドミニシからソバドに繋いでトライ(5分)。前半、ポゼッションはビアリッツが上回りますが、百合の花のマイヨを着たパリジャンは、フットボールでいうところのカウンター(?)でビアリッツを揺さぶり、スクレラがチャンスを確実にポイントに結びつける。懸念された第3列(結局カイゼルとドゥ・プルーイが入った)も、よく持ちこたえます。
一方、この日はヤシュヴィリがベンチスタートで、デュピュイとトライユがハーフバックに入ったビアリッツは、いくつかあったチャンスをうまく活かせません。

試合の前半は観客を沸かせたものの(22-6)、後半に入ってスコアはパタリと動かなくなります。59分にはキックの精度が落ちてきたスクレラがBeauxisと交代。「最後の20分間は苦しかった」(オラドゥ主将)。
そしてパリのブランが74分にイエローカードを受けた直後に、ビアリッツのノワロがようやくソリッドなパリディフェンスを破ってトライを挙げ、ヤシュヴィリ(69分にデュピュイと交代)がコンバージョンを決めます。ヤシュヴィリはさらに試合終了1分前にPGを決め、6点差につめたところで終了のホイッスル。「前半は素晴らしかったし、後半の出だしもよかったけど、僕達はそれからちょっと疲れてしまった。ビアリッツは最後に立ち直って、僕達を難しい状況にした」(ドミニシ)
フランスの注目するビッグマッチはスタッド・フランセの勝利で終わりましたが、ビアリッツも土壇場でディフェンシブ・ボーナスポイントをもぎとりフランス王者の意地を見せています。

惜しまれるのは激しい試合の中で大勢の怪我人が出たこと。ビアリッツはアリノルドキ、Carizzaらが負傷。スタッド・フランセ側は、この日唯一の第3列の専門職サワビーが43分に担架で搬出されましたが、左足首を骨折する重傷で、復帰までは4ヶ月と見られています。チームにとっては大打撃、メディカル・ジョーカーを獲得せざるをえなくなるかもしれないとのこと。


さて、この日はスタジアムのピッチの状態も良く天気も穏やかな、絶好のお祭り日和だった模様。観客のお楽しみは試合ばかりでなく、マクス・グアジニ・プロデュースによるエンタテイメントでもあったようです。モトクロスやチアガールのショー、ゴスペルのコンサートなどなど。選手入場の前には、ジョン・レノンの「イマジン」が響きわたる中、空から黄金のボールを持った天使が降下してきたらしい…
スタッド・フランセのこの種の試合は、純粋にスポーツというよりイベント的な色合いもそこそこ濃いようですが、パリの潜在的な観客層(女性も含めて)をいかに週末のスタッド・ジャン=ブアンにつなげていくか、また国内の注目をラグビーや来年のワールドカップに向けさせるかといった点で、まあ、こういうのもひとつアリかなと思う(実際強いし)。フランスのクラブがみんなこんなだったらちょっと考えちゃうけど。あとは選手達が地に足をつけたままでいてくれれば…まあそれは大丈夫かな。

また同じ夜、パルク・デ・プランスではPSGがスダンと対戦していました。ラグビーに負けてなるかってわけじゃないだろうけど、後半いっぱい数的不利にもかかわらず4-2で勝利(プラティニも来てたらしいゾ)。ロテンの復帰、ジェペスのスタメン復帰、勝たなきゃしょうがないでしょ。パリはスポーツの夜だったんだね…


【画像で振り返るスタッド・フランセ対ビアリッツ】

14日付、お祭りムードのレキップとル・パリジャン。レキップの一面のもう一方は、リヨン対サンテティエンヌのローナルプ・ダービーでした

Press

試合開始を待つスタッド・ドゥ・フランス…

Sf1

↑セルジュ・ブランコとグアジニ  グアジニとドラノエ市長  スタンドのバスクの旗
ゴスペル隊  昨季優勝したパリのカデットの選手たち  ラグビーの天使キタ

↓ビアリッツのアルヘンティーナCarizzaと、ディエゴ・ドミンゲス

Sf2

ドミニシいわく、「素晴らしいお祭りだったよ。両チームとも試合を台無しにしなかった。僕達が勝者になって、この試合には大満足さ。スタッド・ドゥ・フランスの雰囲気を楽しめたかって?いちばん難しいのはラグビーの試合に集中したままでいることだ。お祭りは勝たなければ美しくない。僕達は勝たなければならない。それから、勝った時にはくつろいで花火を見るんだ」

