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2006.03.21

未来はパール

dsyn
やっほーい。スザルゼウスキとニヤンガ、地中海の2つの真珠でございます。
フランスラグビーの明日を担っていただきたいお二方。


「このチームの力はうろたえないことだった。船は揺れたが沈まなかった。誰一人飛び降りる者もいなかった。全員が船を立て直そうと努めていた。我々がフィールドの外で見出した連帯、今日我々はそれを取り戻した。ラグビーをやる上で、それは最も重要なことだ。全チームと同じく、我々にはいい時もあれば悪い時もあった。しかし今夜、我々は4勝を挙げた。けっしてたやすいことではなかった。私はこのチームを誇りに思う」
(ラポルト監督談)

経験豊富なベテランのイバニエスが、最後の大事な試合で重大なミスを犯してしまう。フランスの2つの顔とはこういうもんかしらと改めて思ったけれど、苦しみながらも最後の最後に結果を出した。シックスネイションズ優勝おめでとう。
捨てるもののないウェールズを前に、アウェイで優勝のかかった試合は簡単じゃなかったはず。チームを救ったのはスザルゼウスキとフリッツ、2人の若手のトライ。「イバニエスやカステニェードのようなベテランが、スザルゼウスキやフリッツのような若手を助けているのを見るのは素晴らしい」とは監督の談。

試合の方は、序盤からミスが目立ったフランスは、前半26分のイバニェスのシンビンで数的不利になり、この時間帯にイージーなキックミスでウェールズのトライを許してしまいます。(13-6)。
7点ビハインドで迎えた後半、流れを変えるために、ラポルト監督はいつもより早くカードを切ってきました。後半の最初の10分間にエマンス、スザルゼウスキ、エリサルド、マーニュを投入。リスクの大きい采配ですが、44分にイバニエスと交代したスザルゼウスキが、そのわずか数分後にラインアウトからトライを挙げて2点差につめ、フランスはいったん息を吹き返します。
しかし腿の痛みでハーフタイムに下がったカステニェード、足首を痛めたボネールを欠いたフランスはなおも苦しみ、ヘンソンのペナルティゴールで再び突き放される。そして試合終了の7分前、今大会で評価を上げたフリッツがミシャラクのパントから鮮やかなトライを決め、フランスが土壇場で逆転勝利を収めました(16-21)。

スコットランド戦では意思の疎通とかでラインアウトでいくつかミスをしたらしいスザルゼウスキが、クドいくらいにFW陣に確認しに行ってるのがおかしかったと言えばおかしかったんですが、彼はポジティブに大会を終えることができてよかったんじゃないかな。
昨年のシックスネイションズは、わずか3分間の出場。まだ若くて荒削りな感じにも見えるけれど、ひたむきなプレーぶりで見てて楽しかった。イバニエス先輩がシンビンの間のタックル3連発は、「どこかで見たような」と思ったら、おととしのリーボック・スタジアムでのエインセでした。

boフランスでは「非常に凡庸なレベルの大会だった、フランスチームは中途半端な印象、この代表はフィジカルに依存しすぎている」等々の声も聞かれた今季のシックスネイションズ。個人的にはフランスとアイルランドに頑張ってほしかったので、その点ではよかったです。アイルランドもトリプルクラウンおめでとう。

タキシード姿はホストくさかった
http://editorial.gettyimages.com/source/search/details_pop.aspx?iid=57125783&cdi=0

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