ナニカノカタチノクモ
たとえば「空」という言葉1つとっても、イギリス人のイメージする空と、カリフォルニアの住人の思い浮かべる空と、日本人の考える空はそれぞれ違うはずで、翻訳を読むもどかしさはそういうところ。自分は育った風土がはぐくむ感覚をかなり重要に考えていて、結局のところ外国人の感覚はリアルには分からない。でもコミュニケーションは、絶対に分かりあえないという絶望から始まるものではないのでしょうか、と思うわけです。
そんな話はともかく、ヨーロッパの風景の写真などを見ていると、アチラの風景画に描かれているような雲がほんとに出るんだなー、と思います。日本の空の雲は、よくしたもので、もうちょっとこう…情緒的な気がするけど、夏空の雲は比較的あっけらかんとしていて面白い。
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ナニカノカタチノクモ:








Comments
ジェペたんの海辺の裸ショット、有難うございました。
ところで先日のPSGニュースでのジダンの件についての記事を拝見しました。コメント欄がないので、ここで書かせていただきます。すみません。
私も書いてはいるのですが上手く整理できずに居たもので、つきさんの文章に深く頷いてしまいました。特に>オール・アバウト・ジネディーヌ・ジダン。
決勝のあの場面、おお黒ジダンだぁくらいの思いで見ていたのに、その後いつのまにかえらい事になっていくのに違和感を感じていました。
ぶっちゃけ、マテが「お馬鹿」(失礼。でも嫌いじゃないです)だという認識が世間には足りないのか、意識的にそらしてるのか、それはジダンにもいえる事で。
人間だもの、男だもの。互いの人間性をかけて闘い、その表出を愉しむ場でもあると思うんです。W杯はその最たるもの。
それを一足飛びに「人種差別」とかで(後日そういう発言はなかったと確認されたようですが)論じるのは、逆にフットボールを矮小化してる気が。
ストップ・レイシズムも大切だけど、ストップ・コマーシャリズムとは誰も言わないですしね。ああ、やっぱり上手く言えない・・。
実際フランスの事情はつきさんの方がずっとお詳しいと思うので、生意気な事を言って無知を晒してるかもしれません。失礼しました。
Posted by: minaco. | 2006.07.22 at 01:42
ジェペスってば意外と鍛えてないスねー。ロテンですら腹筋が割れているのに!
>いつのまにかえらい事になっていくのに
代理戦争の代理戦争になっちゃってますね。双方「国益」がらみでもうわけがわかんない。FIFAの処分は、まあ、落としどころかなと思います。そもそもはワールドカップがピッチに近代国家を持ち込むことはどうなのよ、という話になるんだろうと思うんですけど…
モダンフットが標榜する「ポジティブなイメージ」は、ある意味ナチス・ドイツ時代の芸術…あの空々しいまでの古典的な健康美に陥る危険もはらんでいるように思えたので、ああいう書き方をしました。その一方では、オットー・ディックスみたいな表現主義の芸術家が「退廃芸術」の烙印を押されて迫害されたわけですよね。
>一足飛びに「人種差別」とかで(後日そういう発言はなかったと確認されたようですが)論じるのは
PSGのファンなどをしていると、そういうのは日常的なんですヨ。「郵便ポストが赤いのも、人種差別的なPSGサポーターのせいに違いない!」、みたいな。ただ、フランスフットにとって、人種差別の問題が非常にデリケイトかつ切り離せない問題なのは確かじゃないかと思います。他国からは過剰反応に見えるだろうけど…。
例えばパリにはたくさんの移民のコミュニティがあって、それぞれが民族の誇りを持ち、自分達の選手を支援し、選手もコミュニティのイメージを上げるために頑張る。そういう中で、家族の中傷はすなわちコミュニティの民族的アイデンティティの中傷と解釈されやすい、というのはあるんじゃないでしょうか。
選手達にはそれぞれの共同体で培ってきたアイデンティティがあって、プライドもあって、ルーニーにおいては多分リバプールのワーキング・クラスのそれでしょう。拳や頭突きでかたをつける生き方というのが多分ある…。彼らがそういった「人間的な」側面を背負ったままプレーするのなら、差別の問題もやはり、フットの一部なのかもしれません…
Posted by: つき | 2006.07.23 at 00:16
何だか私がつきさんの論旨を読み違えてた部分があって、的外れなコメントを書いてしまった気がします。本当にすみません。
ジダンのアイデンティティに由来する彼のヒューマニティは(ルーニー同様)尊重しますし、彼らのプライドを表す手段も理解するつもりです。その点においては全く同感です。
また人種問題が個々においてデリケートで切り離せないのも仰る通りだと思います。
ただそれを政治的に利用したり一義的なセンセーショナリズムで糾弾する世間に対する違和感があり、つきさんの論旨とはズレて誤解を招いてしまう文章になってしまいました。お許し下さい。
ジェペスはアレで私的には好みです〜。
Posted by: minaco. | 2006.07.23 at 21:16
いや、ごめんなさい、分かりづらい文章を書いた自分が悪いんです…
>一義的なセンセーショナリズムで糾弾する世間
そう思います。私も何かにつけて十把一絡げに「PSGファンは人種差別主義者」みたいな言葉を聞くのは嫌なものだし…。ただ、世間はそういうものだという諦観してる部分もあって。世論やマスメディアはとかく極端な方向に流れがちなものなんだと。
マルティニークのリリアン・テュラムが以前、バンリューではフットが様々な民族に触れ偏見をなくす場なんだ、みたいなことを言っていて、そうあってほしいものだと思いますが、現実には話がとんでもなく大きくなって、ワールドカップがやっぱり新たな国家間の遺恨の場になってしまっていますね。
Posted by: つき | 2006.07.26 at 23:12