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2006.06.21

合体とスポーツ  スウェーデン対イングランド直前エントリ

Akasegawa80年代、前衛芸術家にして芥川賞作家でもある赤瀬川原平氏が、「超芸術」なる概念を提唱。昇った先に何もない階段、立派だけど中に入れない門など、街中の芸術的無用物件を、当時の読売ジャイアンツの4番空砲にちなんで「トマソン」と命名し、路上観察ブームの元になりました。赤瀬川氏は、バッターボックスでぶんぶん空振りながらもジャイアンツによってテイネイに保存されているトマソンを、「これはもう生きた超芸術」と言います。
ことわっておくべきは、赤瀬川氏は熱烈な巨人ファンであり、第三者の無責任さでジャイアンツ4番バッターの無用性を茶化しているわけではないということですが、そこで2006年。ピーター・クラウチです。そうクラウチは実は電柱ではなく、超芸術トマソンのモニュメントたる「麻布谷町無用エントツ」じゃないでしょうか。

クラウチが超芸術エントツならば、そのエントツのてっぺんに立ち、今まさに魚眼レンズで眼下の町並みをカメラに収めたところのこの男性(画像。ギャー)はいわばマイケル・オーウェンであります。親善試合のアルゼンチン戦で、モダンフットボールに「合体」という斬新なコンセプトを導入したクラウチ&オーウェンの2トップには内心かなり期待(何を)していたんですがやはり不発だ。そりゃそうか。
そういえば先日やっと、一瞬だけ話題沸騰してすぐ蒸発したクラウチのロボットダンスを見られました。正直実にきもいがそんな君が好きだよクラウチ。銭湯のエントツである一方、覚醒時には巨大人型戦闘兵器でもあるクラウチさんは、多分いま中の人が白目になってるのでファーディナンドさんあたりに修正してもらえばいいと思う。

さてワールドカップと並行してラグビーのテストマッチを見ながら考えるのは、屈強のラグビーFW陣がゴール前でクラウチをリフトすればセットプレー無敵…というか一度でいいから見てみたい。これは無駄に高いよ。
考えてみればラグビーというスポーツは異例に合体的要素の強い球技であり、それぞれが特化したスペシャリストの集団だという点でも、古典的ロボットアニメの様式美─例えば熱血、クール、プロップ体型、女子供の並びで、プロップ体型は大抵タンク物に搭乗するというようなだね─を想起させなくもない、かもしれない。つまり何が言いたいかというと、ワールドカップもチト食傷という方は、そんな邪道な楽しみ方もできるラグビーの試合でもいかがでしょうか。

6月24日 (土) 18:45 - 21:00 ラグビーテストマッチ2006 オーストラリア×アイルランド J Sports Plus(live)
6月24日 (土) 19:00 - 21:00 IRBパシフィック・ファイブ・ネイションズ オールブラックス・ジュニア×日本 J Sports 1 
6月24日 (土) 21:45 - 24:00 ラグビーテストマッチ2006 南アフリカ×フランス
J Sports 1(live)

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