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勝利の余韻に浸りつつ、ひととき花火を見上げる

Sf3

当日の様子はレキップでもご覧になれます。チアガールカワユス
http://www.lequipe.fr/Portfolio/Rugby/PORTFOLIO_T140607_11J_0.html
で、これ↓はパルクの方なんですけどジェペスとラコンブ。まあいろいろあるのよ

Yepetan

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2006.10.16

イタリアおめ

8万人入ったみたいですねスタッド・ドゥ・フランス。スタッド・フランセ対ビアリッツは明け方ネットで試合の経過を追っていたんですが、双方キッカーの出来が勝負を分けたかな、という感じでした。

今日はとりあえず、オフィシャル・フォトのミルコ・ベルガマスコがあまりにもオスカルなのでこれ上げて寝ます。イタリアも週末、モスクワでロシアに67-7で圧勝してヨーロッパ地区予選勝ち抜け。ワールドカップはニュージーランド、スコットランド、ルーマニアと同組。

Mb

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2006.10.13

カレンダーの使い道

Fil個人的にさしあたっての問題は、ラグビーの秋のテストマッチは何試合放映してもらえるのかということなんですけど、Jスポーツのサイトでは今のところイングランド対オールブラックス、イングランド対アルゼンチンの予定が入っていて、確かにアルゼンチンは見たことないのでかな~り見たいです。でも、どちらかというと来年のワールドカップの初戦カード(…ですよね?)、対フランスの方が見たい。
先月半ばに右膝の内側靭帯を痛めたミシャラクはテストマッチには間に合わなそうな感じだけど、彼に代わるのはトライユかボワイエか、はたまた噂のBeauxisか。見どころはいろいろあると思うんだけどな。


カレンダーの話をもう少し(まじめな話ね)。とかく露出のきわどさ(というか見えてる)が話題になりますが、そもそもこのカレンダーは人道的な目的に基づくものだという、ココが大事。グアジニ会長から直々に「ユー、一肌脱いでくれない?」なんて言われようものなら、これはちょっと断りきれない。ドミニシなんかは全然平気そうだけども。
昨年出た06年版のカレンダーは、ビアリッツのベッツェンが主催するアソシエーション“Les Enfants de Biemassy”(スポーツ活動を通じてカメルーンの子供たちが社会に溶け込むのを助けるのを目的とする)を支援しました。週末のスタッド・フランセ対ビアリッツの試合の後、スタッド・フランセの選手達からベッツェンに109,716ユーロの小切手が渡される予定だそうです。

実際スタッド・フランセの選手達が闘病やリハビリ中の子供達に夢を与えるための活動をしたりとか、PSGの選手達が体の不自由な子供達の施設を訪問したりとか、スポーツ選手はチャリティ活動に積極的ですよね。特にパリのクラブは、国を代表する首都のクラブであるという特殊な役割が伴います。
プロスポーツの世界にもノブレス・オブリージュはあると思うんですよ。それはライバルチームを侮辱したり、選手を次々とぶっこ抜いてスポーツの信頼や敬意を粉砕するようなことでもない…結局スポーツに何を求めるかって話になるんだと思うけど、まあ個人的には、Well I know where I'd rather be, Away from this cacophony...というわけで、最近フランスフット・コンテンツが停滞しがちなのはそんな事情なのね。


人道的精神といえば、今週の「トータルラグビー」では、ラグビーによるインドのストリート・チルドレン救済活動の特集をやってました。地域のラグビー大会の決勝で、この救済施設の子供達のチームが、かつては自分達を殴っていた警察官のチームと対戦して勝つという、ちょっと映画みたいな話です。
また、関係ないけど、メンバーのほとんどがプロップでBKが1人しかいなかったこともあるという、香港の外国人チーム(元イングランド代表もいる)が参加した魅惑の大会も特集されています。フロントロー好き必見。

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2006.10.12

ラグビーニュース 名前の表記って難しいよね

Sz2マジな話、アルゼンチン出身でイタリアに帰化してフランスでプレーしてるなんて選手の場合、どう表記すりゃいいんだと思うわけです。スザルゼヴスキも、常々シャルゼヴスキ(多分ポーランドの発音はそうなるんじゃないかな)に表記を変えようかと思ってる…やっぱ語感が。
←前々節では初めて主将をやりました

ビアリッツ戦はベストメンバーで来るかしら、なんてお気楽なことを言っていたら、それどころの話ではなかったワ~。ビッグマッチを前にして第3列がクライシスの模様。現在スタッド・フランセはただでさえラバダン、ビュルバンが負傷で外れているところに、パリッセとマウロ兄貴は代表戦で帰っちゃったし、さらにあろうことかレミーが前節レッドカードを頂戴。残るこのポジションの専門職はサワビーのみ、らしい。
LOのドゥ・プルーイを1列下げるんじゃないかとか、また、こんな時のためのフッカーカイゼル君の3列目起用ですが、そのカイゼル君もどうやらモントーバン戦で膝を打撲したらしく、最悪の場合、フッカーの仕事はブランに託してスザルゼヴスキがフランカーをやるという前代未聞の事態も予想されています。ただ、プレシーズンマッチでブランが第3列をやってたような記憶がうっすらあるんだけど…


おめでたい話題をひとつ。アジャンのウィング、カウカウニブカ(ザウザウニブカですか?)とトゥールーズのフリッツが、それぞれ05-06シーズンのTop14とフランス代表のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたというニュースです。
2シーズン連続でリーグ最多トライを挙げている(16、17トライ)カウカウニブカは、現在はまだフィジーにいて、LNRの主催する授賞式には出席しなかった模様。なんでも彼自身が腸チフスにやられたとか、先月半ばに帝王切開で2人目の子供を出産した奥さんの健康などの問題で、この夏以来彼の帰還は何度も延期されてきたそうなんです、が、クラブによればいよいよこの土曜に帰ってくるらしい。

05-06シーズン
Top14最優秀選手:Rupeni Caucaunibuca (Agen)
最優秀代表選手:Florian Fritz (Stade Toulousain)
レベレイション・オブ・ザ・シーズン:Lionel Beauxis (Pau, Stade Francais)
ProD2最優秀選手:Sebastien Fauque (Montauban)
Top14最優秀監督:Jacques Delmas (Biarritz)
ProD2最優秀監督:Henri Broncan (Auch)
最優秀審判:Joel Jutge

Tpotその他、Top14で一番いい観客としてバイヨンヌのサポーターが選ばれているのは、なんとなく分かるような気がする、Pottokaこみで(←2次元ではこうなる)。ProD2ではモントーバンのサポーター。
そして昨季の「最も感動的なシーン」として、05年10月9日、トゥールーズのホームで試合中に頬骨を骨折する怪我を負ったビアリッツのベッツェンが、ピッチを下がる時に、トゥールーズの観客がスタンディング・オベイションを送ったという出来事が選ばれています。

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2006.10.10

第10節追記

Snこんなことばっかやっていいのだろうか、という以前に一体誰が読むのか、という気がしなくもないフランスラグビーニュースですけど、まあいっか。心配されたニヤンガの怪我は検査の結果、膝の靭帯は痛めておらず、2週間もすればトレーニングに復帰できる見込み。11月のテストマッチ、ニュージーランド戦とアルゼンチン戦にも支障ないだろうとのことでした。

先週末は、ブルゴワン・ジャリュー対クレルモン・オーヴェルニュの…これもダービーマッチということになるのかな…で、ルージュリーも足首を痛めたみたいなんですが、こちらはそれほど重い怪我ではなさそう。この一戦はASサンテティエンヌのホームスタジアム、ル・ショードロン(大鍋)ことジョフロワ・ギシャールで開催され、2万2千人の観客を集めた模様。結果は22-28でクレルモンが勝ち、前節でトゥールーズを大差で下した勢いをキープしています。現在2位、シーズン前のフィジカル・トレーニングの成果が出ているようです。
試合の前にサンテティエンヌのブラジル人FW、イラン・アラウージョが始球式をやったそうで、ラグビーの始球式に出た感想は、「みんなデカイねー」だそうな。

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2006.10.09

ラグビーニュース TOP14第10節など

Remym6、7日に行われたTOP14第10節は、まず金曜の試合で、ここまで無敗のスタッド・フランセがモントーバンのホームで今季初黒星(15-9)。いや判定にはみんなカンカンですよ。パリはこの試合でイエロー2枚に赤1枚、特に後半66分のレミー・マルタンの退場(頭突き)と71分のオラドゥ主将のシンビンで、最後は13人でなんとか6点差で終わったという散々な日。
ガルティエも「がっかりしている。我々は実際戦わずして負けたようなものだ」と、厳しすぎる判定にご不満の様子。ファンの中には、「パリ嫌いの南西部の審判の何人かにはウンザリしちゃうよ」なんて声もあるし、やっぱそう思う?

というか目下モントーバンが絶好調なんですな。前節でペルピニャン、前々節ではビアリッツを破って現在5位。昨季のProD2の優勝・昇格チームですが、そういえば夏頃わりと積極的な補強のニュースを見かけたような気もする。うーん、台風の目になるかな。どうかな。

Italiaportogalloレミーはそんな事情で、ビアリッツ戦には出られないかもしれない。パリは現在ドミニシ(また?)、リーベンベルク、メッシーナ、ビュルバン、ロンセロが負傷していて、ベルガマスコ兄弟はワールドカップの欧州予選で留守中。(そのイタリア代表は7日、実に13トライを挙げて83-0でポルトガルを粉砕しました。次の土曜はモスクワでロシア戦…?イタリア語はわかんないよ)

10節のその他の試合では、前節クレルモンのホームで大敗した(46-9)トゥールーズは、ナルボンヌ戦で苦しみながらも今季6勝目を挙げています(40-34)。フリッツ、クレールのトライと何よりエリサルド息子のキックのおかげで、ホームで最悪の事態は回避した模様。シーズンの出だしはよかったものの不安定な戦いぶりが続くトゥールーズ、怪我人が多いようです。この試合ではニヤンガが左膝を捻挫(ああ嫌だね…)、痛めたのは外側靭帯か外半月板と言われてますが、検査の結果はどうだったのかな。
前節アジャンに敗れたビアリッツは、スタッド・ドゥ・フランスでのビッグマッチを前に、ヤシュヴィリの活躍などでペルピニャン相手に25-10でキッチリ勝利を収めています。

【10節終了時順位】
1 スタッド・フランセ (41Pts)
2 クレルモン (29)
3 トゥールーズ(29)
4 ビアリッツ (28)
5 モントーバン (28)
バイヨンヌは依然最下位であります。

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2006.10.06

ライク・ア・ローリング・ストーン

Weber2いよいよ14日はフランスのラグビーファンのお楽しみ、スタッド・フランセ・パリ対ビアリッツ・オランピック・ペイ・バスク@スタッド・ドゥ・フランス。今季序盤はトゥールーズと共にいまひとつパッとしないビアリッツですが、ここはひとつ本気を見せたいところ。ターンオーバーを採用しているスタッド・フランセも、ほぼベストメンバーで臨むんでないかな。クァー見たい。
ガルティエは最近ポジションもちょこちょこいじっていて、なぜか若手フッカーのKayser君が3列目をやらされているんだけど、ワタクシ的には魅力的なオプションだ…ディミトリがアレなら彼が投げればいいじゃないすか!

この試合のチケットは9割がた売れている模様で、グアジニ会長によれば、今季はカラオケはやらないけど(ゴスペルが入るらしい)、またお客さんがびっくりするような趣向を用意しておりますよ、とのこと。
たぶんグアジニのモットーは「転石苔むさず」というやつじゃないかと思うんだけど、先日発売されたカレンダーについて、あちこちで「これはエロスかポルノか」という今さらな議論が交わされているのは、もしかするとファンの間にも、走り続けるスタッド・フランセに「彼らはどこに行くんだろう」という漠然とした思いがあるのかもしれません。


そのカレンダーですけど、発売されてみたらやっぱり公式サイトに出た以上に露出がハンパでなかった。「この写真は好きじゃない。わいせつで子供には見せられないよ」という男性もいれば、「それは大げさ、きれいな写真だと思うわ」、「もしこれが女性のヌードだったら、スキャンダルだと騒がれたかしら?」という女性もいるし、まあ、議論好きが多いフランス人に、格好のネタを提供したという点では成功なのかも。
メールヌード・フォトの分野は男性が男性をホモセクシュアル的な視点で撮ったものが多いけど、思うに、女性とっては「当事者でない」という逃げ道があって、意外と抵抗が少なかったりするんじゃないのかな。

「あー見えちゃってるのねー」っていうのはあるけど、それがすなわちエロティシズムかわいせつかという話になると、ちょっと違うような気がする…つまり、基本的にこれはコマーシャル・フォトに氾濫する性的イメージの延長線上で撮られていて、挑発的ではあるけどどちらかといえばスタイリッシュな、まあだから、商業用の「カレンダーとしては」これでいいわけ。すでにラグビーのカレンダーとはいえない感じだけれども。
ヴィヴァンコはファッション写真的なレトリックは巧いし、バイヨンヌのアルヘンティーナJuan Martin Berberianの、男性下着のCMみたいなモードっぽい写真は、やっぱこういうのが本領かなって気がする。


上の画像はカレンダーとは関係なく、89年のKnopf版ブルース・ウェーバーの写真集の1頁。単なる持ち物自慢ですッ(いやらしい)。このテの写真もかわりばえのしない世界といえばそうなのよね。

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2006.10.01

予告された解雇の記録 エリサルド解任インタビュー

日頃海外のスポーツ記事を読んでいると、選手達は頻繁に「契約」という言葉を口にします。エリサルドさんのいう「プロフェッショナル」と、日本人の考える「プロフェッショナル」には、あるいはギャップがあったのかもしれません。
以下はエリサルド現バイヨンヌ専任マネージャーのインタビュー。流し読み直上げで、精度はあんまり当てにならない…


Q: 予想された解任の決定とはいえ、やはりがっかりですね。
「そうですね。でも私は彼らと事柄をはっきりさせなければなりません。あえて一個人の状況を判断するには、せめて一部始終を知っていなければならない。私はプロフェッショナルにふさわしからぬ行動をとったと非難されていますが、その理由を説明してほしいのに。私の契約は6ヶ月についてで、残り6ヶ月は自由に働けることになっている。何より、私がこの残り6ヶ月のために別の職を探していると言ってから、2年になるのですから(←?)」

Q: この状況ははじめから明白でしたか?
「ええ、でも、問題はもっぱら私のバイヨンヌのゼネラル・マネージャーの肩書きに起因しています。日本側のコンテクストに置き換えなければならない。あそこでは、このポストは代表監督のポストにまさるのです。だから、彼らはフランスでのgeneral(将軍)のポストは、日本でのcolonel(大佐)のポストより重要だと考えたのですね。この誤解は、だから、すべて私の肩書きから生じたものです。カウンセラーかアシスタントコーチといったところだったのに。協会の幹部とはとてもうまくいっていただけに、余計に残念です。しかし、サポーターが状況を受け入れなかった」

Q: 水曜に最初の発表があってから、正式な解雇までの間に交渉はありましたか?
「ありましたよ。彼らからとてもていねいなメールを受け取りました。我々がどれほど親密な関係を築いていたかを示すのに、私はそれを公表すべきでしょう。繰り返しますが、私の仕事に関して、言葉に誤解がありました。それは世論にまったく間違って解釈されたのです。しかし私は契約を遵守しましたし、何ら問題なく契約を尊重し続けたでしょうに。このチャレンジにはとても興味をそそられていたのだから」

Q: 関係がよかったにもかかわらず、協会があなたを切ることをどう説明しますか?
「それはもっぱら、一般の人々のプレッシャーです。彼らは理解しなかった。あるいは、理解したがらなかった。私はゼネラル・マネージャーという表現をけっして口にすべきではなかったのです。しかし、アヴィロン・バイヨンヌには、私がパートタイマーでないことを確信するように、アナウンスの効果を必要としていました。何しろ私は3年の契約を結んだのだから」

Q: この状況をくつがえせると思いますか?
「手遅れでしょうね。こういった場合にはけっして引き返せないものですよ。私は契約をないがしろにはしなかった。契約には、私がフランスで別の仕事に就く権利がないとは、どこにも明記されていませんでした。それどころか予想されていた。しかし、私には自分の弁護の準備をする時間がなかった。離婚の時に仲直りするのはめったにないことです」

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